ねねのベランダ脱走事件以後、この一週間は
『ねこ脱走防止対策プロジェクト週間』に取り組みました。
ねねの場合は、もともと脱走癖があるわけでなく、
キジバトが来たときだけが危ないのです。そこで、
- 両隣のお宅のベランダに出て行かない対策
- ベランダ正面から下に転落しない対策
- ベランダ窓から間違って出てしまわない対策
を施しました。ただし、うちは賃貸マンションなので、大げさな造作ができません。簡単に手に入るもので脱走対策したい方、しかも見た目にはこだわらないという方、ぜひ参考にしてください。(^^;;
まず、隣のベランダに行かない対策として、100均で、
ワイヤーネットを購入。縦2枚のネットをビニール紐で連結して、ねこの通り道となる隣の仕切り壁の両サイドの隙間をブロックしました。
室外機に
植木鉢を並べているのは、ねこが室外機の上に載ってコンクリ壁に飛び移るのを防ぐため。(ねねは障害物があると乗りません)それでも心配なので、更なる対策を検討中。
次にベランダの柵からの落下防止対策として、220cmの
すだれをベランダ一面に垂らして、フェンス面を遮蔽。すだれの下はフェンスに紐で縛りつけてあります。
実はこのすだれのおかげで、すだれをしないときに比べて、室温が3~4℃低くなっています。うちは3階建ての3階のため、屋上からの熱を最も受けやすい部屋なのですが、すだれをすることにより、ベランダからの熱を防げるため、外気温36度まで上っても、室温は30度以内にとどまっています。冷房は私達にとっては、29度がちょうどいいのでエアコンは室温のたった1度上げればいいわけです。
しかもコンクリートに当たる日射が少ないため輻射熱が防げるので、とくに夜の温度が顕著に違います!思わぬ
エコ効果がうれしい!秋以降はこのすだれをはずして、横向きにフェンスに立てかけて防御策を継続する予定です。
でも、まったく、
お洒落感ゼロですよね。うちは3部屋が連続して南向きのワイドスパンのため、ベランダが異常に長いのですが、外側からみるとすだれがずらーっと並んでかなーりトホホ風景。ウチ以外、すだれを垂らしている部屋はありません。新築分譲マンションなら管理会社からクレームが来そうです。外観重視の人はラティスなんかがいいかもしれません。でも、すだれって、やっぱり涼しくていいんですよ~。
たった数百円で、毎月数千円の冷房代を節約できますよ!植物を育てている場所は日射の確保が必要なため、すだれのかわりに
園芸ネットでカバーしてます。柵の下の隙間はプラスチックの
ミニ棚を並べてブロックしています。
緑のネット見えるかな?
柵の下はプラスチックの棚を並べてます。
オリーブの”ミッション”と”マンザニロ”の
2本がたわわに実をつけています。
さらに、ベランダ窓からの飛び出し防止として内側に
ゴルフネットを張りました。東急ハンズで1m700円くらいで切り売りしてました。
このゴルフネットは、窓の内側の木の桟にフックをつけて両端をとめてあります。人が出入りがしやすいよう、簡単に着脱できるようにしています。猫に下からもぐりこまれないよう、ネット下部はアルミサッシにセロテープで固定してあります。
このゴルフネットのおかげで、ずいぶん安心感が増しました。ねねの場合は、この高さを飛び越えて外に出ることはありません。
さて問題の網戸。猫が網戸にアタックしてパッキンからはずれた網はまだ張替えていません。東急ハンズにDIYの網戸ネットとパッキンが売っていたのですが、パッキンのサイズがいろいろあってわからなくて当日は買えませんでした。写真のとおり、両面からガムテープで暫定的に補強してあるだけです。
さまざまな脱走パターンを想定しながら、できるだけお金をかけずに対策してみました。『ここが甘い!』といった突っ込み、コメント大歓迎です。(さらに燃えるぞ~)
これで完璧に脱走が防げるのか謎ですが、いまのところは大丈夫そうです。