誕生石の発祥は意外にも新しく、Wikipedia によれば、
「今日の誕生石は1912年に米国宝石商組合で定められたものを基にして、1952年にアメリカ宝石小売商組合など複数の団体によって改訂されたものが基準となっている。誕生石の種類は国によって若干の違いがある。日本では1958年に全国宝石卸商協同組合が制定した・・・」とのことです。
業界団体が決めたなんて聞くと、まったくがっくりきちゃいますね。
5月の誕生石はエメラルド。いかにも初夏のみずみずしい緑を象徴している感じがします。宝石組合的には、「母の日」のプレゼント好適商材、ってことでお高い石が設定されたのかな?!(^^;;;
でも、なぜか私は、5月の誕生石にふさわしいのは、ペリドットじゃないかなと勝手に思っています。(本当は8月です)5月の新緑はツヤツヤと光輝いて若々しく、色的にもペリドットだろー!と思うわけです。むしろ8月こそ、落ち着きのある深い緑をたたえたエメラルドがふさわしいと...。エメは、『円熟した大人の女性』、ペリドットは『はつらつとしたキャピキャピ娘』ちゅうイメージがあります。
アラビア語で「ファリダット」(=”宝石”)だそうで、古代ローマ、古代エジプトではめちゃポピュラーだったらしいです。鉄ヤスリで削れるくらい柔らかいので、当時としては加工や研磨が容易だったんでしょう。
オリーヴに似た色だからということで、ペリドットの鉱物名はオリヴィン(olivine)。和名は「かんらん石」。和訳する際にオリーヴを間違って中国原産の「かんらん」という木の名前をつけてしまったんだそうです。
さて、ペリドットは屈折率が高いため、光の反射が強く、薄暗いところでもキラキラと明るい光を放つ特性を持っています。実験的にちょっとおもしろいデザインを施してみました。石に集まる光の力で、地金に色づけをし、自然反射以上に輝かせてみよう、という趣向です。
リングの地金の一部が爪の代わりを果たしています。石の周囲の地金が四方の半球状になっていてあらゆる方向から光を取り込み、ファセット石のパビリオン(石の下の部分)を照らし、石から出る光が地金に乱反射して、地金を黄緑色に輝かせ、さらに石全体をも輝かせるというわけです。
名づけて、光の乱舞。
ペリドットは、元々落ち着きがない印象があるのですが、輪をかけてほんとうにチャラチャラと品がなくなってしまいました。(笑)
ゴールドで作ったらどうなってしまうかな。いや、案外といいかも?!
「今日の誕生石は1912年に米国宝石商組合で定められたものを基にして、1952年にアメリカ宝石小売商組合など複数の団体によって改訂されたものが基準となっている。誕生石の種類は国によって若干の違いがある。日本では1958年に全国宝石卸商協同組合が制定した・・・」とのことです。
業界団体が決めたなんて聞くと、まったくがっくりきちゃいますね。
5月の誕生石はエメラルド。いかにも初夏のみずみずしい緑を象徴している感じがします。宝石組合的には、「母の日」のプレゼント好適商材、ってことでお高い石が設定されたのかな?!(^^;;;
でも、なぜか私は、5月の誕生石にふさわしいのは、ペリドットじゃないかなと勝手に思っています。(本当は8月です)5月の新緑はツヤツヤと光輝いて若々しく、色的にもペリドットだろー!と思うわけです。むしろ8月こそ、落ち着きのある深い緑をたたえたエメラルドがふさわしいと...。エメは、『円熟した大人の女性』、ペリドットは『はつらつとしたキャピキャピ娘』ちゅうイメージがあります。
アラビア語で「ファリダット」(=”宝石”)だそうで、古代ローマ、古代エジプトではめちゃポピュラーだったらしいです。鉄ヤスリで削れるくらい柔らかいので、当時としては加工や研磨が容易だったんでしょう。
オリーヴに似た色だからということで、ペリドットの鉱物名はオリヴィン(olivine)。和名は「かんらん石」。和訳する際にオリーヴを間違って中国原産の「かんらん」という木の名前をつけてしまったんだそうです。
さて、ペリドットは屈折率が高いため、光の反射が強く、薄暗いところでもキラキラと明るい光を放つ特性を持っています。実験的にちょっとおもしろいデザインを施してみました。石に集まる光の力で、地金に色づけをし、自然反射以上に輝かせてみよう、という趣向です。
リングの地金の一部が爪の代わりを果たしています。石の周囲の地金が四方の半球状になっていてあらゆる方向から光を取り込み、ファセット石のパビリオン(石の下の部分)を照らし、石から出る光が地金に乱反射して、地金を黄緑色に輝かせ、さらに石全体をも輝かせるというわけです。
名づけて、光の乱舞。
ペリドットは、元々落ち着きがない印象があるのですが、輪をかけてほんとうにチャラチャラと品がなくなってしまいました。(笑)
というわけで、チャラチャラついでに、サイドのワンポイントとして、ハート形のホールをあけちゃいました。これが”光穴”となってキュレット(石の先端部分)にも光を当てます。やりすぎ?
ゴールドで作ったらどうなってしまうかな。いや、案外といいかも?!