つばた徒然@つれづれ津幡

いつか、失われた風景の標となれば本望。
私的津幡町見聞録と旅の記録。
時々イラスト、度々ボート。

唇に火の酒と歌。

2018年05月17日 23時46分50秒 | 追悼。
津幡銀座商店街の一角。
旧「池豆腐店」横、旧「竹蔵(焼き鳥/居酒屋)」跡にある、
洒落た飲み屋さん「ソラナム」。

先日、朝早く出掛けた散歩の折、ふと店内の陳列が目に留まる。
アイビーが下がる棚には、
「バランタイン」。
「IWハーパー」。
「サントリー角」。
「メーカーズマーク」などが並んでいた。
これらは総じて「魂(スピリッツ)」という。

アルコール度数が高い「蒸溜酒」の歴史は比較的新しい。
広く造られるようになったのは、11~12世紀頃。
ビールやワインなどの醸造酒を熱し、
沸点の違いを利用して、水よりも低い沸点のアルコールを気化。
それを冷却、液化させて出来る。
アルコール度数が高く、一口含むと、肉体を目覚めさせ活力を与える「火の酒」は、
心の奥深くに働きかける。

個人的な晩酌はスピリッツが多い。
中でもバーボンが好きだ。
今夜は「火の酒」を傾けながら「火のように唄うシンガー」の曲を口ずさんでいる。
西城秀樹さんが死去、63歳 永遠の“ヤングマン”が天国へ旅立つ
また一つ、昭和の火が消えた。
コメント
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