つばた徒然@つれづれ津幡

いつか、失われた風景の標となれば本望。
私的津幡町見聞録と旅の記録。
時々イラスト、度々ボート。

こどもの日、鯉幟と風の考察。

2018年05月06日 08時14分49秒 | 自然
「こどもの日」の昨日、津幡町・庄の「住吉公園」にて、空を踊る「鯉のぼり」に出会う。
屋根より低い位置に立ててあり、観賞しやすい。

鯉は、川だけでなく、流れが閉じた沼や池にも生きる魚。
生命力の強さと「登竜門」の故事に肖り、子供の健やかな成長を願った飾り「鯉のぼり」が、
力強く、美しい姿を見せてくれるのは、風のお陰だ。

日本語には、風にちなんだ慣用句が多い。
「風の吹き回し」とか「風の便り」がそれだ。
他にも風土・風景・風刺・風格・風貌などの言葉もある。
「風」は人々の生活や文化と深い関わりを持つ。
何しろ名前を付けてしまうくらいだ。

春一番、薫風、野分、木枯らし。
あえの風、赤城おろし、といった地方名もある。
列島全体が「風の国」。

風は雲を運び、気温や水(海)などを循環させる役割を担う。
時に、強すぎる風は生活を脅かすが、風なしに生活は成り立たない。

そして、僕が好きな「競艇」においても、風は重要な要素。
強弱、風向きによってレース展開はガラリと変わる。
目に見えない現象を見極めるのは、至難の業。
さて、今日はどんな風が吹くのか?
恵風が吹いてくれることを願って止まない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする