つばた徒然@つれづれ津幡

いつか、失われた風景の標となれば本望。
私的津幡町見聞録と旅の記録。
時々イラスト、度々ボート。

津幡町から、ふらっと訪れ再会。

2012年02月10日 23時39分35秒 | 日記
おととい夜9時過ぎ、新潟県・佐渡ヶ島近海を震源にした地震が発生。
佐渡市の震度5強を筆頭に、石川県内も各地で揺れを記録した。
その翌日、用事があり震度4に到達した輪島へと足を運ぶ。
幸い実害はなく、市内にも目立った影響は見受けられず一安心。
しかし、思えば「東日本大震災」から間もなく1年…。
平成19年の「能登半島地震」からやがて5年を迎える。
人間の暦の上で節目のタイミングだからと言って、
自然の営みとは関連付けられないが、どことなく不安の凝りが残った。
ともかく非常時に備え、無事を祈るのみである。

…さて、話題は変わって輪島だ。
「冒頭の一枚」は道の駅「ふらっと訪夢(ほーむ)」の外観である。
2001年に廃止となった「のと鉄道」の路線の旧輪島駅を活用し、
主にバス路線の交通ターミナルを整備。
また、物産館や各種案内所も併設していて、奥能登観光の拠点になっている。
施設のネーミングが、かつての“Platform”を意識しているであろう事は、
想像に難くない。
事実、施設敷地内では旧・輪島駅を記念したモニュメントが出迎えてくれた。

(※駅をイメージした造り。「シベリア」の表記が微笑ましい)
 
(※レール上に置かれた動輪と、レール奥に備えた在りし日の雄姿)
 

どちらも、何度か乗車した「のと鉄道」の思い出が蘇る。

…さぁそして「ふらっと訪夢」の奥には「輪島市文化会館」があるのだが、
そこで懐かしいボードを発見した。

 

ローカルな地元企業・店舗の広告付き掲示板。
掲示されているのは、世界各地で起こった事件や出来事、
三面記事から街ネタまで、写真を通じて紹介するニュース印刷物である。
昭和の頃は、公共施設などで頻繁に見かけたが、
最近は、以前に比べ接する機会が減ったように感じる。
…衛星中継もインターネットもなかった当時、
僕は、このモノクロ写真を眺めて海外へ思いを馳せたものだった。
コメント
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