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六甲1号の出撃にっき

撮影ロケの出撃模様のほか、日々の雑感なんかも綴ったものです。

元日 怒涛の乗り潰し敢行 ②静岡私鉄編

2023-01-09 |  出撃 at 東海地方
 大晦日に青春18きっぷを買ったものの、使えるのが正月3が日と次の3連休までで、それまでの間に使い切らないといけないのと、体調の関係で宿泊を伴う旅程が組めないので、日帰りで何処かへ行って帰ってくる場所しかいけない状況です。
 昨日の大晦日は昼からぶらっと滋賀県まで近江鉄道全線の乗り潰しに行って来ましたが、3が日の間にあと2日分使っておきたいところ、さてどうしようか?
 それと毎年元日にはお伊勢さん参りもしているので、それもしておきたい、これらの要求を叶える方法は、強行プランになりました。

 終夜運転で頑張る近鉄・京阪、やめたJR・阪急阪神・地下鉄
 令和5年の元旦を迎える年越しの終夜運転ですが、各社まだまだ消極的ですね。関東ではJRの一部と高尾山を抱える京王ぐらいで、あとは少し延長した程度、東海地方はJR・名鉄・地下鉄共に無し、近畿はJRと南海が延長した他は阪急阪神・地下鉄共に無し、そんな中、関西(東海)では京阪と近鉄が頑張って終夜運転をしていました。
 従前よりは若干本数は減ったものの、特急を中心に夜通し走らせるのは凄い!
 ということで、臨時電車に少しだけ乗ってみました。

 普段では見ることのない、朝4時台の表示。頑張って起きれば3時台の表示もあったんですが、昨日も夜まで電車に乗ってたし、流石に起きれませんでした。
 普段は準急と普通しか走っていない早朝に「通過」の表示が見られるとは、もちろんひのとりの名伊臨時特急です。

 名古屋駅では急行の編成を使って乗客の待合スペースとしていました。他の交通機関が動いていない事への対策です。
 大阪の難波や上本町などでは駅構内のコンビニを終夜に開けたり、ホテルのカフェも終夜営業するなど、近鉄のやる気が伝わって来ます。
 この留め置き編成は朝5時に一旦車内の残存客を降ろした後に、座席を転換して朝一番の鳥羽行き急行として下るので、それに乗って伊勢市まで行くことにします。


 名古屋発朝一番の急行に乗ると伊勢市に7時頃に着くので、いつもはここで初日の出を拝んでから参拝するのですが、今日はその後の予定があるので、先にお参りして戻ってきたところて、日の出から十数分経った太陽になっていたました。一応今年も伊勢で朝日を拝みました。

 怒涛の乗り潰しが始まる
 さて今日はどこへ行こうと考えた結果、静岡県内の私鉄の乗り潰しをすることにして、伊勢市からぐるっと回って名古屋へ出て東海道を上がります。伊豆急行・天竜浜名湖鉄道・遠州鉄道は完乗、大井川鉄道は千頭まで乗っているので、それ以外の3社に狙いを定めて、今日中に行って帰ってこれるかな?

 ということで伊勢市を朝7時42分の快速みえに乗って東へ、名古屋に9時半ごろとなり、ひたすら東海道本線を上ります。元日の朝なのでお客さんは全然乗っていなくて快適でした。

 豊橋・浜松と乗り継いで最初に駅を降りたのが静岡駅。
 静岡駅は大体弁当を買うコンコースと駅の南側ぐらいしか出ないので、北側に来たのは相当久しぶりで、こんな景色だったかな?というほど、さらに街中の方は行ったことはありません。
 駅から北へ進んで電々ビルの前を右に曲がって少し行き過ぎたようで、戻る感じでデパートの中へ入ると

 これが静鉄の新静岡駅かぁ。
 駅前から数分の距離があるので、なかなか寄ることが無かったのも納得ですね。

 今回は静鉄では片道しか乗らないのと、ICカードも使えますが、一応時間があるので切符を買います。

 謹賀新年の看板を付けた電車が入って来ました。
 日中ほぼ8分ヘッドで走っているので、結構便利です。

 電車は新しいA3000型に全部置き換わったのかと思ったら、まだ2編成程残っているようで、今年の3月で全車引退ということ。
 あの特徴的なスタイルの1000型がまだ残ってたのなら、見てみたいですね。

 途中の長沼駅で車庫も見えるのですが、肝心の1000型は1両だけ編成を外された車体だけ一瞬見えましたが写真には撮れず。
 譲渡用の編成なのか部品取り用なのかは不明です。

 そうこうしてるうちに終点の新清水に着きました。
 お客さんは数人しかおらず寂しい終点の風景です。

 新清水の駅もJRの清水の駅とは離れた所にあり、こちらはこちらは徒歩15分ぐらいでしょうか、なかなか利用しづらい場所にあります。

 途中エレベーター付きの陸橋を渡り終えて右手へ進むと短いアーケード街があり、それを抜けて寂れた飲み屋街を通って清水駅前に着きました。
 清水駅からは沼津方面の電車に乗って、更に東に進みます。

 やっぱりお正月と言えは、一富士二鷹三茄子。
 快晴の富士の姿はいつ見てもいいですね。今年は何かいい事えるかな?

 2社線目は富士の膝元

 富士の次の駅である吉原で下車をします。もうお分かりですね。
 反対側に目を向けると、そう岳南電車が待っています。
 ここも何十回いや、百回以上通ってきてますが、なかなか下車をする機会がなかったのですが、ようやく下車をします。

 ここは往復するので1日乗車券を買うことにしました。新春特別版のデザインです。
 但し単に往復するだけなら、値段は同じなので、3乗車以上しないと元は取れません。

 待っていたのは7000型の単行編成で、元京王3000系ですが、この他にも元京王5000系の9000型2両編成もいるようです。

 電車は東海道本線と分かれると90度直角にカーブして、富士山に向かって真北にどんどん進みます。
 街中の家の軒をかすめながら更に90度近くカーブして、今度は東に進路を取ります。

 工場の中を抜けていくシーンは圧巻ですね。
 岳南電車では、室内の照明を消して夜景を楽しむ『夜景電車』なんかも運転しているので、工場萌えな人には良いかも知れません。

 かわいい女子高生ちゃんも電車が好き? 被り付きで写真を撮ってます。

 途中の岳南原田駅ではもう1つの7000型と交換するシーンが見られます。
 30分ヘッドで走っているので、2編成使って往復しているようです。

 車両の後ろの方にいたら、終点の1つ前の駅から乗ってきた女子鉄さん?に展望席を占領されたので、岳南江尾駅に入るシーンは撮れず。
 もう間もなく終点の岳南江尾に着くところです。

 20分程で終点の岳南江尾に到着しました。
 静岡鉄道同様に短い旅の終わりです。

 駅舎と富士山を入れての一コマ。
 岳南電車は沿線のどこからでも富士山が見えるという、最大の恩恵を受けています。
 まぁ夏場なんかはモヤがかかってりして見えない事もよくありますが。
 岳南江尾周辺にはバス路線があるものの、ほとんどが富士市内へ行く便なのと、本数は少ないものの、乗り継ぐことで沼津駅まで行く路線もありますが、ここは直ぐに折り返して吉原に戻ります。

 強行の3社線目

 さてこれで静鉄と岳南電車の2社線を潰したのですが、まだ日が出ている間にもう1社乗れないかな?
 ということで吉原から更に東に進みます。大丈夫かな?

 やってきたのが三島駅。ここから伊豆箱根鉄道に乗ります。
 16時過ぎともうかなり日が傾いてるというより、落ちかかってます。

 伊豆箱根鉄道は一昨年に撮影のために途中の三島二日町までは乗ったことがありますが、その先は未乗なので、この際に潰してしまいます。
 往復乗るだけですが、それでも1日乗車券の方が安く、しかも普段の「旅助」よりも更に30円安い特別版の1日乗車券を売っていたので購入しました。

 電車は日暮れの盆地?を南進します。
 丁度ここが撮影で来た三島二日町-大場間の撮影場所になります。
 沼津と違って、三島は西側に山があるので、その分日が落ちる時間が早いです。

 数駅進むと山の低い場所があって、丁度日が落ちるところでした。

 修善寺に到着。もうだいぶ暗くなってきました。

 冬至を一週間ほど過ぎたとはいえ、東日本なので日暮れは早いし、17時で駅の中にある土産物屋も閉まるという寂しさ。夏場ならもう少しやってるのかな?

 ということで土産物屋の閉店間際ギリギリで入ったのは、この1日乗車券に付いていたクーポン券を渡すと土産物を交換できるということで、560円相当の桜えび煎餅と交換しました。
 1000円の乗車券に560円の土産物が付くので、差し引き440円が電車の切符分、つまり三島ー修善寺を片道220円で乗れる計算になります、安っす!

 17時を廻ってさすがに暗くなったので、まっすぐ三島へ戻り、そのまま三島から東海道本線をひたすら下る帰路に着くのですが、心配なのが今夜の食事、元日なのでまだどこの飲食店も時短営業で早く終わりますから食事の確保は大切です。
 あらかじめ三島駅南側の駅弁店を見たら、往路の16時の段階で全て完売してたので嫌な予感が。
 結局三島駅の新幹線口に回っても弁当らしきものはなく、コンビニ弁当生活は避けたいし、また早く帰りの電車にも乗らなければならないし、うーん取り敢えず駅前のミニストップでおにぎりだけ買って下りの電車に乗車。

 18時過ぎの熱海発浜松行の電車に乗ると、浜松に着く頃には弁当屋はおろか、やよい軒なども今日は閉まってそうなのでどうしょう、静岡駅で7分ほど停車するので、静岡駅の弁当屋が開いていて弁当を置いてたらラッキーだけど、と静岡駅で下車してみることにました。

 あったー
 幕の内弁当だけですが置いていたので買ってすぐを階段を上がってホーム戻ったら、まだ乗ってきた電車が居たので旅程が後ろへずれる事もなく帰路を続けることができました。

 こうして朝の4時半から丸一日西へ東へ動いて、18時間近く電車に乗るか歩くか待つかで、乗車距離も763kmの怒涛の元日となりました、
 これで静岡県内の鉄道線の乗り残しは、1つ目が大井川鉄道のアプト式区間と、それに十国峠のケーブルの2社線が残るかたちとなりました。この2路線を乗り潰すのは1日ではさすがに無理かな・・・
 さて明日はどこへ行こうかな? 1月2日の模様は次の記事に書きます。

・本日の乗車分
JR(青春18きっぷ利用)
伊勢市→静岡¥5,360  清水→吉原¥510  吉原→三島¥420  三島→名古屋¥4,510  計¥10,800分乗車
私鉄
近鉄名古屋→伊勢市¥1,470、 新静岡→新清水¥330、 吉原-岳南江尾 フリー¥720、 三島-修善寺 フリー¥1,000
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3年ぶり鈴鹿開催

2022-10-03 |  出撃 at 東海地方

 退院して社会復帰へ向けてのリハビリとして、電車に乗る練習を行ない、2ヶ月ぶりに近鉄名古屋までやってきました。
 改札口を出たところに鈴鹿F1グランプリ開催の告知が大きく貼り出されていて、いつもの年はこんな掲示なかったのに、やっぱり3年ぶりなのと、F1人気に陰りも出てきているので、稼ぎ時の近鉄としてもアピールしているのでしょうか。
 私自身はフォミュラーカーレースには興味が無いので、昔フジテレビが大げさに盛り上げていた時から冷ややかな目で見ていました。自動車レースだとラリーの方が面白く、パリ・ダカールやサファリラリー、パイクスピークなどは衛星放送などで見ていました。
 鈴鹿F1開催時は近鉄名古屋駅とかめっちゃ混み合うので、あんまり好きではないのですが、最近はあまり駅も混み合わないことから、やはり人気が陰ってるのかなと実感していました。さて今年はどうなるかな?
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クリスマス寒波ではしゃぐ

2021-12-29 |  出撃 at 東海地方
 何年かに一度、クリスマス前後に日本列島が寒波に見舞われて、太平洋側でも雪が積もる事がありますが、今年はその回に当たったようです。
 前々日の12/25にようやく冬らしくなってきて、さすがに今年初めて暖房を入れたのですが、翌26日は夜からみぞれが降り始め、22時ごろには本格的な雪に変わりました。
 もしかしたら明日久しぶりに積もるかな?と思って寝ました。

            

 朝目が覚めて、電車の音が全然しないので、もしかしたらと思って見てみると

 こちらは近鉄富吉駅の構内の様子です。最近は暖冬で積もっても2~3cmというところでしたが、しっかり10cm以上積もっています。
 雪が積もることで、線路の継ぎ目に雪が挟まって、電車が走っても全然走行音が聞こえないのです。
 多分2年ぶりとなるブーツを履いて、三脚とビデオカメラを持って家を出てきたのですが、まだ雪が降り続いているので、今撮影するとレンズが雪粒で濡れてしまうことから、雪が止むのを待つのと朝食がてらにモスバで朝食ブレイクとします。

 近鉄名古屋線と並行して走る国道1号線の様子。
 こちらはひっきりなしに車が走っているので、アスファルトの部分は既に雪が溶けていました。富吉駅から徒歩5分ほどの所にモスバがあります。

 2か月ぶりぐらいに食べる朝モスセットですが、ここ富吉(蟹江けいさつ前店)では、お箸が出てきます。何か和食でも頼んだかなと思いきや、この野菜サラダを食べるために箸が出されるようです。大概他の店だとフォークなような気がしますが。

 さて11時を回って急に晴れてきたので、店を出て駅に向かうことにします。
 歩道橋の階段の所で見てみたら、やっぱり15cm近く積もってますね。

 今日の撮影地は蟹江ー富吉、戸田ー蟹江の2つの駅間です。
 富吉の1つ隣の蟹江駅で下車し、駅構内で3本ほど列車を撮影した後、蟹江川グランドの撮影地に向かいました。

 「最高?の雪晴れの中を行く特急ひのとり」と決めたかったのですが、久々にこの撮影地に来てみたら、法面改修工事として、築堤の斜面がコンクリートで補強され、しかも雪が解けやすい黒色の素材で造られていたため、太陽が出るとみるみる雪が溶けてしまい、コンクリート面が剥き出しになってしまいました。白と黒の菱形の格子模様で、まるで武家屋敷(近鉄通勤車の更新座席)模様さながらです。
 なお普段は工事のために来春まで立入りが禁止されているようですが、積雪のため休工となっており、おかげで入ることができました。
 ここで12時~12:40頃通過の列車を撮って、次は蟹江駅の東側で1時間程度粘りましたが、再び雲に覆われて時より雪もちらつく状況で、レンズに雪粒がついてしまうので、14時過ぎに撮影を終えて撤収しました。
 ↓この時の模様を動画に収めています。


 正月は元日と2日しか休みが無いので、伊勢神宮へお詣りでも行くぐらいで、どこにも旅行には行かずに終わりそうです。
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東京五輪 ひみつの場所で観る作戦

2021-07-28 |  出撃 at 東海地方
 .無観客、そもそもチケット無いし
 いよいよ開幕した東京五輪ですが、宮城県と静岡県を除けば無観客開催ということで、たぬきに騙された国民も選手もがっかりな大会ではありますが、何とか見てやろうということで、前回の1998年の長野五輪では2日間にわたり、飯山市と白馬村で沿道観戦を行いましたが、今回も同じく沿道観戦をすることに。
 沿道観戦できる種目は自転車のロードレースと、札幌で行われる陸上の競歩・マラソンの3競技が主に見られ、ちょうど7/24が休みなので、前日のブルーインパルスの撮影で東京まで出てきたついでに見ようかとおもったのですが、恐らく東京・神奈川両県は箱根駅伝の時と同様の人出が繰り出すだろうと踏んで、関東地方からは脱して山梨か静岡県内で見ることとし、この日は一旦自宅へ帰ることとしました。
 自転車競技は東京→御殿場間で7/24・25にロードレースと、7/28に富士スピードウェイの外を少しだけ出るレースの3日間、沿道観戦が出来ます(7/28は僅かな区間のみなので見るのは難しいかも)。距離は200km以上ある上に、山の中も走るので、都市部や観光地近辺でなければ密になることはないだろうと踏み、観戦できそうな場所を地図上で検討します。
 また無観客決定とほぼ同時に各都道府県が沿道観戦の自粛を求めており、やはり密になることでの感染拡大を恐れていることが分かります。
 そこで、観戦条件として
  ①駅や沿道に着いた時に「帰れ」などの忠告があった場合はそこから去る。
  ②リュックや三脚などのいかにも遠方から見に来た感を感じさせない格好をする。
  ③誰かに「一緒に観に行きましょう」などと声を掛けられても断り一切単独で行動する。
これでもダメなら諦める。ことにして、諦めてもいいように旅費は抑えて日帰りで青春18きっぷ利用としました。
 また地元民っぽい雰囲気を出すため、普段通勤に使うカバンよりも更に一回り小さいカバンだけにして、いかにも近辺の人っぽく振舞うため、ビデオカメラは持たず、カバンにすっぽり入るコンデジ1台だけ持っていく事ににしました。

 .雨予報で予定が変わる

 24日朝5時、目覚ましが鳴って、すぐにスマホで天気予報を見てがっかり、昼から雨やん!
 もうええわ、と二度寝しました。
 でも朝8時過ぎに目が覚めて、うーんやっぱり現地まで行ってみて、雨だったら諦めようかということで、家を出ました。
 8時台に名古屋から鈍行で御殿場まで行くとなると、もう山梨県側は間に合いません。そこで観戦場所は静岡県内の御殿場市内としました。

 こちらがロードレースのコースマップになるのですが、仕事で管轄している区域の中に須山地区・玉穂地区があり、土地勘もあることから、このエリアにするのですが、実際には行き当たりばったりになり、最終的に選んだ場所が玉穂地区でした。

 8:43 名古屋で近鉄からJRに乗換え、青春18きっぷ2日目の鈍行旅が始まります。
 これから御殿場まで5つの列車の乗り継ぎですが、幸い豊橋ー浜松間以外は313系だったので、そんなに地獄感はありませんでした。

 13:22 御殿場に到着。5時間近い移動でしたが、ここからが勝負。
 観戦客らしい人の姿もなく閑散としています。

 あらまぁ、駅のコンコースも閑散としていて、案内ボランティアのおばさんも手持ち無沙汰のようでした。
 御殿場駅で下車するのは実に十数年ぶり、最近来た時は車で寄ったので、電車の時は素通りばかりでした。

 駅前に出ると静岡県がテントを出していて観光案内や交通規制のチラシを配布していましたが、テントからぶら下げている紙には何と
「静岡県へようこそ。密を避けて観戦して下さい」と。
 ええぇーー、観戦していいのかよ! と目を疑いました。観戦自粛を謳ったHPは更新されず、自粛は呼びかけたままです。
 はは~ん、これはもしかして、「イヤだよ、来るんじゃねぇよ!」と一旦突き放しておいて、それでも来た人に対しては優しくする、ツンデレ作戦だったのね。もぅしぞーかったら~w 
 それかダチョウ倶楽部ネタ方式で「来るなよ、絶対に来るなよ!」で誘う心理作戦ですかね。
 ということで、少し安心したけど、まだ予断は禁物です。


 駅前のバス乗り場は、富士スピードウェイ行きのための乗り場が出来ていましたが、もう時間的に誰もいません。
 御殿場駅前13:40発の河口湖行きのバスに乗りますが、交通規制が掛かっているので、河口湖どころか山梨県にすら入らず、静岡県内で折返し運転となっていました。14:10発の玉穂支所前を通るバスは運休となっていたので、このバスが実質最後のようです。

 数分で山口というバス停で下車。本来ならもっと近い場所にバス停があるのですが、迂回ルートを取るため須山までノンストップとなり、途中で降りられないため、ここで下車します。
 天気予報では13時頃から雨マークでしたが、幸いにも降っていません。但し富士山は見えないどころか、西側には黒い雲がかかっています。

 現地までは20分弱歩くのですが、途中の高架道路建設現場まで来ると、東の空が晴れてきました。この辺りは標高が400mぐらいあるのか、気温は30℃なものの、歩かなければ涼しさすら感じるほどでした。

 .いよいよ観戦
 国道138号バイパスの工事場所をそのまま進んで、ロードコースとなっている国道469号(と言っても生活道路です)にあたる部分にやってきました。

 14:03 現地到着。 うわっこれは全然密じゃないわ!
 工事の為に仕切られたバリケードがちょうど良い具合にカーブしていて、いい感じで観ることができます。
 天気も良くなってきて、雨雲もどっか行ってしまったようです。やっぱり日頃の行いがいいのかな?
 警備の方の話では、14:30頃に通過するそうです。

 14:06 そうこうしているうちに、先行車両が通っていきました。
 近所の住民もわらわらと集まってきました。

 14:09 続いて各国のスタッフが乗ったバイクが続々と通ります。
 かなりの台数が通るので、自転車を見に来たのかバイクを見に来たのか分からなくなる程の感覚になります。

 14:15 やがてヘリの姿が見えてきました。
 あのヘリの下まで選手たちが来ているようです。

 14:17 そしてヘリの轟音の下、先頭集団の5人がやってきました。
 警備の人の話よりも10分以上早く通過です。

 こちらは沿道の人々に手を振る余裕のあるバイクさん。
 どこの国かは分かりませんが。

 14:30 しばらく差がついて、カメラバイクの後ろに大集団がやってきました。
 かなりの人数です。

 すごいすごい、大集団が通っていきます。これでも速い速い。
 沿道の住民も大興奮の迫力です。これぞ世界最高の競技が見られたという感じですね。

 14:31 落ちこぼれの選手もなく、救急車が3台通って、集団の最後を締めました。

 .一粒で二度おいしかった
 さて無事に自転車の通過が見られたので一息つきたいところですが、実はこの場所、先の地図を見て貰うと分かるように、この場所をもう一度選手たちが通るのです。まさに二度おいしい何とやらです。
 先の警備員さん曰く、次の通過は50分後とのことで、少し時間があるので、別の場所に移動してみることにします。
 なお国道469号は歩行禁止のため、大きく迂回して歩かなければなりません。

 14:46 一つ南の信号交差点に来てみました。
 ここは警察官に自衛隊と、狭い十字交差点にこれほど人数が要るの?っていうほど立っていました。Tシャツ姿のボランティアの警備員が3人だけいた先ほどの場所とは全然雰囲気が違います。
 さらに南側の玉穂小学校のあたりまでは周囲が手狭で見通しも悪いため、結局最初の場所に戻ってきました。


 15:02 元の高架下の場所に戻ってきて程なく、返しの先行車両が通過していきました。

 15:29 ? ここでバイクカメラにトラブルが発生。後続のメディアカーに助けを求めていましたが、既に選手たちが迫っていたため、バイクカメラは助けずにメディアカーは発車していきました。

 15:30 その直後にメインのカメラカーがやってきて、へりの轟音も近付いてきました。

 15:31 先頭集団がやってきます。返しでも5人は変わらず、このままラストスパートでしょうか。

 15:35 続いて後方集団がやってきました。さっき13分近くあった先頭集団との時間差は僅かに4分と、9分近くも差を詰めてきています、てっきり差が広がると思っていたので意外でした。

 選手の後を猛スピードで追っかける車列。
 日本の狭い生活道路を、2車線使ってこの速度で走れば、そりゃぁ一般人には危ないですわな。

 15:41 その後パラパラと遅れた選手たちが通っていき、最後の数選手が通って、競技選手の通過はこれで全て終わりました。

 15:50 最後にスタッフを拾って帰るバスが通って、これで全て終了です。お疲れ様でした。

 やって来た道をまた御殿場駅方面へ歩いて帰ります。

 16:05 行きに下車した山口バス停に戻ってきたのですが、次のバスまで30分もあるので、このまま駅まで歩いて帰ることにします。

 御殿場市のマンホール  御殿場線の象徴であったD52型蒸気機関車がモチーフになっています。

 駅の近くの街中まで戻ってきたら、路地端で猫ちゃんらがくつろいでました。

 16:38 バスに乗るより7分早く御殿場駅に戻ってきました。16:40の沼津行き電車があるのですが、今から階段を走って登るのはしんどいので、1本電車を遅らせます。

 駅前の右手側にはライブ会場がありましたが、静岡県民だけしか入れませんでした。まぁ今から入って見ても何も見るものないだろうし、小腹が空いたので、コンビニでお菓子を買ってホームに入りました。
 御殿場17:08の沼津行きに乗ったら、昨日と同じくホームライナー浜松3号に乗るパターンとなり、静岡地獄を回避して帰路に就きました。

 なお今回のロードレースの模様を報じた記事から沿道の人出の様子を比べてみました。

 ハハハっ、しぞーか大勝利www  右下以外は日刊スポーツ・カナロコ・山梨新聞より写真引用
 写真の望遠効果もありますが、それを差し引いても東京は凄い密ですね。こんな所に来ても見物人見に来てるようなもんでしょう。山中湖周辺も連休を利用して東京辺りから大量に人が押し寄せてそうですね。それに比べると静岡はほとんど地元民。密にならず完全勝利です。
 つまり密にならない、非密の場所での観戦に成功したというわけです。
 これで長野に続いて東京五輪も一応生で観れたし、今週は充実した休日でした。


 ↑ 8/11 ようやく動画が完成しました。先に高校野球富山大会の編集を優先したので観戦から2週間以上経ってしまいましたが。youtubeの公開は8/13

 なお次週に予定していた7/29・30の関東方面出撃は取り止めとし、別の所に行くかも。
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富士山入れて踊り子号 リベンジ

2021-03-01 |  出撃 at 東海地方
 2月25日に日帰りで普通乗車券+レンタサイクルなどを使って三島界隈で引退迫る185系踊り子号を撮影をしたのですが、どうしても富士山を入れて185系を撮りたい気持ちがあり、密かにリベンジを狙っていました。
 そんな中、当初は雨予報だった3/1の天気が変わり、晴れのち曇りの予報に変わったため、いざ行かんということで、再度の出撃をすることにしました。
  
 今日からは3月に入ったので、青春18きっぷが利用できます。なお朝1番の接続の都合で名古屋→豊橋間だけは片道新幹線を利用するため、豊橋カルテットきっぷ+新幹線変更券を別途出費にて使います。
 ターゲットは下りの1本目を前回と同じ三島二日町の撮影地で撮り、それ以後の3本については天気動向次第ではJR東日本区間に入っての撮影も念頭に置きます。

 .2度目の正直は?
 心配されていた天気ですが、晴れのち昼過ぎから曇、夜から雨、という感じで、マークは12時まで付いていたので、よく外す天気予報ですから安心はできないものの、期待するしかないという気持ちで新幹線に乗りました。愛知県内はどんより曇ったままでしたが、在来線に乗換えて浜松を過ぎたあたりからみるみる晴れてきました。

 そして静岡市内に入って遠くに富士山が見えるようになり、富士川を渡る頃には快晴に近い天気になりました。
 よっしゃー、このまま持ってくれよー持ってくれよーと願いながら三島へ向かいます。
 そして先週同様に三島二日町までの切符を買って、三島二日町から撮影地に向けて歩きます。そして

 10:46 やったー 富士山と踊り子号を入れてのVショット!
 と言いたいところですが、残念ながら手前側が雲影が落ちた為、車両の方が日がほとんど当たっていません。パナのカメラは暗めに写っていますが、実際にはもう少し明るく日が当たった「ぬる晴れ」程度になっています。
 まぁこんなものかな? という事で、この場所での撮影は卒業することにしました。

 .JR東日本管内へ踏み入れ
 撮影を終えて三島駅まで戻ってきたところ、上空を雲が覆って、富士山はほとんど見えなくなっていまいました。
 このまま天気予報も下り坂予報のため、三島界隈での撮影はやめて、熱海近辺で撮ることにしました。

 東日本管内に入ったのは去年の8月以来、下りの2本目の踊り子まであまり時間がないので、小田原までの間での撮影とします。
 上り4-5番ホームの蕎麦屋は閉店して撤去されていました。

 2年ぶりに根府川の駅で下車します。
 下りの踊り子号通過まであと40分あまり、江の浦の俯瞰場所は間に合いません。

 そこでというか、前から一応候補に上げていたのですが、米神のカーブを俯瞰する場所へ行こうと思い、根府川駅からは北方向へ初めて歩きます。歩いてるうちにまた青空になってきたので、気分も高揚、このまま晴れ続けてくれないかな・・・


 まずやって来たのが、カーブと海を見下ろすみかん山の中腹です。
 左手には新幹線の線路もあって、広角レンズなら同時に列車が走ってるシーンが収められるかも。
 そして獲物の185系踊り子を待ちます。

 残念ながら肝心の踊り子13号の時になって雲が覆ってしまいました。
 この後上りの踊り子8号も来たのですが、晴れませんでした。
 2本の185系踊り子と下りのサフィール踊り子3号いずれも晴れず。

 次に山から下りてきて、既に何人かの鉄っちゃんが居たカーブの所にある米神踏切の前後で撮る事にします。
 最初に来たのが下りの踊り子15号でE257系9連

 次に来たのが上りの踊り子10号で付属の5両がない10両編成のものです。
 この2本を撮ってこの場所を後にします。

 根府川駅界隈は河津桜が満開で、昼過ぎに来た時には意外とジジババのハイカーで賑わっていたのですが、3時を過ぎると人もまばらになっていました。

 次に撮る場所は石橋でもなければ江の浦でもなく、選んだのが私のお気に入りだった秘密?の場所。

 ここは高校時代から何度となくブルトレを撮りに通った場所でしたが、柵と目隠しの木を植えられて撮れなくなり、もう20年近くこの区間に来ていませんでした。
 しかし柵がない側もあるので今回は秘伝(なわけないか)の方法で撮影し、思い出の撮影地で185系も思い出として残す事にしました。

 .感染対策の恩恵?
 東日本管内に少しだけ足を踏み入れて最後の活躍をする185系の姿を収めて、思い出の撮影地にも行けて、まずまずの充実した撮影日和の中、帰路は毎度毎度負け続け(空いているのに窓側に座れない)ている、ホームライナー浜松号に乗ります。
 特に浜松3号は浜松到着後にそのまま間合い運用で豊橋行きの普通列車となることから、静岡地獄を感じることなく一気に静岡県を抜けて豊橋まで行けます。
 そして今回気付いたのがこのライナー券

 あれ、席番指定が無い
 そうです、以前は買った順からA→B→C→D→A・・・の順で販売していて、空いていても窓側に当たらない確率が50%もある糞仕様だったのですが、密を避ける感染対策で隣り同士で座るのを防止するため、席番指定自体を一時的に取りやめる扱いをしています。このまま永久にやめてくれたらいいのにと思うのは私だけでしょうか?

 列車の入線も以前は西側の引上線からの逆進入だったのですが、今は電車区側から順方向に入ってきています。
 豊橋駅での乗り換えと、車両の静粛性を考えて、後ろの編成のサハ(5号車)に乗ります。

 乗ってみると、入線直後こそこの車両は7人しか座ってなかったんですが、直前に接続する浜松行きの普通が隣のホームに到着すると一気に人がなだれ込んできて、乗車率50%近くで発車しました。意外と乗っています。
 私の斜め前の座席に座ったお姉さんも磐田まで乗ってましたし、浜松で降りない人も20人位と多い。そこへ浜松からは解放で一般客が乗ってきて混雑するのかと思いきや、意外と隣席に人が座ることもなく、静かに豊橋まで乗れました。

 これで伊豆・西湘地区での撮影もほぼ終わった感があり、次に出撃できそうな休みは3/7・8となりますがどうしようかな?
 明日は丸一日雨模様なので、久しぶりに映画を見に行く予定です。
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伊豆箱根の踊り子

2021-02-26 |  出撃 at 東海地方
 2月は4連休が3回もあったのですが、緊急事態宣言のためにどこにも出掛けずに過ぎ去ろうとしていました。
 来月のダイヤ改正まであと僅かですが、その間の休日は3/1・2・7・8の4日間、先日発表された週間予報ではほぼ絶望的な雨予報のため、3/1の宣言解除を待たずして急きょ出撃することにしました。
 2月最終週は冬に戻って雪予報も出ていたのですが、祝日の23日と25日は晴れ予報だったので、人出が少ない平日の25日に三島界隈へ、伊豆箱根鉄道へ乗り入れる踊り子号の撮影のための日帰り往復です。

 .割引きっぷが使いづらい2月の平日

 地獄の静岡県を東西に抜けて、かつ伊豆半島西部を旅行する際にお得なきっぷはあるかというところですが、23日なら祝日なので「休日乗り放題きっぷ」を使えば名古屋-豊橋間の別途乗車券のみ購入すれば、豊橋以東はフリー区間で乗り降り自由で、料金も4,300円ほどで済むが、25日は平日のため、そのようなフリー切符が使えないので、別の選択を迫られます。
 静岡県内で他に使えるフリー切符は、「ふじのくに家康公きっぷ」があるのですが、静岡県内が3分割されており、そのうち東部版エリアはフリーエリアが静岡以東になり、静岡までの普通きっぷ等が必要になるため、豊橋往復きっぷ 1,900円+豊橋~静岡乗車券 1,980円x2+企画切符 1,520円=合計7,380円とそれなりに安いが、券の購入のために静岡駅で下車しなければならず、その下車に伴うタイムロスを取り戻すために往路は新幹線で三島まで追いかけなければならず、余分に片道分の新幹線の乗車券+特急券代が必要となり、結局 9,600円程度となってしまう。
 豊橋往復きっぷと豊橋-三島間は普通乗車券で往復すれば、豊橋往復きっぷ 1,900円+豊橋-三島間 普通乗車券 3,080円x2=8,060円となるので、三島までの往復のみならこちらの方が安くなります。結局のところ、家康公きっぷは使わず、普通乗車券で往復することにしました。


 名古屋から豊橋までは520円で新幹線に乗れるので、始発のひかり号で1駅乗ります。新幹線にのるのも久しぶり。
 緊急事態宣言中とあって、出張や旅行客も見当たらず、通勤利用の人がほとんどでした。


 蒲郡を過ぎたあたりで、日差しが出てきました。
 今日の天気は晴れのちくもり、沼津の予報では15時まで晴れマークが付いているので、期待でき・・・ません。
 静岡県内に入ると晴れてきましたが、残念ながら富士山は見えませんでした。やばいなぁ。


 三島からは人生初となる、伊豆箱根鉄道に乗ります。
 静岡県内の私鉄はなかなか乗る機会がなく、伊豆箱根・岳南・静鉄は完全未乗でしたが、今日やっと伊豆箱根が既乗になる(と言っても三島二日町までですが)
 駅には西武鉄道のお古の黄色いオンボロ電車と、ラブライブラッピングの7000系でオール転換クロスの上等車両がいて、先発は左側の7000系なのでラッキー。と言っても僅か3駅乗るだけですけどね。



 撮影地でもない駅の角度の悪そうなホームや線路沿いの道路上で何人かの撮り鉄がカメラを抱えており、185系を撮るにはおかしな場所で待っているなぁと思ったら、途中の三島田町駅でE257系の試運転列車とすれ違いました。ダイヤ改正後はいつでも撮れるのに。

 .富士山見えず残念
 伊豆箱根線内は、2年前にレンタカーで山梨に来た帰りに沿線の南の方で撮影をしており、撮り残している撮影地としては三島二日町ー大場間があります。今回はここへ行くために電車+徒歩移動で行く事にしたものです。

 場所は三島二日町駅から徒歩18分ほどの場所にある、中村踏切で、ここは晴れるとバックに富士山を入れて下り列車を収める事ができる名撮影地の一つですが、残念ながら東海道線で移動してる途中に富士山は雲に覆われてしまい、三島に着いた頃には下界も雲影になる頻度が多くなっていました。ラブライブの電車が来た時もこの通り。

 10:46 そして本番の踊り子号の通過。  残念ながら富士山も見えず、日も当たらず惜敗?となりました。
 今日の天気予報は15時頃までマークなんですがね・・・

 .自転車で回る
 午前中の下り列車はあえなく影落ちの憂き目に遭い、三島駅に戻ってきましたが、午後の3本はどうするか? 諦めて帰るかということですが、まだ撮影していない場所もあるので、結局午後からも撮影することにしました。その上でどう回るか考えました。
 そうだ自転車で回ろう! ということで、レンタサイクルを借りて回ることにしました。

 三島周辺にはハレノヒサイクルという全国に展開するHELLO CYCLINGの地域加盟社があって、スマホで全て手続きを行うシステムで自転車を借りることができます。
 スマホで手続きを行い、三島駅北側にあるポイントの自転車を予約。後部に荷台の無いタイプなので、大きな荷物は載せられず、三脚はバックごと斜めに背負って漕ぎます。

 ルートはこの地図のように三島駅から時計回りで、撮影地A→確認地A→確認地B→撮影地Bと回って三島駅に戻ってくるもので、全行程18.6km、実際には寄り道していたので20km近くになります。

 撮影地Aでは国道1号線のバイパス南側の山の斜面にへばりついて、竹倉の直線を見下ろす、新しいポイントです。
 
 13:09 ここでは13時過ぎにやってくる上りの1本目を俯瞰撮影します。
 お立ち台に立てるのは数名で、後から来た人は隙間から狙うか、列車のアップのみの構図となります。残念ながら富士山は見えませんが、何とか日が当たってくれました。

 13:32 次の下りの2本目の列車ですが、20年ほど前に函南駅の西側の山から俯瞰で撮影したことがあり、その場所に行こうとしたのですが、場所を間違ってしまい(確認地A)、そこから本来の撮影場所があった確認地Bへ移動してる時に列車が来てしまい、あえなく糞ショット。
 その後確認地Bに着いたのですが、木が成長しており、完全に目隠しの状態になって、撮影不可になっていました。
 最後の場所である撮影地Bに向かいます。

 14:30 撮影地Bはいわゆる踏切の場所で、既に2人ほどがスタンバっていました。
 ここで16時前にやってくる、上りの2本目を狙うべく待ちます。土日はパトカーが出たそうです。

 15:16 185系の踊り子号を待っている間に、E257系の試運転列車がやってきました。
 この頃には6人位に撮影者も増えていました。そして待つこと更に40分。
 
 15:59 上り踊り子号がやってきました。
 ビデオパン撮影をするために、あまり好きではないが踏切警報器すぐ脇のポールポジションで構えていたので、それ以上誰も画面内に入ることはなかったのですが、土日などだと撮影者で混雑したりして、パン撮影などはできないでしょうね。
 平日動ける特性を生かした撮影行でした。心配された天気も、富士山ころ見えないものの、予報の15を回っても日差しがあってくれて助かりました。

 最後は撮影した場所より1つ南側の踏切で、乗って来た自転車を入れてのショット。この時点で曇ってきましたが、約40分後に三島駅に戻ってきた時にはポツポツと雨が降り出してきました。

 費用は前述の8,060円に加えて、伊豆箱根鉄道の三島-三島二日町間の往復280円と、レンタサイクルの1,500円に豊橋往復きっぷの新幹線変更券 520円を加えた合計10,360円掛かってしまいました。


 そしてようやく今回の出撃を以って、画像フォルダに2021用のものを追加できるという嬉しさというか何というか、待ってました感が実感できます。

 次の休みは3/1-2、7-8の2回ですが、天気予報が悪く、しかも7日は改正前最後の日曜日とあって、かなり撮影地は混雑しそうなので、見送りかも知れませんね。
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近鉄 リニューアル楽 走行

2020-08-22 |  出撃 at 東海地方
 名張界隈でのビスタカー重連を撮った翌8/21日は、朝から伊勢中川駅の北側で動画撮影をしておりました。

 朝の6:45~8:30ごろまでは、伊勢中川駅のすぐ北側の所で、大阪線と名古屋線の電車が発着する模様を動画撮影。この模様の動画はまた編集して後日(多分秋ごろ)お届けする予定です。
 ここの駅はホームの端からの撮影だと、どうしても柱などが入ってしまうので、こうして駅を降りて数分歩いて、線路脇に三脚立ててビデオパンしながら撮影するのがいいです。
 収録後は駅の南側へ歩いて、コメダでモーニング。駅の南側と言っても10分近く歩くので、もう汗だくのフラフラです。クーラーの効いた店内でどっかり休みます。
 1時間ちょっと店内で休んで、さてどうしようかと考えたところ、朝撮った伊勢志摩お魚図鑑が戻ってくるはずなので、それを捉えよう、ついでにひのとりも撮ろうとすると、再び駅の北側へ行く必要があります。
 加えて特撮も行うとなると、更に北側の場所へ行く必要があり、6年ぶりに中川短絡線の北側まで徒歩25分ほどかけてやってきました。せっかく汗が引いたのに、また汗だくですw
 松阪行きの快速急行で戻ってくるまで約20分、日陰で待機します。

 10:38 お魚図鑑の車両を先頭に、松阪行きの快速急行がやってきました。
 中継信号機が真ん中にありますが、動画で見る分にはそう大した影響はなさそう。
 さて、ひのとりまであと30分近くあるので、列車の位置を確認したいたら、「■貸切 4両」なる列車が大阪線を伊勢方面へ下っているのを発見、青山町を過ぎているので、伊勢中川まで来るのは間違いなさそうです。
 貸切4両って何だろ? 確か「楽」は改造工事で入場してたはずだし、まぁ15400系かぎろひか5200系の団臨あたりかなという気で待っていました。
 そうしたら

 遠くの踏切が鳴って見えてきたのが、濃い茶色の物体。まさか?
 そのまさかの「楽」でした。それも短絡線を通って名古屋線の線路へ向かいます。
 調べたところ、今日が一般向けの有料試乗会だったということで、上本町-名古屋間をお披露目で運転中のようでした。
 全然事前の知識がなかったので驚き。もうちょっといい場所で待ってたら良かったかな?というところです。
 お魚図鑑・楽・ひのとりの3本をここで特撮したのですが、こちらの模様はそのうちいつか公開する予定です。

 ということで、思わぬ収穫でラッキーだった1日でした。

 次は「GoTo大阪 巨大〇〇〇」の記事を書きます。
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ビスタカー重連を撮る

2020-08-21 |  出撃 at 東海地方
 今年3月のダイヤ改正で、近鉄30000系ビスタカーが、平日のみ重連になる定期運用が復活しており、何とか機会を見つけて撮りたかったのですが、ようやく実現しました。
 まずおさらいですが、ビスタカーの重連運用は、平日の大阪線で走っており、
 賢島16:05→(7604レ・4両)→17:38名張17:42→(増結して8両)→18:44大阪難波19:10→(1903レ・8両)→20:59宇治山田
の時刻であることから、捉えるには増結した直後の名張界隈が光線的にも限界に近いかも知れません。
 もっと早くに行っておればよかったのですが、なかなか名張で途中下車するのを憚っていたところ、強力な武器が登場しました。

 .新しい武器が登場
 それが今回新しく発売となった「1DAYフリーきっぷ」です。
 これは近鉄全線フリーの週末フリーきっぷの地域分割版で、三本松駅より西側で使える近畿地区用と、赤目口駅より東側で使える東海地区用の2種類があり、感染症対策であまり広域に人が動きにくいということから、今回便宜を図って登場したものと思われます。

 こちらが、愛知・三重の2県内がフリー乗降できる東海版。
 週末フリーきっぷ同様に、当日売りはなく、前日までに購入することが必要です。翌日の天気が晴れであるのを確認していざ購入。

 .日が陰って撃沈 そしてリベンジ
 名張付近は山に囲まれた盆地なので、どちらを見ても山に挟まれています。
 特に北側の山は南側に比べて高いので、夏場の日暮れは大阪や名古屋などよりも格段に早くなるので、夏の時期を逃すと厳しいです。
 8月に入って、最初の4連休最終日にようやく梅雨明けで晴れてきたので、赤目口駅の西側に出陣(東側の直線区間は既に数人の撮影者で線路脇は混んでました)こちらの西側は、ビデオパン撮影ができるので、私はこちらの西側で1人待機。

 8/6 17:45 残念ながら通過の10分ほど前に曇ってしまい撃沈。
 バックの山もかなり水蒸気で蒸せてるようです。この列車を撮って、その後もう1本特急を撮り終えて、帰ろうとしたら晴れてくるという、いつものパターンです。
 翌週の4連休は前記事にあったように、横浜へ行きました。そして3週続いた4連休も終わり、いつもの週休に戻るのですが、しばらく平日に週休日が当たるので、これが最後の機会かもしれないということで、今週リベンジすることに。

 8/20 17:45 太陽が山に隠れる10分前、日差しの力が弱っちゃったなぁという時にやってきました。
 2週間前に比べれば、弱いながらも日が当たっていので、一応リベンジな果たせたかなというところでしょうか? 特撮も敢行し、これで満足です。

 翌21日は朝から伊勢中川駅近辺で動画撮影に興じます。
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4ヶ月ぶりに撮影再開

2020-06-14 |  出撃 at 東海地方
 武漢肺炎下で2月の只見線などの撮影以来出撃を休止していましたが、6/1に南関東と北海道を除く地域での移動解禁を受けて、ようやく撮影を再開することにしました。
 まず撮影しておきたいのが、離脱が進む近鉄12200系の撮影です。6/13(土)から80000系ひのとりの増備が進み、押し出しで乙特急にアーバンライナーが充当されるため、名阪特急から12200系の単独運用が消滅する可能性が高いですから、最後の撮影として地元の近鉄名古屋線へ出掛けることにしました。前回の投稿では、「そろそろ動き出そうかな~」と、書いていましたが、その翌日から稼働開始! ビデオカメラ持って出かけます(画像は全て動画からの切り出し映像です)。

 .〔ひのとり〕初撮影
 3月に鳴り物入りでデビューした新型特急車両80000系ですが、通勤途上で何度も見掛けてはいましたが、撮影は自粛していたので、今回が初めての撮影になります。
 6/5(金) 最初に来たのは、蟹江-富吉間のグランド脇で、この土日には少年野球も復活しているので、ビデオに子どもらの声が入ることから、撮るなら平日の訪問が狙い目の撮影地です。

 9:30 まずやって来たのが、12200系単独4連の6714レ
 上りの9時台は意外と特急の本数が多い反面、編成両数が短い特急も多いので、こういう列車によく充当されます。

 10:00 約30分ほど待って、いよいよ来ました80000系〔ひのとり〕8レ
 他にも約1時間ほどの滞在でアーバン2種類、しまかぜ回送などを含めて主要な特急編成が見られました。ここでの撮影動画は後日編集したものを公開する予定です。

 .田んぼの中へGO!
 6/5午後は名古屋から下りの難波行き特急に12200系が入るので、これを収めます。
 1日1本、名古屋発12時台か13時台の乙特急に入っていることが多いので(6/13以降は他形式に変更)予約サイトで確認の上、現地に向かいます。
 2ヶ所目は富田-霞ケ浦の田んぼの中に来ました。

 13:53 やってきたのが名古屋13:30発の難波行き乙特急163レ。
 朝撮った菱パン編成かな? やっぱり先頭にパンタかざしている西行きの列車は撮影映えします。
 昨年12月は線路の東側から8連特急を撮りましたが、西側から午後の下り列車を撮るのは数年ぶりです。

 14:13 続いて名伊特急に原色4連を含んだ8連特急がやってきました。
 こういう場合はビデオパン撮影ならではの画像でしょうか?追いながら撮影します。

 1時間ほど撮影した後南へ移動、塩浜で下車します。

 17:03 塩浜ー北楠間の築堤を上る8連特急7514レを撮影。
 2+2+4の編成で、中間に原色の2連が挟まったスタイル、昼間2+2のブツ4で走っていたと思われます。

 17:39 続いてやってきた〔ひのとり〕16レ
 この鈴鹿川の堤防からの撮影ですが、前回来た時よりも線路脇の草木が伸びてしまい、望遠で切り取らなければならないのと、雲が厚くなって暗くなってきたので、18:15頃通過の大阪からの返しの原色4連は諦めて、この日は帰宅しました。

 .夕方エロ光期待で出撃
 続いて週明けの6/9(火)には前夜に予約サイトの確認で名阪乙特急に2往復入るようだったので、満を持して出撃します。
 1か所目は箕田ー伊勢若松間の田んぼで待ちます。

 12:59 待っている間に上りの名伊特急7114レにも原色4連がやってきたので、少し離れた場所から撮ります。
 追い撮りで田んぼに映る姿も入れてみました。水蒸気の多い6月の晴れならではの光線環境です。

 13:05 線路脇に立って正面気味に原色4連を捕獲。ズームの引きのタイミングが悪かったかも。
 この後、列車位置情報を見ると、名古屋13:30発の163レが他の編成に変わっていたため、この場所での撮影は終えて、別の撮影地へ向かいます。
 伊勢中川の短絡線付近で撮ろうかと思いましたが、付近で工事をやっていたため、1駅手前の桃園に戻って、初めての訪問になりますが、定番撮影地で撮ることに。

 16:39 まずは光線確認のための前振りで8連特急7514レを撮影。
 風が少し吹いていて、田んぼに波が立つほどでしたので、水鏡は諦めモード。

 16:50 そしていよいよ本番の難波から帰ってきた原色特急4連115レを捕獲。
 水蒸気の多い晴れの天気なので、ピーカンと太陽光の反射まではしませんでしたが、まずまずの満足。

 17:15 続いて夕陽をキラリと反射して駆け抜けてゆく〔ひのとり〕16レ
 数名のギャラリーがいましたが、1人だけ電話で「ヘイトだ~!、お前の会社の上司に〇〇」とか何やらワーワー喚いてるオッサンがいて、ビデオに声が入り込みそうで迷惑、しかも関東ナンバーの車で来ておりました。やっぱり関東人で納得(もっと南の方の伊勢市辺りなら石投げられてガラス割られてただろうね)。他のギャラリーは帰りましたが、もう1本だけ待ちます。

 17:27 名古屋からの下り8連特急166レの後ろ側に原色4連が繋がっているので、これを撮影してお開きにします。
 そのあとやって来る116レは編成変更された163レの折返しなので、(それを知らない?)関東人1人残してこの場所を後にしました。

 .おまけの撮影
 6/10(水)は朝のみ晴れ予報だったので、これで最後になるかも知れない撮影に出ることにしました。
 場所はここも数年ぶりに訪れた長島-桑名間の大カーブです。

 8:24 晴れ予報も虚しく下り6915レ (カメラパンが早かったので、手前の段階の画像)
 直線の南側、つまり順光位置で待機していたのですが、駅から現地に歩いている間に曇ってきてしまい暗くなってきました。

 9:23 大カーブの中間点に立って、上り714レを撮影。
 バックに黒い雨雲が出てきて、北側の津島市で9時には傘マークに変わって心配されましたが、こちらはうっすら太陽が出ている変な天気です。

 9:53 今日最後の撮影は〔ひのとり〕8レ
 大カーブの所で待ってたのですが、雨がポツポツ降り始めたので、慌てて片付けて桑名駅の方へ歩きかけて数分で急に晴れてきたので、ここで1本だけ撮ってお開きにしました。

 以上で6/13の運用変更前の駆け込みの撮影で、原色編成の単独4連の列車を中心に撮り収めを行いました。
 今後は名阪乙特急にアーバンが入ることから、一般車両が入る運用は5往復のみとなります。そのため、伊勢方面や橿原特急あたりで残ってくれるか運用を確認しての撮影になると思います。いずれにせよ、まだ記録されてない人はお早めに。但し南関東と北海道からの人は6/19の全国移動解禁以降の訪問でお願いします。
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近鉄特急色 早めの記録を

2019-12-09 |  出撃 at 東海地方
 2020年3月14日のダイヤ改正で近鉄名阪特急に新たな車両80000系〔ひのとり〕が誕生しますが、それに伴って、近鉄特急の車両も大きく動くことが予想されます。

 大阪なんばの地下鉄御堂筋線側からエスカレーターで降りる所に、丸い大きなひのとりの看板が目につきます。上本町駅では地下ホームに大きな看板が出ていました。

 こちらは近鉄名古屋駅の北側改札口を出たあたり、これまでのスター特急である〔しまかぜ〕を挟むように2面で電照看板が掲げられていました。

 同じく名古屋駅で、降車ホームのスペースに80000系ご自慢のオールシェルバックシートの体験着座ができるキャンペーンが催されていました。体験着座は係員がいる昼間だけなので、夜に行ったので見るだけでした。

 .80000系の増備で12200系は消滅へ

 2020年から80000系を11編成72両製造し、今後毎時0分発の名阪特急は全てこの80000系に置き換えるとのことで、現在主役となっているアーバンライナー(13編成84両、ネクスト2編成含む)は、30分発の名阪乙特急への投入だけでは余るので、伊勢方面の特急にも進出することが考えられます。
 一方古参の12200系スナックカーは4連x17編成+2連x3編成の合計74両(あおぞらを除く)なので、両数的には新造の80000系とほぼ同数に近い数なので、12200系がほぼ押し出されてしまう形になります。
 JR東日本の走ルンですみたいに、安く大量に作る使い捨て電車ではないので、建造にもそれなりに時間が掛かると思われ、1年間かそれ以上の年月を掛けて導入されるものと推測され、一気には12200系は無くならないでしょうが、カウントダウンは始まっていると思われます。

 .消える特急色単独運用
 2020年3月改正のもう1つの注目点は、翌4月から施行される改正健康増進法によって、座席での喫煙ができなくなることがあります。つまり、列車の中では必ず喫煙コーナーで吸う事となるので、これまで12400系サニーカーや30000系ビスタカーなどは五位堂に入場して、1号車に喫煙ルームの設置工事を行ってきました。
 しかし、12200系だけは検査入場しても改造工事は行われずに、特急色のままで出場してきているので、もう喫煙ルーム対応はしない、つまり改正後は1号車には入らないということです。
 そこで、12200系の残数と、他形式の数とを比較すると、大所帯の12200系をばっさり斬るわけにはいかない状況での喫煙ルームの扱いとして予想されることが、「5号車の喫煙ルームを一部取りやめる」ということです。
 今までは12200系だけで、4・6・8両編成を組めて、喫煙車は1・5号車としていたのですが、今後は必ず他形式を1号車に含む編成に入れて、12200系は5~8になるが、場合によっては3~6号車に入れてくる事も予想できます。
 正直なところ、5号車などは乗客が嫌って予約が進まない状況なので、これを機に一時的ですが、一般車両による喫煙ルームを一部減らすことも十分考えられます。
 一般特急にアーバンライナーが入り、12200系が全て引退したら、在来車のみの、例えばV4+NN4の編成で1・5号車に喫煙ルーム有というのもあり得ます。
 とにかく12200系のみでの編成が春以降組めなくなるということです。

 .12200系重連編成を狙う
 12200系の編成は4・6・8両と柔軟に運用できますが、それが故に他形式との混結も日常茶飯事というか、むしろ混結の方が大半を占める現状にあります。
 そんな中、新特急色に塗り替えられずに、旧来の近鉄特急色を保ったまま走る姿を残しておこうと、最近は近鉄ファンならず遠方からのファンも連日沿線に出撃しています。
 現状で重連運用に入るのは、名阪・名伊とも週2~3回ぐらいあるので、運よく出くわしたら撮れます。
 どの運用に入るかはだいたい決まっているので、その列車の座席予約サイトを見れば分かりますが、車両の決定が当日の朝に発表になるので、遠方から来られた方は空振りになるリスクもあります。

 NS重連に割と入り易い列車
<平日>
・鳥羽6:25(614レ)→8:13名古屋8:30(158レ)→10:54大阪難波11:30(111レ)→13:54名古屋
・名古屋16:30(166レ)→18:56大阪難波19:30(119レ)→21:54名古屋
<休日>
・名古屋7:30(157レ)→9:56大阪難波10:30(110レ)→12:54名古屋
・松阪8:17(8814レ)→9:28名古屋9:50(29レ)→11:26鳥羽11:40(26レ)→13:17名古屋
・名古屋15:50(1513レ)→17:26鳥羽17:40(1712レ)→19:20名古屋

上記の列車意外にも入ったりするので、近鉄の予約サイトのチェックは欠かせません。
 
 まず該当列車の座席区分で、アーバン等の特定車種ではない一般車両の特急を選びます。(写真左)
 そして座席の区分の所に「★ 座席禁煙」と書かれていなければ、12200系が充当されています。
 次に「シートマップで選択」を選ぶと車両の編成表が出てくるので、ここで何両編成なのかが分かります。通常は4・6・8両編成なので、1又は5号車の所が無印であるのを確認したら、これでスナックカー確定です。(写真右)
 以前は12400系なども入っていたので、座席レイアウトの確認をする必要がありましたが、今は座席禁煙の確認だけで足ります。

 また実際に運行中に近鉄アプリでの確認ができます。
 走行中の「特急」マークをタップして詳細が開いたら、両数と設備の確認をします。車椅子マークやコンセントマークなどがなく、この2つだけであることを確認します。
 あとはお目当ての列車が来るのを待つだけ。

 .沿線へGO!
 さて前置きが長くなりましたが、実際に沿線に出て撮影します。残念ながら重連運用は本数が限られており、良い光線で撮影できる場所が限られているのが実情です。特に大阪線は。

 1.大阪線
 大阪線で順光で8連充当列車を撮れる場所は本当に限られています。

 まずは恩智-法善寺にて、名古屋からの158レを後追い順光で撮影。まあまあかな。NS45+NS49

 続いて難波で折り返し、名古屋行きの111レで下って来た所を、同じ恩智-法善寺間で狙います。
 通過は11:45頃なのですが、残念ながらまだ太陽が南中しておらず、バリ順にはなりませんでした。もう15分遅ければというところでしょうか。


 別の日に大和高田-松塚間で157レを後追い順光で狙ってみたのですが、下り列車が裏被りしました。通過後は速攻で片付けて移動します。NS46+NS45

 関屋で下車して智辯学園方面に行く途中の踏切で待機、私の直後に車で来た2人組はキャパ的に狭くなってたので諦めて別の場所へ行ったようですが、おかげでバッチリ撮れました。

 2.名古屋線
 名古屋線は名阪以外に名伊特急にも8連運用があるので、こちらの方が入る確率は高くなり、恵まれた環境なのですが、線形上基本的には下り列車狙いとなりますが、朝うまい具合に入れば上り列車も順光で撮れます。

 まずは伊勢朝日-川越富洲原間にて、この日は名阪・名伊ともに8連運用に入ったのですが、朝寝坊してしまい、名阪の157レは撮れず仕舞でした、名古屋9:50発の29レを撮影、他に誰も撮影者はいませんでした。NS49+NS46

 続いて富田-霞ケ浦間にて 名阪110レ NS47+NS45
 伊勢朝日で撮影した鳥羽行きと、朝寝坊して取り損ねた難波行きが順次名古屋に帰ってくるので、その2本を後追い順光で狙います。この日は地元軽ナンバーのオッサンが1人他にいただけでした。無事2本捕獲。

 別の日に趣向を変えて富吉駅の東側で撮ってみることにしました。
 この列車は朝松阪から上がってくる8814レです。残念ながら2両目にマンションの影が落ちてしまいました。冬場の朝夕は条件が厳しいです。この日は撮影後また伊勢朝日に行ったところ、踏切の所に10人位きていました。

 鳥羽から帰ってくる列車をどこで撮ろうか今回も趣向を変えて新しい撮影場所を開拓。NS51+NS49
 佐古木-弥富間で撮ってみました。まぁ後追い順光なので、大した変わり映えはないのですが・・・

 3.名伊特急名物? NS+N編成を捕獲!
 現在残存している12200系は4連のNS編成が17本あるのに対し、2連のN編成は僅かに3本しかありません。そして所属も明星と富吉のみなので、大阪線のNS運用と組む確率は非常に低いので、名古屋線で運よく巡り合えるのを待つだけです。

 富吉-佐古木間にて、上り賢島からの6914レに入った6連。NS47+N55
 この日は天皇陛下の伊勢ご行幸に伴うお召し列車の試運転として、名古屋からしまかぜが10時台に2本も発車していきました。

 伊勢朝日-川越富洲原間にて、下り鳥羽行き1513レを撮影。N54+NS39
 この日が天皇陛下の伊勢ご行幸の往路本番の日で、15時過ぎに別の場所でお召し列車を撮影して、そのまま伊勢朝日へ移動して6連編成をゲットしました。

 この他には4連単体の列車も勿論見納めになると思われるので、3月の改正まで残された時間で記録に愉しまれることをお勧めします。日照時間が短い季節なので厳しいですが。

※追記 12/24に近鉄から発表があり、
 ①喫煙ルームの号車は変えないこと
 ②12200系については全車禁煙とする
との事なので、喫煙室を持たない12200系だけの単独4連(さすがに重連はないでしょうね)も暫定的に残る模様です。これは絶対クレームが来そうだけど、それを覚悟での措置のようです。
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伊豆と西湘で185系三昧

2019-05-26 |  出撃 at 東海地方
 5月最後の休みは土日に当たったので、JR東海の休日乗り放題きっぷを使って静岡県を東に進み、1日目は伊豆急線内で、2日目は西湘地区でそれぞれ185系を録ることにしました。伊豆急線内は1月と4月にも来ていて、今年3度目の訪問となりますが、西湘地区はブルートレインがなくなる前に来て以来になるので、およそ10年ぶりになります。

 .浜松天国 静岡ノン地獄
 休日乗り放題きっぷは、主に静岡県内に乗れる青春18きっぷみたいなものですので、静岡県内を西から東へ抜けるには在来線の鈍行を延々と乗らなければならず、しかもロングシート地獄なので、「静岡地獄」を味わうのが通常なのですが、今回は少し違いました。
 前日夜に浜松に着いて前泊します。これはその先の行程の関係で浜松発の1番電車に乗る必要があったからです。

 ということで、浜松5:37発の1番電車に乗るのですが、土曜日の早朝にも関わらず、やたらジャージを着た高校生が目立ちます。写真には写っていませんが、私の背後にはたくさんおりました。
 浜松商業、浜北西、湖南?と書かれたそれぞれのジャージで5・6両目は一杯になりました。朝の5時台ですよ!
 私が座った5両目の後ろ側は、私が座っている周りを浜北西の娘らで囲まれて、朝から思わぬくんかくんかタイムです。写真に撮っておきたい衝動を必死で耐えます。静岡地獄ではなくて浜松天国じゃ!
 しかしその高校生たちも途中の愛野でほぼ全員が下車。各校集まって何かの試合でもするのでしょうね。あーあ、束の間の天国でした。

 高校生らが去った車内は各車両とも数名程度のガラガラで、これが普段の土曜日の初電の光景じゃないかと思います。

 313系とは静岡でおさらばし、静岡からは373系のホームライナーに乗ります。このホームライナー沼津2号は沼津に到着後にそのまま間合い運用で普通熱海行きになるのでそのまま乗っておれば熱海まで行け、あのロングシートの混雑したシーンに見舞われずに済むわけです。

 熱海で一旦改札を出て、ここから伊東までは別途ICカードで乗車します。
 ホームに待っていたのは黒船電車の伊豆急2100系でした。これも久々に乗ります。何せ2100系自体が数を減らしているので、普通列車の運用に入るのはたったの2編成しか残っていないので、今や貴重です。

 先頭の展望席は埋まっていたので、空いている後方の展望席に座ります。しかし発車間際に東京方面からの電車からの乗り換え客がどっと押し寄せて満席になりました。
 伊東で下車してまた伊豆急線内フリーきっぷを買って中に入ります。伊東始発の伊豆高原行きがいたので、それに乗ります。

 伊東始発で熱海方面からの接続列車もないため、車内はご覧の通りのガラガラで、最後尾の3両目は私1人のための貸切車両でした。

 終点の伊豆高原で下車せず、1駅手前の城ヶ崎海岸駅で下車します。新たな下車駅の開拓と、次に乗る下田行きが、後ろ3両が伊豆高原で切り離しになるので、1つ前の列車で伊豆高原から乗る時に座れないかも知れないので先手を打つわけです。
 予想通り、伊豆高原で後ろ3両から乗り移る乗客で車内は混雑しましたが、次の伊豆大川でオバサン達が大量に下車して、車内は空きました。何があるのか知りませんが。

 .伊豆急線内補足撮影
 4月に来た時に、片瀬白田は一度海側から撮って見ようと思っていたので、今回の補足撮影の1つの目的地であります。
 片瀬白田駅から漁港の防波堤を超えて岩や石がゴロゴロした岩場を歩きます。進むこと15分ほどでカーブの場所に来たので、ここをベースにして撮影をします。

 海を入れて見上げるアングルですが、やはりケーブルが目立ちますね。ここでの目的は特撮なので、こんなもんでいいです。
 今日は風は強くはないものの、波が高くて、この場所まで波しぶきが飛んでくるので、手持ちで一眼レフ撮影ならともかく、ビデオ撮影の場合は、しぶきが掛からないぎりぎりの場所に三脚を立てるしかなく、予想外に手前の場所に立てるのを余儀なくされ、アングルに海を大きくは入れられませんでした。

 ちなみにもう少し南側にも海側に出た岩場があったので行ってみましたが、すでに日が西側に回っていて、側面は影になってしまいましたので、これで撤収。定番の俯瞰場所には数名の撮影者がいましたが、あの場所は卒業?したので、寄らずに駅に戻ります。
 片瀬白田から次に向かうは、前回雲ってしまった川奈ー富戸の海バックの場所にリベンジとして再訪します。

 なお乗ってきた8000系は、前3両に平成、後ろ3両に令和のヘッドマーク?が付いていました。
 ぐらんぱる公園方面行きのバスが出たばかりで、次のバスまで55分も待たなければならないので、これなら歩いた方が早く着くわと吉田みかん園まで炎天下の中、45分歩いて着きました。

 目的の185系や伊豆急2100系も撮って、少しモヤっていましたが、まぁこんなもんか。
 三度目の正直とはこのこと、3回目の訪問でようやく晴れました。

 川奈に戻ってちょうど朝にも乗った黒船電車が来たので、貸切状態の車両で至福の時間を過ごします。

 .西湘地区で久々の撮影
 前述のように、神奈川県西部での撮影は、ブルートレインがなくなる前の2009年3月頃に来て以来の10年ぶりになります。
 昨夜は沼津で滞泊し、朝沼津駅で本日分の休日乗り放題きっぷを購入します。

 バッチリ富士山が見える快晴です。
 185系の撮影まで時間があるので、御殿場線経由で松田まで行き、新松田から小田急で小田原方面に行きがてら、途中の栢山でGSEの撮影をすべく下車して田んぼの中の撮影場所に移動・待機します。

 しかし、やってきたのはMSE。時刻表には展望室を示す「展」マークが付いている列車なのですが、本日中は運用上の都合なのでしょうか、来ませんでした。
 小田急の予約サイトを予め見ておけば良かったと後悔、栢山駅へ戻って、小田原駅で乗り換えて東海道線の根府川で下車。駅から江の浦の俯瞰場所を目指します。

 ちょうどやって来たのが185系の団臨で、Y160と書かれたHMが貼られていました。
 今日は宇都宮線で新特急なすの号の復活運転もあり、185系狙いの大半はあちらに行ってたと思われますが、向こうもHMがシールだったとのことで、別に余分なお金を出してまで行く程のものでも無かったようです。

 この江の浦に前回来たのは、確か急行東海がなくなる間際だったので、1996年2月頃だと思いますが、それ以来の実に23年ぶりの再訪問となります。

 海をバックに俯瞰撮影出来る良い場所だったのですが、今回来てみると、ケーブルが上り線路上に張られていて、午後の順光位置から見下ろすと見事に被ってしまいます。
 私は動画録りなので、それほどケーブルは気にはなりませんが、一眼レフで写真を撮るとなると致命的とまでは言いませんが、かなりの邪魔感はあると思います。
 結局ここに3時間ほど滞在して、13時過ぎの下り踊り子を録って撤収。

 次に来たのが早川-根府川間の石橋橋りょうで、ここは2012年春の改正前に373系の普通静岡行きを撮りに来て以来の7年ぶりです。15時を回っていたので、185系は上り列車のみとなり、後追い撮影となります。

 最後はみかん山の北側に周って待機。先ほどは曇ってしまったのですが、今度は日が差してきました。先頭こそ陰りますが、太陽がかなり北側に回っているので、鉄橋の真ん中までで撮れば順光で撮れるかも知れません。

 これで全撮影を終えて帰路に就きます。

 帰りも沼津までは233系のクロスシートで、そして沼津から豊橋まではホームライナー浜松3号で抜けて、ロングシート地獄を全く味わう事なく帰れました。

 これで185系の伊豆での撮影はほぼ終えた感があります。次に伊豆に来れるのはいつになるかな・・・
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185系の再撮影で東伊豆へ

2019-04-23 |  出撃 at 東海地方
 来春までに置き換えられる予想の185系電車の記録として、年末年始に伊豆や湘南・成田へ出掛けましたが、まだまだいい光線で撮れてなかったりしていたので、再度出掛けることにしました。
 臨時列車が多数運行される土休日に連続しての休みがしばらく当たらないので、単発で出撃をすることとしました。先週は山梨県を絡めて伊豆箱根線内を行く185系を撮るために車で出掛けましたが、今週は東海岸の伊豆急線内を行く185系を電車移動で撮ることにします。

 .今週は電車+徒歩の通常移動パターン
 4/20(土)は休日乗り放題きっぷで往復するため、前夜から滞泊した浜松を1番電車で出発し、乗り継ぎ乗り継ぎ&熱海・伊東でそれぞれ乗車券を買い直して、フリー切符で伊東駅のホームに入り直します。

 185系と共に251系も引退するので、こういったホーム上の表示を記録しておくのもいいでしょう。乗降客数の多い東海道線内の駅ではドロドロに汚れているので、比較的マシな熱海・伊東などでの記録がよいでしょう。

 下りの下田行きを待っていると、折り返し列車の入線アナウンスが入り、この時間帯に伊東止まりの列車なんかなかった筈だと思っていたら、回送列車で185系が入ってきました。ここで折り返して上りの特急踊り子102号として営業列車に入る運用のようです。

 185系の折り返し回送列車が到着して数分、下田行きの普通電車が入ってきました。カメラを引くと、左側はこういう光景が展開しておりました。185系と記念撮影、いい思い出に残りますね。

 .片瀬白田-伊豆稲取
 1か所目は、前回も来た片瀬白田駅の南側での撮影ですが、11時台の列車はまだ日が回らないので、別の場所から撮影すべく、稲取側へ歩いていき、トンネル手前から俯瞰する場所に立ってみましたが柱が邪魔なので、ロープを伝って崖を下りて線路脇まで来ましたが、線路脇の太い同軸ケーブルが邪魔です。

 結局時間切れで1本目の185系はこの場所での撮影になってしまいました。
 2度とこの場所には立ちませんが、下の海岸に降りての撮影なら次回ありえるかも知れません。
 急いで定番ポイントに戻ります。

 定番ポイントに着くと、東京出張から京都へ帰る途中で寄ったという、ワイシャツ姿の撮影者1名がいて、まったり上下2本撮影。
 1月に来た時に比べて光線も全然良くて、これで満足したので、ここは卒業でしょうか。

 .伊豆北川の俯瞰場所へ
 次の場所は伊豆急線内で初めて訪れる場所で、伊豆北川駅すぐ北側の鉄橋を俯瞰できるポイントです。駅から12分ぐらいと近いので、13~14時台の列車をここで狙います。

 駅から急勾配の道を汗だくになって登って、途中からは少し下って結局15分。
 キャパは狭めの場所でしたが先客1人だけで余裕で撮れました。既に前面が影になっているので1時間程度で撤収します。
 撮影後に乗った熱海行きの列車は途中の伊豆高原でドカ停をします。

 いつ動いてるのか分からない黒船電車が寝たまんま、今日は電車まつりで内部公開されていたようです。
 そしてその奥に見えているのが、今日のイベントで公開してた100系。

 でんしゃまつりの時間は既に終わっていて、100系も奥へ引っ込んでいます。
 ドカ停の時間が無駄に過ぎていきますがここは我慢、車移動でないハンディーですね。

 .最後は約20年ぶりに川奈-富戸へ
 15時を回って今日最後となる3か所目は、海をバックに橋を渡る川奈-富戸間で撮影をすることにして、川奈で下車します。
 撮影場所となる吉田みかん園は、富戸からだと1時間、川奈から歩いても45分掛かるのですが、国道を走るバスが使える可能性があるので、それを利用したいところなんですが、川奈駅から最寄りの国道のバス停「水無田」までは徒歩12分。しかも川奈着15:09の電車から次のバスが15:18通過予定、駅前のタクシー乗り場にタクシーはいません。半ば諦めの境地で頑張って歩きます。

 実際には9分位で歩けてバス停には定時に着いたのですが、バスは来ません。
 もしかして通っちゃった? と思ったところ、3分遅れでバスがやってきたので一安心。しかし川奈駅で降りた時は晴れていたのに、急速に雲が出てきました。

 15時台後半に4本ほど通るので185系2本、2100形・8000形各1本撮って終了。
 残念ながら曇ったままで晴れなかったので、この場所は2戦2敗。リベンジを誓って、今回の撮影行を終えました。
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浜名湖で485系「華」を迎え撃つ

2019-03-02 |  出撃 at 東海地方
 久しぶりに土日に週休日が当たって、春にもなったし、何処かへ出掛けようと思っても、日曜日は雨予報だし・・・
 そんな中、JR東日本の485系が名古屋までやってくるというので、これはもう撮らないわけにはいきません。
 まぁ485系と言っても、お座敷改造されたジョイフルトレインですが、今や東日本にしか残っていない485系の残党といいますか、そこは腐っても鯛じゃないですが、国鉄時代に生まれた由緒ある形式なので、出撃することにしました。

 .選択肢いろいろの楽しみ
 さて、どこで撮ろうか?
 485系団体専用車両は、西の人間には滅多にお目にかかれない車両ではありますが、関東へ行けば遭遇することはあるので、車体メインで撮るのは馬鹿ですから、ここは東海地方らしさが分かる場所で候補を選定。
 1.富士山バックのどこか
 2.茶畑の中
 3.浜名湖の鉄橋
 4.三河湾バックのあの場所
と4か所ほど候補を上げたのですが、4.の三河湾バックのあの場所は最近木が伸びて、キャパが狭くなったようなのと、土曜日なので礼拝で規制されてる可能性があるので外します。
 残る3か所で検討した結果、久しぶりに浜名湖へ行くことにしました。3か所のなかでは一番近い場所ですし。

 次に切符はどれを遣おうかということです。5つの選択肢があります。
 1.普通乗車券(IC含む)
 2.青春18きっぷ 
 3.豊橋往復きっぷ+普通乗車券
 4.豊橋カルテットきっぷ(バラ)+普通乗車券
 5.JR・又は名鉄の回数券(バラ)+普通乗車券
 新居町まで行くのですが、わざわざ青春18きっぷを使う程でもないので、豊橋往復きっぷ+IC乗車券で名古屋からだと2,320円。行きのみ新幹線を使います。
 豊橋で一旦改札口を出て、IC乗車券で出入りし直さないとなりませんが、この方法が土休日だと安くなります。
 片道(もちろん往復でも)新幹線を使うなら平日でも断然こちらの方が安いですね。

 .現地に来てみたら
 昔、何度も浜名湖を渡るブルートレインや117系の撮影で浜名湖の歩道から撮影をしたものですが、117系が廃車になってからは全く訪れていなかったので、金網が張られたのは知っていましたが、いわゆる一般的な180cmのやつで、2段脚立があれば普通に撮れるだろうと思っていました。
 ところが現地に来てみてあ然

 うひゃ~金網がめっちゃ高い~
 2m50cmぐらいはあろうかという高さで、先に来ている人は、脚立も5段脚立に、多分10万円クラスの250cm三脚を使って撮っています。他の人々は金網が無い、手前の植え込みの所から十数人ほどが順に西へ西へ並んでいる格好でした。
 今回のように撮影者がそれなりに居る状況だと、植え込みの所からの撮影は妥協の産物になるでしょう。
 そんな事を考えている暇もなく、露払いの313系 5945M普通が通った3分後

 ゆっくりと浜名湖の景色を楽しむように、485系「華」が鉄橋を渡って行きました。朝から快晴だったのですが、昼頃から時々雲が流れてきて、目的の列車が来るときには陰る、毎度のパターンです。
 これ1発狙いで今回は終了。
 富士山バックで狙っていた人のツイートでは、富士山は雲に隠れたとの事で、新幹線使って追っかける強者がいたかどうかは知りませんが、今日はそこまでする必要もないだろうと。
 帰りの電車の中で、赤い地下鉄車両の甲種輸送とすれ違いましたが、全然眼中にありませんでした。

 来週は長野か広島か?
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伊豆で185系〔踊り子〕を撮る

2019-01-25 |  出撃 at 東海地方
 E261系の投入発表、E257系の中央東線からの引退の話題で、去就が注目されるのが、国鉄時代から長期に渡って活躍してきた185系の動向です。既に一部の車両は廃車されていますが、今春のダイヤ改正では引退をすることなく、3月以降も踊り子号として走る姿が見られるので一安心したのですが、いずれにせよ、185系よりも若くJR化後に投入された351系や257系が廃車・引退するのですから、こちらも時間の問題だと思います。
 なかなか伊豆へ行く機会がなかったのですが、比較的晴れる日が多い冬場に行くこととし、2012年6月以来となる6年半ぶりとなる伊豆急線内の撮影となりました。

 熱海駅から久々の伊豆急(元東急)8000系に乗ります。
 伊豆急オリジナルの2100系は運用がどんどん減らされて、今は1日2往復しか普通電車の運用に入らなくなり、それ以外はこの8000系が運用の大部分をこなしています。

 フリー切符を買うために伊東駅で下車。
 朝晩の時間帯は伊東線との直通電車はほとんどなく、大半が伊東駅での乗り換えになるのですが、どの列車も乗り換え時間が同一ホームで1~2分に設定されているので、改札外で切符を買うなら30分遅らせて次の電車に乗るしかありません。

 伊豆急線内を自由に乗り降りできて、しかも安い『伊豆満喫フリーきっぷ』
 2・3・8月以外に使えて、額も1,700円と格安の切符なのですが、発売箇所が限られ、しかも現金払い限定なので、クレジットやIC払いを受け付けていない代物です。
 2・3月は桜、8月は海水浴で利用客が多いから、それ以外の季節の利用促進ということでしょう。
 お目当ての下り踊り子が来るまで4時間近くあるので、一旦ロケハンを兼ねて伊豆急下田まで乗り通し、下田から戻ってきます。正月休み明けの平日なので鉄っちゃんどころか、旅行者自体がほとんどいません。

 .1か所目は片瀬白田の海辺で

 当初の予定の撮影地である、片瀬白田で下車。この駅は初めての下車になります。
 駅を降りて、最初は海側の防波堤から岩場に下ります。

 最初に撮ったのは上りのスーパー踊り子
 側面のみ日が当たりますが、全面は完全に影です。もう少し海寄りに出たいところですが、この場所が波しぶきが飛んでくるギリギリの場所でした。

 11:22 まず1本目の〔踊り子105号〕ですが、まだ日が西側に回っていませんでしたので、1時間後にやって来る2本目まで待つことにします。天気もいいし。

 ところが30分後の〔スーパービュー踊り子3号〕ですが、この頃になると雲が次々と流れ込んできてしまい、残念ながら半分影ってしまいました。いつの間にか天気予報も昼間に一部雲マークに修正されていました。おいおいおい。

 12:16 もう完全に撃沈かと思っていたのですが、急に手前側から日差しがでてきました。
 編成の前2両分ぐらいが日に当たった感じです。ここはまたリベンジかなぁ?

 .2か所目はスーパー俯瞰撮影で
 2本目の踊り子を撮った後はまたすぐに曇ってきました。次は大本命のスーパー俯瞰撮影の場所なんですが、このまま天気が悪い(悪いと言っても曇りで時々日差しがあるのだが)と撮影場所まで歩くのも嫌になるのですが、せっかくフリー切符買って来ているので次の訪問地を目指します。

 片瀬白田のホームに上がると、何やら面白い看板が。
 「変わったチャーハン」ですって、ちょっと気になる。そして、その左側の宿の広告。埼玉県戸田市の保養所で、素泊まり4,000円は安い。戸田市民以外でも泊まれるので、これはいいかも?
 次の伊豆稲取で下車し、バスの便がないので、撮影地まで延々と歩きます。

 途中の海産物店の近くから海を見下ろせる撮影場所を通るのですが、線路脇の木でしょうか?これが5年間で伸びているようで、かなり厳しそうです。さらに20分ほど歩きます。

 やってきたのは、海沿いの線路を見下ろせる場所で、あー晴れていれば絶景なのになぁ・・・
 せっかくここまで来たので、3本目の185系を待ちます。

 14:33 数分前から奇跡的に晴れてきました。稲取で交換となる上りの〔スーパー踊り子8号〕と共に3本目の踊り子が晴れの光線で撮れました。ここまで来て報われました。


 撮影後はやや近い今井浜海岸駅まで歩きました。やや近いと言っても40分近くかかるので、稲取へ戻るのと大差はないですが、未乗降駅であるこちらにきました。一旦下田へ出ます。

 下田駅では駅弁が半額で売っていて、ちょうどいい感じなので1つ買ってみます。正価だと1,050円もするので手が出ないのですが、半額なので助かりました。

 以上で伊豆急線内での185系踊り子号撮影の出撃が終わりました。片瀬白田でのリベンジと、別場所での撮影も兼ねて、日が長くなったらもう1度行ってみたいと思います。
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激暑40℃超えの多治見へ行ったが・・・

2018-07-23 |  出撃 at 東海地方
 連日災害級の猛暑が続く日本列島ですが、体温超えいや、インフルエンザ熱超えの気温で死ぬ程暑い毎日が続いていますが、この暑さを逆にネタにしようという人も少なからずいます。
 しばらく記事のアップがありませんでしたが、大阪の地震の前後に近鉄で少々撮った以外は何処へも出掛けておらず、例年なら購入してる筈の青春18きっぷも買っていません。


 .未体験ゾーンへ
 さて今回はその暑い暑いバトルが続く地点対決のメッカへ行って、もしかしたら未体験の40℃超えを経験できるかもと思い、久しぶりに出掛けることにしました。と言っても、撮り鉄はしないので、撮ったとしても数枚程度だけだろうということで、カメラは持ち出さずにふらっと家を出ました。
 今夏になって、名前が何度か登場している、某有名司会者が読めなかった揖斐川町か、それとも王道の多治見かどちらへ行くか一瞬迷いましたが、先日今年初の40℃超えをした王道の多治見へ行くことにしました。

 近鉄名古屋からJRのホームに上がると、ちょうど多治見行の普通電車が止まっていたので、さっそく乗り込みます。

 高蔵寺を過ぎると山合いの渓谷に沿って走る名勝?定光寺・古虎渓の景色を見ながら束の間の目の保養を愉しみます。

 多治見に到着しました。
 この時点で、既に最高気温ランキングでは熊谷に1℃ほど差を付けられ39度台、しかも13時台に入って下がり始めています。さらに外は結構風が吹いていて、こりゃ40℃体験は無理かな?という印象でした。

 駅の改札を出て、正面の階段を下りると、やっぱりテレビの中継車が来ていました。CBCと書いてあるので、ゴゴスマで生中継するようです。
 
 しかし、少し待っているとぐんぐんと気温が上がり始めました。どうやらブーストが掛かったようです。
 ものの20分ほどの間に0.8度ほど上がり、今年の最高気温の記録を一気に更新(ここでは)したと思っていましたが、公式記録を見ると、多治見は13:40に40.7度を記録していたようです。
 実際はこの多治見駅前の温度計はアメダスなどの観測記録には入らないので、あくまでも参考記録の温度計なのです、そして、そのアメダスの観測点は多治見駅から北北西へ2kmほど行った山の麓にあるので、駅前とは出方に違いがあるようです。

 駅の階段はある種の期待を持った人たちで今か今かとその時を待ちます。
 マスコミの取材班からカメラ爺に部活帰りの高校生まで、中には温度が上がる度に拍手する危ないオッサンまで。

 そして遂に14:02 気温41℃の大台に乗りました。
 横ではアナウンサーがマイク片手に喋っていたので、生中継をしていたと思われます。中継車は1台だけでしたが、TVカメラは数台来ており、ミヤネヤはお得意のFOMA中継だったのでしょう。

 そうこうするうちに、スマホの画面が真っ暗になり、警告表示が。
 遂にスマホが暑さでバテてしまったようです。慌ててカバーを外して、一旦冷たいお茶を入れているカバンの中へ仕舞って冷やします。
 1年半前に今の機種に変更して、初めて見る高温警告表示でした。以前は鉄道生中継などで、夏場に何度か見たり、去年は夏の大井川SL撮影でiPadが高温でダウンして、このスマホで代替した事はありましたが、このスマホまでダウンするのは相当な暑さという事です。
 気温はさらにジリジリと上がり続け、遂に本日の最高点に来たようです。

 14:17 気温41.7℃  完全に未体験ゾーンの領域に突入です。どこまでブーストするのやら。
 しかしその後は少しずづ下がり始め、これ以後は上がることはありませんでした。

 .まさかのうながっぱが・・・
 先ほどの文面にもかきましたが、この日の公式記録では多治見の最高気温は13:40に40.7℃というものでした。しかし、今日はそれを上回り、国内最高記録の41.1℃を熊谷が出していました。
 せっかく行って、目の前で41.7という数字まで現認したのに、という意味でのがっかりが1つ。
 そしてもう1つのがっかりは、そう、アイツを見掛けないことです。どこに居るんだ、うながっぱ~

 はは~ん、この車の中に居・・・・・ません。
 どうやら、今日は危険と判断されたようで、うながっぱによる高温危険の呼び掛け自体が危険なために中止となったようです。
 ということで、生うながっぱに会えなかったのが残念です。

 .風向きひとつで変わる気温の差
 前回7/18に今夏最高気温の40.7℃の公式記録を叩き出した時は、駅前の温度計は0.7℃高い41.4℃でした。
 今日は更に高い41.7℃を駅前の温度計が示したのですが、実際の公式記録は40.7℃で、1度の差があります。この差はどこから来るのかというと、風向きによるものと考えられます。
 前回は南西方向の風で、最も気温が上がりやすい条件だったので、駅前と観測点との差は少なかったのですが、今日は北西の風が吹いていたため、駅舎に風を阻まれる駅前の百葉箱はそれ以上に高くなったと思われます。
 せっかく凄い気温表示が見れたのに、公式記録はそれより1℃も低いなんで、ヌカ喜びさせる多治見駅前の温度計。
 折りしも観測点を移動させて去年までの高温はズルをしていたと「ズル林」と呼ばれる館林に対して、こちらは駅前に集まった人々を糠喜びさせて、あとでがっかりさせる「ヌカ多治見」これで売っていきましょうかw


 名古屋まで戻ってきたのですが、湿度が高いのか、こちらの方が断然暑く感じます。
 名古屋の気象台は高台にあるので、市街地ならもっと高い温度のはずです。
 
 ということで、7月に入って初めてのお出掛けは、灼熱の多治見での気温40℃体験で終わりました。


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