花の公園・俳句 ing

日本は素晴しい花の国。美しい花々と公園、四季折々の風景を記録したいと思います。我流の俳句は06年3月12日からです。

三代将軍 家光が好んで食べた タカサブロウ

2010年10月08日 07時23分05秒 | 白・淡い黄の花 
径1cmほどの白い小さな花に、花後のお饅頭のような実が面白い、タカサブロウ 
高三郎。
これは葉が細い感じで、アメリカタカサブロウではないかと思われます。

キク科タカサブロウ属ですが、跡見群芳譜 によると学名には諸説があり、  
 ① 日本在来のタカサブロウを東南アジアなどに分布する Eclipta prostrata
   (全身に毛がある) と同一種とする説、
 ② Eclipta prostrata とは異なる種として Eclipta alba とする説、
 ③ Eclipta alba を、日本在来の種をモトタカサブロウ Eclipta thermalis
   と呼び、 新たに渡来したアメリカタカサブロウ Eclipta alba (北・中央
   アメリカ・ヨーロッパ原産) とに二分する説、などがある (『日本の帰化植物』)
そうです。

また中国では、全草を旱蓮草と呼び、薬用にするとのこと。日本では昔は蔬菜と
して食用にし、徳川家光はそのおひたしを特に好好んだということです。

タカサブロウの名前の由来はよく分かりませんが、花よりのメッセージによると、
茎を切ると黒ずんだ汁がでるので別名をボクトソウ(墨斗草)といい、昔、
高三郎という貧しい人がこの草の茎を使って紙に字を書いたから、という説が
あるそうですが、やや後付けの感じがします。
跡見群芳譜では、「一説に、ただれ目治療用の 『たたらびそう』 の転訛か」
とありますが、確かなことは分かりません。
       (埼玉県上尾市 上尾丸山公園 101002) 
                                  

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