花の公園・俳句 ing

日本は素晴しい花の国。美しい花々と公園、四季折々の風景を記録したいと思います。我流の俳句は06年3月12日からです。

謎多い仲哀天皇の、御陵の蓮

2013年07月18日 07時22分28秒 | 蓮・スイレン 
桃色一重で花びらの尖った先が濃い紅の、爪紅の花蓮 「仲哀陵蓮 
ちゅうあいりょうれん」。

大阪市南東の藤井寺市にある仲哀陵で生育していた品種だそうです。
一重といっても八重に見えますが、花蓮では花びら25枚未満は一重と
分類するそうです。

記紀に、第14代仲哀天皇は日本武尊の第二子で、神功皇后を迎え、
在位8年52才で亡くなったとあります。しかしヤマトタケルノミコトの
死後36年目に生まれたことになること、実在の疑われる神功皇后の
夫であることなど、架空の天皇である可能性があるようです。

その死も不思議で、熊襲討伐のため筑紫に赴いた仲哀天皇は、神功
皇后が受けた 「熊襲ではなく西海の宝の国 (新羅のこと) を攻めよ」
という神託を信じなかったため、神の怒りをうけて急死したとされ、この
あと身重の神功皇后が三韓征伐をすることになります。このあたりは
史実かどうか大変疑わしいとされています。

陵墓は大阪市南東・藤井寺市の岡ミサンザイ古墳に比定されています。
古市古墳群 (東1kmの応神天皇陵を含む) に属する前方後円墳で墳丘
の長さは 242メートル、幅 50m以上の周濠が巡らされています。この
陵墓としての比定も異論が多いようですが、仲哀陵蓮がこの濠に生え
ていたことは間違いないでしょう。
       (千葉県香取市 佐原水生植物園 2013年7月13日、
                       2012年7月15日)


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下1枚が 2012年7月15日。1輪だけしか咲いていませんでした。

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1 コメント

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Unknown (科 了)
2014-07-05 14:48:40
藤井寺はびきの近辺の住民です。
 蓮は、昨今の政変のあおりで、刈り取られました。
 御陵は、宮内庁が、管理しており、
 指令がなければ、ありえません。
  市営の運動場の木が、刈られたり、。

  日本は属国なので、外圧と挙動す
  政界周辺の派閥蝋人の精神的清算だと考えています。

  いずれにしろ、日本の資産になるような象徴を
  加のように刈ってしまうことと、日本の精神的な
  合併症とは、関係あり、刈ることが、改悪ノタネのような
  ことで、再燃しないためには、その古参派閥が、
   弱体化することがこのましい。おもいませんか。

   日本のよいものをつぶしてやるからといった外人女性が、
   憎まれない役で、入って、タッグくんでいるようなのです。
   なりすましで、いる在日のキャスターも、
   いて、その一派は、利権から、はなれない沿岸の生態系です・;
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