誰もいない幼稚園の玄関に、子供が忘れていったジャケットが一つ。誰のかな?と見てみると、今は高校生になっている卒業生の名前がありました。
今は彼が着ているわけはない!きっと現在の持ち主は、お母さん同士が交流のある、あの子だよね。
お洋服のおさがり。なんだか心温まる。きっとおさがりをもらいながら、いろんな経験談が先輩ママから後輩ママへ話されたんだろうなぁと想像して、もっと心が嬉しくなる。
誰もいない幼稚園の玄関に、子供が忘れていったジャケットが一つ。誰のかな?と見てみると、今は高校生になっている卒業生の名前がありました。
今は彼が着ているわけはない!きっと現在の持ち主は、お母さん同士が交流のある、あの子だよね。
お洋服のおさがり。なんだか心温まる。きっとおさがりをもらいながら、いろんな経験談が先輩ママから後輩ママへ話されたんだろうなぁと想像して、もっと心が嬉しくなる。
だいたい一週間、少しずつ作った「こいのぼり」が完成。
どの子も“自信作”!という感じです。手にもって、お庭、ベランダ、ホールといろいろな所を泳がせて(自分が走る!)いました。大きい子のこいのぼりには矢車がついているので、風でクルクル回るととても嬉しい!
お帰りの時には、お迎えのお家の方に、自慢げに見せていました。自分のお父さんお母さんだけではなく、お友達のお父さんやお母さんにも!
そうやってお迎えに来ていただいた方には、わかりやすいのですが、クラスによって作ったこいのぼりが違います。それぞれその年齢の子にしたらちょっとだけ難しいもの。先生のお話を聞きながら、少し考えてみないとうまくいかない、こいのぼり。本当はなかなか大変だったはずなのですが、「難しかった?」と聞くと「カンタンカンタン!」と答えます。
お家に帰ったら、自慢話をしているかな?
さて、今日は小学生のお兄ちゃんお姉ちゃんが遠足、という子が多くて、臨時でお家のお弁当のお友達が何人かいました。それがとても嬉しい様子でしたよ。かわいいキャラ弁やかっこいい包み紙があったりして、楽しませていただきました。毎日お弁当となるとなかなか大変ですが、できる時に楽しんで作って下さいね。かわいいお弁当を喜んでくれるのは、きっと幼稚園時代だと思うので。
今年度初めてのスイミングの日。例年、初めてのプールといえば、怖がって泣き出す年少さんの姿が・・・。
ところが今年はなんだか元気!お着替えだってすばやく!「自分でする!」という気持ちのお友達がたくさんいました。女の子の水着はなかなか難しく戸惑っている子もいました。けれどそこにはお手伝い大好き・大張り切りお姉さん達が。まあ、みんなで相談したあげく、違う着方になっていたというケースもありましたが・・・。教師の方はムードをこわさず、やる気を尊重してお手伝いしました。
さて、プール。めそめそ泣く子の心配よりも、興奮!をおさめる事の方が・・・。プールに足をつけたとたん、バシャバシャ!「コーチのお話を聞いてからね!」と何度も声をかけることに。数人のその勢いに、少し怖じ気づいていた子も一緒にプールを楽しむことができたのでした。
プールが終わってお着替えという時に、らんこ先生はあららと思ったことがありました。それはハリキリ年少さんの中に、下着のパンツの上に水着を着ていた子がいたこと。張り切って「自分で!」とやってみて、自信満々だったので大丈夫かなと思っていたのですが・・・。教師の方でチェックすべきでした。ハンセイ!でも先生に着替えさせてもらうのではなく、「自分で着替える」という気持ちの表れなのだと、ご容赦下さい。
ところで、プールに行ってみてビックリだったのは、改装工事をしていた事。いつもより狭い場所でのスイミングになり、特に年中さんの場所はやりにくくて・・・。事前に言ってくだされば打ち合わせしたのになぁ・・・。ということで、幼稚園に戻った後で次回に向けての要望などを連絡いたしました。工事はしかたないのですが、もう少し工夫して子供達が楽しく、そして何より安全にスイミングを楽しむことができるようにしたいなと思ったのでした。
風がふくたびに、桜のはなびらが舞う、お庭。
お庭の桜の木だけではなく、公園からもチラチラと降りてきます。強風だと味気ないのですが、優しい風にのって日光をあびてゆっくり落ちてくる花びらは一つ一つ本当にきれいです。きっとこれは公園を背にしているから見ることができる絶景だと思います。一年に2,3日だけの、そのうちの数時間だけの。
子供達は全身で楽しんでいます。桜吹雪とはよくいったもので、「雪みたい~」という声。その下をただ走り回っている子。砂遊びをしながらも落ちてくる花びらにハッとする子。中には落ちてくる花びらをバケツにキャッチしようとする子もいます。そしてもちろん、一番多いのは、花びらを集める子です。
袋いっぱいの花びら、いったい何をするつもり?これを高い所からまいたら、花咲かじいさんみたいな気分かな?
土曜日に幼稚園に届けられた、カエルの卵。今日の朝から興味津々で見つめていた子供達。
「さわってみたい」というリクエストにお答えして、ちょっとずつさわってみました。
「ゼリーみたい」「プルプル」という声から、「イクラみたいだった」という感想まで・・。何より今日良かったなと思うことはみんなこわがらずにちょっとはさわってみたこと。早くもオタマジャクシとして出てきたのもいて、子供達は今後をワクワクしながら見守っていくことと思います。
さて、去年の春にもあったこの光景。実はその時のたくさんの卵の最後の2匹のオタマジャクシが、まだ幼稚園にいます。なんと冬を越してしまいました。ちょっとひょろひょろなので、カエルになれるかどうか心配なのですが、せっかく迎えた2回目の春。がんばってカエルになってくれたらいいなぁと思っています。
お引っ越ししたお友だちが七尾に遊びに来たり、幼稚園の保護者会総会があったり・・・でピカピカの一年生が9人、幼稚園に集合。一緒にいるってこんなに楽しいんだね・・・。みんなそれぞれ新しい社会で、いろいろあるんだろう・・・。まだここまで心をゆるせる友だちには出会えていないのかもしれない。時々、こうやってあえばいいよね。
お昼過ぎ、そのうちの3人が戻ってきて、しばらく遊んで帰った。
3時すぎ、またそのうちの2人が来て、しばらく遊んで帰った。
幼稚園って、こんな所です。
今日は小さいクラスのお友達と、小丸山公園へお散歩。
手をつないで歩く。一応最初は列に並んでいます。歩いていくうちに列はなんだか・・・。公園にあがる坂は小さいお友達にはなかなか・・・。お父さんやお母さんと一緒だったら「だっこ~」かもしれない。
あっちにいったりこっちにいったり。ぼわーんとしたかたまりを先生達が四方から囲んで歩く感じです。散歩の散は、散ると書く。ちりぢりに歩くって事じゃないですよね。
坂をあがって公園をぐるりと歩く。途中、お池ではコイさんにご挨拶。「お魚、おった」「黒かった」・・・。
すれ違った方からは「歩く練習やねぇ」というお声が。そう、まさに歩く練習。坂道はどうやってあがったらいいか。階段はどうしたらいいか。少し砂利っぽい所はどんなふうに歩くのか、舗装されている所とはちょっと違うよね。手をつないでいる、ってことは相手にあわせなくちゃいけない。いろんな場所をいろんなふうに歩いてみること、それは大事な体験です。
帰り道でタンポポを見つけて、お母さんへのおみやげ。小さな子どもたちにとっては大冒険の、お散歩でした。
こいのぼり、の製作をする前に魚の観察。幼稚園で魚といえば、金魚。1階に金魚の中でも「らんちゅう」という種類の2匹がおります。「これがウロコだよ」、先生がそんなふうにお話しします。
このらんちゅう、金沢のあるホームセンターで売れ残っていた2匹を園長が買ってきたものです。らんこ先生は勝手に(一人で)名前を付けておりました。おめめが少し大きいのが、らんちゃん。おめめがちょっと小さかったのが、ちゅうちゃん。単純なネーミングです。
初めはほとんど同じ大きさだった、らんちゃんとちゅうちゃん。ところが気がつくと、らんちゃんの方がドンドン大きくなっていき・・・。ちゅうちゃんもそれなりには大きくなっているのですが、らんちゃんから見ると小さい。だからと言って、別にらんちゃんがちゅうちゃんのエサを横取りしているとかではありません。2匹で仲良く食べているのです。それでも大きさは違う。でも2匹はそれで幸せそうです。
金魚もそれぞれ。そして人間の育ちはもっともっとそれぞれです。
満開かと思ったらすぐに散り始めるのが桜。お庭には花びらが落ちてきています。
でも幼稚園の桜の幸せなところは、落ちた花びらも「きれい」「かわいい」「お母さんに見せる」とかいいながら子供達が拾い集めてくれること。お家に持ち帰った後はシナシナクチャクチャかもしれないけれど・・・。