命

夏休みが終わり、明日からは２学期。

この夏、らんこ先生にとって印象的なことは元教師たちの子供たちとの出会いでした。

正直に言いますと、幼稚園の教師から妊娠しましたという報告を受けると、嬉しいよりも大変です。

そんなに職員が多い職場ではないので、妊娠したとなると、担任の仕事はどうしよう、バス乗務をさせられないかも、体調はどうかな、といろいろあるのです。

なので、この夏母親のお腹の中にいる時の事をよく知る一人一人と出会うと、あの時は大変だったなぁと思い出してしまうのです。妊娠した本人も大変ですし、その時のスタッフみんなが仕事を少しずつ負担してくれてがんばった日々なのです。

「君がお腹の中にいた時はたいへんだったんだよ」と思いつつ、その子たちの成長を見ることができた夏。成長した姿と共に過ごせたひととき。

ひとりひとりステキに成長していました。

お母さんは大変だったんだぞ。

でも生まれてきてくれて、ありがとう。一つ一つの命は、いろいろな苦労を吹き飛ばすくらいすばらしい。

見つかっちゃったね

夏期保育中は、お昼ごはんの後、みんなでお昼寝。ぐっすり眠れ子もいれば、ゴロゴロしているだけの子もいます。

今日はどうかなぁと見に行くと、２歳児クラスのEちゃんが私が部屋に入った途端、慌ててタオルケットをかぶりました。

夏の初めには、周りが見えず、自分の気分でバタバタしていたのに、みんなで寝なくちゃと思うようになったんだな…

そして、らんこ先生が去った後、横にいたM先生をツンツンして「見つかっちゃったね」と笑ったというEちゃん。M先生は共犯？という扱いか？

M先生の報告ではその後ぐっすり眠れました。

ヒラメの放流

今日、七尾学童の小学生といっしょに鵜浦海水浴場にいきました。

七尾ライオンズクラブの企画で、「ヒラメの稚魚放流体験」をさせていただくことになったのです。

海水浴場に着くと、「ひらめとかれい」はどこが違うかというお話。

そして、いよいよ稚魚の放流。

稚魚というので、指ぐらいのちっちゃいサイズかと思っていたら、私の手のひらぐらいの大きさでした。

バケツに入ったヒラメを海へ。波にのって海へおよげ・・・というはずなのですが、中には波にのって元に戻ってきちゃうのもいて・・・。それをまた海に入れてあげての繰り返し。

最初はちょっと慎重だった子も、2回目3回目はなれてきて楽しそうにやっていました。

新聞社の取材もありました。インタビューを受けた子も3人。

明日記事になるかな・・・。誰のインタビューがのるかな・・・。

元 園児たち

去年までのコロナ禍の間は、ちょっと途絶えてしまったのだが、今年は元・園児たちが訪ねてきてくれる。

中学生になったRちゃんは家族で久しぶりに七尾に来たと幼稚園にも立ち寄ってくれた。お母さんの身長とかわらないRちゃんより、妹の方が幼稚園にいた頃のRちゃんの顔。

こんな不思議な再会もあった。幼稚園の前で写真をとっている旅行者らしい男性。話を聞いてみると、幼稚園時代にお父さんの転勤で七尾にいて、幼稚園にも少し在園したという４０代の男性。自分がいた所を訪ねてみようと思ったとのこと。園長の顔を見て、懐かしがっていました。七尾も彼がいた頃とは建物が変わっているから、彼がしっている建物は幼稚園と住んでいた集合住宅だけかな？

それから、急に幼稚園の玄関に来て、「僕のことわかりますか？」と言ってきた人もいました。そうかなという名前を言ってみると、「それは兄です」という返事。「じゃあ、・・・くん？」と話が続く。

そして、今日は高校生になったKちゃんが来てくれた。今いる教師の中では、Ｋちゃんを知っているのは学童担当のＳ先生。お互い懐かしそうにおしゃべりしていた。そして、たまたま今里帰り出産しているＭ先生（Ｔ先生）がＫちゃんの年少の時の担任。Ｍ先生のお子さんが今日は一時預かり登園で来てたので、紹介するとなんか似てる・・・と言ってくれました。

長い年月同じ場所にいるとこんな出会いがある。変わらないで立ち続けていることは簡単なようでけっこう大変。でもいつでも迎えてあげられるようになるべく変わらず立ち続けていたい。

夏の行事

先週土曜日の夕涼み会で、幼稚園の夏の行事は終わりました。

コロナ禍で、行事のやり方は大きく変更しなくてはなりませんでした。

それを今年元に戻すのがいいかどうか…

いろいろ、いろいろ考えて、ただ３年前に戻ることはしませんでした。

コロナがどうこう言うよりも、ひよこちゃんから年長さんまでみんなが楽しいのはどの形なのかを考えました。子どもたちの生活時間をあまり乱さないのはどの方法か…

たぶん来年からもこの形で続けていくことになると思います。それがこの先も続けていける方法かと思うのです。

トマトいっぱい

お盆あけ。

年長さんのベランダトマトがいっぱいできました。

他の場所のトマトは、カラスにやられちゃったりして、なかなか数ができなかったのですが、

年長ベランダのトマトは、白網がかかっているせいかやられずに。

いっぱいできたので食べやすいように切って、みんなでたべました。

みんなニコニコ、おいしい笑顔。もちろん育ててきた年長さんがとびきりおいしい笑顔でした。

卒業アルバム

ようやく今日、昨年度の卒業生にアルバムをわたすことができました。

ここ数日はブログお休みして最後の仕上げ。

一番長くいた子は、ひよこぐみの建物を建てている時に入園。新築のひよこぐみ一期生。試行錯誤のひよこぐみ。そのうち大規模改修。

それが終わったら、放課後児童クラブが始まってお姉ちゃんが学童にきたりして…。

コロナ禍の中での入園式。何度かのコロナの波。行事の予定変更。いろいろいろいろありました。

一枚の写真にもいろんな思いがあり…

でもまあ、らんこ先生の仕事の速度が以前に比べるとずいぶん遅くなりました。

もうちょっと早く終わりたかったのですが…