らんこ先生のようちえん日記

能登半島にある幼稚園での小さな出来事の日記です。

ステキなモノができたら

2019-11-29 22:34:00 | Weblog
もうすぐアドベント。というわけで、トナカイさんの献金箱を作った年少さん。なかなかすてきにできたので、手に持ってお散歩。「ステキにできたので誰かに見せたい」、そんなお顔をしていました。そうだよね、上手にできたら見てもらいたい。

そこで、「ひよこぐみにみせてあげようか」と提案。ひよこぐみの前に行くのは特別な時だけ。だからみんなワクワク。扉の前で、トナカイさんを振ると、ニコニコと寄ってきてくれたひよこたち。自慢げな年少さん。なんだろうと興味深々なひよこたち。わずかな時間でしたが、楽しい交流となりました。
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ボクが飾った…

2019-11-28 23:11:00 | Weblog
昨日幼稚園の玄関に運ばれてきた、クリスマスツリー🌲。今日はみんなでお飾りをつけました。自分の手の届く所につけた子。ちょっと高い所につけたくて先生に抱えられてつけた子。

それぞれ、自分の仕事に大満足。

後から見ても、あれが自分がつけたお飾り、と満足げ。

特にママとママの会社のひとがこのツリーを持ってきたことをホコリに思っているSくんは、大満足。何度も指差してながめていました。
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泣き声

2019-11-27 23:53:00 | Weblog
お昼寝というのは一人一人いろいろで、すっと寝る子もいれば、なかなか寝ない、ちょっと泣いてから寝る子もいます。起きる時も、パッと起きる子もいれば、グズグズになってちょっとしたことでご機嫌が悪くなる子もいます。

今日の午後。ちょっと早く起きちゃったひよこちゃんたちがホールの方で過ごしていると、別の場所でお昼寝していた2歳児さんがトイレにいこうとやってきました。その2歳児さんの1人が急に大きい声でわーん!と泣き始めました。なんとなくトイレに行きたくなかったのかな。

すると、ひよこちゃんたち。ぽかーん。なんか初めて見た、という顔。

そうか、ひよこちゃんたちは自分はよく泣くけど、人が泣くのを見るには初めてなのかも。特に自分よりちょっと大きい子が泣くなんて。

家庭の中ではできない経験。園での集団生活ならではです。そんなお友だちの姿を何度も見て、自分の姿も想像できるようになるかなぁ。
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合奏は楽奏

2019-11-26 22:46:00 | Weblog
もうずいぶん前のことなのですが、合奏を楽奏とまちがえていた人がいました。

合わせて奏でる。一人では合奏になりません。

今日のホールの時間に、突然、合奏ごっこ。好きな楽器を選んで適当にならしてみる。

持ち方もリズムもテキトウだけど、なんだか楽しそう。

楽しく奏でる。楽奏。それが合奏の第一歩。
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ドッジボール

2019-11-25 15:09:14 | Weblog
年長さんと年中さんがドッジボールを楽しんでいます。

大河ドラマ「いだてん」の中で、日本でのドッジボールのはじまりのような場面が紹介されていました。ドラマでは可児さんという方が(ドラマの前半にはよく出てきた人物なのですが)、イギリスにあった球技をとりいれて、日本に紹介したように描かれていました。そこで改めて知ったのは、今ドッジボールはほぼ日本のみのスポーツであること。

そういえば、ドッジボールを一番盛んにやっているのは、日本の小学校かもしれません。

幼稚園の子どもたちとドッジボールを楽しんできて、私なりに考えてみますと、ドッジボールの魅力は「ルール」にあります。

「ボールをぶつける」というのは、いつもは相手にやってはいけない事です。もしなんでも無いときにいきなりボールをぶつけたら、それはイジメになってしまいます。

ところがドッジボールは、ルールの中で「ぶつける」のです。「ルール」があってこその「ぶつけ合い」なのです。

幼稚園で紹介する時には、ルールを少しずつ変える事ができます。ボールをぶつけられた子はどうなるか?とかです。初めはぶつけられたら外に出て終わり。次の時にはぶつけられた子は外野にでてボールを投げる事ができる。その次には相手チームの子にぶつけることができたら、中に戻れる・・・。

今日はどういうルールでいくか、子どもたちは理解しなくてはいけません。ルールをわかってない子がいたら、教えてあげないと。みんながルールをわかってないと楽しくないのです。

「ルールを守ってゲームをする」ことを幼稚園の子にこんなに伝えられるゲームは他にないと思っています。ルールを守ってこそ楽しいゲームなのです。

小学校にいけば、自分たちでルールを決めてルールを守って楽しんでいくことでしょう。

こんなすてきなスポーツを日本に残してくれた可児さんたちに感謝です。
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美術館大会

2019-11-22 18:38:44 | Weblog
朝、「もうバスがいっちゃう」と登園してきたNちゃん。お母さんと一緒に登園してくるNちゃんは、今日はバスに乗ってお出かけするんだということをバス通園の子以上に意識しています。だから、おでかけのバスがいっちゃったらどうしようと思ったみたい。そして、お母さんの話では「今日は美術館大会!」と言って楽しみにしていたようです。先週が「おもちつき大会」だったからかな・・・。

幸い今日はお天気が良く、いいおでかけとなりました。お天気が悪いと、雨に濡れないように・・・と歩かなくてはいけませんが、今日はお日様も風も心地よく、バスから降りて美術館入り口まで歩くのもとてもいい感じでした。

大きいお友だちと小さいお友だちが手をつないで、原画展へ。小さいお友だちの中にはなかなかうまく歩けないお友だちや、好きな絵を見つけるとすぐ動いちゃうお友だちも・・・。そのたびになんとか手をつないで歩こうとする大きい子たち。

「美術館大会!」と張り切っていたNちゃんも途中は疲れて先生に抱っこ。でもだっこされたらちょうど絵をみるのに良い高さで、だっこされた途端に、絵についてあれこれおしゃべりをし始めたNちゃんでした。

歴代の絵本原画展のポスターを通り抜けていった時のこと、「らんこせんせい!」と年長のEくん。「どうしたの?」と聞くと、「ぴっぽの絵があった!」。そうそう、歴代のポスターにあったね。この間のピアノコンサートの絵本をちゃんと覚えていてくれたのは嬉しかったです。

絵本を読むコーナーでもじっくり時間をとれました。よくわからない絵本(英語などいろんな言葉もある)でも、おもしろそうだと思って、絵本を手にしよう、読もうという気持ちが良い感じでした。

短編映画も楽しんで、なかなかよい「美術館大会」でした。


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良い秋でした。

2019-11-21 18:27:09 | Weblog
いろんな方が幼稚園に持ってきてくださったどんぐり。

熱湯でゆでて、あまり状態の良くない物をのぞいて・・・。

どんぐりごまにしたり、やじろべえにしたり、どんぐりつかみ競争をしたり、どんぐりすくい競争をしたり・・・。いろいろなお遊びを楽しんできました。

でもまだたくさんどんぐりがある。さて、どうしようかな?

というわけで、新企画。「どんぐりを拾う競争」。

ホールの真ん中にブルーシートをしいて、そこにたくさんのどんぐりをまきました。クラスごとに音楽が鳴っている間にたくさん拾って、ペットボトルの中にいれる競争です。

単純なお遊びですが、案外盛り上がり、子どもたちは一生懸命どんぐりを拾っていました。

太古の昔、人は一生懸命に食べ物を拾い集めた・・・、その記憶が人間のどこかに残っていて、つい一生懸命拾ってしまうのだ・・・。

いっぱい拾って満足な子どもたち。不思議なことに、年長さんで一番少なかった子の個数が年中さんの一番多かった個数。年中さんの一番少なかった子が年少さんの一番多かった子と同じ。

手先を使う能力ってやっぱり年々進化していくものなのですね。

秋のお遊びはそろそろフェードアウト。その最後を締めくくるのにとってもいい遊びになりました。

「良い秋でしたね。」、職員室ではそんな会話になりました。

お家に帰ってからも、割り箸でもいいのでつまんで遊んだりしてくれたりいなと思います。並べて数を数えるだけでも、子どもには楽しいものですよ。
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鼻をふく

2019-11-20 18:58:12 | Weblog
今日は12月なみの寒さだとか・・・。
というわけで、鼻水が出てしまう子どもたち。大きい子は自分でふくようにしているのですが、小さい子は先生がティッシュをもってふいてあげないと・・・。

でも、お鼻をふかれるのは嫌がる子が多いのです。鼻をふかれることで泣くこともあったりします。だからなるべく素早くシュッ!

気温が上がったり下がったりの日々。体調を崩しがちになりますね。

明日は今年度2回目の歯科検診。きっと泣いて、鼻水が出る子も多いだろうな。
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リアルな数字

2019-11-19 22:14:00 | Weblog
毎年恒例の、「白菜は何枚のお洋服を着ているか」をみんなで見てみる時間。
1、2、3…とみんなで数える。そして葉っぱが並んでいく。

感じてほしい、数のリアル。
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算数の基礎

2019-11-18 18:55:36 | Weblog
11月は「お金ごっこ」を始める月。それもからんで、実は11月は隠しテーマが「数」です。

年長さんや年中さんは、お店屋さんごっこの品物を作る時に、やたらと数の確認をします。「全部で何個?」「あと何個作ればいい?」とか。
小さいお友だちも、どんぐり遊びをいろいろしながら・・・。どんぐりをつかむゲームでは、「・・ちゃんは・・個。・・ちゃんは・・個」と何度も数える。


それは「数を楽しむ」遊びです。そう数があるっておもしろい。

ビリビリボールを楽しんでいる時も「あと残っている(あたっていない)のは何人?」。

今日は、「大根さんと背比べ」をしました。どっちの方が大きいか・・・。

・・ちゃん<大根?

・・ちゃん>大根?



幼稚園時代にいっぱい「数を楽しんで」、それが算数につながったらいいなと思います。

・・ちゃんはどんぐりを8個つかみました。・・・ちゃんは7個でした。

どっちが多い?あわせたら何個?そんな楽しいお遊びを経験してから8-7=1 とか8+7=15をするようになったらいいなと思うのです。

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