らんこ先生のようちえん日記

能登半島にある幼稚園での小さな出来事の日記です。

演じることは、想像力

2017-02-28 20:31:29 | Weblog

今日は、それぞれのクラスが違う役でのオペレッタをしていました。

それは、自分が演じている時でなく、お友だちが演じている時によく見ていたかどうか、が問われます。それから本当にストーリーがわかっていたのかどうか、も。

「ねずみの嫁入り」も、「しらゆきひめ」も、「オズの魔法使い」も、ちゃんと違う役でも演じることができていました。それもとっても楽しそうに。よく見ていたんだな。本当に楽しんでしてきたんだなと思います。

演じる、ということは想像力がないとできません。白雪姫が森に残された時の気持ち。ねずみの娘が次々に強い人を好きになっちゃう気持ち。オズの魔法使いが正体がばれて困る気持ち。いろんな気持ちが劇の中にあります。それは自分が今まで体験したことの中にはない気持ちです。でもそれを想像する。それが、「人の気持ちを考える」力を広げてくれると思うのです。

さて、今日のようちえんアカデミー賞は、年中さんのKちゃん。白雪姫が毒リンゴを食べて、倒れてしまうという演技に。倒れたあとも、なるべく動かずじーっとしておりました。いやいや、迫真の演技でした。

他にもいろいろ印象的な演技がありました。あさってからは、(明日はスイミングなので)、違うクラスのオペレッタもしてみると思います。楽しみです。

 

 

 

 

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だーいすき

2017-02-27 22:12:44 | Weblog
今日は、年少さんの「ねずみの嫁入り」をみんなでしてみました。ビックリチュウドッキリチュウ、スキスキ大好きーのダンスはみんなのお気に入り。そしてだーいすき、というところになると、大好きなお友だちとギューッと抱き合う子供達。その繰り返しがとっても可愛らしいかったなあ。

おひなさまの会が成功だったかどうかは次の週にわかる。

今日の子供達の笑顔。本当に楽しい会だったね。大成功!
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自慢の子どもたち

2017-02-25 17:44:20 | Weblog

今日はおひなさまの会でした。合奏やオペレッタ、ささやかな会ですが、お家の方はハラハラしながら見守り、子どもたちもドキドキしながらしたと思います。いつも幼稚園でしていることですが、たくさんの人がくると、お家の人がくると、カメラがいっぱいあると、いつもと同じというわけにはいきません。

けれど、今日はだいたいいつも通りにできました。まあ、入園まもないちびっこたちはお家の人と離れなくても、当たり前なので・・・。

大きいクラスの子たちは、もしかしたらいつもより上手にできたかもしれません。今日の様子をビデオにおさめ、お家でみんなで見て楽しんでいる方も多いかも。もっとも、録画ボタンが押されてなかった・・・とガッカリしていた方もいらっしゃいましたが。ビデオにうつっていなくても目には焼き付けてお帰りになったことと思います。

おひなさまの会は、子どもたちが一年間で大きく成長したことを喜ぶ会です。4月から比べたら、どの子もその子なりに成長してきたと思います。そしてそんな子どもたちを見て、お家の方が、うれしくなっていただけたら、今日のおひなさまの会は大成功です。

新聞などでお気づきになった方もいらっしゃるかもしれませんが、昨日は園長の母の葬式でした。86才。長く小学校教諭として働き、それを誇りとしていた母でした。母が亡くなってがっくりしている父が、前夜式(通夜)のあと、急に息子たちが小さかった頃に海にいった話を私にしてくれました。家族4人で海にいったら、周りの人が「かわいい、かわいい」と声をかけてくれたこと。海の家のおばさんが、仕事を放り出して、ずっと自分の息子二人をかまっていたこと。きっと父にとっては、自分の息子を自慢におもった、家族の幸せな時間だったのだと思います。

そう、幼稚園の頃の子どもたちは、かわいいかわいい時代です。いっぱいいっぱい、一人ひとりの子どもたちをかわいがってください。いっぱいいっぱいほめてあげてくださいね。そして、周りに自慢してくださいね。

 

 

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見るのも大事。

2017-02-23 13:18:13 | Weblog
今日はおひなさまの会の順番で合奏やオペレッタをしてみました。自分の出るところも大事ですが、他のクラスのすることにも興味津々。すごく集中してみてました。見る、ということもとっても大事。

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なぜなんだろう?

2017-02-22 22:39:02 | Weblog
なんでオオカミさんはお腹をジョキジョキ切られても、起きないのだろう?
なんでねずみはかべをかじるのだろう?
なんで王子様は白雪姫を助ける自信があるのだろう?
なんで良い魔女はすぐにおうちに帰る方法を教えないんだろう?

子供達の劇遊びは不思議がいっぱい。だから楽しい物語の中。

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なぞなぞ、じゃないんですが

2017-02-21 21:01:40 | Weblog

きょう、数人のお母さんたちとお話しして、わかったこと。

子どもたちがあんまりオペレッタのことをお家でお話ししていない・・・。それはナイショにしておきたかったり、ちょっとはずかしかったり・・・。それは一人ひとりいろいろ違うんだろうと思うのですが・・・。

でもやっぱりちょっと、会話してほしいなぁ・・・。そんな願いをこめまして、フェイスブックの幼稚園のページには、「これはなんだ?」というような写真をのせておくことにしました。子どもたちがみれば、「これは・・・ちゃんだ~」「「これは・・・だよ」とわかるかな。そんなのをきっかけにしておしゃべりしてくれたら、うれしいな。

 

 

 

 

 

 

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小さな絵本

2017-02-20 19:31:12 | Weblog

玄関においてある、小さな絵本コーナー。バスを待ったりお迎えを待ったりする時にと置き始めたものですが、自由遊びの間にも子どもたちがちょこっときて、お気に入りの絵本を見ています。

きょうもちびっこクラスのKくんが、一人で絵本をひろげていました。それはミッフィーの絵本でした。(個人的には自分が小さい頃に親しんだ「うさこちゃん」という名前の方が好きですが)

小さい子でも手に取りやすい小さな絵本。字が読めなくてもなんとなくわかるストーリー。登場人物はいつも読む子にしっかり顔をむけている。たった6色しかないのに、カラフルなブルーナカラー。

ブルーナさんが亡くなったというニュースのあとだから、いつもの風景がちょっとステキに見えたらんこ先生でした。

きっとこれからも、ミッフィーは泣いている子さえ笑顔にしてくれることでしょう。

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せりふ

2017-02-17 15:19:15 | Weblog
今年の年長さんのオペレッタは、オズの魔法使い。クラスの人数が少ないので、メインの役もダブルキャストではなくずーっと一人が演じます。ドロシー、出ずっぱり。セリフ16個。でもがんばる。
というわけで、台本、持ち帰ります。お家で誰かとやってみてね。
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おしごとしてる?

2017-02-16 18:59:41 | Weblog

2時バスを待っている子たちとの会話。

幼稚園の先生のお仕事とは何か?というお話です。

「F先生がお仕事しているの見たことある?」と園長先生が聞くと、そこにいた年少さん(F先生がいつもいるクラス)が声をそろえて、「なーい」というのです。

いやいやお仕事してるってと思ったらんこ先生は、「今日、ホールの時間にピアノひいてくれたよ」と言ってみました。

でも、首を横に振る年少さんたち。いっしょにいた年中のMちゃんだけがそうそうというお顔で、先生の言うことを聞いていました。どういろいろお話ししても、年少さんたちには、F先生がお仕事してるっていうイメージがないんです。おもしろいでしょ、入園の時からトイレを手伝ってもらったり、制作の時に助けてもらったり、お洋服を着るのを手助けしてもらったり、とっても助けてもらっているはずなのに。

けれど、それがF先生のいいところだなって、らんこ先生は思うのです。ほんとうはいっぱい子どもたちのために動いているんだけど、それが子どもたちの記憶に残らないほど自然なんです。大変そうな顔をしたり、がない。普通にいっしょにいて、ふつうにちょっと手助けして・・の毎日。ピアノをひいているのも、楽しそうにしてるから、「仕事」に見えない。いっしょにダンスをするのも、楽しそうにしてるから、「仕事」に見えない。

だからF先生が仕事してるところを見たことがない、子どもたち。そんなふうな先生と子どもたちの関係が、ちょっと誇らしいらんこ先生です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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スゴワザに挑戦する人

2017-02-15 16:40:13 | Weblog

たまたま見始めてしまうと、つい最後まで見てしまうテレビ番組の一つに「凄ワザ」というのがあります。たしか、土曜日の夜。どーでもいいといえばどうでもいい技術なのですが、「断熱ボックス」とか「最強の洗濯ばさみ」とか「リアルスパイダーマン」「コップがどれだけすべるか」とかとか、こんなことできるのか?という技術を競う番組です。その中に紙飛行機がどこまでとぶかというのもあったなぁ・・・。大の大人が本気でいろんな計算をして作る紙飛行機。飛ばしかたもすごーい研究していたっけ。

で、今日のホール。主に男の子たちが、チラシで作った紙飛行機をとばしあっていた。誰のが高くとぶか、誰のが遠くにとぶか。まだなんの技術もない幼児たちだけど、いろいろ工夫しておりました。

らんこ先生は思う。こんなことをして遊んだ子じゃないと、スゴワザに挑戦する大人にはなれない。だから今いっぱいいっぱい遊んでね。

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