らんこ先生のようちえん日記

能登半島にある幼稚園での小さな出来事の日記です。

おいしいお店

2020-10-30 19:02:44 | Weblog
年長さんがお買い物ごっこのお店の品物を作っていました。とにかくたくさん早く作る為に「流れ作業」になっています。

「今日も流れ作業で!」そんな声が聞かれ、「・・くんと・・ちゃんはこれ作って」と役割分担。今日はおいしそうなスイーツを二種類作っておりました。

それを見ながら、らんこ先生は「いいなぁ~なんかおいしいの食べたくなるね。どこかおいしいお店知ってる?」と聞いてみました。

すると、「知ってるよ!」とYちゃん。「どこ?」と聞くと「ここ!」。そうか自分たちのお店がイチオシなのか。

でも本物が食べたい。そこで「他には?」と聞くと、自信満々なお顔でOくんが答えました。「おばあちゃん!」。うーん、お店じゃ無くておばあちゃんが作ったのがおいしいのか・・・。続けてOくんは「お母さんと作ったのもおいしかった!」

そんな会話をしながら、品物はどんどんできていくのでした。制作としては簡単で凝ったものではないのですが、分担して作ったり、数を確認したりと一人で作るのとは違ういろんな経験をしている年長さん年中さんです。
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紙一枚で

2020-10-29 22:49:00 | Weblog
うちの園ではハロウィンの行事はありません。でも、2歳児クラスではちょこっとハロウィンっぽい事をしています。

カボチャのぬりえをして、切り抜いて、カボチャオバケだぞ!と言って歩くこと。
紙一枚なのですが、子どもたちは大変身気分。ちょっとこわめにぬって、オバケっぽい感じに。それを持ってお部屋から出て、行進。自分の顔を隠して「オバケだぞ」

たったそれだけなのですが、楽しいのです。

フルに衣装も帽子も着けて楽しむハロウィンを否定はしませんが、たった一枚の塗り絵でも想像力があれば、遊びはいっぱい広がります。

夕方、100均に買い物にいくと、この前までハロウィンコーナーだった所に、クリスマスグッズ。早い早い。




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観劇会2020

2020-10-28 22:57:00 | Weblog
今日は観劇会。毎年している行事ですが、今年はちょっと違います。

例年なら、お家の人もどうぞとお招きするのですが、今年は保護者会役員のみ。
劇団の方もマスク、マウスシールド、マイクの前にはカバー。

演者と子どもたちとの距離はいつもより広く。窓をあけて、空気清浄機をまわして。

でもそんな違いは子どもたちにはどうでもよかったのかも。小さなひよこぐみの子どもまで、楽しんで見てくれました。ひよこぐみはいちばん後ろにいたのですが、何人かは前へ。それも見ようとしての前へ。

「てぶくろをかいに」の劇はかなり脚色をされていて、もし原作を読んでいたら逆に分かりにくいかも。来年からは観劇会の前は、原作は見ない方がいいとお知らせしようと思いました。見た後で、しばらくしてから、読んだ方がいいなあ。

劇の後は記念写真。これも今年は子どもたちと劇団の人の距離をとって…

いろいろ配慮をしながらの観劇会。子どもたちの笑顔に中止にしなくて良かったと思ったのでした。

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希望の丘公園で

2020-10-27 21:42:00 | Weblog
年長さん年中さんといっしょに希望の丘公園におでかけしました。

公園をあるいていくと、Aくんが、「ここで写真を撮ろう!」と大きい滑り台の階段をゆびさしました。「いつもここで写真撮るよ」。すると他の子が「それは春でしょ!」と言いました。そうそう、いつもは春の遠足としてここに来て、お家の人もいっしょにみんなで階段に座って写真を撮るんだよね。今年の春は遠足がなかったからね…

遊具のところに着くと、お友だちといっぱいあそびました。

子どもたちは同じ遊具で遊ぶのが案外好きです。前にきた時に出来なかったことができるのがうれしいんです。一人一人、自分の成長を実感できるのかなと思います。
去年できなかった動作ができる。去年よりはやく滑り台をすべることができる。去年は怖くて滑れなかったけど今年はできる。

滑り台の下に集まって写真を撮りました。いつも春に撮影する場所の反対側。

来年の春は、全員集合の写真を撮ることができるといいな。でもその時には今のAぐみさんは小学生か…

葉っぱと共にドングリを拾おうと思っていたのですが、今年はドングリがほとんど見当たらない。ちっちゃなのしか落ちてない。今年はそんな年なのかな。

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音楽はこのような者たちのもの

2020-10-26 21:42:00 | Weblog
今日はミニコンサートがありました。バイオリン2、ビオラ、チェロの弦楽四重奏。
まずは、年長さんからひよこちゃんまでみんなでそろって、モーツァルトの調べに耳を傾けました。

そこから次々と美しい音が続きます。でも…

じっとしてはいられないのがひよこたち。もぞもぞ、チョコチョコ、え〜ん。
弦楽四重奏のステキな調べを聞きながら、やっぱりひよこはひよこ。

でも時々、バイオリン🎻を不思議そうに見つめたり、なんとなくリズムをとったり。

そう音楽はこんなひよこたちの心の中にも届いている。音を楽しんでいる。音楽はこの子たちのものなのだ。

コンサートのさいごはドラえもんの歌を歌ったり、さんぽの曲を聴いて歩き回ったり、楽しいたのしいときとなりました。

そうそう、今日の曲の中には、クリスマスの讃美歌も。グローリア インエクセルシス デオ♪ クリスマスまであと2ヶ月。あっという間に秋がすぎていきそうです。




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作業場

2020-10-23 23:50:00 | Weblog
11月のお店やさんごっこにむけての年長年中さんの活動が本格化。

今日は共同作業で、ドングリおもちゃをつくりました。

いつも制作と言えば机に向かって座ってじっくりとすすめていくもの。でもこの共同制作はまるで作業場。役割分担をして、テキパキ。

時々、何個できたか、あと何個かという確認もします。できたものを並べて、1、2、3、4…。数えるチカラが、このお店やさんごっこで強くなっていきます。

さて、午後には次に何をつくるか決める為に、試作品を作っているお友達もいました。いわばプレゼンをするチカラも問われるかな。

楽しみながら、いろんなことを学ぶお店やさんごっこです。



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子どものかわいさ

2020-10-22 23:31:00 | Weblog

今週は教育実習生が3人。本来春に来るはずだったのが秋になってしまいました。

幼稚園教育実習なので、3歳以上のクラスで実習することになっています。

実習はやっぱり実習だなと思います。実際子どもたちといっしょに過ごしてこその学びです。講義だけではわからないのです。だって、子どもはみんな違っていて、単純なようで複雑。同じ言葉でも伝わる子、伝わらない子。

今日はちょとだけひよこルームにもいってもらいました。感想を聞くと、「かわかったです」。そう、だっこされるとニコニコするひよこちゃんはホントにかわいい。
でも、「Aぐみさんもかわいいです」すぐに言葉が続きました。

そう、1歳には1歳の、5歳には5歳の可愛らしさがある。

子どもたちをかわいいと思うだけでプロの保育者にはなれないけれど、かわいいと思わない人は良い保育者になれない。

明日はどんな気づきがあるか。こどもたちと過ごす時間を大事にしてほしい。

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絵の展示

2020-10-21 22:52:00 | Weblog
こどもたちが描いた運動会の絵を玄関に並べました。

例年ですと、「観劇会」や「ミニコンサート」の時に見てください、なのですが、今年はそれなかなか…

でもこどもたちの絵は飾ってあげたい。自分の絵が飾られるのは嬉しいし、お友だちの絵を見るのは楽しい。そして、こんなふうに描くのもいいなぁって思ったりもする。

大人が見ると、それぞれの年齢の特徴がよくわかる。一人一人の個性もうっすら見える。

とりあえずしばらく玄関に飾ります。お迎えの時などにご覧ください。

あ、ひよこたちは「おいものぬりえ」です。色にチョイスや塗り方にも個性があって楽しいですよ。
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はっぱあつめ

2020-10-20 18:54:19 | Weblog
今日はお天気が良かったので、予定を変更して、みんなで小丸山公園におでかけすることになりました。
AぐみさんとCぐみさん、BぐみさんとDぐみさんが手をつなぎ、児童公園まで歩いていきました。大きい子が上手に歩いてくれたので、スッと公園に到着。いろんなお遊びを楽しむことができました。小さいお友だちにとってはちょっとチャレンジになる遊具もあります。「せんせい、見てて」の声があちこちから聞こえてきました。

さいわい、今回はお姉ちゃん先生(実習生)も3人。あちこちからの「みてて」に十分に応えることができました。「みてて」と言われて見守ってちょっと手助けして・・・。できたら「すごいねぇ」と言う。その繰り返し。それが子どもたちの自信を深めていきます。

遊具でいっぱい遊んだ後は、「きれいな落ち葉をひろいましょう」ということに。でも小さいお友だちの中には何でもいいから葉っぱを袋に詰め込む子がいたり、一度拾っても全部袋から出してしまう子がいたり・・・。そうそう、松ぼっくりをひろっても、坂道に転がして遊んじゃう子もおりました。

AぐみBぐみのお友だちは拾った葉っぱを押し葉に。「えー、4枚しかない」「もっと拾えば良かった」といろんな声がそこでも聞こえてきました。もちろん、まだ別の公園に行って葉っぱ拾いをするいことも計画したいと思っています。
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明日こそ

2020-10-19 18:45:57 | Weblog
先週から続く「どんぐり対決」。先生たちがどんぐりを使ったお遊びで対決します。目的は、こうやって遊ぶと楽しいよということをご紹介することにあります。遊び方を口で説明するよりも、実際に見せてあげる方がわかりやすい。

でも「対決」となるとやっぱり勝たなくては・・・。

先週の金曜日は「どんぐりごま対決」。優勝は年長担任T先生。

今日は「どんぐりつかみどり競争」。ボックスのなかからどんぐりをいっぱいつかんだ人が勝ち。先生達が手にいっぱいのどんぐりをつかみお皿に。そしてみんなで数えます。「1,2,3」。この数えるというのも大事なところで、運動会の玉入れと同じようにみんなで数えることによって、数がリアルになってきます。

さて今日の勝負は・・・。またもや優勝は年長担任T先生。そして一番少なかったのは、年中担任M先生。自分のクラスの先生が勝って大喜びの年長さん。

そして・・・。お部屋に戻った年中さん。なんとなく残念モード。

「明日は、勝ってね!」とSちゃん。これは明日は勝たなきゃなりません。

これはなかなかのプレッシャー。さて、明日は何で勝負するか?そろそろ勝ちたいM先生です。
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