らんこ先生のようちえん日記

能登半島にある幼稚園での小さな出来事の日記です。

満足感・・・

2012-03-30 18:59:07 | Weblog

年度最終日。子供達の願いが通じたのか、雨は降らず一日お外遊びを楽しむことができました。

卒業する子供達を見送りながら、なんとも幸せな気持ちになったらんこ先生でした。

走るの速くなったなぁ、製作上手になったなぁ、お友達の前でも自分の意見をちゃんと言えるようになったなぁ、食べるの早くなったなぁ・・・・。一人一人、成長したところが鮮やかに見えて、その成長を見守ることができて、なんとも幸せです。

とはいえ、今後もずっと見つめていたいと思いますので、またご報告下さい。楽しい報告もちょっとつらい報告もこれからも一緒に笑い、一緒に考え、(時には憤りもあったりして)という関係でありたいと思います。みんな元気でね!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

春、です。

2012-03-29 18:45:29 | Weblog

おひさまが顔を出して、春。子供達は次々に「お外いってもいいですか?」とお庭に出ていきます。ところがしばらくすると、「先生、アツイ!」と言ってやってきます。冬と同じようにジャンバーを着てお外に出た子供達。身体を動かすうちに、ジャンバーがアツイ。

それぞれにたたんで、並べていきました。ちゃんと自分でたたんでいくところが、さすが、でしょう?

明日も晴れるといいなぁ・・・。最後の一日、いっぱい遊んでいってほしいなぁ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヘディング記念日

2012-03-28 21:23:24 | Weblog

お庭でサッカーを楽しんでいる年長男子。この子達がここでサッカーをするのも・・・。

その中のSくんが、「ねえ先生」と声をかけてきました。「あのね、3月27日はボクのヘディング記念日。」というのです。「ヘディング記念日?」、なんだそれ?

立ち止まって話を聞くと、昨日初めてヘディングをしてみたというのです。だから3月27日は彼にとってのヘディング記念日。

まあ、幼稚園児はヘディングをしない方がいいとは思うのですが・・・。幼稚園のお庭でしているのは、サッカーというよりサッカーごっこ。でも、もう君たちは本当のサッカーをしたいんだよね。お庭よりグラウンドが必要だよね。だから小学校にいくんだよね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

こわれちゃったカチューシャ

2012-03-27 18:40:59 | Weblog

女の子の頭にはいろんな髪飾りが・・・。それぞれに「かわいいでしょ!」アピールをしてきます。それを見ているとなんだかとっても幸せな気分になりますよね。小さな女の子がちょこっとオシャレしている姿、なんともかわいい。世の中が平和で、ある程度豊かである証のように思います。

女の子の頭にリボンがいっぱいあると、幸せがいっぱい。

さて、ところが、幼稚園の中で大好きなリボンのカチューシャがこわれちゃったRちゃん。こわれちゃった事を納得していたものの、お迎えのママの前では涙・涙。お母さんにお話を聞くと実は一度お家でも壊れてしまい、Rちゃんが悲しむのでパパが一生懸命ボンドでつけて直してくれたものなのだそうです。確かによく見るとなおした跡が。今日壊れたのはその直してくださったところとは別の場所。残念だけど壊れちゃったカチューシャ。大事な宝物だったのにね。

でも覚えていてね、Rちゃん。カチューシャは壊れちゃったかもしれないけど、一生懸命なおしてくれたパパのこと。そのパパの愛情こそ、一番の宝物だよ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ちょっと工事中

2012-03-26 18:20:19 | Weblog

今日から1階奥の保育室の修繕工事をしています。壁が湿気を含んでいたので、それをなんとかしようとしたら、床もアヤシイということで・・・。全面的に改装というほどのものではなく、継ぎ足し継ぎ足し・・・みたいになるのですが・・・。

階段の壁紙も昨日一部張り替えました。今日見てもだーれもわからないほどささやかに・・・なのですが。

そんなわけで今朝は工事の材料が通る為、お外遊びお休みの時間が多くって、子供達にはちょっとゴメンナサイ、でした。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

泣き虫相棒

2012-03-23 18:11:41 | Weblog

お引っ越しで今日が最後の登園となるお友達が2人。一人は年少クラスのKくん。あのにぎやかな、あの自由奔放のクラスでは、きちっとルールを守ってくれた男の子でした。周りの子がワーワーするのを、余裕の笑顔でニコニコ見守ってくれたKくん。イヤな顔をしたりはしないで、お友達に次にするべきことを身をもって教えてくれるような、先生にとってはとても助けられた存在でした。

そして年中クラスのTくん。先日のオペレッタではうらしまたろうを演じてくれたおともだちです。Tくんといえば、Yくん。二人はいい相棒でした。といっても何の相棒といって、泣き虫の相棒。二人ともよく泣きました。それもすごい大きな声で。かけっこで一番になれない、とワーン。くじびきではずれがでるとワーン。製作したいのに箱がないといってはワーン!二人で泣くから泣きやすい?大きな声で自分を発散させて、それが二人の成長にはとっても良かったように思います。「ぼく、今日が最後のくじびき」と言いながらとったくじは、「あたり」。「おおあたり」ではなかったけれど、泣かずに、かみしめるような顔であたりの手裏剣をもっていきました。

また、いい相棒が見つかるといいね。ふたりとも。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

5日ぶりのともだち

2012-03-22 18:49:54 | Weblog

今日からは春休みの預かり保育。卒業式を終えた年長さんも、登園してきています。卒業式以来、顔を合わせる子もおりまして・・・。

ちょっと会えない日があったからこそ、嬉しくて嬉しくて・・・パワー全開で遊んでいました。らんこ先生は寒くてしょうがないのに、なんで汗かいてるの?なんで髪の毛びしょびしょなの?

5日ぶりにあっても、ともだち。これがこの後ずっと・・・。1ヶ月ぶりにあっても友だち、1年ぶりにあっても友だち、5年ぶりにあっても友だち、10年ぶりにあっても友だち、となっていって欲しいなぁと思います。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いつもと同じ年度末。

2012-03-21 21:11:02 | Weblog

年長さんがいない、終業式。園長先生のお話にずっこけたり、姿勢を正したり・・・。

年度末でお別れするお友達に渡すプレゼント。子供達なりに思いを込めた絵。

「指導要録」を書くのにパソコンに向かう先生達。卒業アルバムを作るのにひとりブツブツ言い続けている、らんこ先生。

いつもと同じ年度末。

けれど同じ日本の中でいろんな事があったこの一年。「いつもと同じ年度末」であることがなんと感謝なことかと思います。だから「いつもと同じ」であっても、心をこめて一つ一つのことをしていきたいと思うのです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ノーブレス・オブリージュ

2012-03-19 18:55:35 | Weblog

今日と21日は、卒業した年長さんがいない幼稚園です。ちょっと人数が少なくて、ちょっと声も少ない。

でもそこでおおきな声を出しているのは年中のこどもたち。特に一番の古株になったNちゃん・Nちゃんコンビ。お椅子並べの時など「・・・して」「・・・ちがう」の声が響いていました。一番上になったということの誇らしさ。自慢げな顔。鼻がふくらんでいる感じ。

けれど徐々に気づくでしょう、一番上になるということはそこに責任が伴うのだと言うことを。一番上になるということは、決してそこで偉そうにしていることではないということを。小さい子が出したオモチャを片付けるのは当然。小さい子にオモチャを譲るのは当然。小さい子の事を配慮してあげるのは当然なのです。

時にイヤになるかもしれない。面倒くさいとおもうかもしれない。

一番上になるということは、それなりの役割を果たす、ということ。年長時代の一年間はそれをしっかり学ぶ一年間なんだよ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ティッシュはどこ?

2012-03-17 17:52:47 | Weblog

卒業式でした。さわやかな卒業式でした。昨日から体調が悪いという連絡があった子もなんとか来ることができました。全員そろっての卒業式。なによりでした。

3回目の担任としての卒業式ということで、S先生もしっかり司会をつとめ、お部屋でもテキパキといろんなものを配ったりしていました。ところが・・・。

今朝、サプライズのプレゼントがある、と聞かされたらんこ先生。まずティッシュの箱がある場所を確認。S先生がいろんなものを全部配り終わったあとで、「なんか何にももらってない人がいるね」とタイミングをはかって声をかけ、そこで子供達&お家の方からのサプライズプレゼント。年長担任だけでなく、年中時代の担任、年少時代の担任にもプレゼントがありました。やっぱり涙を出してしまった、S先生。ティッシュペーパーを手渡すらんこ先生。今日は涙なしと決めていたのでハンカチもティッシュも持っていないんだもん。

というわけで、最後のお見送りでは鼻が赤かったS先生でした。

そのプレゼント、実によくできていました。お母さん方、すごい!こうやって、お家の方と教師と信頼関係があって、子供達の成長を見守ることができたこと、本当に感謝です。

しかし、こりゃ、アルバムのハードルがあがったなぁと思った、らんこ先生でした。がんばるぞー!

 

 

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする