明日は１１月１日です。

今日は１０月３１日。明日から１１月。本来１１月はそんなに大きな行事がなく、おでかけが多い月だった。それがいつのころからか、「１１月」が大きな意味をもつようになってしまった。

冬の間行われるお金ごっこ。それは１１月１日に始まる。もう絶対やめられない。
だって子供達はみんなわかっているのだもの、１１月になったら始まるって。

お家の方もわかっている。特製の「おさいふ」もきっと準備されているに違いない。

はじめてのお友達は目をまんまるくして、何が起こったかわからないだろう。
幼稚園の子供にとってはかなり高度な事をしているんだけど、楽しいからみんながんばってついてくる。

さてさて、今年も不思議な「おかねごっこ」、いよいよ明日からはじまりはじまり。

今日だけの先生

１１月が近づいてきました。１１月といえば、お金ごっこ。ということは、お買い物ごっこもすることになります。ということは、年長さんは何か品物を作らなくてはいけません。

相談の結果、まず折り紙で「コマ」を作ることになりました。（数年前、恐竜大好きＫくんが幼稚園にいっぱい送ってくれたのと同じ折り方のコマです。）その折り方をマスターしている３人のお友達が「先生」になって、みんなに教えることになりました。Ｈくん、Ｓちゃん、Ｍちゃん。

中心になって指導しているのは、Ｈくん。説明した後で、「わかりましたか？」と聞いたり「わからなかったら言ってください」と話したり。そして、みんながちゃんとできているか、机の周りを歩いてお友達のすすみ具合をチェック。子供達も「Ｈせんせい、おしえてください」と声をかけ、そこにＨ先生がいき・・・。その姿、誰かににている・・・。背が高くすらっとしている事もあって、Ｓ先生のポーズにそっくりなのです。
Ｓ先生に「似てるよね」と声をかけると最初は「そうですかぁ・・」と言っていたのですが、ずっと見ていると、自分がいつもしている事だと発見。子供達は本当によく見ております。

将来先生になりたいというＳちゃんは、なんかＹ先生に似ているなぁ・・・。優しく一人一人と話すＭちゃんはＤ先生っぽいなぁ。それぞれにおもしろかったらんこ先生でした。

ちなみに、終わった後でＳ先生がＨくんに感想を聞いたところ、「先生って、いろいろたいへんだね」、だそうです。

どんぐり、ちょっこし

小さいお友達と国分寺公園に出かけました。
地面にいっぱいシイの実が落ちていて、小さいお友達でも袋いっぱい拾えた同じ場所です。ところが今年は・・・。
落ちていないのです。落ちていても鳥さんが食べていて、中身がからっぽ。
探して探してようやく、一人１０個くらい見つけられたかな？ちびっこ達はそれでも大満足でしたが・・・。

異常に暑かった夏の影響でしょうかね？

実習生とゲーム

能登では、圧倒的に幼稚園より保育所の数が多い。そのため、幼稚園には教育実習生が入れ替わり立ち替わりくることになってしまうのです。

さて、今日は実習生が年中クラスで、じゃんけん列車ゲームをしていました。じゃんけんして負けたら後ろにつくというゲームです。年中さんがこれをしっかりとしたゲームでしてみるのは初めてです。
どうなるかな？少し離れて見ていました。一つのゲームを始めるときにルールを伝えるのはそんなにカンタンではありません。子供達は予想外の動きや発言をします。考えてきたのと違う事が起こると、明らかに困ったなぁという顔になる実習生。

けれども繰り返すうちに、だんだんゲームがわかってきたようでした。最後は無事全員が「列車」になってホールを回る事ができたのです。そこまで終わって疲れ果てた実習生。「なんとかおわった」、そんな顔でした。

私はこれを見てとても嬉しくなりました。実習生を見て思ったのではありません、年中さんの一人一人の成長が感じられたからでした。クラスの中の個人個人の事をよく知っている担任ではなくて、実習生が説明したゲームを理解する。これは子供達の方の理解力がかなり試されます。
実習生のつたない解説でもできるようになったんだ、それもつまらなそうなお顔じゃなくて、楽しそうにわかるようになったんだ。成長したね、年中さん。楽しそうだね、年中さん。

運動会ごっこの中で、みんなで一緒にする楽しさ、本当に実感してきたんだね。よかった、よかった。

ちょっぴりハロウィーン

ちびっこクラスで、かぼちゃおばけのぬりえを楽しんでいました。ちょっぴりハロウィーン。

お友達のりすさんからのプレゼント

ホールの時間、司会のＮＳ先生が突然「今日もお友達のリスさんがきました」とご紹介。先生のお洋服のポケットから登場したリス君、なにやらＮＳ先生に話しかけます。
「え、プレゼントを持ってきてくれたの？」

リスくんからのプレゼントはたくさんのどんぐりです。

先生のお友達のリスくんはちょっといたずらっ子らしく、どんぐりにいろんな絵が描いてあったりします。

一人５個ずつとっていいよという、どんぐりひろいゲームのはじまりはじまり・・・。

トトロどんぐりやパンダどんぐり、かわいいどんぐりにニッコリの子供達でした。
ちなみになぜか、らんこ先生によく似た「めがねどんぐり」もいたようです。ハハハ。

スカート、おそろい

さむーい朝。幼稚園の玄関には念のためファンヒーターを設置しました。（保育室にはエアコンがあるのですが、玄関はないので・・・）

さて、昨日子供達に「スカートはいてきて」と言われたＳ先生。約束通り、久々のスカートで登場。とっても珍しいスカート姿に子供達は注目。朝、始めて出会う瞬間Ｓ先生を見つめます。一番小さいＮくんまで、Ｓ先生を上から下までじーっと・・・。

とても喜んだ年長女子。なかでも、今日Ｓ先生と同じデニムのスカートをはいていたＭちゃんは大喜びだったのでした。
でも、今日は特別サムイ。バスの当番だったＳ先生はタイツにすればよかったと後悔しておりました。

ちなみに、「明日はワンピースにして」というリクエストがあったようですが、さすがに寒そうなのでパス。「じゃあ、髪をかわいくして」と言われておりました。さて、明日はどうなりますか・・・。

手をつなぎたかったのに・・・

年少のＮちゃんが、担任のＹ（Ｈ）先生のところにやってきました。
「お友達におててつなごうっていったのに、つないでくれん」。ちょっと泣きべそ声。何があったのかなとちょっと心配で耳を傾けておりました。

でも一瞬で事情がわかったＹ先生は・・・

「だってお手々つないだら、おかたづけできんやろ」と一言。

そう、おかたづけの時間に「手をつなごう」っていったから、手をつないでたらお片付けできないと拒否されたのでした。「拒否された」方だけを聞いていたら、事態がわからなくなりますよね。

「おててをつないでたらトイレもできないからね。その後でお手々つないでね」。

その通り。

しちごさんって何？

年長女子の一人が、「写真」を撮りに行くためにいつもより早めにお帰りしました。

「七五三の写真だよ」と先生達同士でお話をしていると、年長女子ＲちゃんとＳちゃんがやってきて、「何？」。

「しちごさん」「ひちごさん？」「しちごさん！」「いちごさん？」「ひつじさん？」

まったくもぉ・・・。一番かわいい着物を着たいタイプなのにね。

替え歌で先生を歌う

職員室の小さなテーブルに年長女子が集まって、急に歌い始めた。

ロッテのフィッツというガムのコマーシャルの替え歌。
担任の名前を歌っている・・・「・・・せんせい、せんせ、せんせせせ・・・」
「・・・せんせい、ビジンだよ」「・・・せんせい、かわいいね」

うーん、上手な歌だ。いわゆる「おじょーず」な感じですが・・・。子供達はゴマスリという感情はありませんので、素直にうたっているのであります。「先生が好き」という表現ですね。

その後ちょっとしたリクエストが「・・・せんせい、スカートはいて！」

曰く、かわいい先生がスカートはいたらもっとかわいくなるということです。それを聞いてＳ先生、「明日スカートはいてこようかなぁ・・・」　さて、明日Ｓ先生がスカートで来るかどうか？
子供達も先生も自由な服で来る我が園ならではのリクエストであります。

ところで、私にとっては、フィッツの歌は「狼少年ケン」の主題歌！であります。つい「ボバンボバンボン・・・」と歌いたくなってしまうのですが・・・。これがわかる方は白黒テレビを見ていたかたですよぉ・・・。