怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

引き倒し式(内倒し)窓

2015年09月01日 | いろいろ
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先週いただいたコメントに「ガラス戸が思わぬ方向に開いているようですが、どうなっているのかとても気になります」というものがあった。
そういえば、もしかしてこの窓について一度も書いたことがなかったかもしれない。
こちらに来てから早々に馴染んでしまう物の一つで、すぐに興味をなくしてしまうからだろう。
辞書を引くと「引き倒し式窓」とあり、検索したのだが日本語でのサイトがなかなか見つからない。
ドイツ語で検索すると、こんな画像を見ることができる。ドイツの引き倒し式窓

(追記。いつもコメントをくださるマイエンフェルトさんによると、この窓は日本では「内倒し窓」と言う。)

義母によると1908年に建てた彼女の祖父の住まいにはすでにあったそう。引き倒し式は新しい窓の造りというわけではないらしい。
ウチにあるものは40年位前のものと20年位前から次第に交換していったものがある。

これは古いもの。内側から撮影。下は外側から撮影。古臭さが写真からも観察できるだろう。


こちらは10年ほど前に新しくした部分。居住部分で断熱効果を高めなくてはならない窓はすべて新しいものに交換した。

内側についているハンドルは、閉まっているときは下向きで、開くときは水平にする。ウチだけの例かもしれないけれど、たまに他の家に行って窓を開け閉めするときにも無意識にできてしまうので、どこも同じだと予想できる。
かなりの厚みがある構造だ。実家の築25年の窓と比較すると、重厚さに今更ながら外国を感じる。

ハンドルを上に向けて手前に引くと、傾いて上部に空間ができる。

コメントをくださったあなた、こんな感じの回答で満足いただけただろうか。
ブログネタに困っているわけではないが、私が答えられそうな質問(政治・経済・歴史はだめ。外食関係もだめ、子育て情報ももっとだめ、つまりあまり頼りにならない)があったらまた書き込んで欲しい。