怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

カレーはスプーンで食べたい

2011年07月27日 | 日本
ニュルンベルク在住のsue-chanさんがウチに遊びに来てくれた。

このブログ読者の彼女は、私の義両親について熟知しているので、戦々恐々でウチに赴いたらしい。
先月の東京帰省時に買ったというエレガントなワンピースで登場したので驚いた。
「りすさんのお義母さんに気に入られるように」
ありゃりゃ?嫁に来るのか、ウチに??
毒舌にも感じる義母の遠慮の無い発言を知っているsue-chanさんは衣装まで気合を入れていたぞ。

昼食を義父母とともにしたのだが、その日はなぜか私の貴重な日本食、ハウスバーモントカレーにした。
義父母も食べることが出来るただ一つの日本食さ。(日本食って言っていいのかい?)
米やカレーに関するウンチクを披露するご機嫌な義父の様子やめったに笑わない怖い印象の義母を観察しながらsue-chanさんはカレーを食べている様子だった。

ところが。
後で二人になったときに、私はsue-chanさんに重大なミスに気付かされた。
私はいつものようにカレーを食べるときにナイフとフォークを用意してしまったのだ。
ウチはスープ以外のものはほとんどナイフ・フォークでいただく。
カレーもそうすることは、夫が日本在住時にもそうしていたことを見ていたこと、また更に昔に西洋食卓マナーを学んだとき、カレーはフォークでいただくことを知ったので、わたしには違和感が無かった。

実家や日本人とカレーを食べるときはスプーンにしているのだが、
義両親と私以外の日本人が食卓を一緒にするのは今回が初めての経験だったので、本当にうっかりしていた。

sue-chanさんはかなり困ったらしい。食べにくかっただろうな、ごめんよぉ~

これはウチだけなのか、ドイツや西洋全般の習慣なのだろうか、
スパゲティや米飯に添えるソース料理は日本の常識よりかなり少なめに盛りつける。
スプーンですくわなくても、フォークでソースがたれることがなく、口まで運ぶことができるのだ。


ウチの滞在時間が長すぎて、ここの観光は最低限になってしまった
ブログ記事になったここ。ぶっ倒れ教会。

なんと、彼女はかなり乗りのいい人なのだ~
わ~い、うれしいな、ぶっ倒れ仲間~


瞑想室だけでなくちゃんと教会も見学して行った、まじめなsue-chanさんの様子も載せておくことにしよう。
誤解を招かないように。