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怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

逃亡の後のリス

2012年07月07日 | 日本
井の頭公園でリスの撮影を続けているBAROQUEさん


井の頭公園のリス園(井の頭自然文化園)で、頻繁に動物たちの撮影をしてくれる。
この一枚もとってもかわいい。
台風のときに脱走して、捕獲されたこの一匹。
顔の表情、投げやりに鉄格子を掴む前足の様子、大股開きで○○丸出し大公開の様子、かわいいなあ。
本当に「出してくれ」と叫んでいるようで、なんだか哀れな感じもするけど。
吹き出しの言葉はいつも彼の作。これもいつもぴったりだ。


日本からのコーヒー

2012年06月30日 | 日本
日本でも欧州でも手に入るコーヒーの原産地は似たり寄ったりのはずなのだが、
味も見かけも日本の方が良いことが多いのはなぜだろう・・・

九州在住のツキホシさんから届いた物資のひとつがこれ。

ドトールコーヒーの紙コップに感動した私。
仕事前に、仕事後によくお世話になっていたドトールコーヒー。200円(よく飲んでいた時代は180円だったけど2年前の帰省時には210円だったような)程度であの味と店の雰囲気は素晴らしい。
ドイツでドトールコーヒー再現なんて、うれしいぞっ。

たかだか紙コップなはずなのだけど。「環境先進国」のドイツには使い捨てカップが無いと思っている日本人も多いだろうなぁ。あるけど、味気ないものばかりさ~
こんなきれいな印刷が施されている日本の製品、素晴らしい。
「ここまで湯を入れる」とか「熱湯に注意」とか、手取り足取りの注意事項もうれしいぞ。

さっそくりす部屋で堪能。お・い・ち・い濃い目が好きなので、湯量はかなり控えめ。
こちらにも個包装のインスタントコーヒーがある。ポットにお湯を入れ、スプーンやカップ持参で外出、公園で友人とコーヒーを楽しむこともあるのだけど。
日本からの貴重品は独り占めさっ。


りす部屋の室温26度、湿度は60パーセント!!
この温度計を設置してからどちらも最高値だ。熱帯仕様の私の身体にやっと心地よい季節がめぐって来たぞ。(すぐ変わっちゃうのだけど)
気持ちいいりす部屋でおいしいコーヒー、し・あ・わ・せ
階下の義母よ、私をしばらく呼ばないでくれ~




アルパコンサート

2012年04月28日 | 日本
東京に住む友人のコンサートを大宣伝





添付画像が大きくなってしまって申し訳ない。でも、大きいほうが読みやすいし。
すでに長く親しくしている人なので、大きく宣伝したいし。
私は聴きにいくことができないし。私の代わりにたくさんの人が聴きにいって欲しいものだ。
2010年11月の記事にも彼女やパラグアイ音楽コンサートのことを記事にしていたなぁ。こちら「パラグアイハープ生徒募集」

私がパラグアイに住んでいたときに知り合った根津さんだ。徒歩で訪ねることができる近所に住んでいたこともあり、いろいろ食べさせてもらった(ああ、考えていればパラグアイでも食べることに苦労したのか??)


アルパのレッスン室

これは根津さんのブログ。開設したばかりなので、これも大宣伝。
東京近辺でパラグアイハープ(アルパ・パラグアージャ、と書かないと根津さんに叱られそうだ!)に興味のある方、ご一読を。


よく食べるリス

2012年04月16日 | 日本
BAROQUEさんからまた井の頭公園のリス写真が届いた。
飼育されているリスは肥満気味のようで、まあ、それもかわいい。



週末のお決まりのケーキ焼き、今回はこんなものになった。
市販のパイ生地にチーズ、カスタードクリームなどを包んで焼くだけの簡単なもの。
私は思いついて冷凍保存しておいたあんこを包んだ。他の家族は食べないので自分の分だけ3つ。
二つ食べたら気持ち悪くなった。パイ生地に含まれているたっぷりの油分が、私の弱っている胃にはきつすぎたようだ。
ああ、油断大敵、ドイツ生活。






ツキホシさんからの贈り物

2011年08月22日 | 日本
ネットで知り合った九州在住のツキホシさんから届いた贈り物は梅干
しかも、手作り。
梅干の国際発送は非常に面倒で、ただでさえ面倒がりで外国に嫁いだ私を面倒に思っている実家は「梅干はダメだ」と断言している。
原子力発電所の事故直後は日本からの物資を受け入れなかった国々も多かったらしい。また、食品そのものの国際発送を禁じている国もあるらしく詳細がよくわからないのだが、マレーシアの友人が私に食品を送ろうとしたら郵便局で断られたらしい食べ物を手に入れるのって、けっこう困難なのだなあ~、と実感するドイツ生活。

ドイツも一時期日本からの物資を制限していたらしく、ツキホシさんは手作り梅干を目の前に困ったらしい。
で、思いついたのはスイス経由。
彼女のスイスに住む友人が東京に帰省中を狙った。このスイス在住のP子さんは実家で忙しく過ごすうちにツキホシさんからの梅干を忘れてしまっていたらしい。
数ヵ月後、思い出してくれたそうで、東京からスイスに発送(P子さんのご実家の方々が協力してくれたのか??)、スイスのP子さんがここ、ドイツに発送して先週末に私が手にした。
ああ、約半年に渡る梅干の運命。九州→東京→スイス→ドイツだぞ!けっこうな移動距離!
こんなに人の手間をかけた梅干、お気楽に口にする気には絶対なれない。体調の悪いときの薬剤としていただくことに決まった。

義母に「梅干をもらいました」と報告すると、すでにその不気味な食品をよく知っている彼女は顔をしかめながらも地下の食料保存室に置くことを許した。

梅干四きょうだいは寄り添っている。周囲のシロップ漬けのりんごや様々なジャムビンたちに「お前ら、ヘンだな、何者だ??」と尋ねられているような気がする。
クラフトテープで巻かれたビンの蓋部分、日本人の丁寧な梱包でビンが欠けることも内容物が染み出ることもなく、きちんと届いているぞ。
ドイツの梱包とはエライ違いだ。(ビールが景品で当選して届いたときには半分以下に減っていた、という報告があった~のを思い出す、うははは・・・)

さて、ついでにウチの地下食糧貯蔵小部屋を紹介。
ジャムの棚。



左、イエロープラム(Mirabellen)、右、りんごのシロップ漬け。義両親は米の牛乳煮にこれらを添えて食べる。もちろん、私は遠慮。


様々なジャム。いちご、セイヨウスグリ、ブラックベリー、ラズベリーなどさまざまなベリー類が主材料。
すべて義両親の丹精込めた庭からの収穫物。ああ、私は口にしてはいけない!!
使っているビンは、使用済みの市販品(蜂蜜など)の再利用。数年以上繰り返し使っている。ウチは表彰もののエコい家族か。
いや、ツキホシさんからの梅干ビンもコーヒーが入っていたと思われる再利用!


左、かなり前に(私が嫁に来る前らしい)作られたさくらんぼ酒。クリスマスなどの特別な機会に飲む。
甘ったるくて飲みやすい。
右、りんごジュース。自宅で収穫したりんごを業者に持っていくと、ジュースにしてくれる。1リットルのビンが数百本できるのだが、8月下旬の現在は、残り数十本になっている。来月のりんごの収穫期にはまた、ここにビンがうずたかく積まれることとなるだろう。
ちなみにこのジュース、甘ったるくてとてもそのまま飲む事ができないので水で薄めなくては飲めない。(普通の日本人の味覚!)


アルコール類。頂き物ばかりがこうして保存されたまま軽く10~20年を過ぎている。
義父も夫もほとんど飲まないのでこういう事態になっているのだ。
家に人を呼ぶこともほとんどないし、こうして貯めるだけ貯めて、おそらくゴミになるのかな~。


さて、ここでもう一度。
ツキホシさん、ありがとうございます。大事にいただきます









カレーはスプーンで食べたい

2011年07月27日 | 日本
ニュルンベルク在住のsue-chanさんがウチに遊びに来てくれた。

このブログ読者の彼女は、私の義両親について熟知しているので、戦々恐々でウチに赴いたらしい。
先月の東京帰省時に買ったというエレガントなワンピースで登場したので驚いた。
「りすさんのお義母さんに気に入られるように」
ありゃりゃ?嫁に来るのか、ウチに??
毒舌にも感じる義母の遠慮の無い発言を知っているsue-chanさんは衣装まで気合を入れていたぞ。

昼食を義父母とともにしたのだが、その日はなぜか私の貴重な日本食、ハウスバーモントカレーにした。
義父母も食べることが出来るただ一つの日本食さ。(日本食って言っていいのかい?)
米やカレーに関するウンチクを披露するご機嫌な義父の様子やめったに笑わない怖い印象の義母を観察しながらsue-chanさんはカレーを食べている様子だった。

ところが。
後で二人になったときに、私はsue-chanさんに重大なミスに気付かされた。
私はいつものようにカレーを食べるときにナイフとフォークを用意してしまったのだ。
ウチはスープ以外のものはほとんどナイフ・フォークでいただく。
カレーもそうすることは、夫が日本在住時にもそうしていたことを見ていたこと、また更に昔に西洋食卓マナーを学んだとき、カレーはフォークでいただくことを知ったので、わたしには違和感が無かった。

実家や日本人とカレーを食べるときはスプーンにしているのだが、
義両親と私以外の日本人が食卓を一緒にするのは今回が初めての経験だったので、本当にうっかりしていた。

sue-chanさんはかなり困ったらしい。食べにくかっただろうな、ごめんよぉ~

これはウチだけなのか、ドイツや西洋全般の習慣なのだろうか、
スパゲティや米飯に添えるソース料理は日本の常識よりかなり少なめに盛りつける。
スプーンですくわなくても、フォークでソースがたれることがなく、口まで運ぶことができるのだ。


ウチの滞在時間が長すぎて、ここの観光は最低限になってしまった
ブログ記事になったここ。ぶっ倒れ教会。

なんと、彼女はかなり乗りのいい人なのだ~
わ~い、うれしいな、ぶっ倒れ仲間~


瞑想室だけでなくちゃんと教会も見学して行った、まじめなsue-chanさんの様子も載せておくことにしよう。
誤解を招かないように。



クウト・ヘーデルさんのコンサート

2011年07月23日 | 日本
ネットでの友人が指揮するコンサートです。
普段は彼のドイツに対する毒舌ぶりに少々怯えているりすですが、
実際はこのようにして日独友好のために活動していることを改めて認識しました。

東京近郊にお住まいの皆様、あるいは一時帰国中のドイツ在住の皆様、聴きにいらしてください。

突撃工兵さんからの贈り物

2011年07月04日 | 日本
ネット上で仲良くしている突撃工兵さんからの贈り物が7月2日に届いた。
彼は夫がヨドバシカメラのファンであることを知っているので「カタログを送りましょうか」といういきさつからだ。
いやぁ~、ここから日本の家電を買い物できないのだけど、目の保養にはいいな、って思って好意に甘えたぞ。


と、送られてきた中身が上。ひゃ~、カタログ以外にいろいろと入れてくれたぞ~
ヨドバシカメラ、元気だ。「電力不足を乗り切る夏の節電が日本を救う」と。環境省の役人まで写真入で登場してエアコン買い替えを勧めているぞ。
10年以上前のエアコンは「省エネ」ではない、と・・・・
ウチの40年前の冷凍庫・冷蔵庫・湯沸かし器・その他もろもろは、ここの環境破壊を進めているとしか思えない。
うほほほほ~、ドイツ人、平気なのさ~反エコさ~うほほほっほ~


自分ではなかなか購入不能な「夕刊フジ」。自分の手元にあるのは人生初めてである。
日本経済新聞を広げているお姉さん~おばさんはけっこう増えたけど、なかなかこういったタブロイド誌はムリかも。
いや、ここでは結構女性がBild誌を外で読んでいたりするので、日本でもタブロイド誌を電車で読むおねえちゃんが出現する可能性、ありか??
(夫はこのBildを私が買ってきて眺めているとひどく機嫌を悪くする)

童顔でおっぱいの大きいおねえちゃんも欠かさず登場。こちらにはいないのでこの新聞は癒される(ここは強そうでおっぱいの不自然にでかい・・・しかも硬そう・・・ねえちゃんばかりだ)

なんと、たった4日遅れ~。

「送料がかかるから船便にしてほしい」と提案した私を無視してくれてありがたい。
二ヶ月前の新聞なんて・・・・やっぱねぇ~

これは実家地域に配られているフリーペーパー。子供の頃から親しんでいたぞ。
なんだか、これがここにあると、不思議な感じだ。日本の文字とか発色とか、ここの印刷物と違うので妙だ。

いや~、派手だな~。実家で見ると、そんな風に感じないのに。

これらも私は購入経験がない雑誌。

突撃工兵さんの定期購読誌かな?6,7月号と、新しいものが届いてうれしいりす。
5月にも日本の古い友人から雑誌をいただいたが、こうした読物の贈り物は送り主の趣味性を表していて非常に興味深い。
また、自分では選ばない雑誌を読むことになるので、別のものの見方・考え方に接する良い機会でもある。

突撃工兵さん、ありがとうございます










久しぶりの新しい雑誌

2011年05月20日 | 日本
東京在住の友人からうれしい贈り物が届いた。

いつも実家からの援助物資は送料格安な船便なのに、彼女は高価な「国際スピード郵便」を使ってくれた。
中身は雑誌。重い物資を高い送料かけてくれたのは深刻な現在の日本の状況を知らせたいからか?

左のは時々読んでいたのでなじみがあるが、右の2冊の「WILL」は初めてだ。
へえ~ってペラペラとめくると、小林よしのりの漫画が・・・
ひいいぃぃぃ~!!この雑誌、超右側??送ってくださったM本さん、こういうのがお好きだったんだ??
同じ本を何度も繰り返して読んでいるいまの生活、紙に印刷された日本語は何でもうれしいので不満はないぞ。
6月号187ページなどけっこう面白くて笑ってしまった。マフィアの取材記事などを書いているらしい吾妻博勝の震災地レポートも深刻な状況描写の中にもときどき笑える文章があってよかった。

自分や周囲の外国人を観察してよくわかるのが、海外生活では母国が異様に美しく感じるものなのだ。
日本では天皇の存在などどうでもよかったが、ここで現地新聞に皇族記事が載ると、有頂天になるものである。
「天皇は日本国の象徴」とつくづく納得してしまう、海外生活。
実家近所の中国人女性が毛沢東を礼賛する心境を、私はドイツ生活で理解できる。(聞いた当初は激しく驚かされたものだ!)

送ってくれたM本さん、彼女のお嬢さんも旦那さんの転勤で海外生活を経験しているし、お孫さんに至っては現在アメリカの大学在学中だ。
身内に海外生活者がいるので、彼らの心理状態をよく知っているのだろう、M本さん~。

さて、M本さんに雑誌のお礼がてら、ここで彼女の会社を紹介。株式会社サカエ
彼女の会社から一般の人が物を買うのはちょいと不可能な様子なので、こちらを紹介~
M本さんの親族関係者が作っているフリーズドライスープ。おいしい!


彼女の会社では販売はしていないので、どこかで買わなくてはいけないのだろう~
「キリンたまごスープ」で検索しているとでてくる。
どんな料理にもよく合い、軽いのでお弁当にも持って行きやすいし、そうそう、海外在住者にも重宝する一品だ!
ああ、盛大に宣伝広告さ~、買ってね~よろしくぅ~




ドイツの日本語学習者

2011年05月14日 | 日本
在独仲間のsue-chanさん所有の本。しばらく私の手元にある。

この本、どこかですでに見たことがあるな・・・・としばらく一人で唸っていたら・・・
思い出した!ブログ仲間、満天さんの一年前の記事。日本人の知らない日本語1.2 作:蛇蔵&海野凪子
レビューを彼女が非常に上手く書いている。(ので、読んでください~)

実家生活で外国人の知人友人がたくさんいたが、彼らとはほとんど日本語会話をしていた。
その達者な日本語力で「インド系日本人」と呼ばれているTくん、憧れの日本人女性と結婚、二人のお嬢さんのお父さんの韓国人Chさん、ドイツには絶対いない美人のタイ人Aさん、「お母さんの日本語、変!」などと反抗期の娘に怒鳴られていたスイス人B子さん、日本国籍取得直後に結婚が決まった元カンボジア人、親族はドイツ人のオーストラリア人G子さん(ドイツ語はできないのだそう)・・・・・
彼らの流暢な日本語には驚嘆させられていたが、「住めば覚えるものだろう」などと私は甘い考えでいたのも事実。
いや、ここに住んでからそれが間違いであることは証明された。
ちゃんと勉強しなくては、語学は身につかない。
今更ながら、彼らのの努力に敬意を示したい。すごいなぁ~(敬意の驚き

さて、ここに来てから知り合う人たちにも日本語学習者や日本での生活経験者などがいる。
最近特に目立つのが日本人配偶者を持つドイツ人男性で日本語を家庭内言語にしている例だ。
日本人奥さんと電話で話していると、後ろでうずうずしているドイツ男の気配を感じることが多い。

最近電話でやり取りするようになったドイツ西部に住んでいるポニーさんの旦那さん。
彼は日本語の読み書きもできるとかで、私のブログを読んでいるらしい。
ポニーさんと私が話しているのに気付くと、受話器をひったくって(想像)
「りすさんですかぁ~」
いやぁ~、しゃべるはしゃべるは~、その日本語会話力、デープ・スペクター、ケント・ギルバート、ダニエル・カール並みである。
一般に、日本語習得は日本に地理的に近い国や地域の言葉を母語としている人ほど早い様子だ。
モンゴル語は日本語と非常に文法が似ているらしい(こちらで知った)。中国語母語者は漢字のハードルが低い様子だ。マレーシア人は、マレーシアの多言語環境からか、外国語の習得がやたら早い傾向にある。
そういう状況と比較すると、欧州人の日本語学習は難しいはずなのだが、それでも熱心な学習者は感動的なくらいに日本語を身につけてくれる。

「外国語を習うということは外国の文化を習うということです」
紹介した本の55ページ下にある一文だ。
多くの欧州人にとって日本という国は東の果ての野蛮な国、でしかない。(こう断言するのも彼らに失礼だが)
その欧州人が日本語を学び、また、こちらに戻ってきてからも日本語を学び続ける姿に(ポニーさんの旦那さんをまだ見ていないが)心を動かされる。日本語勉強してくれて、ありがとう~って。
また、日本を知るドイツ人は思う様子だ。
「日本よりドイツの方がいい所もあるけど、日本には断然敵わない!」
これはポニーさんの旦那さんの言葉。特に日本人女性への賛辞は素晴らしい。
原文(メール)を紛失してしまったので正確な内容を忘れてしまったが、ドイツ女にはない優れた能力を知っている。
独日本人女性の皆さん、自信を持ってここの生活に挑もうではなかぁっ!!

って、力強く自分を励ますりす~











レーゲンスブルクの記念切手

2011年04月30日 | 日本
今年1月1日から日本への封書・はがきの航空郵便料金が下がった。
それまでは1.70ユーロ、約200円。2年ほど前、ものすごくユーロが高いときは1ユーロ170円だったから手紙1通340円で、とてもじゃあないが日本の知人友人に書くことができなかった。
今では75セント。半額以下。
去年までは何だったのだろう。単なるぼったくりだったのかい??

ま、ここでドイツの不手際をいろいろ書いても前向きではない、ともかく値下げされたのだから、単純に喜ぶことにしよう~。

さて、頻繁に手紙を書くようになったので、毎回ごとに買いに切手を買いに行くのは面倒なので10枚頼んだ。
そしたら、シートの記念切手を渡された。
みて、びっくり。日本語が!


『レーゲンスブルク旧市街』

レーゲンスブルクの旧市街がユネスコの世界文化遺産であることと、日本語がどういう関係なのか?
日独交流150周年と関係があるのか?日本の郵便局もこれに関係する記念切手を発行していることだろうし。
(日本の記念切手の量はこことは比較にならないほど多い、ああ、うらやましい~)


後から追記 このページもご覧ください酷似している切手が日本でも発行されていますね!



もしかして、これと関係あるんじゃあないかい?オルフェウスの窓

これはパラグアイハープ演奏家の敏子さんが送ってくれた本だ。
漫画家の理代子先生が書いたこの本の188ページから数ページに渡って、彼女がレーゲンスブルクで経験した偶然が載っている。
レーゲンスブルクを舞台にした漫画の影響でこの街の日本人観光客が増えたのだそうだ。
理代子先生は「ベルサイユのばら」で数年前パリ市から何か表彰されたらしいが、今度はレーゲンスブルクもこうした切手類に彼女の作品が影響されているのだろうか?
凄すぎる。 あ、まだ憶測の段階・・・








お悔やみ

2011年04月26日 | 日本
ブログ仲間のろーずまりーsさんが先週亡くなった。

去年の今頃に手術をした、という報告があり、また10月には彼女と会っていて、
元気な姿を見せてくれていた。
痩せてしまっていたが、もともと気丈な性格はそのままでわたしは安心していたものだ。

高校のクラスメイトの従姉(別の学校)っていうちょっと遠い関係から始まったのだけど、
20年以上のお付き合いがある。
ご一家でシンガポール赴任時にはずうずうしくも、一週間近く泊まらせていただいたりした。

ここに記録しておきたかったのは、彼女が私にブログを書くことを勧めてくれたからだ。
コンピューター操作自体に慣れていなかった私に「私も最初はわからなかったけど、だんだんできるようになる」
と励ましてくれたこともあった。
彼女の協力がなかったら、私のブログはなかったかもしれない。
同居のストレス解消ができなくて、夫婦関係や健康の問題が出てきたりしたかもしれない。

よくコメントをくださっていたことにも感謝している。
ご家族で旅行に行くことも頻繁にしていたので、次回は是非こちらに、という約束をしていた。
「突然呼び鈴を押すかもしれませんよ」
とか言っていたなぁ~

しばらく彼女のブログの更新とコメントがないので気にしていた矢先に訃報に接してしまった。
そんなに悪かったなんて。
もっと連絡をしておけばよかった。
いろいろと後悔がぐるぐる頭を回った。

日本とドイツの遠い距離、お葬式に参加することもできず、遠くからご冥福を祈るのみだ。


ろーずまりーsさん、いままでお世話になりました。


ブログ仲間の皆様、ご健康には充分注意してお過ごしください。
ブログの更新やコメントがなくなると面識がなくても気になります。



















愛のある言葉 Wirtschaftswoche誌 編集長から

2011年03月21日 | 日本
コピーしてどんどん広めたい記事です。
翻訳はこのブログの管理者さんだそうです。ドイツ木組みの家街道
ご本人はこうしたコピーを承諾しているそうです。あ!さっき確認したら、このように・・・・
「この記事へのリンクや訳文のコピペなどはご自由になさって下さい。ただし、必ず元のドイツ語記事へのリンクはつけて下さいね」
ということで、元の記事はこちら WirtschaftsWoche ドイツ語です。

親愛なる日本の皆様へ、

この場をお借りしまして、被災者やそのご友人、ご家族やご親戚の方々、ならびに在独邦人の皆様にもお悔やみを申し上げます。また、この百年に一度と言われる大災害に対するドイツの世論の反応を大変恥ずべきものと考えています。何十万もの人々が家を失い、雪と寒さの中で行方不明の方々に思いを馳せては悲しみに暮れ、また数百万もの日本の方々が放射線の危害に怯えて暮らしています。

ひるがえってドイツはといえば、政府が非常事態を宣言しているのです。しかし非常事態なのはむしろドイツ人の頭の中ではないでしょうか?ヨウ素剤や放射能測定器を買いに走る人がいるかと思えば、テレビではぬくぬくと暮らしている視聴者に向かって、まるでこの世の終わりであるかのように煽りたてています。しかし実際に災害現場で起こっていることを考えると、これらは馬鹿にしているとしか映りません。

いやらしいことに政治家たちはこの迫りくる核災害をいいことに、党利党略に走っています。同じドイツ人として日本の皆様に申し訳なく思いますが、同盟90/緑の党のクラウディア・ロート党首は、デモ行進の人達の列でわめき散らし、次の選挙には勝ったも同然と内心ほくそ笑んでることでしょう。しかしそれはまだ行方不明のままの犠牲者を冒涜する行為であり、被災者の方々のことがすっぽりと頭から抜け落ちているのです。

また、日本の首相から直接情報が上がってこないといって苦言を呈していた大臣がおりました。これについても申し訳なく思います。これだけドイツの世論が敏感になっているのに日本政府が構っている余裕があるとでも思っているのでしょうか。さらにこうしたドイツの恥ずべき姿に拍車をかけたのが日本に向かった救助隊でした。成田空港で迎えが来なかったといって、すぐに引き返してしまったのです。所詮は同情ではなく旅行気分だったのでしょう。メディアも憶測と事実を混同し、はなから「チェルノブイリの再来」を吹聴しています。同業者として恥ずかしく思います。こうしてドイツはパニックに陥り、同情し痛みを分かち合い、被災者の方々のお気持ちに配慮することができなくなってしまっているのです。

日本の皆様の冷静沈着さにはつくづく驚かされます。そうかと思えばドイツ国内では狂ったように騒ぎ立てるばかりで、お恥ずかしい限りです。ドイツ人の振る舞いは、まるでしつけの行き届いていない子供の様で、わがままで自己中心的で、はっきりいって無慈悲です。

しかしドイツにはそうでない人達がいることも、どうか忘れないで下さい。彼らは沈黙し、想像を絶する痛ましい光景に心を動かされているのです。そして原発の技術者や自衛隊員の方々が我が身を省みず、最悪の事態を食い止めるため、自らの健康やいのちを危険にさらしているその姿勢を目の当たりにして、深い敬意の念を抱いているのです。

私達は日本の皆様と心を一つにし、上から目線で語ったり、自分達が正しいなどと言うつもりもありません。まして自然災害にどう立ち向かうべきか教えてやろうなどとは夢にも思いません。皆様とともに謹んで哀悼の意を表したいと思います。

ドイツ・Wirtschaftswoche誌 編集長 Roland Tichyより




起業した友人の紹介

2011年03月20日 | 日本


東京在住の友人が起業した。
山常城さん(やまざきつねしろ)という。
写真はそのホームページから私が撮影したものだ。

彼の事業の概要はこうである。(ホームページより)

高い志と自由なコミュニケーションで、あらゆるBorderを越えていく。
それがNicolaas and Paul Planningの目指すものです。
私たちが提供するものは「ビジネスにおける国際コミュニケーション力の向上」と「顧客コミュニケーションの効率化」の2つのコンサルテーションです。
コンサルテーションから発生するコミュニケーションツール(印刷物、WEB)の作成も含め、コミュニケーションに関する一貫した総合サポートを提供致します。


具体的には・・・・
ネイティブスピーカーによる語学研修や、
* ショッピングモール等での年間販売促進企画の提案
* 店頭イベントの企画・運営
* POP、パンフレット等のクリエイティブ
* 翻訳が必要な印刷物・HPの制作
* セールスプロモーションPOPの制作
* その他あらゆる商業印刷物・HPの制作
などの業務をするそうだ。

仕事に立ち向かう男性の姿はいいものである。
この日本中が混乱している中での起業だが、うまく行くことを願っている。

ホームページは・・・
Nicolaas and Paul Planning


そうそう、3月21日は社長のお誕生日。
ここでお祝いは失礼かもしれないが、今後の事業の発展の願いもこめて・・・
お誕生日おめでとうございます。