この記事は、昨日だったか私のメールにも送られてきて、
その内容が面白く、いつかブログにと思っていたら、
今日の「武雄市長物語」に樋渡さんご自身が取り上げられた。
このインタビュー記事の中で樋渡さんがいろいろ話しておられる部分で、
特に私が興味を覚えたところ、2点をご紹介したい。
1.市長選の公約の一つに市のサイトの充実を掲げた理由は?
10年後を見据えているからです。
10年後にはおそらく市の広報誌はなくなっていると思います。
今の紙媒体は、あまりにも片務的だと思っています。
情報を出したら市民からフィードバックが返って来るような形が採れる媒体は、Webサイトしかありません。
2.「市長ブログ」から職員に間接的メッセージ
市長自身はブログで日々情報を発信しています。市役所の職員も読者として想定していると書いていました。
僕は「メールで業務命令をする」というスタイルが好きじゃないんです。
僕の仕事の進め方はオールドスタイルなんです。
けれど、「(職員に)こうやってほしいな」というのはあるわけです。例えばブログで本を褒めたら、その本を読んでほしい、ということなんです。
例えば、夜中にいきなり市長からメールが来たら、ドキッとしますよね。
でも、ブログは見たい時に見ることができます。機嫌が悪い時に僕のブログなんか見なくていいんです。
「市長は何をどう考えてるのかな」と前向きな気持ちになった時に見てくれればいいと思っています。
インタビュー記事は面白いので、全部お読みになればいいのだが、
私が興味を覚えた2点は
一つは、
現在やられている「市民への広報」そのものの問題点である。市民へのスタンスである。
10年という長期のトレンドの中で、世の中の進む方向、一般大衆のものの考え方、態度、これらを考えた場合、
ずっと昔からの上意下達の方向である「伝達の手法」はますます機能しなくなると思う。
今でも余り機能していない、広報誌などは役に立たなくなる。
それを解決する「双方向の情報発信」に注目している点である。
逆にに言えば、それに気付いていない自治体への警鐘とも取れる。
もう一つは
ともに仕事を分担する職員への配慮である。
世のトップは、仕事を分担して成し遂げていくというスタンスが殆どないのではと、ずっと思ってきた。
指示命令をして出来るのは 「作業」 であって、
「仕事」 は指示命令だけでは出来ないことが解っていないトップが多すぎると思っている。
「仕事」 を分担してくれる仲間という配慮があって、はじめて 「大きい仕事」 は出来るのである。
このインタビューの中には、
「広報戦略」 と 「末端を動かす配慮」 という、ともにマーケッテングの中枢の考え方が出ていて、
私が好きな樋渡さんの、いいところ丸出しのインタビューであった。
その内容が面白く、いつかブログにと思っていたら、
今日の「武雄市長物語」に樋渡さんご自身が取り上げられた。
このインタビュー記事の中で樋渡さんがいろいろ話しておられる部分で、
特に私が興味を覚えたところ、2点をご紹介したい。
1.市長選の公約の一つに市のサイトの充実を掲げた理由は?
10年後を見据えているからです。
10年後にはおそらく市の広報誌はなくなっていると思います。
今の紙媒体は、あまりにも片務的だと思っています。
情報を出したら市民からフィードバックが返って来るような形が採れる媒体は、Webサイトしかありません。
2.「市長ブログ」から職員に間接的メッセージ
市長自身はブログで日々情報を発信しています。市役所の職員も読者として想定していると書いていました。
僕は「メールで業務命令をする」というスタイルが好きじゃないんです。
僕の仕事の進め方はオールドスタイルなんです。
けれど、「(職員に)こうやってほしいな」というのはあるわけです。例えばブログで本を褒めたら、その本を読んでほしい、ということなんです。
例えば、夜中にいきなり市長からメールが来たら、ドキッとしますよね。
でも、ブログは見たい時に見ることができます。機嫌が悪い時に僕のブログなんか見なくていいんです。
「市長は何をどう考えてるのかな」と前向きな気持ちになった時に見てくれればいいと思っています。
インタビュー記事は面白いので、全部お読みになればいいのだが、
私が興味を覚えた2点は
一つは、
現在やられている「市民への広報」そのものの問題点である。市民へのスタンスである。
10年という長期のトレンドの中で、世の中の進む方向、一般大衆のものの考え方、態度、これらを考えた場合、
ずっと昔からの上意下達の方向である「伝達の手法」はますます機能しなくなると思う。
今でも余り機能していない、広報誌などは役に立たなくなる。
それを解決する「双方向の情報発信」に注目している点である。
逆にに言えば、それに気付いていない自治体への警鐘とも取れる。
もう一つは
ともに仕事を分担する職員への配慮である。
世のトップは、仕事を分担して成し遂げていくというスタンスが殆どないのではと、ずっと思ってきた。
指示命令をして出来るのは 「作業」 であって、
「仕事」 は指示命令だけでは出来ないことが解っていないトップが多すぎると思っている。
「仕事」 を分担してくれる仲間という配慮があって、はじめて 「大きい仕事」 は出来るのである。
このインタビューの中には、
「広報戦略」 と 「末端を動かす配慮」 という、ともにマーケッテングの中枢の考え方が出ていて、
私が好きな樋渡さんの、いいところ丸出しのインタビューであった。
インタビュアーがとにもかくにも上手かったのです。やはり、私のようなインタビューに慣れていない、もしくは、それが仕事で無い場合は、インタビュアーの資質、そして、相性というのが、内容に大きくかかわってくると思いました。
もう治りましたか。大事にしてください。
インタビュアーもよかったかも知れませんが、何と言ってもご自分の考えどおりに行動され、ご自分の言葉で語る樋渡さんのよさだと思います。
簡単なようで、そのように出来る方は少ないのが現実です。