★ 最近は囲碁をやる人は少なくなってしまったのかな?
私は高校生の頃に囲碁を始めて、大学時代まで、結構熱心に碁席などにも通っていた。
碁席の師匠に『初段の免状を取らないか』と言われて、
ひょっとしたら取れるかもとは思ったのだが、
『そこそこの実力』になったことが解ったので、そこで碁席通いは止めてしまった。
一般の方々は碁なら『初段』、ゴルフなら『シングル』が権威の始まりなのだが、
私はどうも『変わっている』のか、そのような資格がどうも嫌なのである。
プロになるならともかく、アマの世界では所詮は大したことではないのだし、
アマチュアが「楽しんでやるレベル」を逸脱していると勝手に思ってしまうのである。
★『私の生き方』がすべてにおいてそうなのである。
『そこそこのレベルだ』と実感したら、そこから先は『専門家の世界』だと、
勝手にそう思ってしまうのである。
学生時代の勉強もそんなところがあって、
名門でその名も高かった神戸一中で1.2年生の頃は、
10番以内にいたので、自分でも『そこそこアタマは悪くない』と解ったら、
3年生からは男女共学になったこともあるのだが、
それから大学卒業まで、勉強をしたという記憶がないと言っていい。
だから大学の成績は可ばかりで、会社の就職試験の面接では、
『君は成績が悪いね』が司会者の第1声だったのである。
そんなことにも臆することなく『会社の仕事では人に負けないと思います』と言い切ったのだが、
『その一言』が現役時代ずっとアタマの中にあって、『人に負けない仕事』をと常に心掛けてはいたのである。
★ どうも『いい加減』なのだと思う。
いまは囲碁を『パンダ碁』と言うネット碁で毎日楽しんでいるのだが、
よくできていて負けると下がり、勝つと上がる仕組みだが、
ここでも『いい加減に』打つものだから、
つい最近までは『3級』まで下がっていたのである。
先週あたりから、ちょっとちゃんとやってみるかと頑張ったら、
結構『勝ち』が続いて、今は『1級』になっている。
前述したように、ひょっとしたら『初段』の段位が取れていたかも知れないので、
このパンダ碁も始めた頃は『初段』で打っていたのである。
★ 毎日、時間があるので相当の数を打つのだが、
これが今日の棋譜の途中までである。
これは私の黒番、
これは白番でいずれも途中までだが、
2局とも、運よく私が勝てた局である。
もともと『考える』のが面倒で、『カン』で打っているのだが、
90歳を過ぎての『アタマの体操』には囲碁は最適だと思うので、
もう一度『初段』を狙ってみるかと思ったりしている。
若し『初段』になれたら、ネットでご報告するので、
期待せずにお待ちください。