★ これが緊急事態だと言えるかどうか?
殆ど毎日通っている三木総合体育館が先週の金曜日の午後から『停電のため臨時休館』となったのである。
今日は火曜日だからもう5日目にもなるのだが、朝8時半いつものように行ってみたら『未だ休館』なのである。
入口にはこのように沢山の張り紙がなされているが、『停電のため休館』だけで、その他の情報は全くないのである。
同じ扉に、同じことが何枚も書かれているが、よく見ると対応している部署がそれぞれ違うのである。
『三木山総合体育館』
『三木山総合公園』
『三木市・三木山総合公園』
なるほどと思った。
ここは三木市役所が元締めだが、三木山総合公園の管理と三木山総合体育館は業者に委託管理をさせているのである。
私の行ってるジムは、アシックスが委託管理を受けているが、プールはまた別の業者の管理なのである。
いろんな同じ内容の張り紙が何枚もあるのは、管理部門ごとに書いたものを『同じ内容』なのだがそれぞれ張られているのである。『臨時休館』という一つの情報だから1枚あれば十分なのだが、如何にも日本的である。
★土曜日の朝、来た時にこんな張り紙を見て、ちょうどその時来られていた女性の方がジムの方に電話をして聞いたら、新しい体育館の電気も旧いプールのほうから引いていて、そのプールの方の電源が故障したので『月曜日まで修理のため休む』ということが解ったのである。
それで月曜日は防災公園に走りに行って火曜日の朝、行ってみると同じ状態なのである。
同じ女性の方とまた一緒になって、ジムのほうに電話をしたら、今回は繋がらないので市役所のスポーツ課に電話すると『明日には開館出来るでしょう』と言われるのである。
『それならそのような情報を貼ってください』と頼んで電話を切ったのだが、体育館の入口の表示情報が変わるのだろうか?
★ 私は、仕方がないので公園の周りを走って戻ってきたのだが、その間にも何人もの方が、体育館を訪れていたのである。
これが『緊急事態』だとも言えないかも知れぬが、この対応を見る限り『まさにお役所仕事』で、利用者がどのように対応するのか? 利用者にどのような情報を流すべきか? 今回の事態の対応の責任部署はどこなのか? などが全く未調整で、具体的な対応として点数をつけるなら『零点』だと言わざるを得ないと思う。
一番の元は市役所なのだから、市役所がもっと具体的に各部門を纏めて指示を出すべきだと思うが、それは全くなされていないのである。
そんなに『目くじらを立てて』文句を言うほどのことではないが、ダメだなと思ったのは事実である。
私自身が、若し市役所の担当部門にいたら、間違いなくもっと的確な指示を出していると思う。
イベントなどやりつけていて、こんな現場対応については、極端に言うと『得意分野』で、まずお客がどう思うか、お客にどんな対応をすれば満足するか?などは自然に考えられるように身についているのだが、どうも末端から物事を考えられないのは『お役所』というよりも『日本人の発想の特性』かな?と思ってしまったりするのである。
★ジムが使えないので周りの周回路を走っていたら、プールの横でこんな工事をしているのである。
『電気の修理ですか?』と聞いたら『そうです』という答えなのだが、相当の大修理のようである。『明日までに治りますか?』と聞いたら、『頑張ります』という答えだったが、間違いなく治るとは仰らなかったのである。
★ 市役所の方に電話した時に、プールの旧いところの故障とか仰ったのだが、停電の対策がこんな大掛かりなことになっているとは全く思わなかったのである。ひょっとしたら明日もダメかも知れない。
いろんな管理を業者に委託するシステムはいいと思うのだが、『緊急事態』にはそれなりの対応がちゃんとなされるべきだと思うのである。
こんなブログをアップするのも、多分三木市の方もお読みになる方がおられるかも知れないので『こんなことを思っている三木市民』もいることを知って欲しいな と思ったのである。
今回は『停電での臨時休業』だけで、そんなに大きな問題でもないのだが『対応システム』としてはいい評価は差し上げられないのである。