あと二日でカレーからフェリーに乗るのにやまい重いエンジンを叱咤激励して早朝田舎のキャンプサイトを後にした。カーナヴィをシャートレー(Chartres)の北西にあるキャンプサイトにセットしたつもりがなんとシャートローク(Chateauroux)の北西のキャンプサイト ローチェス(Loches)にセットアップしてしまいその間違いに気づかず田舎道を北東に向かって走っていった。
お昼過ぎローチェスの街中に入り、やっとおかしいと気づいた。そんなに早いはずがない。そしてこのローチェスには素晴らしいシャトーがあり町も中世の様式を保っているから見るところいっぱい・・・・なのだが間違いにしょげてる私に先を急ぐ亭主はもちろん観光する気はさらさらない。
この辺りは昨年行った シャトウ・シャンボールも近くにあり多くのお城が集まっている。来年かこの秋ここを目がけて来たいものだ。
フランスの道路は田舎道でもよく整備されて快適。道路わきの並木は新芽をふいてきれいな黄緑色、まだ芽の出ていない木々の形が素晴らしい。
ラッキーなことに途中の大都市トアー(Tours)を迂回して北へ向かう国道10号線に着いた。ヴェンドーメ(Vendome)あたりで道端に不思議な建物の群れを見つけた。ここだけが未来都市みたいだった。 この風車は今まで見たことが無い変わった形をしている。
2車線道路のこんな坂道では、下り坂で反動をつけて登らないと、馬力が無いから後ろから追いついたトラックなど追い越しできない。だからうるさく警笛を鳴らし本当に身の縮まる思いをした。
この日もポールは10時間も運転して、田舎の菜の花畑に囲まれたキャンプサイトに着いた。304マイル(約490km)を走破した。
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