Reiko's Travel 記事と現在の英国事情

在英51年、2020年7月未亡人になって以来、現在英国事情と過去の旅行の思い出を記載。

緊急帰国の途―ポルトガルからカセーレスへ

2020-01-06 07:33:04 | 最後のキャンプ旅行2019-2020

金曜日の朝8時半カバナスのキャンプサイトを出発。昨夕から激しい雨が降ったため、この時間ではヨガの友達一人にしか出会わなかった。彼女は早朝の犬の散歩からの帰り道だった。来年のことは約束できずただ名残惜しく別れてきた。

亭主は歩くのは疲れるが、運転はたいして苦にならないそうで、時々激しい咳と鼻水をふき、薄れてきた血痰を吐きながらの長距離運転。

 

もうこれでポルトガルの青空を見ることが出来ないとあきらめて、雨が激しいスペインの高速道路をセビリアへ向けて走っていると、次第に雨足が弱くなり薄日が差すようになってきた。

 

スペインの道路際どこでも必ず出くわす黒牛の立て看板、どこかのワインの宣伝らしい。

オリーヴ畑の丘の上にひしめくスペインの町。

ポルトガルを出たばかりの頃は高速道路にはほとんど車がなかったけれど、セビリアに近くなるにつれて車の数が多くなってくる。

昨年年の暮れ一泊した高層ホテル、こうしてみてもホテルには見えないけれど、中はたいそう立派だった。この建物以外に高層の建物は見えない。

途中から雨が降ったり止んだりで,心晴れず亭主に何度も休憩しようと言っても停まってくれない。

この坂道も今まで何回通ったことだろう。

 

コルク樫の林も雨雲が低く立ち込めている。

この牧場が連なる辺りは木がほとんど生えていない。羊や牛が放牧されているためで、娘によればこんな動物のために地球の温暖化が促進されているのだという。だから肉食はしない。

見渡す限りのヴィンヤード。

12月初めに通った時ともう2か月近く風景の中にも春の色。

 

 

毎年ポルトガルへの往復に立ち寄る、カセーレスのキャンプサイトに着いたのは午後2時過ぎ。途中で一度コーヒーを飲み昼食に亭主からのリクエストのチーズ入り卵焼きを作った。一週間ぶりに食べるランチで回復してきているのが見えて嬉しい。


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