Reiko's Travel 記事と現在の英国事情

在英51年、2020年7月未亡人になって以来、現在英国事情と過去の旅行の思い出を記載。

越冬キャンプ旅行ー帰国の途

2014-09-01 14:13:33 | キャンピングヨーロッパ 2013-2014

 

今日の目的地はアビヴェル(Abbivell) の南のキャンプ場、早朝に出発し240KMを一気に走る。途中の名も知らない街の大聖堂のタワーが素晴らしかった。機会があれば止まって見て歩きたい街だった。

快調にキャンパーを走らせてついたキャンプサイトは、街から2km離れた郊外で周りに池が多い。午前中に着いてしまったから昼食後は街までゆっくり散歩してみた。フランスのどこでも見られるような大きな教会がある他には特に目立つ建物もなく、町外れのスーパーを見て帰ってきた。

ここは家族経営の小さなキャンプサイトだけれど、カレーから南140kmにあり、ドーバーからフェリーでフランスに降り立って約2時間でここに到着できる。今後はこのサイトを初日に泊まる計画を立て英国からフランスへ渡ってこれる。

今まではカレーのフェリー港の対岸にあるオートキャンプサイトに一泊していたけれど、今年からここも有料になった。設備が一切なくて一泊7ユーロは高い。それに最近カレーのあちこちに停車するキャンパーを狙って悪質な強盗事件が起こっている。ポルトガルを出るときにサイトの友達が注意してくれた。

 

 

この4月14日の夜は満月だった。森の向こうに巨大な月がのぼった。夕闇が迫る頃に鴨かガチョウか分からないがギャーギャー鳴きながら長い列を作って夕空を渡っていった。

 

 

 夜明けの田舎は朝もやが立ち込め、サイトの後ろの池も朝もやの中からクロガモが静かに現れた。

 

 

4月半ばで道端の八重桜が満開だったから、この地域は英国よりも温かいのかもしれないと思って帰国した。普通英国の我が家の周りで咲く八重桜は4月末から5月初めだけれど、今年は暖冬で八重桜がほとんど終わりかけていた。

4月18日からヨーロッパ全土でイースターの休暇に入るため16日のフェリーで焦って帰国したが、フランスの田舎町は休暇前であろうとなかろうと通りに人影が見えず、まるで毎日が日曜日の朝のように見える。 

カレーから南下する高速道路にかかる橋げたにはモダンな運動選手の動作をかたどった面白い彫像が見られる。さすがフランス!!1

4月に帰国以来、ブログを書く暇もなく庭仕事や家事に追われ、おまけに1週間に2-4回もコンサートやオペラ、バレーの鑑賞で忙しかった。6月には旧ユーゴスラビアの方面へのキャンプ旅行を計画していたがもう10年も乗ったキャンパーに故障が相次いで修理が終わって戻ってきたのは7月末だった。

今年も10月半ばからポルトガルを目指してあちこち回りながらヨーロッパを南下すべく楽しい計画を練っている。

それにしても4月から8月までのロンドンでの特記事項も次に書いてみたい。

 

 

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