昨日書いたイタリアのキャンピング・プラッツにはフリー・インターネットがありフランスのカレーからイギリスのドーバーまでのフェリーを予約することができた。フランスを5日で縦断するしかない。
朝 雨の中を高速道路でニース(Nice)まで行く。フランスの高速道路のほうが高くて90Kmほどで21.3ユーロも払った。ニースからはナポレオン・ルートを北にたどる。
アルプスから遠ざかると平野が多くなってくる。雪山も遠のいて、ブドウ畑がどんどん広がり、冬の間にブドウの木の剪定で、切った木を焼く煙が一面に立っていた。時々現れるお城は城砦ではなくマンションかシャトーと呼ばれる宮殿のようなもの。日本のマンションとは意味がまったく違うから、マンション住まいの人は外国で自分はマンションに住んでいると言ったらずいぶん誤解される。
周囲の山やがけに同化したようなモノトーンの町はEntravax の城下町で、タイムスリップしたような中世の町だ。
まるでサウンド・オブ・ミュージックの舞台みたいにきれいな村や山が現れるが、ヨーロッパにはこんな素晴らしい景色がふんだんに見られるのがうれしい。
Troyes のキャンプサイトに飾ってあったブドウを搾る道具、フランスならではの道具でこれがギリシャになるとオリーブの搾り器になるだろうか?
フランスを北上する途中ですれ違ったトラックの荷物がすごい。 発電風車の一つのプロペラ。長さは10メーター近く? 立って回っているとそんなに大きくは見えない。。さすがフランスのローマンロードならこそ運べる・・・・か。
フランス北部の砂糖大根の取り入れしたもの。フランスは平野が多く此の国はヨーロッパ1の農業国。
フランスは3泊4日目にカレーについた。予定より一日早くついたので予約のフェリーを一日早くしてもらい、カレーのスーパマーケットでフランスの食料をごっそり仕入れ、安いディーセルも満杯にして、翌朝フェリーで帰国した。
今回の旅は全行程8010マイル(12、816Km)、3ヶ月と1日、今回も無事に帰国でき78歳の亭主には大いに感謝した次第です。