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Reiko's Travel 記事と現在の英国事情

在英51年、2020年7月未亡人になって以来、現在英国事情と過去の旅行の思い出を記載。

イタリア1週間のホリディーDay 4

2024-07-22 20:59:17 | 日記

月曜日、パトリックは先週からこの街の港のスノークリング・ボートを予約してあった。朝9時半から12時半だという。

8時半に歩いていくというので、カメラや水をナップサックに入れて、出かけた。

このフラットは2階で、外の廊下も階段も大理石でピカピカ、この朝となりの奥さんが水をまいて廊下から階段を掃除してた(らしい)。私はいつもの通りゴム草履でナップサックを担いて階段を降りた。下3段目にまだ水が溜まっていて,キャッという間に滑り落ちた。

右腕の肘の下を階段の角で打ったらしく傷ついて出血している。腰は3段を滑り落ちているときに打ち身で両脇に大きな青あざ(黒に近い)ができた。それでもどこも骨折しなくて幸い。私の友達皆80歳前後には骨粗鬆症の人が多い。日頃から大食い、運動も昔からしていたこの私、本当に自分でも褒めてやりたいくらい骨太、筋肉脂肪たっぷりだったから怪我も最小で済んだ。

車で薬局に行き、ウォータプルーフのプラスターと包帯を買って圧迫止血、9時半の船に間に合った。

ボートには総勢23人ものイタリア人の若い人たちが乗っていて、賑やか。おまけに彼らはこの暑い太陽で肌を焼くのがよっぽど重要らしい。

パトリックとジュードはボートに乗ってもスマホが離せない。

ボートは私達が泳いだ海岸線と平行に進んでいく。

砂浜はどこもかしこもパラソルの林立で、泳いでいる人もたくさん見える。

このタワーは多分中世に外敵を見張るために作られたものらしく、5基が見えた。

考えてみれば、現代に至るまで地中海では海賊が跋扈していて、農地や商業地の豊かな町や村を襲った、これは当時の自衛手段だったろう。

 

ボートは3回浜辺の沖合に錨をおろし、私達10-20分ほどボートの周りで泳ぐ。このボートの宣伝にはサンゴ礁でのスノークル等と書いてあるがこの地域でサンゴ礁は絶対ない。海底はやはり砂地で海藻さえもほとんどない。ただ一度だけマリア像が沈んでいるところで泳いだけれど、ちゃちな安っぽい像だった。このときだけは船からたくさんのクッキーが投げ落とされたらしく大小の魚が私達の間を泳ぎまくっていた。

12時ごろにボートではテーブルを出して簡単なスナックのようにお菓子やクッキーそれにジュース、水、赤ワインが出た。

私は赤ワインをカップ2杯のんだけど、多分ノン・アルコールだったらしい。全然酔わなかった。普通カップ2杯で寝てしまうのに。

このタラント湾の海岸線は、夏の間中どこもかしこも人口が数倍になるのだろうと思った。

腕からの出血は圧迫していても3日も止まらなかった。

コメント
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