12時半でスノークリング・ボートから降り、フラットに帰ってシャワーに入った。
また午後も泳ぎに行く気持ちになれない。パトリックも疲れ気味なのか、レッチェ(Lecce)に行こうと言ってくれ、車ででかけた。
まずは街の入口近くで見つけたスーパーで、お土産を買おう。
このクッキーはシンプルな塩味でフラットのテーブルに置いてあった。3人でお腹が空くと摘んで食べていたが、なかなか美味しい。このスーパーで4袋買って帰国後私の庭に水やりして下さった近所の奥さんにお礼にあげた。空港の免税店で見たら値段が2倍になっていた。
昔イタリア人をご主人に持つ日本人女性と、オリーブオイルの話になったら、彼女はイタリア産のオリーブオイルはスペインやポルトガルよりずっと美味しいと言われた。私にはどれも違いがわからない。最近オリーブオイルが値上がりして安くないと友だちが言っていた。それでこのスーパーで2本も買ったが、ロンドンで買うより高かった。
全体にイタリアのほうが物価が高いと思う。道端でよく見かけるスイカと黄色の瓜を満載にしたバンから大きな瓜2個買ったら5ユーロだった。私がいつも行くルーシャムのマーケットであのサイズの瓜1個は1ポンド(200円)で買える。せっかく買った瓜はまだ完全に熟れてなくて甘みも少なかった。
レッチェのオールドタウンに駐車して、まず初めに見たのがこれ。⬇️
なんと素晴らしい、壁に取り付けられた鉢の上には水道の蛇口が・・・・こんなアイデアがあったとは。
このレッチェの街は2000年以上もの歴史を持つ古い街で石畳がきれいに光って素敵な街。ゴミも落ちてないしロンドンよりずっと素晴らしい。
街全体が石造りで、こんなフラットもいいな。
街角のレストランの看板が面白い。ローマ法王がイタリアの料理の宣伝。
レッチェ大聖堂は立派だけれど、入場料が高いと聞き写真だけ撮して隣を見たら、
大きなビルの屋根に草が生え、変なバルーンが立っていた。それにしても素晴らしい青空。
ここも歴史的建造物にちがいない。
これはもう古くて死んだような1本のオリーブの木の根元、多分1000年位は経っているのだろう。完全には死んでなくて、新芽は芽吹いている。
このオリーブの木の横にローマのアンプシアター(円形劇場)があった。これは紀元後2世紀に作られたものだという。
教会の多い街で中は割とシンプル、壁の宗教画以外に飾りはない。
狭い通りの一箇所においてあった古い自転車?なんだろうと見ていたらここはファギアーノ考古学博物館だった。入口は真っ暗で面白そうでもないので、スルーしようとしたらジュードがぜひ入ってみたいという。入場料5ユーロ払ってジュードとパトリックは入り30分近く出てこなかった。
出てきたジュードは目をきらきらさせて、なな、あの英語の本を買ってくれ。という。この博物館は古代からローマの遺跡や中世に至るまでのあらゆる古いものがあったらしい。とっても面白かったというから15ユーロの細かい字の本を買ってあげ、大喜びで車の中で読んでいた。
面白いイタリアのお店のディスプレイ。