ピロスからは北上してペロポネソス半島を去る前にぜひオリンピアへ行かねばならぬ。そしてオリンピアの近くにアポロ神殿があると地球の歩き方に出ていた。非常に良く保存された神殿で、バスは行かないから途中からタクシーで・・・・とあり、キャンパーなら行けるはずと地図を頼りに出発。地球の歩き方にはそこがどれほどの高さの山頂にあるかなどとは書いてない。
何処を見てもオリーヴの海を80Kmほど行きバッセ(Vasses)の道路標識を見つけた。
収穫したオリーヴの実をトラクターに積んでオリーヴ加工所へ向かう。
ここから蛇行した道は細く、急斜面になり,時々小さな村が現れ、周囲の野山が真っ黒こげの火事跡を何度も見かけた。先日の大雨の後で小さな土砂崩れのところもあり、千尋の谷とはここだろうと思われる山の中腹をあえぎあえぎ登ってゆく。
先の見えない急カーヴの山道で神経をすり減らし、やっとたどり着いたアポロ神殿は海抜1131メーターのコテリオン(KotylionMountain) 山の頂上にあり、神殿は風化を防ぐために大きな先進的テントで保護されていた。風化は防げても地震が来ればひとたまりも無いであろうと思われる土台石。触れば粉々になりそうな柱や土台、おまけにここで発掘された品々は全部大英博物館に展示されているという。がっくり!!!
紀元前5世紀に建てられたこの神殿はやはり世界遺産に登録されている。それにしてもそんなに昔にどうしてこのような山奥の山頂に、大きな神殿を建てたので有ろうか?
こんな高い山頂上遺跡も広範囲に散らばっていて、紀元前の当時はここが栄えていたであろうと思われる。
アポロに近いこのあたりも山火事が酷かった。
私たちが来た道は46Kmのバスは通らない道で帰りは観光バスが往復する立派な道を行くことができた。山頂に羊飼いのいない羊たちが勝手に道路を横切り、草を食んでいる。
ギリシャの墓地