明日は帰国という火曜日、パトリックとジュードはウオーターパークへ行った。それがどこにあるかも知らないけれど、今日1日私はフリー、なな業も何時間かはフリーだ。
相変わらず太陽の直射日光はきつい、けれどこの日は湿度が低いせいか木陰や影に入ると爽やかな気がする。それで10時ころからカメラを下げてこの街を歩いて1周することにした。

この街ポート・セサリオ(Port Cesario)の街は碁盤の目のようになっていて、非常にわかりやすい。

これはフラットの玄関横に生えている小さな桃の木に鈴なりの実、大きそうなのを数個食べてみたけれどまだ酸っぱい。

フラットから海に向かってまっすぐ歩いているときに、庭の塀から突き出ていたブーゲンビリヤ、花のつき方が面白い。


これも通りに面したお家の庭で八重のハイビスカスが素晴らしい。




この海は初日に泳いだ所。遠浅でどこまで行っても足がついて立って居れるから、スノークルしても全然面白くない。ただ水がやたらと温かくて、温泉に入っているようだった。

港に立っているこの塔。近寄ってみると中は人が住んでいるような、窓が開いていて玄関に入る呼び鈴みたいなのがあった。

塔の周りに影を作っている木に、蕾なのか実なのかわからない初めて見る木だった。もちろん誰にも聞けないのが残念。

橋でつながっている小さな島は高級リゾート地みたい。


海岸の砂地に咲き誇っていたブーゲンビリヤ。

派手な色の花が多い中にこの純白な夾竹桃が目についた。

大きな豆鞘みたいな種が下がっているノウゼンカズラ。英国では見たことがないから種を探してみたがまだ固いグリーンでは役立たず。


この鮮やかなルリマツリ、昨日ブロ友さんのブログの写真で名前を知ったばかり。あまりにきれいでもし挿し木でついたら儲けものと15センチ位の新芽を3本取って水のボトルに入れて持って帰った。

これは一番単純なブーゲンビリヤ、小さな白いのが花で、ピンクはがくが変化したもの。

サルスベリが咲いていた。イギリスでは絶対に見られない花で、多分この花を最後に見たのが51年前の日本だった。

海岸線の小さな空き地、巨大なうちわサボテンとまだ若いリュウゼツランの葉。


ここでもリュウゼツランの花が咲いていた。今まで車の中から写真を撮っているだけだから近寄れなかったが、今日は初めてこの花を接写拡大して見ることができた。

日陰のない炎天下咲いているのは夾竹桃ばかり。

これは特に珍しい。ハウスプランツのアンブレラプランツにこんな実がなっている。こんな暑い国ではこの木も巨大で屋根まで届いていた。
一体どんな花が咲いたのだろうかとっても気になる。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
午後遅くパトリックとジュードが帰ってきた。ウオータースライドと50メータのプールで何十往復したとか、ジュードは興奮して話していたが、この夕街の中心街で夕食をというときには疲れ切っていた。

こんなウルトラモダンなフラット、羨ましい。

車が通らない通りの小さなレストランでタパスを食べた。タパスはスペイン料理。

小皿に少しづついろいろな食物が出てくるが、この生ハムとサラミはとっても美味しかった。


日が暮れてあたりにクリスマスのようなデコレーション。人々の往来がはげしくなってきた。夕食は8時、9時過ぎらしい。