つれづれなるままに  1419  ボランティアコンサート 岩沼

2011-12-09 11:47:27 | 雑記

                                                宮城版ニュースより

鎮魂と歓喜、願い込め 岩沼市民が12月に「第9」演奏会

指揮者川瀬さん(左)の指導を受け練習に励む第九の会メンバーら=岩沼市民会館

 宮城県岩沼市の市民合唱団「みんなで歌う第九の会」は12月18日、岩沼市民会館で演奏会「響け復興の第九」を開く。東日本大震災の犠牲者を鎮魂歌で追悼し、復興への願いを込めて「第9」を力強く歌う。国内外から応援合唱団が駆け付ける予定で、総勢170人が歌声の輪を広げる。

 曲目はモーツァルトの鎮魂歌「ラクリモーサ(涙の日)」、ベートーベンの交響曲「第9番合唱付き」など。演奏は仙台フィルハーモニー管弦楽団。名古屋フィルハーモニー交響楽団の川瀬賢太郎さん(26)が指揮する。
 第九の会の演奏会は1987年に始まり、ことしで25回目。会場となる市民会館が震災の避難所となったため、一時は開催が危ぶまれ、団員募集は約1カ月遅れた。市内外の男女110人が団員となり、7月末に練習を始めた。
 演奏会には、4月にボランティアとして岩沼市を訪れた群馬県桐生市の合唱団員約30人や札幌市の約20人、米国ロサンゼルスからも数人が応援に加わる予定。
 第九の会代表の会社役員上野知道さん(55)は「かつての団員が亡くなったり、現団員の中にも自宅が被災した人がいる。みんなで悲しみを乗り越え、希望が持てる演奏会になれば」と話す。
 指揮者の川瀬さんが16日に訪れ、初めての音合わせを行った。川瀬さんは「鎮魂と喜びという全く正反対な性格の曲。犠牲になった方々の魂が安らかになるよう、生き残った人々の生活が穏やかであるよう、祈りを込めて演奏したい」と語る。
 午後2時半開場、3時開演。入場料は前売り全席自由3000円。被災者無料招待

 

昨年は12月6日、寒さの中、北海道第九の発祥地、清水町を訪れ団員と「第九」を歌ってきました。清水町第九は五年に一度しかありません。次回も元気で訪れ歌うことができればと仲間と話をしていましたが、今回生まれ故郷、宮城県岩沼でのコンサート、是非参加したいと、仲間20名のメンバーに加えていただきました。

今回は私たちもボランティアとして参加します。初めて歌う「涙の日」ラクリモーサ、日々CDを手元に置きながら練習に励んでいます。当日は地元のお友達を招待しました。「喜んで行きますよ」と、昨晩電話が、いかに被害が大きかったか、テレビや写真で見る、そんなものでないよ・・・来て見て想像を絶するからと言われました。友の親戚のお寺は、波が引いた後は家も寺も墓石もほうきで掃き清めたように、何もなかったと・・。