goo blog サービス終了のお知らせ 

くるちゃん

温泉旅行
時事漫歩
趣味悠々

人生激情2497(テレビジョンから)

2017-04-13 15:26:42 | Weblog

 今の時代、お金と暇さえあれば娯楽や趣味に事欠かないが
戦後間もない僕らの少年時代はラジオだけだったかな。
そして成長期に入った昭和の28年ごろにはテレビと映画が
世の二大娯楽として盛んになっていったものだった。
ただ、映画を観られるのは小使銭の少なかった僕には年に一、二度ぐらいに
限られており、もっぱら手軽に身近にあった娯楽はテレビだったものだ。

 テレビが我が家で観られるようになったのは、白黒の画面時代が終り
カラーになってからだと記憶している。それまでは、近くのテレビがある家に
お邪魔して見せてもらっていたものだ。それほどに当時は何処の家でも
簡単に買えるほどテレビは安いものではなっかたものだ。電気製品の
三種の神器などといわれて洗濯機、冷蔵庫などとともに全国にテレビが
流行り出すのはもう少し先のことだった。

 そんなテレビの初めころの目玉はなんといっても力道山がアメリカの
レスラーたちをやっつけるプロレスが一番だったな。
そのほかでも次々とよく観てたものが懐かしくおもいだされてくるな。
柳家錦語楼と水の江滝子「ジエスチャークイズ」。司会が高橋敬三。 
探偵ものの「日真名氏飛びだす」。久松保夫と高原駿雄が主役だった。
「事件記者」は結構見ごたえあった。北海道出身の山田吾一が人気だった。
「お笑い三人組」も忘れられないな。江戸や猫八、一竜斉貞鳳、三遊亭小金馬。
今考えるとどこにでもあるような他愛もない筋書きだったが、無邪気に笑っていたよ。
重い感じのドラマでは「新撰組始末記」「私は貝になりたい」が記憶にあるな。
最近はなくなったがアメリカからのテレビ映画の輸入ものでいいのがあったな。
「拳銃無宿」「ロー・ハイド」「逃亡者」などには夢中になってたな。
さて、長寿番組ではなんといっても「紅白歌合戦」だよね。長い間楽しめたな。
でも最近はシニア向きでないね。演出に興味がそそられなくなったな。


人生激情2496(「やすらぎの郷」から)

2017-04-12 09:34:49 | Weblog

 ドラマ「やすらぎの郷」を観てて連想されるのは、
昭和に活躍したその他のスター達ですかね。
名前を思い出すには時間もかかりませんね。
現存してる人は勿論ですが、亡くなった人も元気だった姿
そのままがはっきりと思い出され懐かしさでたまりません。
子供の頃だと、エノケン、ロッパ、エンタツ、アチャコ、金語楼。
成長するにつれ、映画のスターが主になり楽しませてくれました。
片岡千蔵、市川歌右衛門、大河内伝次郎、鶴田浩二、市川雷蔵、
勝新太郎、石原裕次郎、中村錦之助、三船敏郎などでしたか。
そして、テレビ時代に入って、渥美清、てんぷくトリオ、ドリフタ―ズ。
植木等、柳亭痴楽、林家三平、柳屋小さん、横山やすしきよしかな。
それにしても考えてみるに、最近は魅力あるスターが出て来ませんね。

 どうも最近の芸人、または俳優には訓練とか稽古なりを積み重ねた
その先に出来上がった芸が存在するという意識がないのではないか。
それは芸人側にも、観客がわにもあるからだと思うのです。
単なる思いつきや、その場しのぎのギャグもどきで受けをねらう愚劣な
一挙手一投足に大口空けて喜ぶ観客たち、なんでこんなことで
喜んだり笑ってるのか不思議になったことはありませんかね。

 話は戻りますが、かって活躍したスターたちが「やすらぎの郷」という
名の老人ホームに招待された。施設代、食事、医療が生涯無料という、
夢のようなおはなし。勿論、これは作者倉元聡の創作の代物。
こんないい話が日本にあるはずがない。
ただ、架空の話とはいえ、気に入らぬことがある。
どうせ創り話なら一般庶民も無差別に入居資格があったらいいものだ。
倉元さんのこだわりだろうが、元スターだけというのが気に入らぬ。
あらゆる階層の老人達がこのホームで自由に交わったら、もっと面白い
ドラマができたのではないかと思うのだが、いかがか。
 ともあれ、このドラマのこれからの展開が楽しみである。
倉元さんのいかにも楽しげに筆を進めてる様が創造されて楽しくなってる。


人生激情2495(昭和は遠くなったかな)

2017-04-10 18:31:31 | Weblog

 明日の11日は駒岡温泉に一泊どまりで行ってきます。
囲碁の仲間10人で毎年の行事なんです。
年は取っても皆元気、そんな趣味の仲間の触れ合いです。
昭和の同じような年代生まれですから、アウンの呼吸で付き合ってます。
男ばかりで色気はありませんが、バカ言っても許しあって
そして結構長い付き合いなんです。

 倉元聡久しぶりの脚本で、テレビドラマ「やすらぎの郷」。
徹子の部屋の後番組で一週間観てきました。
予告の段階から、興味をもって待ってました。
昭和に活躍した女優陣が一杯出てくるので期待してました。
たとえば有馬稲子さん、ご健在だったのですね。
嬉しかったですね。
そして、浅丘るり子さん、加賀まりこさん、八千草馨さん野際陽子さん。
存在そのものだけで、懐かしくて嬉しくてよかったですね。
ミッキー・カーチスや藤卓也、石坂浩二も昭和の香りですかね。

皇太子が新しい天皇におなりになるそうで、
お目出度いことと寂しいことは、いつもいっしょにやってくるもんで、
昭和生まれの僕にとっても、平成をはさんで、
次の元号を生きるとなれば、
相当なお年寄りとなる運命を控えている自覚は、
いまだ、不完全な感覚なことで、
ああ、「冷汗百斗」の思いの感極まってるのであります。
 ああ、昭和は遠くなりにけり。
この実感を君も僕も抱きあって残りの人生を逞しく。


人生激情2494(戦闘地)

2017-04-08 17:19:41 | Weblog

 昨日のブログでの「肉弾三勇士」の行為は
「御国の為の勇敢な自爆」と称賛され、その後
太平洋戦争末期の狂気じみた日本空軍の特攻隊編隊への
ヒントとなる。敵の目標に向かい、片道分の燃料と爆薬を積みこみ、
自らが突激して死んで往く若者たちの悲劇へと繋がる。
そして、現代の世界中で惹起している自爆テロへの
焼き写しになったとしたら非情なる罪な行為だったと言わねばならない。

 ところが、あの「肉弾三勇士」の後日談が戦後には風の噂にあった。
実はあの三人の兵士は爆薬を仕掛けて戻ることが目的だったが、
何かの手違いで突然爆発してしまって思いがけず爆死してしまったというのだ。
それを勇敢な兵士たちと美談に作り替え、後方への鼓舞に利用したというのだ。
別の話で、進軍ラッパ吹きの小口小平太が敵の弾に当たり
死んでもラッパを離さなかったというお話を、
これまた美談として、「何と立派な根性だ」ともてはやしたが、
これだって、何のことはない、死後硬直だっただけのことだったという。
 現代だって、稲田防衛大臣が、「南ヨルダンには戦闘はない、衝突だけだ」
と誰もが疑問視する言葉遊びで国会に座してるものの、
いずれはその虚実が明かされる日が来るものだ。
 時の権力の言い分は、眉唾ものと心してて間違いない。


人生激情2493(世界は平和か危ないか)

2017-04-07 15:59:12 | Weblog

 米フロリダで米中首脳会談の真最中に
シリア政府軍基地にアメリカがトマホーク59発を打ちこんだ。
科学兵器で一般市民を殺傷した報復なのだ。
トランプ大統領は中国に言う。
北朝鮮もこれ以上ミサイルや核実験を続けるなら容赦しない。
中国が止められないなら、我々がやる。

 僕たち子供の頃の記憶は戦争がついて離れない。
銃後、防空壕、空襲警報、B29戦闘機、欲しがりません勝つまでは。
 昭和6年の満州事変に始まり、昭和20年8月15日に日本敗戦で終結した
当時は大東亜戦争と呼ばれていた太平洋戦争までを15年戦争と総称する。
その15年戦争で数多くの軍事美談が誕生しているが、中でも一大ブーム
だったのが「肉弾三勇士」だった。中国軍の鉄条網を爆破するため一等兵
三人が、あらかじめ点火した爆薬を抱いて飛びこみ壮烈な死を遂げた。
日本陸軍が三人の戦死を「覚悟の自爆」と発表、「全軍の士気に影響すること甚大」
ともちあげ、国民みなこれを見習え、と国をあげて称賛したものだ。
まさに教育勅語の実践そのままであった。御国の為ならこの身を捧げるものと。
 安倍政権は教育勅語の精神こそ見直そうなんて大声で言い出した。
政治家の中には日本も核を持つことを考えるべきだと言った人もいる。

 今朝のテレビでのあるコメンテーターは、
北朝鮮やシリアの無謀な行いが引き金となって、
「第三次世界大戦も現実的である」なんて言っていた。
そうなれば、今の日本なんてあっと言う間に沈没するだろうとも言っていた。
穏やかならざる世界の動きである。


人生激情2492(なにおかいわん)

2017-04-05 17:33:24 | Weblog

 今日、北朝鮮がまた弾道ミサイルを発射したことで騒がしい。
60キロ飛行して日本海の排他的経済水域に落下したとのこと。
60キロと言えばここ札幌から苫小牧程度の距離だ。
ある専門家は、どうもこれは失敗だったようだ、と皮肉な笑い顔だった。
2月12日に発射されたミサイルは500キロ飛行して日本海に落下してた。
取りあえず、安倍首相は怒って見せた。
安倍さんが怖い顔で何を言おうが、のれんに腕押しのキムジョンイルだ。

 ロシアで爆発テロ騒ぎ。サンクトペテルブルグの地下鉄テロ。
なぜだ。一般市民が無差別に死傷のターゲットになる。
容疑者は日頃は穏やかな若者だったと世間の評。
こんな過激思想も、偏った宗教にもそれを利用して胡坐を掻く者を憎む。
 また今日、統一教会、霊感商法、桜田淳子の名も久しぶりに聞こえてきた。

 森友学園小学校の建設工事を請け負った大阪の藤原工業が
建設費未払いで提訴したらしい。
支払う資金の見込みさえなくて、走り出した学校経営の野心、
籠池フアミリーはまさに大阪のドンキホーテーだったのか。
 だが、そんな幼稚園に20人もの新入園児がいた不思議?。
教育勅語信奉者が少なからずいるもんだな、というのが率直な感想。

 脚本家の橋田壽賀子さんが「私は安楽死で逝きたい」と言って
賛否両論けっこう騒がしい。
 言いたいことはこうだ。
寝てるだけでしもの世話から何からしてもらうようになったら、
もう生きていたくない。もし認知症にでもなたらお願いします。と。
 だが認知症もひとくくりにはできない。まだら認知症もあって
何にも判らないときもあれば、ときどき正常になる時もある。
明るい時も、暗い時も、そして異常に冴えてる時もある。
愛を育ててきた身近な人にそれを許せますか。

 人の死に人が手を加えることはいいものでしょうか?


人生激情2491(いつかあるとき・倉元聡)

2017-04-04 16:26:50 | Weblog

 助かる見込みのない死期の迫った患者を苦痛から解放するために
医者が薬物などで死を選択する「安楽死」は法的に認められていない。
 では、患者自身の意思によって延命治療を中止する「尊厳死」は
結構多くの人が賛成してるかのようなことを聴く。本当かな?と思う。

 安楽死にしろ、尊厳死にしろ僕の死に様にはどちらでも不満はない。
個人的に人には死を選ぶ権利があるなどと構えてるのではなく、
もし、なンら先に生きる希望もない寝たままの身にあったとしたら、
それを見舞う家族や友人には辛すぎるし、周りの近い人達に迷惑を
かけたくないというのが、いい格好しの自分らいじゃありませんか。
 なるべくなら老衰して後の自然死が一番なんだろうが、
けっしていいことばかりしてきた人生でもなかったから、
穏やかな死に様はないんだろうと思ってるのですが、
だからといって、苦悶にのたうちまわって死ぬのだけは、
本人も看てるひともいいもんではないから、
やっぱり僕は安楽死か尊厳死かの二者択一でお願いしたいもんです。
 70歳を過ぎると残りの人生を数えてみたり、
同じ時代を生きた松方弘樹や渡瀬恒彦の死は遠いことではない。
人生終末の有様のあれやこれやが
現実感を漂わせて肌身にジワジワと押し寄せてくるもんなんです。

 TBS12時の倉元聡作「やすらぎの郷を興味をもって観ている。
かっては人々に何らかの影響を与えたであろうそうそうたる人達、
特に有馬稲子さん達名だたる女優陣の老人となって繰り広げられる
老人ホームでの喜びや悲しみ。
それは、
きっと倉元聡の不満、鬱憤、後悔、それとも生きがい
なんだろうかと、興味を持って毎日観ていくよ。

 


人生激情2490(新年度・マイフアースト)

2017-04-03 17:22:30 | Weblog

 トランプ米国大統領が恥も外聞も捨てて、
米国国家と米国人の生き残りを世界に吠えた、
「アメリカ・フアースト」の言葉はある意味で好評だった
小池東京都知事の「都民フアースト」もまた受け入れられた。
自分の国、自分の地域さえよくなれば他の事は
構う事ない。もっともでしょう。他所はよそで
頑張ればいいことだ。もっともでしょう。
 ところでうちの北海道知事や、札幌市長にはそんな
勇ましい言葉は聞かれないのが寂しい。
 今日は道も市も新入社員の入社式。
地域の為に働いてくれる人材に育ってくれるものか。

 森友学園問題も加熱気味から下火になってきたものか。
テレビのワイドショウーもここまで引っ張ってきて
今は、厭きたか、間延びしてきたかうんざりか。
枝葉末節を突っつきあう与野党のアホさ加減、
本筋は違うよと訳知り顔でコメントする評論家陣。
所詮、マスコミは面白半分騒いで視聴率稼ぎが本音。
親友と信じてた安倍夫人が裏切ったものか、裏切られた
籠池夫人が逆襲するか、番外のプロレスごっこに興味深々。
教育勅語に親は敬い、友は信じあいなんて、あったかな。

 日本ハムフアイターズ、西武戦3戦で1勝2敗。
打たれやすくて打てない、が総括。
大谷DHの打棒の輝きだけが取り柄。
栗山監督の悩みが続くのだろうな。

 今日から地域の班長さんになった。
5年に一度の御役目が巡って来た。
この次はないものと御奉公に励もう。


人生激情2489(芥川賞「しんせかい」)

2017-03-30 15:49:20 | Weblog

 借り物の「文芸春秋」を読んでいる。
ジュンタママからガブに譲られた雑誌がこちらにきた。
「安楽死は是か死か」これは後回しにして、
今年度の芥川賞受賞作品を読む。
山下澄人の作品。「しんせかい」
作者は倉元聡が起した富良野塾2期生だったようだ。
今は劇団を主宰してるそうだがまったく知らない団名だ。
芥川賞は4回候補作で受賞というから、注目はされてたのか。
これまでは、何を言いたいのか判りずらいと言う事で選外だったとか。
師匠の倉元氏も、あいつの小説は判らないと、何かの折り
言ってたのを聴いたことがあるので、きっとそうだったのだろう。
 ところで、この受賞作を読んでみたが、これもよくわからない。
何で受賞したかよくわからない。
他にいい小説がなかったということなのか。判らない。

 富良野塾は脚本家とか俳優希望の若者を育てる目的で
倉元聡が起した自給自足の学び屋なのだそうだが、
そこでの作者の自叙伝らしきものだが、
それが、どうなんだということでもない日常の労務が書かれてる。
食の補助には地域の農家の手伝いに出向いて得た収入に寄る。
栄養失調になって入院したり、師を怒らせる言動をしたりの
出来事は特別なことではない。
なにが小説的かというとなんだかよく分からない。
 彼が終りに書いてることを描きたかったものだったのか。
ーーどちらでもよい。すべては作り話だ
 遠くて薄いそのときのほんとうが、ぼくによって
 作り話に置き換えられた。置きかえてしまった。

 それから一年(熟)で暮した。
 一年後(熟)を出た。

 富良野塾は2年で卒業することになっていて、
卒業のそのとき、師、すなわち倉元聡さんに
君は見込みがあるとか、ないとか、判定されるのだそうだ。
 そうだとしても、それが人生の総てではあるまいに、
とでも、かの山下君は言いたかったのか。
舞台が富良野塾ということで興味をもって読んだが、
それだけのもので、ともかくよくわからない小説だった。


人生激情2488(大雪)

2017-03-27 18:16:03 | Weblog

 この土日は思わぬ大雪。30センチも積ったか。
仕舞いこんでたスノーダンプをまた引きずり出して雪掻きで汗。
桜の開花の報せが関東であったというのに。

 先週は嫌なニュースが沢山。
森友学園問題での官僚の書類破棄には何かがある疑惑。
「てるみくらぶ」破産に寄る旅行被害者は御気の毒。
那須で高校生が雪崩で死傷、痛ましく辛い事故。
認可幼稚園の子供をダシにしてr私腹を肥やしてた嫌味。

 そんな中で、大相撲稀勢の里の優勝は嬉し涙の話題。
まさに奇跡。傷を負っての意思の強さに全国民が感涙。
こんなニュースならもっと欲しいもの。

 また今年の第九合唱の案内がきた。
10月8日札幌キタラでのコンサート。
また練習場通いの辛く楽しい日々が始まる。

 敬老優待ICカードの報せが届いた。
新しいシステムに慣れるのもこの世に生きるため。
これまでの習慣が変わることに、ちょっと不安抱えて。