つれづれなるままに  141 鳴り止まぬ拍手

2006-10-30 16:42:37 | 雑記
                  
朝、中島公園の中、耳にはウオークマン、もちろん曲は「第九」公園の美しい紅葉を見ながらKitaraへと急ぎました。この5ヶ月間、週2回練習を重ねてきました。ドイツ語の発音から発声練習と、音楽に関わることが無かった私も、この未知の世界に飛び込み多くのことを学びました。先生は、歌詩の意味を心に入れ、ベートーヴェンの気持ちになって、歌うように、といっも言われました。この曲はベートーヴェンがもう耳が聞こえなくなってからの曲です。自殺を考え、最後に彼女の為に「月光」の曲を演奏しているうちに、「第九」の曲が浮かび自殺を考え直したと言われています。
 おお、友よ、この調べではない、もっと快い、喜びにみちた調べを歌いはじめよう!バリトンのソロで始まります。
すべての人はみな兄弟となる、いきとして生きるものは歓喜を、百万の人々よ、わが抱擁を受けよ、この接吻を全世界に。
そして最後に声高らかに、神々の美しい花火、百万人の抱擁がひとつに溶け合い全世界へ広まって行く。オーケストラと共に最高の歓喜の歌を歌い上げました。
鳴り止まぬ拍手の渦の中、観客席と私達が共にひとつになったような気がしました。この拍手が励みとなり、また来年もと、そんな気持ちになりました。
新庄さんの涙も良かった、でもそれ以上に私達の感激の涙は心にジーときました。

つれづれなるままに  140 「ゴミから地球が見える」  2006/10/28

2006-10-28 13:12:07 | 雑記
今回は市環境保全アドバイザー東 龍夫氏の研修会に参加しました。
日本では、古紙リサイクルがおこなわれたのは、古く平安時代、千年の歴史があるそです。再生資源の質は世界一、ヨーロッパ、アメリカなどは、新聞紙、雑誌、ダンボール、紙パック等、全て分類せず工場に、同じ古紙でも、日本の古紙は、質の良いものとして、取引されているそうです。新聞紙は新聞紙に、雑誌はホッチキスで止められたものは、新聞紙、糊付けされたものは(糊がプラスチック吹きつけ)ダンボールの中じき、ダンボールはダンボール、紙パックはトイレットペーパへと、新聞紙がリサイクルされ、自分の手元には、3ヶ月で新聞なり、戻ってくるそうです。
アルミ缶はどうでしょう。
アルミ缶は電気の缶詰と言われ、350mlの缶で500Wの電力が必要だそうで、500Wと言えば、洗濯機で洗濯が3~4回も出来るそうです。
このアルミ缶はアマゾン川、アルミ缶を作る電力を確保する為、札幌市が二つも入る巨大なダムが建設され熱帯雨林、インデアン等の町が水没したと言われています。このアルミ缶は日本にも輸入され、私達が使用していますが、こんな所にも自然破壊をもたらしているのですね。もちろん、アルミ缶はアルミ缶に再生されますが、ふたの部分は再生が出来ず、新しいアルミニュームを使用、それとて15Wの電力を要します。
アルミ缶は環境ホルモン、アルツファイマーとの関連が取り立たされています。
アルミ缶のふたを開けたとき、アルミの粉が缶の中に、アルミニュームの摂取量は微々たるものですが、これが毎日となると、どうでしようか。
ペットボトルは再生しペットボトル、しかしドイツでは20~30回も使用するそうです。これは日本はリサイクルの為の費用、メーカー負担は二割、ドイツは全てメーカーでリサイクル費用を、そのため1本に付き60円が課せられ、持参すれば、その金額で引き取っていただけます。
日本とて一升ビンは7~8回、ビールビンは20回、口がだめになるまで使用とか、毎週何気なく出していた資源ゴミ、ゴミひとつにしても、色々問題を抱えているのだと、改めて思いました。今からでも遅くはありません、
   子供や孫達が安心して生きていける環境、
          ひとりひとりにかかっています。

つれづれなるままに 139 読書の秋

2006-10-26 09:33:54 | 雑記
次から次えと行事を抱え、落ち着きの無い忙しさ、自分で忙しさを作っていたような気がします。10月も末、やっと一段落、おこたに入り、やっと、自分の生活のリズムを取り戻しました。
先日、本屋さんで立ち読み、面白い本を見つけました。「世界でいちばんおもしろい地図帳」地理学会小澤源太郎氏が書いた本です。旅行が好き、地図を見るのも大好きな私、地図を眺めていると意外な事実に気づき、後から後から疑問が湧いてきます。「なぜ日付変更線は太平洋の真ん中に有るのか」「太平洋はいつから太平洋と呼ばれているか」「日本は幾つの島からなっているか」6852の島からなっているようです。「どうして青森には数字のつく地名が多いのか」等いろいろ疑問に答えてくれています。柔らかい、読みやすい本です。
これでまた地図を見る楽しさ再発見です。

つれづれまるままに 138 心地よい目覚め

2006-10-25 11:36:54 | 雑記
昨日は、4時間30分の長丁場、無事司会を終える事が出来ました。
単なる舞台の進行係と思っていましたが、私達の影でどれだけのスタッフが、手助けし、働いているか、ゴーサイン、マイクの前、背中をポンと合図、原稿をゆっくりと一言一言、舞台の上立つ。何処からともなくスポットライトが頭上に、
これらを支えるスタッフのお手伝いなくては、出来る事ではないのだと、改めて思いました。友の支えもあり、大役終えホッとしています。
今朝は心地よい目覚めでした。

つれづれなるままに 137 遅すぎることはない

2006-10-21 16:48:20 | 雑記
とある大学の門を叩いて6年の歳月が経ちました。その6年間で多くのことを学びました。この年になり、よき友に出会えたこと、年は違えども皆、同じ同級生、共に学び、酒を酌み交わしていくうちに、色々な特技を持った方、趣味多き方、色々な方から沢山の影響を受けました。今月29日、キタラにて「第九」を歌う事、歌う喜びを教えてくれたのも、友のお陰です。そして今年は、私が通う大学の文化祭の総合司会を友と二人で仰せ付かりました。そのリハ-サルも無事終わり、24日の本番を待つのみになりました。オープニング私の第一声は
   青春とは 人生のある期間ではなく
   心の持ち方をいう
   年を重ねただけで 人は老いない
   理想を失ったとき はじめて老いる

   臆病に心を閉ざしたとき
   二十歳であろうと人は老いる
   頭を高く上げ希望の波を捕らえる限り
   八十歳であろうと 青春まっただ中
 
そして12月「一緒に見たい夢がある」
この大学の仲間7名、大学で学んだ事、趣味でやっている事、これらを持ち寄ってグループ展を開催する事になっています。
  キャッチフレーズ 「挑戦するのに遅すぎるということはないかもしれない」
 12月の展覧会に皆、日々作品作りにファイトを燃やしています。

つれづれなるままに 136  紅葉

2006-10-19 09:51:20 | 雑記
                   
日一日と秋が深まっていきます。庭の木々も色づき、夏の庭とはまた違った風情をかもし出しています。もう直ぐ冬の準備にかからなければなりません。
そもそも紅葉のメカニズムは秋から冬にかけ、気温の低下とともに、木の葉を落とします、その為、葉と枝の境に離層を作り今までいきわたっていた葉と枝の間の、水や養分の流れが妨げられます。そうすると、葉を緑色に見せていた葉緑素(クロロフィル)が老化、分離され他の色が現れ始めます。カエデ、イチョウなどの種類によって赤、黄と様々な色に染まりますが、カエデ、ウルシなどの葉が赤いのは光合成により葉に蓄積された糖分が離層によって、枝に送られなくなり、この糖分からアントシアンという色素の合成で葉が赤くなります。イチョウ、ブナが黄色くなるのは黄色のカロチノイドという色素が目立って現れ黄色い葉となるそうです。
この様に、紅葉のメカニズムを知るとまた違って木々達を見ることができます。

つれづれなるままに 135 登山会

2006-10-15 20:36:13 | 雑記

先週雨に祟られた登山会、今日も雲ゆきが怪しく、どうし様かと思っていましたが、9時頃には晴れ間が、今年最後の登山へ出発しました。我が家の近くには豊栄山、豊平山、豊見山と三豊山が望めます。その中の、豊栄山たった562㍍のとは言え、山の頂上からは、晴れた日には、暑寒別岳、ピンエシリ、石狩湾、目の前に八剣山、余市岳、朝里、左の方には、札幌岳、空沼岳と、一望できます。
今日は生憎の天気、山々は望めませんでしたが、ななかまどの実が真っ赤に色好き、秋の深さを感じました。下りてビール、ジンギスカン、大草原の中で食べる美味しさ、もう雪虫が舞い、山にもそろそろ白いものが落ちてくる事でしょう。

つれづれなるままに  134 秋のコンサート

2006-10-14 20:07:29 | 雑記
私の住んでいる町内は、年2回、春、秋と音楽鑑賞会をおこなっています。今回はBilly King、オハヨウ州出身、札幌に住居を構え、全国で本格的なエンターティナーとして数多くのコンサート活動をおこなっているようです。今回はオンリーユーから始まって、スターダスト、いとしのエリー、アカペラでアメージング・グレース、英語、日本語でのすきやきソング、声の幅の広さ、歌のうまさに魅了されました。一昨日は映画でカナダの大自然にふれ、昨日は観劇会「最後の恋」今日はBilly Kingの歌に酔いしれ、3日間すっかり、芸術の秋を楽しませていただきました。

つれづれなるままに 133 最後の恋 10月観劇会

2006-10-14 12:58:14 | 雑記
何不自由のない日々を送っている、家庭はしっかり者の妻が、そつなくきりもりしていてくれる。しかし老年期にさしかかったこの頃「死」が彼の頭を掠める、このままで死んで悔いがないのか、自分の人生は有意義だったと言えるのか、今の生活を変えるつもりはないが人生一度でいい、思い出に残る恋がしたい。
そして彼のロマンス探しが始まりました。不器用な彼が三人の女性達を誘惑する。個性豊な三人の女性のキャラにとまどい、彼のロマンスの行方は・・・・。
毎日が平和で幸せであるからこそ、そして良き家庭があるからこそ、フートそな気になるのでしょうか。

つれづれなるままに 132 ”狩人と犬、最後の旅”

2006-10-12 16:31:11 | 雑記
朝、ガン検に、年に一度健康診断を、子供達に迷惑がかからぬ様、自分の健康は自分でと思っています。早く終わったので、友の進める映画”狩人と犬、最後の旅””あなたにオススメよ”との言葉につい。
生きる事、大自然のなかで生活すると言うことはどんな事か、最後の狩人としてカナダ、ロッキー山脈、北極圏で長年生き抜いた実在の狩人のお話、そりを引く為の犬との生活、人を寄せつけない、真冬の夜の空の広がる神秘のオーロラ、吹きすさぶブリザードの美しさと、厳しさ、秋の色とりどりの紅葉の美しさ、まだこんな自然が存在する事に改めて知りました。しかし、この大自然の中にも人の手が加えられ、木材の伐採が進み、奥地へと住居を移動したもの、自分の力の限界、老いを知り、犬そりで最後の旅に出ます。犬達の瞳、しぐさが愛らしく、犬の忠誠心、あの厳しい条件のなかで人間と動物の世界が美しく描かれていました。
 この自然を守るのは誰だ 僕達狩人しかいない・・・最後はそう結んでいます。
あのすばらしい風景だけでも、もう一度見たい。そうカナダへまた行こう!今度は秋だね。

つれづれなるままに 131 どう思いますか?

2006-10-11 18:46:08 | 雑記
女性からの電話、”NTT”です。いつもお世話になっています。今お得なキャンペーン中で、お電話を差し上げています。NTTの基本料金1,800円納めていますよね。今、光ファイバーに変えると、基本料金が500円のみ1,300円毎月お安くなります。
説明に近くに居りますのでお伺い詳しくお話をさせてください。
”そうですか”詳しく説明、聞いても良いかなと、すると直ぐ男性からの電話、今説明に伺いたいと言ってきました。
来る前にチョット話を聞かせてください。基本料金が安くなる、安くなると言いますが、どうゆうことか、少し話を聞かせてください。と曰く、
全てそのまま、ただ、ADSLの機械を光ファイバーに取り替えるそれだけです。今キャンペーンなので駄々で機械を取り付けて差し上げています。すぐご使用になります。
”でも待てよ”なんかおかしい、光ファイバー取り付け料は無料でも、使用料は幾ら掛かるのですか。初めて5千数百円のお金が掛かる事を言い出しました。基本料金が安くなっても、結局は今までの料金より高くなりますよね、訪問は結構です話は分かりましたと、言いましたら、その男性、電話をガチャンと切りました。
これはどう考えますか。最初から光ファイバーは料金は高くなりますが、このようなメリットがあり、大変良いものですよとの説明を受けていれば嫌な思いも、恐ろしい思いも、しないですみましたのに。今の所、不自由なくブログ楽しんでいますもの。

つれづれなるままに  130 ハロウィーン

2006-10-08 20:49:10 | 雑記

ハロウィーンのチョコを頂いた。この4~5年からだろうか、何処のお店にもかぼちゃお化けの飾りつけが、ハロウィーンとはどんな意味があるのだろうか、我が家にもデズニーランドで買い求めたハロウィンミッキー達が、日本人特有のバレンタインディーと同じ販売戦略のような気もします。
そもそもハロウィーンは10月31日に行なわれます。子供達がお化けの格好をして近所の家々を回り、ドアをたたき「Trick or Trat?」お菓子をくれないとイタズラするぞ、と近所の家々では子供達がどんな仮装をしてくるのか楽しみに待っています。
このハロウィーンはキリスト教の「万聖節」の前夜祭カトリックの行事で紀元前5世紀頃のケルト民族の暦、11月1日が新年、10月31日は大晦日これを同時に行う事がハロウィーンのお祭り、ハロウィーンは死者の魂がこの世に戻ってくる日本のお盆のようなものです。仮装はあの世から魔物がやって来て人間に取りつかぬよう、お化けの格好をして、魔物の仲間と思わせ、ビックリした魔物が逃げていくからだそうです。かぼちゃの前は、りんごの時もあったそうですが、子供達でもナイフで、目、口、鼻が切りやすく、欧米のかぼちゃは人が食べるようなもではなく、家畜の餌だったことから使用されました。今は美味しいかぼちゃが出来、この時期、かぼちゃを使った美味しい料理口にする事ができます。その方が嬉ですね。

つれづれなるままに 129 ウサギの餅つき

2006-10-07 17:41:02 | 雑記
昨晩は日本中大荒れ、お月様も雲の中、一昨日は美しい姿を見せてくれましたのに、
    名月を 取ってくれよと 泣く子かな  一茶
月に纏わる話は沢山あります。子供の頃はお月様には、ウサギがいて餅つきしていると信じていましたが、谷口孝男さんの「けなげなウサギ」を読みその訳を知りました。「今昔物語」にその事が、ウサギ、キツネ、サルが善行を重ねていることを知り、帝釈天はこの三匹はどれほどの善行をおこなているのか、試しました。しかしウサギは何も出来ず「私を焼いて食べてください」と火の中に身を捧げました。帝釈天は感動してその姿を月に留めたそうです。
十五夜は見ることができませんでしたが、北海道では余りなじみのない、十三夜が11月3日に巡ってきます。満月では有りませんがラクビーボール形のお月様です。十五夜お月様が悪天候で月が出ない予備日でもあったようです。十五夜は芋名月、十三夜は栗、豆名月どれも収穫期、幼い頃は、十五夜も十三夜もお月様を眺めながら縁側でお供えをみんなで食べたものでした。

つれづれなるままに 128 秋の夜長 ベートーベン 2006/10/05

2006-10-05 09:30:14 | 雑記
秋の夜長、友とスピカ、スターライトコンサートへ、新人ピアニスト、ヴァィオリン、チェロと久しぶりですばらしい音楽を聞いたよう気がしました。
11月ウィーンで初めてピアノコンサートを開く近藤喜宏さん、ベートーベン「月光」全曲、余りのすばらしさに、心奪われました。

そもそもベートーベンは、6歳の時には、ピアノ演奏、作曲の腕前はすばらしいもので、父はモーツアルトのようにしたしかったようです、モーツアルトとは14歳違い、その頃には、モーツアルトは天才少年と呼ばれていました。そのモーツアルトにウイーンで出会い、ピアノの演奏を聴いてもらっています。ベートーベンの天才を認めウイーンに留まるように言われましたが、母が病、生活の為。ボン戻っています。母が亡くなり、ウイーンにもどって猛勉強、その中で知り合った女性、ジェリエッタに恋をし捧げた曲が「月光」Ⅱアレデレット、しかし彼女は他の男性と結婚そのときの悲壮曲が「月光」Ⅲブレストアジスト、その頃から耳が聞こえなくなってきていました。自殺をしようと遺書(今も公開)として、死ぬ最後に彼女の為にピアノに向かい「月光」Ⅰアダージョ・ソステーヌを弾いているうちに、ベートーベンは再び立ち上がり「運命」を作曲、耳が聞こえないことで大変苦労したばかではなくオーケストラとの摩擦、弟の死によってその子供を引き取り,その子の自殺未遂そんな中から希望の喜びに溢れる曲、それが今回私達がキタラにて歌う[第九番 合唱つき]当時、オーケストラ80名100名に合唱団にて披露、交響楽では合唱を入れたのはこれが初めて、猛烈な拍手だったそうです。それから僅か、2年後に亡くなっています。ベートベン、作曲家を知った上で演奏を聞く、また違った感情がこみ上げてきました。
近藤さんのウイーンでの成功を祈りつつ、私達の「第9」もすばらしいものでありたいと思います。

つれづれなるままに   127 まだ残しておきたい運、2006/10/04

2006-10-04 14:34:59 | 雑記
久しぶりの秋晴れ、もうこんな日もあと僅か、男性4人、女性4人今年最後のパークゴルフ、我が家に近い、八剣山パークゴルフコースへここはさくらんぼの果樹園、八剣山の登り口に当たります。ここから写真で見える八剣山よくに登ったものでしたが、ふもとはすっかり一変し、さくらんぼの木々の間はコースになり、登り、降りの激しいコース、しかし山の麓とは言え、ここから見る眺めは最高。
成績はさて置き、生まれて初めてホールインワン、何処に旗があるかも見えませんでしたが、カーブしカップの中に、コロンと、今年は珍しい事ばかり続きます。
これで最後の運も使い果たしたなどとないようにしたいですね。