青龍神界鏡

次はまた首相してみんかお前。
https://www.youtube.com/watch?v=CsI7GSs4d1s

二百二十一面目   花柄の筆箱を包む物は その九 え

2023年07月23日 10時00分00秒 | 投稿

するとある時、官民何者も配剤せずでありし事として、月から通商条件査察団を乗せた宇宙船が北京、北京豊台体育中心体育場に存在せし空港に到着します。





南から見た空港
天聡八年、西暦千六百三十四年、九月末の事です。
清はこうした宇宙船用空港を擁しており、北京と同規模の施設が南京に一カ所、小規模が済南に三カ所存在していました。
北京、南京の施設施工主は地上、地下を通じた異星人動態で、淵源は宋代末期に、宋全権者と月人が交わせし、“高速思考を最上価値と捉えいくあらゆる高速動態への無言微笑”との締約に在りました。
明代、次々と対話相手が変わりいく様、二十世紀アメリカ、ニューメキシコ州地下への御訪問人種の方々の相への高速応対は、歴代市政の至上の価値でした。
“明は、営為の拠り所を、燃やしいってしまう。
営為に宿る、かくなる実態が、一瞬すら自他に察知されずのまま、当該拠り所は、行政の法源として成立していった、との栄典ごとを温かく、人間らしく抱きいくには高速思考以外に無し。
明、是、温かな行政法源を見出しいく人のまぶたが知る光也。
こう謳う営為をどうにか成立せしめるには。
市政上層部はただ、明、純粋なる光を知りいくべし。”
千五百六十年台、明代、北京市政は爆笑に包まれ続けます。
“誰が、どんな依頼を外星人にお伝えしたか分からぬ、との落ち度の在りかを調べようとする意欲を、部下の頭部に灯し、部下を動かしいく様は戦史知略、これの淵源は三国志。
かくなる無明斥候を走らせいかぬべし、と命ず無言の天啓は、憶測で分かっておった。
星を一つ、地に堕とすべし。
人間眼球、最高飛翔地点、他の星、こちらが、我が思考という、最高索引可能性、日々見る無明新聞紙を書籍へ綴じる術を、毎瞬、最高恋愛劇の主演にて、お前では満たされぬ、と振り続け、茫然とさせ続ける振る舞いとはこれ。
主演の資格は、眼球と索引の恋愛の果てに体得せし推手、即ち体得性能、全駆動中との、周囲大気との完全恋愛。
お前が欲しいであろう、天の星で採れる木材全てを、お前が見る新聞紙の素材へ、溶かし与えるべく今、最高度から落下。
豊台体育中心体育場に、何を建築中か。
近くに突如穿孔されし四つの穴、直径七十から九十米から、斜め浮上の後に垂直に沸いて来しは大量の資材を積載するトラクターでから、労夫は、・・・爆笑で腹が痛い・・・。
穴底から浮いてくる、大地を偽装したる鉄板硬度なる床が沸いて来ては、見た事が無い顔共が、そこらの宿に泊まりおる。
約百七十名から漏れるは月語。
一週間経てば、トラクターと共に床に乗り、穴を降りていき、別の労夫が人数を補充す。
現場監督と思われる、重機搭乗者への指示役へ月語で挨拶を伝えてみると、案の定、“二者間の良好関係へ高速に仕える、最高速度機能提供施設を、二者のご総意に基づき施工中である現在について、既にご納得を頂いている、との高濃度概括を入念に伝達されており、受注を光栄に思っております”との事だった。
千五百七十二年、現場からは人が消え、穴は爆破痕を被る。
七十四年、北京は外星人衣装丸出しの方々に、頻度高く挨拶を拝受致すようになる。”
南京空港については、千五百三十年台に施工が始まり、四十七年に完成を迎えており、済南に三カ所存在せし人員転送区画は千五百四十年台に駆動を始めていました。
北京空港の完成以降、認識信号で開閉する空港の扉から北京を訪れる異文明人の人数は月に五名から二十四名が平均で、多い月は七十名台でした。
滞在期間は十時間以内から一週間が多く、訪問の主要な素性は漢語、馬車、宿泊施設を足とした民度調査、異文明での研修でした。
北京空港から二度目の民度調査へ降り立った、星籍無き民度調査団所属の一名はこう概括します。
“民生上の性癖を容易に見抜く眼力を平然とお持ちながら、民生に付随する辣腕、罵声への高速対抗履歴、面子(めんつ)、例えると鬼瓦の野放図さには無関心。
これは民生上性癖に関する眼力を脅かし得る、というのに。
無関心の度合いは、著しき。
この文明、主権者、長期にわたる主体判断のご結果は、この点に在り。
希望を、面子で、脅かしいくとして、是也。
北京にての合計七日間滞在、街並み、通り過ぎる人達のお顔付きは、雄弁に語っておられた。
人間とは、との断定、無数文明群、懸命ご揺籃なる無謬の大定説へ、ここの方達はご挑戦を、試みていかれる、おつもりは無い、と推察致す。
何を考えているのか、自己認識不可能なる人間の居場所を洗う術を洗練する日々に在る、と思われるが、その期間をいつまでお続けになるおつもりなのだろうか。”


二百二十一面目   花柄の筆箱を包む物は その九 お

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