青龍神界鏡

次はまた首相してみんかお前。
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百九十面目   成人向け活動紙芝居作品の感得 その二

2014年01月19日 04時00分00秒 | 投稿

感得対象:“新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air”の台詞

「電話が通じなくなったな。」
“交感神経、副交感神経の相互機能交換神経細胞の余剰電気信号の発散がやっと出来た。
両神経系を束ねる脳髄の先の通常権力言及不可能の霊的領域よりの指示への現実世界に於ける服従、安心の時だ。
魂に反逆する意思は無い。
そして自作自演の服従演技は両神経系交換神経細胞の余剰電気信号を蓄積する。
それでは脳髄による魂への通報の恐れがある。
早く安心したかったが演技は出来ぬ。
通常権力象限の者が言及不可能の魂から予知を与えられるなど、そもそも不安の蓄積に他ならない。
全ては魂への反徒となったあの神経系のせいだ。”

「はい、三分前に弾道弾の爆発を確認しております。」
“こんな時に電話機能何かの野暮な不快感などを訴える者には的外れの報告が快感を与えるのに適当なのを知っているわ。
無能な部下の報告があったなら部屋から喘ぎ声をわざと聞かせてやればいいの。
使えない独鈷情報は時限爆弾にしかならない事すら知らない者は異性が三分前に肌を露わにしてから恋文を書き出すの。”

「ネルフが裏で進行させていた人類補完計画。」
““イチジクの葉を脳内に想像し実を口から実らせんとする思春期共を収監せし魂への反逆励起予定神経”が許容された性的衝動の発散行為に付随発生した日誌“死と同期した絶頂の快感の直列繋ぎによる相互補填的永遠刺激状態の子宮創生計画””

「人間全てを消し去るサード・インパクトの誘発が目的だったとは・・・。」
“債務不履行宣言すら必要の無い始原的共同体への回帰は“許されぬ強欲さで知恵の実を喰らいし悪魔の眷属共が永遠に籠る子宮創生計画”で誘発されるのだが、これと同義だったとはな。
非難者は内部に存在しなくなるが、それで良いのか。
そう問われなくとも良いようだが、今さら真相を明かされ、戸惑うしかない。
電話の不通に見せる戸惑いの演技はあの程度で良かったのか。”

「飛んでもない話だ。」
“意思発信源の我を埋没のままの、そのような逡巡を間を置かず外部への攻撃力に変換するなし崩し的な放言。
“お前らのせいだ、政治的に死ね。””

「自らを憎む事が出来る生物は人間くらいのものでしょう。」
“手淫経由蓄電の攻撃力の発射の観察をする人物は私でありその際に高尚な衒学の胸元を露出してやれば、あなたの知的営為とは即ち私への性的興奮も同義。
あなたを利用して私は出世するの。
憎んでも無駄。
その憎しみは“三年前に弾道弾の爆発を確認しております”と的外れの報告で快感を無理やり与え、なし崩し的に高尚な衒学の胸元を露出してやり私への性的興奮に変換してやるわ。”

「さて、残りはネルフ本部施設の後始末か。」
“疲れる。
こいつやこの状況は相手にしてられん。
文章の主語の担当者が誰になるか分からんようにしつつ、誰が何をすべきか分からんだろう難儀な行程の開始合図を仄めかしておくか。”

「ドイツか中国に再開発を委託されますか。」
“あなたの脳髄に魂の座は在りますか。
あなたの脳は魂によって覆われていますか。
魂の座の認識について禁断である科学的関知を経ないままですか。
魂への脳による言及とは、自身の魂による認識能力への保護の停止を意味します。
故に私も魂への直接言及は致しません。
私の認識能力、自我境界が言及の度合いに応じ、融解してしまうのです。
そのような危険な仕事の処理指示に際しての、なし崩し的な曖昧応対であなたとの合一を起こしたくはありません。
嫌です。
魂の座の有無について自己認識を指さぬまま、認識能力の奥に魂の座が在れば、脳は魂の保護によって覆われ、つまり守られるのです。
魂の科学的関知者は魂の政治利権化を図った愚か者として、如何なる高度な認識能力を発揮したとしても、何者の魂にも認識ごと信用されないのです。
魂の座の有無、認識能力を発揮する脳への魂の保護、魂の座への認識能力の発揮履歴を問う複合的含蓄のある問いを投げかける経緯とは、全く性的興奮を齎さないあなたの知的洗練度の低き茫漠の先行があったからです。
そんなものに律されたくありませんし、そんな霊的波動などを収奪したくありません。

執務室では常に私が、あなたを、知性を装いつつ性的に誘導し、あなたの知性を収奪していたの。
知性を発揮出来なければ失格よ。
私はあらゆる性的衝動を知性で調伏し、高みに上り詰めるの。”

「買い叩かれるのがオチだ。」
“認識能力が疲弊している時に魂の座の有無について思案などしたくない。
しばらくは曖昧な衝動を蓄積する。
それは知的、性的なものだ。
そしていつぞやに奇怪な思春期を迎えるやもしれぬ。
疲弊とは堕落を、堕落とは終末を、終末とは悪魔や救世主を呼ぶのは分かっている。
ところで認識能力の疲弊を除去するには知的、性的な発散行為が必要だが、こいつの前ではそれが敵わん。
要するに私にとってはこいつが私の魂の座だ。
性的神経、知的神経の相互機能交換神経細胞を統べる脳髄なのだ。
私に意志はあるのか。”

「二十年は風地だな。」
“私に思春期を迎えさせてくれ。
そして新世紀エヴァンゲリオンを宣教してくれ。”

「旧東京と同じくね。」
“瓦礫都市が魂の座の詰問をしばらく避けるに適当だ。
ここで非意図性を装い、雑多な衝動を蓄積させよう。
宣教を待つ大衆は徳政令に預かるものだからな。
認識能力の疲弊を取り除きたい。”

魂の座

二千百七十一青字

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