速記掲示板 その五百三十四

図面所掌軍人の周囲は訝しがる。
“何故、図面が無関係な仕事に際しても、図面吟味軍人は一瞬で状況に対し思考を収めてしまう、一体化させてしまえるのだろうか。”
図面軍人の思考は根幹から既にそう振る舞っている。
周囲では、出自は不明の奇怪な多幸感が瀰漫びまん、している。
この中で、図面軍人周囲の疑問が自然と溶解し合う先は、どこぞで盛られている筈のプラスチックマウンド部課の透明観念だった。
この融合状態は、組織上層部に具体的な疑問を編ませる
“何者が、何故軍人の思考を、思考対象の状況ごと、組織を笑顔で溶かしてでも没収し、いずこかでの目的不明の組織洗練を発注しているのだろうか。
物流関連契約の報酬としてのダンスホールへの接近権と、有名歌手への隣席権、相互密合の長椅子が・・・地下から仄めかされたとして・・・相互密合と仄めかしの実現監督は陸軍とホールの間のマウンドに立つ筈だが・・・陸軍側での思考の没収を呼ぶウィスキーボンボンとコニャック、硬軟双方から成るキャタピラ走りのリリーフカーを監督に納入せし、何らかの稲光着想はどこから鳴ったのだろうか。”
この段階にあっては、組織構造の内の思考者は謎の発注者の所在を外界に探してしまう。
二種の図面は、複数種の図面の力を自由に編む事が出来た。
二種の図面は、この段階を招来していったが、それとは外界への観念、行間理解の吐き出しを意味しており、観念とは地下での異星人動態何らかに対して鋭敏に発生していた。
鋭敏発生の観念とは、異星人機器への畏怖と等価で、これは陸軍にとっての戦車支配、これを配電整備意識から沸いていた。
二種の図面により陸軍は、外界へ異星人機器のプラズマ砲を自動発射する戦車と化していった。
地下で異人種との対話が発生する。
四カ月後、陸軍は部課の鋭流　　　、さを　　　　　はいないが、異星人機器を搭載せし戦車が大気へ放電実験を行う。
月人が陸軍に譲渡予定の大気改造扇風機の部品、“倫理、学びゆくべし組織に向けて”を移動させるに当たっての、陸軍側の組織疲弊を月人側が　　　　、無意味な煙幕物資を移動経路から散布していく。
煙幕物資に接した陸軍は、異星人との関係にとって衛兵価値たる、非法的にして硬質物体の移動を断定する。
陸軍は関係に即応していくべく、無思考、無機的に、地下に物資輸送台車用の幹線網を敷設していく。
資金は何者かが、地上の莫大な機密費から配線してくれ済み。
この幹線網は、地上に漏れる“陸軍隷従気味の、磁気移動型列車の幹線網敷設計画”より先に施工が始まっている。
物資輸送台車用の幹線網の敷設が始まり、暫くすると異人種との関係を知る将校は、敷設は異星人側が知的指示した結果の筈と真剣憶測する。
将校は憶測から何の動きも放ってはいないが、憶測の時から暫くが経つと、敷設は異人種が命令した、と断定せざるを得ない、陸軍の組織構造上情報に将校は囲まれてしまう。
共和党に対する民主党による鋭流えいり、な詰め時にはやはり頭頂部には毛髪の渦しまりが在ったが、俯瞰上この台風模式図人による拡散、“物資周辺の人間とは大急ぎで消えろ”の渦に陸軍の機密保持階級は触れる。
“異人種との関係を維持してきた、機密保持階級の先行者が外注先を丁寧に選定し、共和党の奥座敷、懐刀ふところがたな、権力を行使した結果の筈だ。
憶測とその理由は、ここにある。
航空会社顧問、自動車会社顧問、都市景観計画通暁者への三、三、七拍子命令、化粧は馬鹿殿系でいいぞ。
これはな、“異星人との関係が重荷だ”、と異星人に吐露した陸軍への異星人による発破がけの発生を意味する筈だ。
詳細は分からんが、先行者は異星人に刺激され、政治権力を行使した果てに、都市に汚染物質を散布していたようだ。
それ以前には“そんなに、私達の事を重荷に捉えなくとも良いぞ、私達も洗練関係の維持には、時に民生への軽視を厭わぬ文明人である自覚の時があるのだ、今はお互いにいい関係にある、明るい未来へ希望を抱いていくとしようではないか”、このような会話雰囲気を過ぎ去った事だろう。
関係の維持へ疲労にある陸軍によっては確たる言質げんち、の発生を異星人側に確認する事は不可能だっただろう。
民生への狩り娯楽を誘ったのは異星人側だ、との。
とにかく、疲労にあった陸軍に励ましの言葉を投げかけた異星人の素性とは、当時の陸軍の察知にとっては・・・既に極悪・・・、現在からはそう断定せざるを得ない。
関係の起源とは一体いつの時代の、何に遡るのだろうか。
皆目、不明だ。
現在、陸軍は都市構造に向けて毒物を定期的に発射している。
過去から長きの異星人との関係を戦車車両に選び。
車両内軍師にして、命令権者とは、陸軍に対する異星人の過去の言動そのもの。
毒物発射車両の目的は異星人との関係の維持だ。”