速記掲示板 その九百三十八
>トゥアウリュとの交易取引ではなく、トゥアウリュによる往来が、物流利益をもたらしてしまいし先の市は、挙げれば切りがない。
長春、瀋陽は、物流交流関連政務量を、大きく発生させている。
交流発生市としてその他、平壌、博多、熊本、難波の辺境領域が存在しているが、当時、関係者に問い質すとなると、物流利益発生現象は、一取引形態と、公言されるが、常識だった。
ここらに北京との市名を堂々と追加するとして、ここらと同様である事に、幾度もここが触れ明かし、注視を引いている難波で実現された交流規模と比較すると、実現規模の印象は、儚い。
長春、瀋陽であっても、同様。
到着品目を克明筆致に晒すとして、筆頭銘柄は、月産香水とイタリア産アイス、北京への到着個数。
東で、ぶっ飛ばし規模を喰らいしが、難波のみだった。
ウラジオストクVladivostok、の名は百数十年にわたり、幾度と無く、政務議題に挙がっていた。
難波へ投下されし物流火力規模の、四分の一、または七分の一、この程度を、ひとまず、三年がかり事業にて希釈し、東、複数国を、お狙いせし・・・云ってはならぬ、下品なる、内分泌線刺激を通じたる・・・地下よりの御発展に寄与しいく砦を構築すべき、との判断への反対指標は皆無、印象。
如何か。
モスクワМосква、での指標分析に向けて北京、瀋陽、平壌、博多、熊本、難波、名古屋近隣市無数、江戸、発の指標が結集している。
これ、頭部、大下品、実践中事態、非言語なる狂気、夢。
高速での、不動結論への到達が急務。
時代を隔てず、結論は毎度、同じだった。
“当該事業は、人間を、物流へ、屈従せしめゆくとの、腕と頭部の間にての、抱きかかえ揚げられ事態との、何が、何を、どうしようとした、結果なのか、との頭部負荷、急激なる謎との等価事態の可能性を、関係市へ長期放射しいく。
長春から青島にかけ、難波と京の中間相の市、三点四市、の存在が事業の成功に不可欠。”
“ウラジオストクVladivostok、と江戸の地下交流はどうだろうか。”
“江戸は若く、成立はしないだろう。
無理を押せば、近隣市ごと、倒れてしまう。
危険だ。”
“札幌、函館との地上交流はどうだろうか。”
“三人種が対立し合っており、見知らぬ異人との交流が成立する可能性は低い。”
幾らも芳名なる市の名が急いで挙がったが、トゥアウリュとの交流規模量が、難波の次に続く市は北京で、象徴銘柄は、香水とアイスだった。
長春、瀋陽は、やおら発生なる、臨時交流量を、大きく発生させている。
トゥアウリュ職務にとっての、大なる報酬が発生していた地は、突き抜けてベルリンBerlin、だった。
ちなみにパリParis、への支払い項目たる、異星人関連政務記録については、常に誰ぞが筆記、送達役を担い続けており、そしてパリParis、から満足度、侘しき、との印象が知れ渡った事は無かった。
ベルリンBerlin、は月人との関係の初期、中期、後期全てに於いて、“謎なる裏社会属性、モスクワМосква、方面より”による支援を不可欠としていた。
支援は、物流象限のみならず、ドイツ各市間での融通も含まれていた。
そもそも、ドイツ各市を、ベルリンBerlin、政経を通じ、市、との自我を自覚せしめていった、市へ発展せしめていったのは、ベルリンBerlin、政経頭頂部を照らす啓蒙の光、月文明発の刺激と、これをベルリンBerlin、政経へ、人間的に感じさせいく機会をもたらせし、“謎なる裏社会属性、モスクワМосква、方面より”だった。
そして時を経て、トゥアウリュ職務にとっての、大なる報酬とやらは、ベルリンBerlin、政経と、ドイツ各市にとっての、人間的融通をもたらしいく洗練興奮物が、当該地位を占有していくようになる。
ベルリンBerlin、政経上層部を占有せし、医師は、頭部興奮を、月由来の医学知見のみについて、許容しておられた。
これが、大量発生すれば、ドイツ各市間は、人間的融通へ、目覚めいく模様である事について、トゥアウリュは呆れていた。
地球人は一人すら知らずであった事で、ドイツ人医師、医学知見への大興奮へ、数学的厳密評価を下している者が存在した。
異空間技術は、“人間的に偏った傾向”の存在を断じる。
医学知見、大量輸出の予報を、ベルリンBerlin、に投下する。
気付きへの機会を、人間に与えようとしていた。
ベルリンBerlin、で発生しいく、人間的てんやわんや事態を異空間技術は測定し、その結果を通じ、嘲笑的結果を招来しいくであろう移民人数を、月側へ提唱していく。
するとベルリンBerlin、にとって予定外との事態が連続していく。
未知の事態に大困窮するベルリンBerlin、。
何名の月人が、今回こちらに来られるのだろうか。
答えが明瞭にならないのは、こちら側に責があるのではないか。
医学知見は、とにかく大量が欲しい。
これにより、ドイツ各市間が、人間的融通気運に、恵まれいくと、論理的に明晰概括されているのだ。
ところで、ベルリンBerlin、は歴史長らくと変わらず、柔軟判断、視野とは無縁で、事態に対し、即応出来ず続けに終始する。
結局、この事態に対し、解決に向けて動き回ったのは、電話の通話相手、“謎なる裏社会属性、モスクワМосква、方面より”だった。
ポーランド駐留組、二十名以内は奔走し、どうにか医学知見、均等なる到着を、異空間技術とベルリンBerlin、のやり取り殿に、確約させる。
月人が、四度回数をお選びになり、こちらへ到着されいく。
大勢なる匿名他者を、科学技術により、一時的非倫理ろ過に処した果てに、紙の上に、お乗り、存在しておられる、人間に非ずである、医学知見殿は、八度にわたり、こちらへ到着されいく。
そのように、欲望せし、否、化学的滴定措置せしは、怜悧職務。
ベルリンBerlin、に駐留していた月側全権者は月へ、電信機にてベルリンBerlin、側の意思を送信しいく。
送信先は一度として人間ではなく、始終パソコンだった。
到着して来た医学知見は、確かに大量点数であり、ベルリンBerlin、は大いに慶んだ。
レントゲン画像、白黒版、配色版、
気管支構造を解説する月語書籍、
異人種の頭蓋骨の縫合密度を解説する複数のページ、
頬の筋肉と骨の連動性が低い、と伝える異人種が笑顔時の頭蓋骨透視撮影画像、
眼腔構造内を走る神経と静脈の、無相関度を語る月語論文、
腫れている脳のみを透視撮影せし配色有り画像、十九点、
眼球を上下、左右より透視撮影せし配色有り画像、三百点以上、
鼻を巡る血管を多様な角度から立体的に透視撮影せし配色有り画像、二百点以上、
眼窩骨を、下から、厚みを撮影せし、配色有り画像四点、この項目はドイツ人医師の最も高い評価を買った。
“必ず、ドイツ医学は大興奮しいく筈”。
顔の神経が再生医学により、繊維密度を増加させいく推移への連続撮影画像、白黒版、十点、
骨密度が再生医学により、細胞密度を回復させいく際に付随発生せしらしき余剰物質を蒸発させゆく薬物の効果推移への連続撮影画像、配色有り三十点、
実は極度の家庭内恐怖に晒され、精神の硬直化症例に至っている日本人系容貌の少年の顔のみ画像、配色有り七枚数が、下部の時系列表記とおぼしき月語の変化を無視し、一貫として無表情続き、
実は日独混血系人種である少女、七才の乳房が半年おきに撮影されし配色有り画像、十五枚は“月にとってかなり昔の医療資料との診察を求めて来る旧式画質、そして月語表記の古めかしい力み傾向”らしく洗練、敬礼意識での吟味対象評価としての順位は最下位判定、時折、ドイツ人女医が侮蔑視線を平然と刺し抉る灰皿価値、
遺伝子疾患により免疫不全症例を発している男性患者の鎖骨下領域を撮影せし配色有り、高画質画像十九枚は、赤い大小の斑点、皮膚の腫れ模様を伝えるが、
“カビへのあまりに容易な感染被害を月医学の抗生物質が抑制出来ず続け事態を告白しており、つまりは月、ドイツ、二者に医学の敗北宣言を迫っているのみ”、
“これでは学会での発表意識の増強、洗練への貢献度合いが、全く見えない”、
“ベルリンBerlin、政経が周辺市との無作為、人間的融和を、自然と誇る外交態度が形成されていくべくの、電撃作戦が医学学会の後に、実行されいかない”、
“こんな医学免疫無力判定資料を見たところで、気分がエヴァンゲリオン系にならない”。