懐かしのバレエ

バレエ、パフォーミングアーツ等の感想、及び、日々雑感。バレエは、少し以前の回顧も。他、政治、社会、競馬、少女マンガ。

出来レース

2022-02-25 02:57:07 | Weblog
番組見たわけじゃないんだけど、こないだの五輪のフィギュア女子シングルのカミラ選手のドーピング問題について、「バイキング」で坂上忍が、
「ISU(国際スケート連盟)もCASもIOCも全部ひっくるめて、これ出来レースなんじゃないの、とまことしやかに言われている」と言ったとかってネットに出ていて、

いや、いや、全くその通りというか、実は自分もそう思った。

普通は出場停止。そういう人が出た。汚れたフィギュアの試合。誰の責任か。

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侵攻

2022-02-25 02:07:31 | Weblog
ウクライナにロシア軍が侵攻したニュースが入って、・・・。
(私的にはウクライナゆかりのバレエダンサーを、何人も思い出した。)

改めてバイデン大統領は、口先な人で頼りにならない気がした。アフガン撤退の時に、もう分ってたことだけど。
プーチン大統領は、政治家としてバイデン氏より全然上手で、ここに至る駆け引き、根回し、タイミング、決断力、・・・

ここまで差があると、何とも言えない気になる。ベラルーシの対応は誤算だったとか言われても、バイデンさんって・・・。

ウクライナの街に空爆とか、街が破壊されるのは見ていて胸が痛いが。

事態は深刻だけど、こうなった背景、バイデンとか、ウクライナの芸人出身らしき大統領とか、なんか違う、って思った。
ラブロフ外相の尽力も実を結ばなかった模様。

こんなだけど。一方で、日本は、冷静に自分たちの利害を考えた方がいいと思った。

日経平均株価26000円割れ。金とアルミと小麦、ガソリンが高騰かな。また、オミクロン亜種が出たとかっていうし。

ロシアへの経済制裁はどの程度やるのか知らないが、元々日本はコロナ禍その他で経済が弱くなってる所へ、ウクライナショックで株安、ロシアへの経済制裁によって、日本の供出するものもあって、

要するに結局、きっとまわりまわって、自分らの場合は、支払うお金が増えそうだなと。

ウクライナのことは心配だし、空爆の映像はショックが大きかったが。

一方で、うかうかしてると、気付かぬ内に、日本の経済事情が変化してそうな気がした。
今迄とは違う日本になりそうな気がする。

アメリカファーストがあるなら、ジャパンファーストも少しは考えた方がいいのではないかと。
他国とそこそこ付き合っても、足元しっかり見て、現実的な所で手堅く行かないと、日本だってほんとはそんな余裕ないので、あとあと厳しくなりそうな気がした。

今まであったものが,無くなっていきそうな・・・。

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魔法のランプ

2022-02-21 03:22:01 | Weblog
五輪フィギュアスケートのエキシ。

モリス・クビデラシヴィリの「アラジン」の冒頭に、青い衣装の綺麗な女の子が出てきて「?」と思ったら。
最初それがトゥルソワだと分らなかった。

フィギュアのエキシって、本格的な演出が無くていまいちな印象のが多いけど、こういう、一人より二人で作品作ってるのがあっていいと(もっと言えば、フェルナンデスが以前やったスペイン国立バレエ団だか、大人数の作品の方がよりよい)だいぶ以前から思ってたので、ちょっと溜飲。

映画「アラジン」の、これがジャスミン役で、彼女が金のランプをこすると、モリス演じる「アラジン」の主人公ジーニーが現れて、少し二人でデュエット踊るんだけど、、クビデラシヴィリがトゥルソワの片手を持って彼女がくるくる回ってるのが、ちょっとバレエのパ・ド・ドゥみたいできれいだった。

シングルの選手なわりに、ちゃんと二人の踊りになっていて男性が見下ろす目線が易しく、女性が可憐で。

サーシャ自身の演目の「ワンダーウーマン」では、ホットパンツ姿で闊達な男の子みたいな個性なのに。
動きもとてもきれいで、彼女はクラシックバレエの訓練が年季入ってて品のある踊り、こういうのやらせると女の子としてかなり可愛い。表情は演技というより素なのかもしれないが、とても役に合った可憐な表情をしていて魅力的だった。

ブッチ切れてた時は、映画「クルエラ」のヒロインみたいだった。本人は「クルエラ」の世界観が好きみたいだけど、自分は保守的な意見とは思うが、ああいうオースドックに可憐な少女のも好き。(サーシャのクルエラも好きだけど。)

トゥルソワの「ワンダーウーマン」ともども、赤い髪を編み込みヘアしてるのが目を引いた。「ゲームオブスローンズ」の時はママに髪を結って貰ったって言ってたような気がするけど、今は自分であんな凝った髪型で出るようになったのかな。お洒落で創造性があって、次に何をやらかしてくれるか。

「アラジン」は、男性単体でやるより、女性入りの方が、クビデラシヴィリの演目が魅力的に見えると思った。

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衣装だけなら、
昔、浅田真央&羽生結弦で「白鳥の湖」とか、
ザギトワ&コリヤダの「カルメン」とか、やろうと思えばできたと思うのに、フィギュアのエキシはちょっとそういう工夫やサービス精神が足りないと思う。演出家をつけて面白いのをやればもっと時間が生きるはず。

今回の「アラジン」の二人は、役によくなり切っていたかも。

・羽生と言えば、相変わらず衣装の工夫が目を引いて、何か透明なヒラヒラした化繊の布地が腕にまとわるような珍しいデザインだったけど。
こっちは成功した衣装。

・対しシェルバコワの白衣装は、デザインというか、縫製して完成させる微調整の所で、ちょっと失敗のデザインに見えた。

電気で光るようにしてたけど、…そういう所が、エテリ組はセンスがダサいと思った。
インパクトを与えたいんだろうけど。

シェルバコワは容姿に恵まれているので、あんな電気つけなくても、素の美しさだけで充分映えるはず。
ちょっと勿体ない。
エテリ組も、長所短所あるけど、ああいう安易なインパクトを求める所には、冷笑を禁じ得ない時がある。
----

・ネイサンが、表彰式を五輪でやりたいって、提訴してくれたんだね。
棄却されてたけど。選手だけでなく、私らだって、試合直後にセレモニーがあって、感動の余韻を楽しみたいもの。

ネイサン・チェン、ってこういう人なんだ、って思った。

・宇野昌磨とトゥルソワで、クリムキンイーグルやってるのがいい感じで、本番でもやるのかと思ったらやらなかった。

・バッハがエテリ・トゥトベリーゼコーチを悪し様に言ってて鼻白んだ
コーチよりバッハが、IOCが、カミラを出場停止にすれば、一連の出来事は起こらなかったのに。盗人猛々しいバッハ。

・サーシャが試合後ブッチ切れた時に、「全部知ってるのよ」って言ってた様に報じられていて、
「全部知ってる」って、何を?って皆思ったと思うけど。

どうか分らんけど、もしかして、「ワリエワがドーピングやってたの、あんたらがやらせたことも含めて、全部知ってるのよ」って意味???
って思ってしまった。違ってたら幸い。

仮に内容は正しくても、ドーピング隠したい側から見たら口ふさぎたい話だろうし、・・・。
真実や正義うんぬんより以前に、サーシャがそう言うことで不利益を受けないかな?ってちょびっとだけ心配した。

ドーピング追及は、海外の人間がやればいいと思ってる。ロシア国内は、ワリエワを英雄にして「ロシアは悪くなかった」、って結論にしたい人が一定層いるはずだから。

・北京五輪の閉会式が綺麗だった。壮麗な鳥の巣。なんか、負けるわね、って。札幌五輪って、東京五輪の開会式の二の舞になるならやめてほしい気も。国の恥をまき散らしてる感じ。あれって、電通系のセンスなの?

五輪は、ワリエワのドーピング問題の対応では、改めて利権まみれの五輪の実相が出た気がした。(中国の開会式とか、ボランティアの人たちはよく頑張っていたけど。)その意味では、自分的にはほんとはもう、五輪やめていいとおもった。きっと甘い汁を吸える人々がやめさせないだろうけど。

本日も散漫日記。







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戦い済んで・・・

2022-02-19 03:47:09 | Weblog
とりあえず、18日は、フィギュアペアのSPがあって、
1位の中国ペアも期待にたがわぬ出来だったんだろうけど、

私的には、ロシアROCの最上位のタラソワモロゾフ組よりも、
世界王者でこの所負けなしだった、ROCのミーシナ・ガリアモフ組の演技と技術の融合、つい引き込まれる芸術性に感動しつつ、
団体戦、2試合とも出てしまい、男性が手首怪我してそう?だった、このペアのFSどうなるか、案じている。実力発揮には至らなくても、その魅力はピカイチに、自分主観では見えたけど。(小さいミスがあるね)

試合の行方は心配でも。

ミーシナ・ガリアモフ組SP。演目はバレエの「エスメラルダ」。
愉快なエスメラルダと、ちょっと女性より下な関係性の、たぶん、カジモドを演じてるのかな、ガリアモフ。
見てしまうと好きになってしまう、美男美女ではない、不思議なペア。

彼らこそ、私たちが大好きなロシアの芸術性や、ワガノワメソッドで育った動きの美しさを湛えた芸術系アスリート、
ロシアの正統的アスリートであって、

あの、メディアで大宣伝されている、促成栽培的なスケーターのワリエワにない魅力、ロシアのスケーターの本来あるべき魅力が感じられて、
見ているだけで、ため息物の表現力。

ワリエワと、シェルバコワに徹底的に不足しているのは、作品の内容的な面。
とにかく、あの二人の作品って、どうにも中身がない。

チーム・エテリの課題なのかもしれないけど、
トゥルソワの創造性を見ると、彼女らも同門なので、やっぱり内容が薄いのは、本人たちの創造性の問題もゼロではないと思う。

トゥルソワを見てもそう思うし、まして男子シングル。表現力の巧拙はともかく、10代の選手でも、ワリエワ達より、もっと中身のあるものをやってくる。内容が薄いのは、やっぱり感動しづらい。

この辺の話は、そのうち書けたら後日に。

・TV放送、選んだ局に裏切られたというか・・。

トゥルソワのフリーは何とか録画できたが、

NHKとテレ朝、女子フリーの試合が決着した後、ず~っと、延々と、これでもか~!というほど、坂本・樋口、坂本・樋口、坂本・樋口、を延々と映していた印象。TBS、日テレにチャンネル変えても、坂本・樋口・・。

正直、もう見た内容がチャンネル変えても、延々と繰り返されてたような。
長いなあ、と思ったが。フラワーセレモニーは、ちょびっと。

その間に、本当はとんでもない映像が見られた所もあったみたいで。

・トゥルソワは、今回、公式練習、16日あたりの曲かけ練習の内容が、本人比であまり良いと言えず、今迄の試合は直前の練習では5クワド降りてたり、試合より内容が良かった傾向がある為、戦々恐々としていた。

が、試合は女子初の5クワド成功、そして、男子も含め、史上初後半の最高難度4回転ルッツ2本認定、技術点は今回五輪の男子上位者、宇野・羽生より上、っていう、前日の曲かけ練習、あれは何だったの?!と思うような快挙!

トゥルソワ、勿論、お約束の女子フリー1位!そして、やっぱりSP足すと、総合では1位になれなかったのも雑に言えば去年の世界選手権と同じ。

(トゥルソワは、もし金メダル欲しいんなら、誰か軍師みたいな頭のいいブレーンが付いたら、もうとっくに金メダル取れてると思うけどね。)

・今回、ロシア代表、チーム・エテリ内では、例の「ワリエワのドーピング検査陽性問題」で、通常の五輪の選手のあり方とはかなり異質な環境になり、・・・

それって、実際私は心配してたことだったんだけど、

この3年間、色々と、理不尽に耐え、言葉を呑んで地道に努力してきたトゥルソワ。
今迄は、日本語で報じられるベースでは随分優等生な言動が目立ったけど、
さすがに今回は、堪忍袋の緒が切れた、みたい。

・女子の順位確定後、トゥルソワちゃんがブッチ切れてた、面白い映像を見た人たちがいるらしいんだけど、
私はそれ、見てないんよ。黒なトゥルソワちゃん。面白そうなのに。

人によっては、そういう面白いもんを見てた時間、自分は、無為に、延々と続く,坂本・樋口を称え続ける長々しい映像を見ていた。

・表彰式のトゥルソワのお着換えを期待してたのに、無かったし…。(せっかく作った、あのクルエラの衣装が、五輪に登場せず、残念)

そのトゥルソワ発言については、興味深い部分もあるんだけど。
その話は今回は割愛。

トゥルソワがブッチ切れてた気持ちは、過去のロシアの五輪選手の発言を思い出すと、何となく理解も届く。
その説明は今回はしないけど。

(あ、あと、シェルバコワが優等生扱いされてるみたいだけど、そういう冗談はやめて、と思った。彼女は一昨年のロシア選手権で、検温拒否し、エテリコーチの常識的な制止を振り切って試合に出て、勝った。

あの時は、コロナで悪い事が起こらないか、凄く心配したけど、何も起きず安堵した。

トゥルソワは、今迄そのクラスのぶっ飛んだエゴイスティックな対応をしたことはない。当たり前だけど。

ほんというと、彼女は男子ルール適用できれば、SPに4回転入れられれば、昨年と一昨年の怪我も無くて済んだろうし、シニア上がってから無敵の絶対女王として君臨し、女子シングルの強化に役だったはず。
(この話も、そのうち、気が向いたら書くかも)

現実は、今回の結果に。

・一方で、エテリがワリエワのFS演技後に言った言葉は、まぁ、コーチとしては、そんなもんだと思う。いわゆる、ダメ出し。

ワリエワが、そういうのに耐えられなかっただけで。(あれだけ、国を挙げて守られ、応援されてるのに、あんなもんだった。)
シェルバコワやトゥルソワだったら、そういうコーチとやってこれた。あの二人は厳しいこの競争世界で、上がってきた特別に精神の強い選手たちで。

バッハなんて、TV見てるただのおっさんしてて、厳しい闘いを繰り広げるアスリートとコーチの事なんか、何も分ってない。
銀ブラの件で誰か追及してくれ!って思うだけ。

・ワリエワ問題についてはせっかく天の裁定が下ったのに、1日たつと、またメディアが愚にもつかない事を発信していて、しょうもない。

ただ、無知でフィギュアスケートに普段関心が高くなく、状況全く分ってないような、ワイドショーのコメンテーターが事実と違うことを憶測で垂れ流しているのは、害がある。

一例をあげると、フジのバイキングでどうでもいいショートヘアの中高年女が、トゥルソワの移籍劇について、根拠のない憶測で「エテリの所に不満があって出たけどうまくいかないから戻った」みたいに言ってて、あんな嘘、あれは酷いなと思った。

実際には、そもそも決めたのはトゥルのパパで、不満があって出たというより、移籍の2年前位から交渉してたって話で。志高く、更にグレードアップを測ったんじゃないのかね。トゥルはいい子だったから、移籍後もエテリコーチに好意的なコメントを残していたし、どちらの後輩たちにも慕われていたと聞いてる。

そして、本人はプルの所で続けるつもりだったが、トゥルのパパが、サンボ70側に凄く好条件を示されて、結局戻ったけど。

トゥルは実力が高く、人間関係も良く、どちらでもやっていけそうだった。

ただ、誤算だったのは、昨年、シーズン開始後のチーム・エテリの差配の試合スケジュール。
異常に過密スケジュールで、宇宙人トゥルも結局人間だったことを証明して、怪我して終わった。

その怪我の後のことで、今回、あのFSの演技にとどまったけど、エテリのチームでさえなければ、あんな無謀なスケジュールにはしないので、彼女はマズイ怪我はしなかったことだろう。もっと上の演技をできてた。残念無念。

何でこの番組出てんだろう?と思うようなおばさんが、思慮の浅い低次元な憶測を、ソースも無い所で述べて、メディアで拡散してしまう。

内容的には、プルシェンコにもトゥルソワにも、ロシアにも、失礼な発言で呆れた。

他の番組だったかもだが、ロシア女子フィギュア選手は選手生命が短いと言ってたが、挙げられてた、ザギトワは、ほんとは米国のワグナー元選手がザギトワの金メダル演技に難癖つけて、それを受けた業界の上が、あろうことか、「こういう意見もあるから」という呆れた理由で、ルールを変え、ザギトワの武器、後半に全部のジャンプを跳ぶ戦略は、出来なくなってしまった。

どうせルール変えるなら、ジェンダー平等にして女子もSPで4回転跳べるようにしてくれれば、もっと面白い時代が来たのに。トゥルソワの若い頃であれば、皆、ビックリする様な高度な内容が見られた事だろう、そういう前向きな改定はないのよね。

本当は、今回ロシアを批判してるアメリカのワグナー、彼女のせいで、ザギはフェードアウトしたのに。
サンボの指導のせいじゃなく、批判してたワグナーこそが悪かったのに。業界の上も悪いけど。ザギトワのドンキの素晴らしさが分らないなんて、美と芸術への理解がないだけ。視野が狭いだけ。ワグナーのロミジュリの曲の使い方は最低だった。芸術性のかけらもなかった。

もう一人、リプニツカヤが失速したのは、同門のメドベージェワがリプを押しのける世事に長けた人だったからでしょう。
教育システムの問題じゃない。

だから、ロシアの悪口を言いたがる輩が多いが、ワリエワ問題はワリエワ問題であって、それ以外の問題を引っ張って一緒くたに論じるのは無理がある。

足元を見れば、日本の女子選手の方が、活躍期間が短い人は何人もいる様に見える。ポスト浅田真央には、誰もなれなかった。
トゥルソワは、キャリアは長く、ジュニアの頃からたいそうな活躍で、ジュニア2連覇して世間をあっと言わせた頃から、もう4,5年になるんじゃなかっけ。体型変化でジャンプ跳べなくなるとか、嘘ばっかりな憶測放言多かったけど、成長してもジャンプ全然跳べてるし。日本のスター候補生たちの方が、年齢高くなると消えて行った人、何人か思いつく。

日本の、ポスト浅田になれなかったスター候補生選手たちの方が、脚光を浴びて活躍した期間は短かった印象がある。

男子でせっかく、ネイサン、羽生と、面白いことやってくれたのに、ワリエワ・ドーピング問題で、女子の試合が台無しというか、それに占拠されて、もっと試合に寄り添って報じられるはずのものが、薄められて短く報じられて残念だったし、

事実を報じるならいいけど、もう結論が欲しい話なのにそれはなく、変なワリエワ同情論とか、どんどんおかしな方向に話が行ってる気がした。
最後はワリエワを上げてロシアをけなして終わる。天の裁定、彼女が惨敗してメダル取れず坂本にも負けたのは事実なのに、実力でなかったみたいに言ってて苦笑した。

ほんとは、ISUがワリエワを出場停止にすればもっと試合をノーマルに行えた。
五輪は、例えば放映権のあるTV曲関係??とか、色々利権も絡んでる為に、そういうことが出来ない所になってるような気がした。

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【祝・5クワド】アレクサンドラ・トゥルソワのフリー「クルエラ」の衝撃!

2022-02-17 22:43:19 | Weblog
やった~~!
予定演技構成、5クワドやり切って、いい出来!

日本では「先輩」ロシアでは「ロケット」と綽名される、われらがトゥルソワ嬢のスーパー女子演技!

す、素晴らしい!!

会社早退して見た甲斐があった!(せこい)

君の晴れ舞台に、贈る花もなく。

本人におめでとう!って言えない事だけが、残念。

ネイサンも見ていたのよね、きっと。
男子の試合に出られたら良かったのに。

トゥルソワを見るために、TVをつけるのさ!

サーシャ、最高
5クワドプログラム、成功して幸せ。

君の美しさを何と例えよう


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彼女はアイドル🎶【2022北京五輪フィギュア女子SP】

2022-02-16 00:18:42 | Weblog
・やはり、ドーピング検査陽性のワリエワを、出すべきではなかったと思う。業界の濁り加減を糾弾する。
気を取り直して。

・最初に見たのが、あのミハル・ブレジナさんの妹さん!

さすがに、自由でノリノリ、そこが北京五輪の会場でなく、この方って、街のお店でああいうダンス踊ってるんじゃ?って思いたくなるような、楽しそうな踊り。チェコの人だから、やっぱり少し色っぽくて、自由、なのか、な???
(男子シングルのミハル・ブレジナも、あいかわず若々しくて、年齢より若く見えた。五輪4度出場。順位は振るわなくても、その若さにパワーもらったよ。)

妹さんの方は、滑ってる本人が、点数付ける競技でシビアに滑ってるっていうより、楽しそう。

これを見て吹っ切れたかも。

五輪って何なのか、フイギュアって何なのか、って、羽生会見じゃないけど、ちょっと考えさせられてしまう、ドーピング問題で。
で、もう、気楽に楽しもう!と思った。

・樋口若葉さん!
3A,成功!やった~!みてて、涙でてしまった。表現は今まで通り良かった。か・ん・げ・き!
3Aは難しいから、回転不足なしでやれることまで求めてなかったけど、本人はちゃんと跳べるように準備してきたんだなって。
正直、坂本さんのより、やっぱり、自分的には3A入ってる方が、感激する。順位は低くても。

と言っても、次のユ・ヨン選手も決めてきたけど。

・アリサ・リウ選手、SPはバレエ「ドン・キホーテ」の中の、「ジプシーの踊り」の音楽で伸びやかに舞った。
2Aだったけど、高難度使わない事に吹っ切れたようで、明るく笑顔で楽しそうに踊るので。自分はこの曲が好きなので、楽しく聴けた。

・残念でならないのは、カレン・チェン選手。大事なジャンプは決まらなかった。けれど、それ以外は、やはりこの選手は、自分みたいな非フィギュアスケートファンから見ると、フィギュアスケートの基本的な美しさを十分に体現できる選手という印象で、ワリエワにはない魅力がふんだんに。

・リャボワ選手の衣装のスカートの縫製が、オーソドックスで正統的で、やっぱ、こういう、くるくる回った時スカートがひらひらときれいな波線を描くような縫製が良いなと思った。シェルバコワとワリエワの衣装の、スカートのデザイン、縫製が、自分的にはいいとは思わない。リャボワ選手、他も良かったけど、やっぱり、衣装は大事。

・他にも、中位の選手で、目を引く人は居たんだけど。割愛。

最終グループが出てきた時、

アレクサンドラ・トゥルソワ!
赤毛、赤い衣装で、一番目立つ!一番花がある。
そして、笑顔!サーシャの笑顔,キタ~!

よ、かったああああ~~~~~!ほっとした。

チームエテリの、ワリエワの禁止薬物陽性を巡る混乱。だんだん心配になってきてて、真面目で良い子なトゥルソワの性格で、この1週間の状況ってどうなのか、多感な10代、…彼女にとってはエテリは大事な先生なのかも?とか、気を揉んでいたので。

それに、一回前の欧州選手権では、珍しく、氷上に出る時のトゥルソワに笑顔が無かったし。

アレクサンドラ・トゥルソワは、天才ジャンパーとして勇名をはせたけど、一方でとってもアイドル的な性格の人でもあって。

それに、あまりに色んなことがありすぎて、自分はもう、どうでもよくなっちゃった様な気もあって。

演技はいつもの3A実施廻って、転倒だったけど。
サーシャってば、五輪で練習ですか~~?みたいな。

堂々として、やはり貫禄があるなと思った。
(その前にワリエワが滑って、3A失敗して泣いていた。エテリ達に慰められる様子は、未熟な子供。後に滑ったシェルバコワの大人びた様子と対照的。)

点数は74点台で、サーシャには、決して満足の行く点ではなかったかもしれなくても、全てに、何か今のスター選手としての、アイドル性を感じさせるステージで、ちょっとかなりほっこりした。

サーシャのこういう余裕の笑顔、久しぶりに見て(NHK杯、欠場だったし)ほっとした。

サーシャの属性の中で、今日は、彼女の別の面、アイドル性を堪能した。録画できて嬉しい。

五輪を3Aの練習場にするサーシャ。
赤い衣装で誰より目立つサーシャ。
ビン・ドゥンドゥンか、サーシャか、みたいなアイドル笑顔!
たまりません!

・シェルバコワは、ワリエワの失敗を受けて、堂々の女王の演技、と言いたい所だが、ワリエワよりずっと精神的に強そうな所は相変わらずだが、
今までずっとやってきた、後半の3回転コンボ、ルッツ-ループをやめて、後半をトゥループに変えてしまった。

2Aだし、こうなってくると、・・・
今迄のシェルバコワではなく、以前のメドベージェワの路線、のようになっていくかな?

坂本香織と、ワリエワの所は、見なかった。

もう、今迄の五輪と同じじゃない。
女子シングルは、肩ひじ張らずに、気楽に見ようと思った。

トゥルソワ、出てきてくれて、ありがとう!やっときれいな映像で録画できた。










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トゥルソワ&シェルバコワ2

2022-02-15 17:45:03 | Weblog
五輪フィギュア女子シングルSP前。

さて。ドーピングの選手が金メダルかもね、という話は、横に置いといて。

競馬に予想、というものがあって、案外、予想してる時間も楽しかったのかも。という事もあって。若干、以下勝手予想?

【団体戦女子シングル雑感】
あれ見て思ったんだけど、単純に、1位のワリと2位の樋口、坂本、両選手との力量差がありすぎて。
観る側の勝手を言えば、ああいうのは、見ていて、あんま、面白くない。予定演技構成の段階で、話にならないし。

で、考えてみるとこの1年余りで、試合でワリエワとの試合で勝ってるのは、トゥルソワとシェルバコワの2人だけ

特に、真剣に予定演技構成考えると、勝てそうな構成持ってるのは、トゥルソワだけ。
なので、トゥルソワさん状況と関係なく、特にトゥルソワのファンでもない人たちに、トゥルソワ待望論的なものがあるのは、ちょっと感じたけど。

(それは、トゥルソワが好きな自分としては、今回は、どうかなあ、という気が。おみ足の怪我回復後ということもあるし。モチベーション的にもワリのドーピング祭りでど~なんか、という気もして、無事に滑ってきてくれればいいという気も。とりあえず、それは後述として。)

結局、ロシア以外の選手が、ワリエワに勝てるかというと、例外的な事がないと現実的ではないけど。

ちょこっと勝手予想。

トゥルソワ選手:SP。3Aコケは、もはやお約束。後が決まればよし。(「フリーダ」の演技は今季始め、練りが入ったみたいな動きで目は白目むくし、FSの「クルエラ」の動きからかなり意識的に変えていて、FSよりSPで演技力をみせる戦略かと思ったけど、エテリの戦略ミスでアメリカ大会前に負った怪我以来、ちょっと体を庇ってるかな、という動きと表現にとどまってた。今回も、無理しなくてもいいけど。

ワリエワ選手:SP。そんなに難しい内容ではないので、ノーミス

シェルバコワ選手:凄く分かりにくい、予想しにくい人。SPは、前回欧州選手権は、出来そうで出来ない、後半の得点源、高難度の3回転コンボ、ルッツループが決まらず60点台になったけど、今回はクリアできるかどうか。彼女の場合、SPミスっても、前回はFSで盛り返してきた。決めれば2Aでも80点台出してるので、どうかな。

後は・・・、
去年のワールドで4位だった、アメリカのカレン・チェン選手、本来期待したい所なんだけど、いまいち直近の団体戦で絶好調とはいえず、それで団体戦でたから、去年のワールドの演技まではどうかな。できたら嬉しいけど。

ユ・ヨン選手:3A決まるかどうか!の博打的な試合運び感が一番強い。決まれば上位。四大陸の出来はそんなでも無かったけど、少し間あいたし、若いし、なんとかなるかな。

ルナ・ヘンドリクス選手:今季、SPで上位に来て、FSで下がるパターンの印象。
アリサ・リウ選手:昔は、ジュニアの頃、ワリエワより上みたいな扱いで、ワリエワのライバルのように書かれていた時期を見た事がある。
今は、ゴーイングマイウエイでいいかな。自分的には演技見るのが好き。順位は中位位だったりするかも。選曲と表現はいいと思う。

坂本選手:3Aないし、演技構成が易しいので、ノーミスもあるかなと。上位総崩れなら可能性あるかもしれないけど、ただ、そういう試合は、見ていてあんまり面白くない。(勝手だな~~~)

樋口選手:全日本位のが再演あれば。FSで3A跳んで回転不足あっても、笑顔で滑ってくれると見てる人が幸せな気持ちになるんじゃないかと。難しい話だけど、ありがちな話だけど、3Aなしの坂本選手がほぼミスなければ、3Aやっても坂本選手が上にくる結果になったりあるかも?って思うけど。順位以外でも、SPの優しい白の世界、FSの劇を見たような気分になる世界、きっとやり切ってくれると思って期待してる。

河辺選手:3A、2本祈願!
以下略。

って色々考えると、やっぱり疑惑のワリエワに対抗できるのはトゥルソワ、シェルバコワしかいないのか。
彼女たちの直前の曲かけ練習の演技構成見ると・・・・。う~ん・・・。

もう少し外国勢に伍せる人がいたらもっと良かったかな。

ワリエワは、祖父のグラスのを呑んで陽性になったと言ってるそうで、嘘ならもっとうまい嘘をつけばと思った。本人は知ってたと思う。
こんな内容で失敬。

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トゥルソワ&シェルバコワ

2022-02-15 15:06:45 | Weblog
【小バレエネタ】
昨日の報ステに、「ロシアとウクライナ情勢」日本人退避の件で、なんとキエフバレエで活躍され、キエフバレエ学校で指導歴もお持ちの寺田宜弘氏が、登場!いや~、お久しぶりに拝見しました~~~。自分らからすれば、随分昔に、キエフで活躍する日本人ダンサーとして、日本に情報発信してくれたお方。本も読んだし。

懐かしい気もしたが、それ所じゃなく、もう日本人はウクライナ退避せざるを得ないので一時撤退のご様子で、劇場を離れたくないけれど、と仰せ。
無念でしょうが、命が大事なので、ご家族共々ご無事を祈ります。これからもキエフバレエの話を、たまには我々にも何か興味深い話を届けて頂ければ望外。

ロシアとウクライナのバレエ、好きなので、状況に戦々恐々としている。

【五輪フィギュア女子シングル】
噴飯もの、五輪の穢れ、ワリエワ選手のドーピング陽性出たのに出場できる話は(バカヤロー!出場停止に決まってんだろ!!とCASとかロシア大統領府その他を怒りたい。)、ちょっと横へ置いといて。

(ど~せ最終的にセーフになるだろうけど、色々出てる情報総合すると、ほんとはワリエワは知ってて飲んでたようにしか見えない。
(本人は知らなかった、で、白って決着させるに決まってる!五輪関係者、業界関係者の見識を嗤う。)汚れた五輪フィギュアの、「ドーピング金メダル!」になるとしても。  とりあえず、ワリエワ以外の試合は楽しもうと。(五輪はもう、やめた方がいいと自分は思った。不公平過ぎるし、不正も横行。こんな五輪はもう御免。)

【トゥルソワとシェルバコワ】
ちょっと、気の毒過ぎる状況なのが、この二人。CAS裁定の出る前は、エテリがなんか、チーム内は浮足立ってるんだか、表現忘れたけど、普通じゃない状態みたいに言ってたし。競技に打ち込む多感な少女たちが、異常な状態に置かれている。

何より、話がおかしな方向に転び、ワリエワの話って、出るたびにどっちかっていうと彼女が批判されるんじゃなく、褒められてるし。
日本の報道番組で、今回の練習の映像が出るたび、もう凄い数のカメラが、ワリエワだけを追っているのが分る。

時折そばを通り過ぎるトゥルソワが映り、シェルバコワらしき人も一瞬見えたけど。
何もかもワリエワ中心に回っていて、後の二人は無視されてるみたいな現場の雰囲気が伝わってきた。

そして、エテリが裁定前に「ワリエワは潔白を証明する必要はない。正義が認められることを期待している」だったか、「はあ?」と言いたくなることを言っていて。

ほんとは陽性出した方が悪いのに、エテリの言い方って、自分たちが正義みたい。ドーピングと言ってる方が悪者みたい。
そして、ロシアの記者がもう、ほとんどそんな感じに見えた。

「ワリエワは何も悪くなく、むしろ被害者で、悲劇のヒロイン」扱い。変なの。どこがだよ!って思うけど。
ただ、ワリエワサイドから見ると、ロシアの街に応援の大看板もたったし、通り過ぎるとロシアの記者が「応援してるよ!カミラ!」って言ってくれる。(シェル、トゥルには、掛かる言葉も何もないのよね)

さらに、まずトクタミシェワ選手が早期にワリエワ擁護のツイートかなんかして(リーザは株落としたね)、他にも彼女を応援、支持、評価するコメントを選手系や関係者がだしたみたいで。

かなり後になって、プルがワリエワを史上最高の選手かなんか、てきと~なこと言っちゃって。(プルにも立場はあるし、これはもう、仕方ないと思うけど。)

何か戦前の日本の、大政翼賛会みたいな状態。ロシア国内的には、フィギュア関係者は、例外的な立場の人を除けば、「ワリエワ応援しないと非国民」みたいな雰囲気になってるんじゃ?と思ったし。(トゥル、シェルもいるのに)

ちょうど、ロシアとウクライナが軍事衝突の懸念が走って、この状況下で、ワリエワから見れば、大統領からの激励も擁護もあるし、何か、国を挙げてワリエワが五輪で金メダル取る事を期待し、熱く応援してるように見えると思う。

「貴方は何も悪くない、悪いのはあいつだ」、みたいに教唆されてる未成年の子、みたい。

羽生は凄く五輪向きのメンタル持ってるけど、ああいう大舞台に強い人は珍しく、ワリエワはそこまで非凡な子ではないから、この、「国を挙げて君が金メダル取るのを応援してるよ!」みたいな雰囲気は、ワリエワに大きな力になった、1位へ大きく前進したと思う。

日本の報道でも、毎度彼女の演技映像が流れ、「他の選手が絶望するほど強い」と繰り返される。それは、そうじゃないよ。「絶望」は、だいぶ前、時々転んでた頃、4回転も入れるか入れないか位の頃に、「ロシアのメディアが付けた」と聞いている。フィギュアよく見てる詳しい人から見ると、その時期彼女はそんなに言うほど強くなかったし、他の選手が絶望したって話も聞かない。

絶望、という不自然で作為的なニックネームは、これも、自分的には「カミラ・ワリエワプロジェクト」の一環。
今は、ワリエワ、絶望じゃなくて、捏造とか、自分的にはそんな気分。失望とか。

とにかく日本の報道の、サブリミナル効果、っていうんだっけ、ワリエワ=凄い、という刷り込みは、洗脳みたいで首をかしげたくなる。今の日本のヤな所は、そういう一つの価値観を「皆、そう思ってる」と押し付けてくること。

でも、私はワリエワなんか別に凄いと思ってないし、見たいと思ってない。

私が見たいのはトゥルソワ。

世界女王シェルバコワ、容姿も含めて見たい人は居るだろう。

ただ、この二人、扱われ方が今回のワリエワのドーピング騒動によって、・・・・なんか、居ない人みたいに、扱われてないか???

ワリエワが史上最高の選手で金メダル取って当然、みたいな、試合の前から結果が決まっちゃってる出来レースを見てるみたいで、あんまこういうのは見ていて面白くない。

とにかく、国を挙げてのワリエワ応援モード、どうかすると、彼女が勝つことはロシアのウクライナ侵攻とかの現実の中で、政治利用モードも感じるし、やばい雰囲気。

トクタミシェワが、ジャンプを決めるためには、自信を持つことよ、と言った。
その通りだと思う。
今回、自信を深めたのはワリエワ。

逆の立場が、トゥルソワとシェルバコワ。
ワリエワが一番、みたいな異様な雰囲気の中、初めての五輪を迎える彼女たちは、五輪に出る選手の本来ある歓びが、無い状態にあると考える。

応援しちゃうけど、ここでは気持ちが届かない。
メディアの報道も、異様だ。ワリエワのドーピング問題を取り上げるなら、それだけ出せばいいのに。あれではまるで、批判ではなく、称賛してるみたい。付和雷同な態度に終始し、結局、どうせ最後は、ワリエワは悪くなかった、という決着で、ストーリー描かれるだけなんだろうな、腐敗だよなぁと思う。

私はドーピングのワリエワの演技を、薬やってもあの程度、としか思ってないし、最高なんて全然思ってないけど。

あのワリエワを最高の演技というなら、その演技はドーピングで実現した物であって、間接的にドーピングを容認、称賛してる事になるんだよ!

陽性確定してるんだから、本来出られない選手が出てるだけなのに。メディアは、称賛多すぎ!

こんな、変な洗脳みたいな流れでなく、もっとちゃんと普通の試合を見たかった。

頑張れ!シェル・トゥル!

≪続く≫

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ワリエワ、ドーピング問題、黒さに絶望

2022-02-15 10:13:21 | Weblog
ドーピング検査で陽性のワリエワが、今日のSPに出られるという茶番。

ワリエワの「絶望」の意味って、その黒さに絶望、って意味。

あの空騒ぎは、何だったの?

本来出られない、出てはいけない選手が、堂々出場。滑稽だよ。
ロシアのメディアは彼女を英雄扱いなので、海外メディアが批判するべき所を、
アメリカの記者が、ワリエワが出られて良かった、と言っていた。

ロシアの関係者は、今は批判を言える立場にないと思う。
こんな時に海外メディアがワリエワ陣営を称賛することに、黒さの上塗りを感じる。

ワリエワ、絶望。

エテリは、正義が勝つことを期待する、と言った。ワリエワ陣営にとっては、この絶望黒裁定は、「正義の勝利」なのね。
ロシアの街ではワリエワを応援する写真付きの大看板みたいのが、ビルの壁にあったのを、ニュースっでやってた。

ワリエワは、さぞかし力を得た事だろう。

・フロミフとワリエワのこの1年を比べると、どうみてもフロミフはドーピングやってないと思うし、やってたら今頃、もっと強くなってるよねって苦笑した。ワリエワはドーピング的には黒だけど(本人の承知のいかんにかかわらず)、それ以外の選手は、今の所何も材料もないし、証拠もないのに、他の選手も、みたいに言うのは、現状筋違い。

・ロシアの国威高揚に使われるワリエワ。

ただ、心配したウクライナ問題は、ラブロフ外相が動いて、もしかしてプーチンが危機回避してくれるかも?と、一縷の望みを抱いている。
バイデンはいざという時、頼りにならないけど、日本に要求だけはしてくる。

・蚊帳の外状態の、トゥルソワ、シェルバコワが、気の毒過ぎる。
せっかくの五輪の初舞台。全然、メディアにも無視されっぱなしで、本来あるような取材がないみたい。
ワリエワは応援されて、不公平この上ない試合。




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ワリエワを見たくてTVつけるわけじゃない

2022-02-14 14:01:08 | Weblog
フィギュアスケートの女子シングル、ワリエワのドーピング問題で、マスメディアの扱いにうんざりしている。

メディアで発言した人で「自分はワリエワなんかど~でもいい!」って言ったのは、一人だけ。人には色んな意見があるのにね。

普段特段フィギュアをじっとり見てるわけでもなさそうな人とか、「ワリエワを見るのを楽しみにしてる」みたいなこと言ったり、「15歳だから可哀そう」とか。

ばかじゃね!?

今の日本は変だけど、ロシアも世界も結構変なのか?

まず、ワリエワが人気あるんじゃないか?見たい人いるんじゃないか?だからワリエワには同情があるんじゃないか?
という、マスコミ側の思い込みについては、(それとも思い込みじゃなくて忖度?洗脳されてんの?誰に?プーチンに?・・・苦笑)

別にワリエワなんか見たいと思ってないし、凄いと思ってないし。どうでもいい位の人。

少なくとも、羽生みたいなちょっとビックリするような人気(中国のファンが、寒いのに100人位が試合会場の外で応援していた、とか色々驚異の人気エピソードが!)のある選手でなく、ワリエワにど~しても足りないのは、そういったカリスマ的な人気。
ドーピングじゃカリスマ人気は作れないらしい。(今の所は)

メディアの人は、色々洗脳されちゃう材料があるんだなと分ったけど。

ドーピングは悪いとかロシアは悪いとか、プーチンのウクライナ侵攻が(これは大問題だけど)とか、報じてたメディアの人たちが、ワリエワのドーピング問題だけは「例外」として扱う。

よく知らんが、そのメディアの2枚舌の背景に、多少、視聴率とか人気とか関係あるのかな?と思う。
だから、ほんじゃ言うけど。

自分は、「ワリエワなんかど~でもいい」、という上記の意見に賛成で、

マスメディアの人に言いたいのは、
「ワリエワを見たくてオリンピック観るんじゃないんだよ!!!ワリエワなんかど~~~~でもい~~んだよっ!!!」
ということが、まず第一点。

ドーピングしても、ワリエワ、ここ止まりだったのね!って。

過去にも少し書いたが、ワリエワの「ボレロ」は、バレエマニアとして見ていて苛立ちしかない。音楽の高度な理解も芸術性のかけらもない。大衆芸能路線といっても通俗が過ぎる。第一ヘビボレロって何?とか、あれを絶賛できる人たちの低俗さに鼻白む。

ラヴェルのボレロじゃなくて、「カミラ・ワリエワの自慢」とか、「カミラ・ワリエワのはったり」とか、タイトル変えたらいい。これで結局個人戦出られたら、次なるワリエワのFSのタイトルは「プーチン推奨、カミラ・ワリエワの国威高揚」になることでしょう。

普段はロシアの悪口、プーの悪口が大好きなマスゴミが、なんで「ワリエワ」と来たら、急にトーンが変わるのか。

ワリエワがドーピングでいったん資格停止になったけど、プーチンのロシア大統領府の圧力まで来たから、ろくでもない結末になるかもと悪寒がするが、結果がどうだろうと、ワリエワのドーピング自体は、もう確定事実だと思うし、
そこまでやっても、あれしかできなかったのね、とでも思うしかない。

ワリエワだけが、日本のメディアにも何であそこまで庇われて、例外扱いになるのか。
今迄、ロシアの選手とかでドーピング問題が出た人は、厳しい扱いになって選手としては終わった人もいたと思うし、なんていうか、ほぼ犯罪者扱いっぽかった。やった方が悪いというなら、ワリエワはどうなのか。

ワリエワが何かやったな、というのは、以前のブログに少しだけ書いた。(何かやったのは見て明白だったけど、それが合法ものか、非合法かは、私にわかるはずもなかった、冗談で、これって何?ドーピング?って思ったけど、まさかほんとにやるとか思わなかった。)

ワリエワは、非常に短期間にドラスティックに体が変わり、筋肉が目に見えて増えた。(私以外にも、気づいて指摘してる人は居た。)
そんな選手は、フィギュアで、この10年スパンでも、ワリエワ以外、私は知らない。

”どうしてもワリエワに金メダルを取らせる!”という、”カミラ・ワリエワプロジェクト”、みたいなものを感じてはいた。
それは、バレエのスターシステムにも少し似ていた。

昨年、ワリエワに足りない演技力を、ボリショイのバレリーナに指導させて改善を図り、そしてワリエワに不足する技術面のカバーとして、2021年の途中で、急に筋力を増強してきた。

絶望どころか、実体としてのワリエワは、少なくとも4、5試合に一回位はジャンプで転倒していた。ワリエワの得意は、元々は本人言も「スピン」であり、ジャンプではなかった。ワリエワのジャンプは、素人でもわかる位、軸がまっすぐでない時が結構あり、実況もそれは言ってたし、解説も、「今のは、ちょっと危なかったですけど」と言った時もあった。(この五輪の練習中に、少し良化したかなと思った。)

その、不安定だったワリエワのジャンプを安定させるために、陣営は彼女の筋肉を増強させてきた。これはごく最近の事。
それが、禁止薬物を使ってのことだったとは、私は今回初めて知った次第。

繰り返すが、ワリエワみたいに、非常に短期間にこのような不自然な体の変化があったロシア女子選手を、私は他に知らない。

(だから、今の所、ワリエワ一人が検査に引っかかって問題になってるんで、「ワリエワが15才で可哀そう」「知らなかったんじゃないか」という意見と抱き合わせで「どうせ他の選手もやってるんだろう」という憶測が併記されているのは、ちょっと違うと自分は思う。ワリエワがドーピングで引っかかったのは事実。他もやってるんじゃないか、というのは、憶測。区別は欲しい。)

ワリエワは、2020年12月のロシア選手権で、この子、性格悪いなと思ったし、ネットの書き込みとか見てると、未熟な子供で倫理感が感じられなかった。ロシア好きの自分が彼女をかばい立てする気がない事には、それなりの理由がある。

本人が知らなかったんじゃないか、とかって屁理屈は、今迄の選手がどうだったか、ドーピングで厳しい処分に遭ってた時は、本人の認識以前に検査で引っかかったらアウト!で、選手生命が結局終わった人もいたように思う。本人が気づいてたかとかって話は、聞いたことない。ワリエワと比べると、全然厳しかった。ダブルスタンダードが過ぎる。

第一、あれだけ身体が変化してるのに、本人が気づかぬはずがないし、ドーピングについての教育がしっかりある事も、現代のアスリートの条件なのでは。

ワリエワは黒だし悪いと思うけど、今の所、禁止薬物出たのはワリエワだけ、って話だし、目に見える形でワリエワみたいに人為的に何かしたな、と分かる変化のあった選手はいないので、現状、それ以外の選手は関係ないんじゃないか、という根拠にはなると思ってる。

ワリエワだけが庇われてる事、そしてドーピングの話が出るたびに、「ワリエワを素晴らしい選手で皆が見たいと思ってる」と言った調子の絶賛と抱き合わせで、「ドーピング問題」が語られることに、私は違和感を感じ続けている。ワリエワの演技、別にいいとも見たいとも思ってない。

人の意見はそれぞれ。一つに染まりたがるメディアに違和感。

ワリエワなんか見たいと思ってないし、ぜんぜんバレエ的じゃないし、彼女の動きをそんなにきれいだとは思わない。ハッタリが凄く出てきたなというのと、称賛を凄く好む性格なんだな、ってのだけは分るけど。

ワリエワのは、表現に中身を感じない。動きがMAX美しいとも思わない。スケーティングの質が良くないのは、エテリの所しかいなかったからしょうがないけど。

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言い出せばきりないが、例えば先週フジTVの「イッツ」とかいう番組で、「ワリエワが女子で初めて4回転ジャンプを跳んだ」って言ってたけど、それは真っ赤な嘘。訂正もないので、こういう間違いはやめてほしい。

「女子で五輪で初めて4回転を跳んだ」だけ。大昔、女子で初めて4回転サルコー跳んだのが、安藤美姫だそうで、そして認定ベースで女子で初めての4回転トゥループ、フリップ、ルッツを跳んだのはトゥルソワ。世界選手権で初めて4回転跳んだのはトゥルシンバエワだと思う。


ワリエワのジャンプは、4回転の中では難度の低いトーループとサルコー。

ジャンプだけなら、そこまで大騒ぎされても白ける。彼女の一番の武器はIスピンだったはずなのに。4回転投入後、ワリエワ比では劣化したし、ジュニアのペトロシャンが、Iスピンをやってたので有難味が減った。

別に、ワリエワなんかもう何度か見たし、何度も見るほど暇じゃないし、ワリエワ見るためにTVつけるわけじゃない。
ネイサンの最高難度プロ、やり遂げるか!とか、羽生の4A(でも、4Aだけじゃなく、演技良かったけど)女子では、怪我復帰後の女子最高難度プロで心配してるトゥルソワ(練習で5クワド成功だって。)、とか、

この選手が出るからチャンネル付けてるかも、って人は、ワリエワではなく、常に別にいる。

上記3選手に芸術性は感じるけど、ワリエワに芸術性は、自分は感じてない。
ドーピングでたとえ金メダル取っても、その成果には限界があるという事。

メディアは、特定の意見や刷り込みを押し付けるのはやめてほしい。
イギリスの記者が、ワリエワにドーピングしたのかって質問を投げたら、脅迫メールが来たとかで、ゆゆしきことと思う。

この件でロシアの大統領府も力添えしてきて、誰か一人悪者にして逃げ切るとか、変な言い訳付けるとか、見苦しい事が起こりそうで。
医者とコーチが非難されるのは、まあ、そんなもんだろうと思うけど、関係ない人がとばっちりうけないか、ちょっと不安はある。

また、ロシアのいい加減な関係者がいい加減なこと言ってるみたいだけど。
露もの好きの自分としては、日本はロシアのちょっとあれだな、と思う所には、流されてはダメ。

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