懐かしのバレエ

バレエ、パフォーミングアーツ等の感想、及び、日々雑感。バレエは、少し以前の回顧も。他、政治、社会、競馬、少女マンガ。

浮足立つ人、冷静な人

2023-06-30 00:21:10 | Weblog
【許可下りず】
何度か書いてきた、ザポリージャ原発の件は、

ザポリージャ原発を爆撃したいウク・ゼレンに対し、
この件では、少し前に確認した時点で、米側の許可が下りてない模様。

(ソースはウクの紙媒体。新聞系。)

良かった良かった。
アメリカ側は、カービー報道官。

(と言っても、去年、宇が米の意向を無視してポーランドにミサイル撃って「ロシアが撃った」と言ったケースがあったから、油断禁物。
それでも、米が宇を止めてる様子なのは、逆よりはまし。)
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ということで、現時点の話に過ぎないけど、お騒がせしました。今の所、ザポリ原発、攻撃の話は、米側が食い止めてそう。
この件では、アメリカさん、引き続き、宜しく頼む!
(逆に、こないだのカホウフカダムの貯水池爆破の件は、ウクの打診に米のOKが下りてたと思われる記述が、ある。宇米の資料で。)
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念の為、ザポリージャ原発は、ロシアの管理下にあり、現地の従業員の給与も、露が払ってる。
なので、自分の側の法人をわざわざ爆撃して損する人はいないと思うが。管理が宇側と勘違いしてる日本人とマスコミ人はいるかも。

というわけで、上記の話も、宇側の主張は、「露がザポリ原発を攻撃する」というものだが、自分で自分の脚を撃つ人も居ないと思うので、これはウクが、ザポリ原発を攻撃しようと思って、主語を露にかえてると思われるのだが、それに対し、米カービー氏が、「ロシアがザポリージャ原発を攻撃する予定は、ない」と、戦況確認して言っている。

よって、裏読みすると、ウクがザポリージャ原発の攻撃を考えているけど、米側が、それを許してない、止めている、という事かと。
アメリカの良心良識に、すがるしかない。
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【NHK受信料】
N国も、なくなっちゃったし。私ら、NHKの受信料払ってるのに、なんであの局の報道は、毎日宇露捏造を流すのか?!
ニュース見ると血圧が上がるといった人も居たし、私も、今日はさすがに、来るものがあった。成人病、いや、生活習慣病になったら、NHKに慰謝料請求したい。

こっちがお金払ってるのに、特定のプロパガンダ、偽情報流されるの、迷惑してる。それも、露のクーデターもどきは、茶番でぽしゃって、TVが報じない街の様子もネット発信してる人がいて、TVニュースがおかしい、と簡単に分かるのだが。

今日も各社色々、中には、米国の関係者が別ので発言した内容を、そっくりそのまま報じてしまったのもあった。それは、その人たちが浮き足立っちゃって、事実でない願望を、信じてしまった、みたい。

NHK受信料、あれを取るなら、もっと公正中立な報道でないといけないと思う。

【NHKと他局のフェイク】
ネットのフェイクニュースみたいになってしまったのは、どうしたことか。
今日、NHKで、露のスロビキン上級大将が、プリ茶番劇に連座して逮捕されたと報じ、WBSもこれに追随していたが、

確認したら、スロビキン氏は、逮捕はされてない、とのこと。私程度でもすぐとれる情報を無視し、日本のマスメディアと西側首脳の妄想や願望を、事実として報じるのは、公共放送の担い手にふさわしくない。

つまり、NHKとWBSで、フェイクニュースを流したのは、迷惑だった。

【浮足立つ人】
今回、どうした事か、西側の上の人たちが、腰砕け頓挫に終わった「プリ反乱」に、異様に期待したみたいで、脳が興奮してしまい、誤認識があったみたい。

実際、見ていて、な~んだ、と思う程度の話だったのに。

全然、反乱になってなかったけれど、ところがところが、西側の上の何人かの脳内では、化学変化が!!
なんであんなに興奮したのか知らんが。
「ロシアの政権転覆!」と、脳内妄想が止まらない!

大丈夫か!?トラスの二の舞あるかも?(自国経済を顧みず、ロシアが攻撃されたら浮かれて「やった!」とメールを仲良しNATO首脳に送信。そんな生活態度だから、1か月で首相を首になった。替りは選挙でトラス程度に負けた英国民不人気のスナク。嗚呼、大英帝国の凋落。)

今回、日本の大手TV局の事実と違うニュース、の内容が、実は、全く別の媒体で出た、米や宇、関係者の発言内容と、そっくり一致するので。

本来、報道って、外国の要人の発言をそっくり録音したようなのでなく、自分たちが一通り、ニュースの裏どりして自分たちの言葉で伝えるものなんだが。事実を伝えない姿勢が多すぎることに、この所、大変困惑しているが。

今回は、それに加え、いったいどうした事か、西側の首脳、高官らが、何やら、子供のように興奮してはしゃいでしまっていて。

残念でした~!君たちが期待した「露の政権転覆」は、ありませんでした~!ってのが事実なんだが。

宇の反転攻勢、今日まででも、それなりの成果は上がってない、そう。そして、上述のザポリージャ原発への攻撃も、アメリカの許可が下りない(カービー報道官発言から逆算して、そういうことかと。)

何か、成果を出さないといけない、何もない、でも、でも、やっぱり原発攻撃はさすがに、…米は決断できない!何もない!

という所で、
苦肉の策で、失敗に終わったプリさんの「反乱茶番劇」を使って、何とかして、どうにかして、プーチン政権を印象下げようと必死、という事で、各局が競ってフェイクニュース合戦してるのかな、と思ったが。

それにしても、露の幹部はこの反乱で皆いち早く大統領に忠誠を誓ってたし、民間軍事会社のカディロフ氏まで、「連邦の大事!」とばかり、軍を率いて駆け付けた。事実上は、かえって、露がうまく機能してる事を証明したクーデター茶番劇だった。

これを、無理くり、「露は国がうまく行ってないんだ」というストーリーにしようと、あれこれ捏造を何発も繰り出してきて、さすがに怒る。

ただ、冷静に判断しなければならないはずの、西側の首脳陣が、何でまた、こんなに浮かれて「露が反乱で、政権転覆になる!」って、戦隊ものの見過ぎのような、無邪気な空想でマスタベーションする人々になってしまったのか?

1年前、西側首脳は、「露は経済制裁で破綻し、国家は我々が分割する」、っていってたじゃない。

そのとおりになったか?

答えはNOで、私なんか、「経済制裁、経済制裁」、って言われて、だんだん物価も上がるし・・・、武器送れ支援しろ、で、軍拡でゆくゆくは大増税も社会保障削りも決定!だと思ってるし、そうしたら、ロシアは、GDP成長してんの。私たちより、国の中の人々は元気に見えるし。むしろ、西側の方が、銀行破綻だけじゃすまない経済リスクが目立ってきた。

ついでに、先週のWBSで、今後の日本経済の3つのリスクを上げた中に「欧州」の景気後退が入ってて、私から見ても、欧州はやばい橋渡って見えるけど、欧州が落ち込んで、それは日本にも影響が小さくないのかも、ってことみたいだし。

(脱線。WBSと言えば、今日29日出演してたゲストの男性は、忖度せず今後の米経済の件、キックボードの件、辛口の正統派コメントしたのは良かった。口当たりのいいこと言っても、当たらなければ意味ない。)

結局、あの、去年、西側の指導者たちが描いた未来図は、何だったの?って感想で。この結果からみて、この人たちの先見力、実現力には疑問符しかない。

それなのに。
そろそろ、頭冷やして「ロシア分割して利益を山分け」とか、現実離れした夢を捨てて、現実を見て停戦して、戦争しなくてもやっていける経済を描けるように、意識変えた方が、良いと思うよ。

あの、西側首脳陣の、ふわふわした「空想力」には、参りました~。子供向けのロボットアニメとか、脳内がそういう風になってる人に思えてきた。どうして、そうなっちゃったのかな?

【魔法の歯ブラシ】
って名前の歯ブラシを買って、今迄の4倍ほどするけど、みがしのこしが減りやすい形になってはいた。

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ワンチャン/ドンバスのタラれば

2023-06-28 01:32:21 | Weblog
国内のと国際系、2つの事への雑感をば。

【茶番クーデター騒ぎ、収束】
・やはり、良くも悪くもプーチン大統領あってのロシア、のようで。本当は、もっといまいちな為政者でもやってけるのが理想なんだけど。
日本なんて、岸田ですから。

空軍の亡くなったパイロットに黙とうが捧げられた。プリゴジンのせいで!

・日本のメディアが追うのが好きなプリゴジンは、ベラルーシに行ったとか?音声公開あって、安否的には無事だとか。ロシア人は優しいわねえ。
一回裏切った人がどうなるか、今後の監視が大事そう。メディアのバカトリオのいい加減解説に苦笑(広瀬、ホームベース顔の女、小原凡児、だっけ。)

「ゲンダイ」では、五野井郁夫とかいう、知らないあほも湧いて出た。この人、誰?。知らない大学の教授。こんなじゃ日本の学生がアホになる。
新規工作員か。ゲンダイに期待しちゃいけんかもしれんが、お粗末すぎて、レクチャーしましょ~か?って冗談気分。電波公害、紙公害。プーチン演説の言い回し読んで格調高い文章を学べ、といいたいが。

【ワンチャン】
自分は犯罪も不良もやったことないんで、ワグネル兵のこと、私に判断できるわけでもないけど。
ただ、あの人たちって、完全に、ワンチャンだな~と思ってて。ああいう制度の良しあしは、必ずしも賛同ではないけど、もう動いてしまってる組織で、少し前のワグネル兵の様子の動画とか見ると、彼らには彼らの世界、生活があるんだなって思ってた。

今、休暇中で、キャンプ地で「ネオナチを倒すぞ~!」みたいなこと言って、仲間と英気を養ってた。
受刑者がいるという日本のメディアの説明だから、訳ありな人たちが、ワンチャン貰って。そして、成果を上げたから、一瞬、英雄っぽく遇されたりで。

こんな、ワンチャン。

対して、もうすぐ、ニュースから消えそうだけど、こないだの京王線と小田急線で事件起こした容疑者2人の公判だかのニュースをやってた。
「幸せそうな女性を見ると・・云々」と言ってた小田急線の事件の犯人は、ちょっと難易度高いので控えるが。

京王線内で刃物で高齢男性を差し、ライターで火をつけたんだか、その事件のジョーカーの男性。
非常に社会的に孤立してる感があって。こんな大それたことをする前に、有効なアドバイスくれる知り合いでもいたら、違ったかな?とかって、少しだけ、思ってた。

ワイドショーとかって、色んな事件の犯人をあげつらって、人を攻撃、非難することしかしない。

その、ジョーカーの人って、もうやった犯罪はどうしようもなく重い罪なんだけど、その少し前に、派遣切りあって、で、再就職先が、無かった。
つまり、この人は、ワンチャンが、なかった。

派遣を拡大、小泉政権の時に舵切ってた。大体、労働の流動化、とかって大義名分、言うんだよね、そういう時いつも。
あれは百年に禍根を残すと思ったけど、結局、そういう国になってしまった。けど。

とりあえず、この人のケースだと、その派遣切りされた後、うまいこと、別の、当座やっていける仕事見つけられれば、ここまで追い詰められなかったかな?て、思ってたし。

ついでに、派遣切りも、その時厳しい扱いできつかったと思うけど、その時、何がまずかったのか、そして、ほんとはどうすれば、難を免れたのか?その辺を、軽いノリで講釈してくれる知り合いでも通りすがりでもいれば、同職種も全くダメだったかは分からないし。

って、もう、言えばきりないけど、日本はこういう国になってしまったけど。
極端な例の比較だけど、若者に厳しい日本の現実、しくじった人にやり直し機会が、そんなに簡単にはない日本と、まあ、いいかどうかは置くとして、人生一回失敗した受刑者が、うまく行けばチャンスも拾える、人生生きなおす機会?というか、ワンちゃんになってる、もこもこしたワグネル兵士の,仲間と休息してるほっこり映像見ながら、人生一度しくじった人に、やり直しの機会が与えられるのと、ないのと、

国内、国際の、ニュースが交互に出たので、つい、比べてしまった。
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(一方で露国防省が、直前には、受刑者の兵士起用はやめそうになってたのは、それも立場上、ありだと思ってた。二枚舌の西側も、今はプリ擁護だけど以前は受刑者の軍と言って非難してたし。何より、中国の習近平氏って、潔癖そうだったし。

プリコジン訴追なしの判断は、アフリカ諸国からプーチン氏への電話嘆願もあって、大きな目で見て、バランスをとったんだろうと思ってる。)

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【ドンバス】
ワグネル兵は解散にならず、いい形で条件提示されて、兵士たちには良かったかなと思うけど。
プーチン氏が許しても、自分的には、プリコジンの直前メッセージには糾弾しかない。

中で、私を苛立たせたのは、ドンバスの共和国独立に関連しての軍事に、プリは外野のくせに、無責任に言及してるくだり。

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日本で、これ言ってる人、あまりいないかもだけど。

(プリコジンの話は捨てるとして。)

2014年、マイダン革命により、民主主義の選挙で選ばれた大統領が、謀略で火が付いた暴力的な革命によって引きずりおろされる事案が発生。
ほんとは、「西側の援助が欲しかったら、少しの犠牲ではだめだ。百人の犠牲が必要だ」と、西側の人にウクの右翼2名が言われた、と、後に雑誌インタビューで、この2名が明らかにしている。そして、この革命で死んだのは百人だった。

これは有名な話。
だが、この流れに対し、東部ドンバスでは。抵抗の動きがあり、ルガンスク人民共和国・ドネツク人民共和国が出来た。
(この両共和国発足の経緯については、こまかいこというと日本のNHKだけが、独立の理由、きっかけについて、他と違う話を出してる。ウク西部の男たちが、脅迫や暴力で、国営放送の男に「辞表をかけ!」と迫ったせい、とされてたが。

他はマイダン革命があったから、みたいな感じ、だったかな。ま、どっちでも、大きな流れは変わりない。
で、この両共和国は、さいしょ別に露の傀儡政権でも何でもなく、むしろ自由意思でやってて、地元の警察や役所も、抵抗もなく、この地域の人々は、この流れに賛意っぽくて、全く抵抗してなかったことも、当時のNHKが放送していた。

で、傀儡政権ではなかった、からこそ!

彼らは、プーチン大統領が、「すぐ国家として承認してくれる」、と期待した。
でも、当時のプーチン氏はG8もやってたし、西側の首脳陣と仲良くしていたと思う。で、そんなにすぐ承認にはならず、承認したのはもっと後。

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つまり、クリミアは、最初から、(元は、ウクライナとワンセットではなくて、帝政ロシア時代はクリミアはウクではなく、ロシア領だった経緯もあり、また、ウク独立の際も、ウクがロシア連邦から離れるなら、元はフルシチョフがウクにクリミアをあげちゃっただけなので、”この機会にクリミアが、宇から独立してロシア連邦に戻ろう”、とする動きもあった。(エリツィン騒動のどさくさで頓挫)

で、ウク南部、クリミアは、最初からロシアと混ざりたい派で、ダイレクト希望。で、ドンバス、ウクの東部のドネツク&ルガンスクは、クリミアとは少し違って、各々共和国として独立を考えられるほどの力は、元はあったし、そのうえで、ロシア連邦の一員になるとか、或いは自治区になるとか、そういう志向、だったように、見えた。

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2014年頃のウク情報を細かく拾ってupしていた方のサイトがあって、それをみたら、
自分には超意外だったけど、まだ2014年当時は、キエフ政権の軍は弱く、ドネツク、ルガンスクの軍の方が、強かった、ようで。

(言われてみれば、確かに、その話は2022年暮れのメルケル爆弾発言の内容と一致する。ウク西部の軍をもっと強くするまで時間稼ぎをしたい、ので、独仏と宇キエフ政権は、プーチン氏を騙した、という話だった。)
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その後、ドンバスはキエフ政権に迫害され、社会保障も払ってもらえなかったとか聞くし、ウク西部から東部への砲撃も続いて(つまり内戦状態)、
ドンバスは、ソ連より前の、帝政ロシア時代から鉱工業などで栄えた裕福だった地域が、弱体化したように見える。

大体、キエフ政権、ドンバスに社会保障も払わないって、もう国としてちゃんと機能してないように思うし、何でキエフ政権がドンバスについて一人前に権利を主張するのか、意味わかんない。もう、やることもやってないんだし、

さらに、ロシア語も禁止したり、・・・・キエフ側は、ドンバスに公然と主張できる内実がないように見える。
上下の区別をつけて、ウク西部側がドンバス側を、2等国民にしたいとか聞くと、ウクにげんなり。
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と、脱線したけれど。

今では、以前に比べてドンバスは(キエフ側の弾圧のせいで)貧しくなったように見えるけど、元々は、独立国を主張できるほどの力を持ったエリアだったのだと思う。
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で、タラればだけど、もしもドネツク&ルガンスク両人民共和国が、独立を宣言した時、

その時に、ロシアがすぐ2つの国家を承認とか、ロシア軍が両共和国の軍に加勢して、キエフのクーデター後の政権(もとはといえば、選挙でなく、暴力と謀略で権力奪取した政権で、憲法違反とか、言っちゃえば言えるし、「法の支配」と言えば、根拠は弱い政権なんだが。)
。)と、戦闘状態になった、としたら・・・?

私は分ってなかったけど、意外と、両共和国軍が強そうだったのと、意外とキエフ軍が当初は弱そうだったし・・・。

ドネツク&ルガンスク側が、軍事的には、勝てた、のかも。よくよく考えてみると、可能性高そう。
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【G8/オバマ会談】
で、私の目で客観的に見て、それはないだろうな、ロシアは当時はそうしないだろうな、と思うのは、
ああ見えて、あのころ、プーチン氏はG8の一員で、西側首脳陣と仲良くしてた。

そして、バイデン時代のウク戦乱と異なるのは、あの頃、プーチン&オバマ会談やって、二人で相談して、今のウクみたいな紛争状態にしない落としどころを見つけてたし。クリミアもそんな感じで、ドンバスについても、プーチン氏がいきなりキエフ政権に戦いを挑むということはしなかった。

(オバマ氏は、ネットでの評判が悪く、結構裏では悪事に加担してると言われてるし、それはそうなんだと思うし、上記の結果についても、プーチン氏は、大きな軍事衝突を避け丸く収めたつもりだったかと思うが、

バイデンとオバマで、オバマの方がまし、と思うほど、話は単純ではなさそう。なんだけど。)

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西側から見たら、このあたりのプーチン氏のドンバスへの対応は、共和国軍に加担するより良い、とおもうだろうけど。
それがいいとか悪いとかでなく、逆にドンバスの人々から見たら、

独立宣言して、すぐプーチン氏が助けに来てくれるかと思ってた、というのが、彼らの立場、なのかも、というのは、私なりに理解は少ししてる。

立場性なんて、いつでも、そんなものだ。誰の、どの立場に立つかで、判断は変わる。(それなく、「一方的に~」紛争の当事国の片側だけ全て美化して語るのは、今のジャパ~ン!だけど。そんなことやってたら、脳が退化するよ。)

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そして、プリコジンの決起前のメッセージで、この共和国独立からのあの辺の軍事事情にも絡んだ話をちらっとしていて、すごく読んでて腹が立った。

日本人はほとんど理解してないと思うけど、本当は、ドンバスの人たちは、もっと早くプーチン氏に助けに来てほしかった、という言葉も、少しだけ日本のメディアが拾ってきたこともあった。
そして、誰も言わないけど、ほんとは、最初に、独立宣言の頃にロシア軍も協力してくれたら、キエフ軍でなく、ドネツク・ルガンスク軍側が、勝っていたのかも、って、客観的には思う。でも、ドネツク・ルガンスクの人たちは大人だから、っていうか、忍耐強く理不尽な運命に耐えていて、プーチン氏の事も、悪く言わない。

つまり、日本のマスメディアの主張と、逆もあって、両共和国をすぐ助けなかったことで、プーチン氏を非難するって考えも、設定はできるけど。
現地の人は、黙って耐えて、そんなことは言わないみたい。

(異なる意見は、国を捨てた人から。両共和国独立後、すぐには、ロシアの承認が下りなかったことに失望して、国を出た人も居る。

プーチン氏は、国の集合体:連邦の大統領で、大局に立って、良かれと思ったことをやったように見えた。それと彼は以前は、西側に期待もしてた。そして裏切られている。(NATOに入れてほしいって打診したこともある。却下。)

ドンバス側から見てと、西側から見てで、見方全く異なると思うが、プーチン大統領は大規模な軍事衝突にせず、平和裏に解決しようと、2014年からの9年間、努力した。氏には西側に幻想があったのは、間違いだった、とは、今にして思えばいえることだが。

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とりあえず、人にはそれぞれ、立場がある。ドネツク・ルガンスクの人々が、黙って耐えている事を、何で外野のプリコジンがつまみ食い的な散漫な話で、いちいちごちゃごちゃいうのか、と、本当に腹立った。

ちなみに、プーチン氏はあの頃、両共和国にすぐ加担し軍事介入なんてしなかったと思うが、仮にやっても、軍事亭には成功しても、西側各国の非難の的にはなったかと思うし、あの頃はまだ、マイダンクーデターの真実も解き明かされてなかったし、オデッサの虐殺や、他の虐殺も知られてなかったし。仮にやっても軍事的には成功しても、もしかして国際的にうまく行かなかったんじゃないかなって思うけど。

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今回の反乱茶番は、とりあえずは、丸く収まったようですね。(プリは、今後に禍根しないか?キエフを攻めるんじゃないかって言ってる人も居るけど。また寝返ったらどうすんの?って。???。)

悪党ゼレンの眉間の皴も深まる。
日本メディアの期待を裏切って、ロシアの結束が示されて、マスメディアの負け惜しみ大会で終わった。裏どりなく憶測で延々しゃべってて変。
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それより気になってるのは、ゼレンに指図する立場、ブラックロックの人が、「戦争は本当に儲かる。だから、宇にはなるべく長く戦争を継続してほしい」といってること。

アメリカと言えば、大統領選出馬のケネディ元大統領の甥、RFKジュニアが、「故ケネディ大統領は、ベトナム戦争はしたくなかった」という意味のことを言っていて。戦争したい人たちが、ベトナム戦争を勧めてきたんだそうで、そして、それを突っぱねたとか。その後、暗殺されてしまった。
ベトナム戦争も、他も、ウクの紛争も、…戦争したい人たちが、いるんです。

ウクの耕地を買った会社の中に、多国籍企業モンサント社の名もあって、ここって、イラク戦争の時のショックドクトリンでも、戦争のどさくさの時にさっと入り込んだ会社だった。
もっと前、田中角栄の事件の時に名を聞いた、ロッキードとグラマン。ウク戦争で米国の支援金受注した軍需産業の上位社で、そういう名前の所があるし。

ロシアが悪いとかって、いってる情弱は、その辺をちょろっと調べると別の事が分る。

プーチン演説、プリ騒動で亡くなったパイロットに一分黙とう。こんな死が無くなるように、世界の力持ってる人々が継戦希望で、微力な私は、抵抗の手立てを見つけたい。
西側が変過ぎるので、プーチン氏にはまだまだ頑張ってもらわないといけないみたい。

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2023-06-27 18:06:53 | Weblog
【眉間に、皴】
プリコジンの反乱が平和的に収束し、プリの裏切りも分り外国(ベラルーシ)に行くことになり、一方、ワグネルはアフリカとかの活動はそのまま継続で、兵士も希望すれば仕事続けられるかも、とか、ロシアの方は無事解決っぽいけど、

で、24日から、TVニュースにプリが写り、それ迄は、ウクのしょぼい「反転攻勢」とか、大した成果でなくても毎日のようにやってたのが、プリに変わった。

で、プリのニュースに隠れがちだけど、この1週間位かな、日に日に、宇大統領ゼレンの顔が、険しく険しく、変化してきている。悪党ゼレン、眉間に皴で、見苦しい。

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プリコジンと西側の陰謀。金額があってるので、自分的には間違いない、と思う。
先日も書いたが、ロシアのワグネル本社(ごめん、ペテルブルクの本社を、先日モスクワって書いちゃった)に、連邦保安局の家宅捜索が入り、数十億ルーブリが発見された、って。

で、その少し前、今休暇中のワグネル、プリから、露の国防総省に、「数十億ルーブルで、武器弾薬を買いたい」と申し出があり(!なんで?)、国防総省は、結局この申し出を、断った、と聞いた。

いや、いや、断ってよかったよ。ナイス国防省!
この2つの話の金額があってるので。
私が思うに、おそらく、ワグネルのプリは、武器弾薬を買い、そして、・・・・。

一方のウクとNATO側。ゼレンは欧米に「武器を使い果たした、追加くれ!」→欧米「武器庫が空だ!」で、日本に「お前、弾薬(の元?)を送れ!」と命じたり、軍用車両を日本に送らせたり。(へ~、日本って、弾薬(の元?)って送っていんだ?平和憲法との整合性は?いつも、法の支配って言ってる岸田や林外相、苦笑するほど、「恣意的な解釈」にしか見えん。)

という、武器弾薬が足りなくて継戦に困ってる状況・・・!
って考えると、全てが符合するように思うのね。
ウク&NATOが、足りない武器弾薬を、プリゴジンから横流しして貰う!それは、元はロシアのをワグネルが買ったもの、だとしたら?

ぴたり、整合性は取れるけど、この陰謀に引っかかったらロシアは悲惨だったから、よく未然に回避できたね。国防省好判断。国の防衛その他を預かると、こういう、判断次第で戦況を変えてしまうことも、あるのかな。

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他にも色々あるけど、プリコジンは売国奴的な事を、本当はやったと思う。

そして、ウクか西側に誘われて、裏切った(と思う)プリについて、国家反逆罪で訴追されるのが順当だと思う。
(プーチン氏はその気だったみたいに見える演説内容だったけど、彼はあちこちの国のトップとよくコンタクトしてるんで、「プリ氏に寛大な措置を」って依頼の電話がいくつも、大統領府にかかってきてるそうな。アフリカ諸国と思う。(時事通信報)それで、ベラルーシに行く結末で、露での訴追を免れるかは、これから分かるだろうけど。それぞれの主張は分るけど、プリの最後のメッセージ読んだ限りでは、この人は国を裏切る危険人物で、注意した方が良いと思う。)

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露に好意的な人の中にも、プリコジンに好意的なコメントしてる人も居るけど、上記の事実と、後、反乱直前のプリのメッセージ(長文)読むと、本当の事が分ると思う。自分は、読んで呆れて物も言えなかった。

結構、でたらめも書いてあるけど、読んでると、ウク紛争の本質がまるで見えなくなる。本当は誰が悪かったのか。そういう連中のことを全く書いてない。視野が狭いのと、文句も多いし、同性で嫌いな人は凄く嫌うとか、傾向がはっきりしてる。また、身の程知らずで、彼の立場で口出しするもんじゃないことに口出ししてて呆れる。

事実誤認も多いし、彼はアフリカに居たりした人で、2014年の宇西部の陰謀も、東部の状況も、伝聞でしか知らないのでは?と思うけど。知ったかぶって書いてるように見える箇所もあるし。あまり頭のいい人ではない文章で、かなり読んでて疲れる。嫌いな人にはネチネチいうし。

ま、この程度の人が自己過信もいいところ、って感じ。カディロフ首長の発言と比べて、落差が凄かった。彼の文はもっと頭良さそうな文だった。でも、西側のメディアは、プリ好きみたいね。
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それと、軍人には決まりごとがあるはずだけど、軍人の基本から大きく逸脱した考え方をしていたのが、非常に違和感。
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大組織には、大組織の論理がある。人間的にも、ロシアだからやってこれた人で、私の生きてきたような日本の企業社会の現実で言ったら、はじかれる人だと思った。

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一方で、単純に、プリゴジンの立場で見ると、擁護じゃないけど、

”ウクの民兵、アゾフ隊員が、休暇中に高級外車を乗り回していた(!)”って書いてあったから、(それは、私も相当ショックなんだけど。いったい、ウクのお金の回り方って、どうなってんの?!と思う話はポロポロでてくる。使途不明金が多かったり、マネロンが疑われるような話とか団体とか国に、日本としてわけわかんない支援金、無償支援なんて、出すべきじゃない!)

同じ民兵なのに、プリコジンがウクの民兵のそんな金満な姿を見たら、例えば「ウクについた方が得かも?」って思った、としても、立場的には、全然不思議ないと思った。
---
おまけ。ロシアのロストフ州の市民に、ワグネル兵たちが歓迎されてた映像について、日本の分かってない人は奇妙な記事を書いてたが、あそこは元々、プリ氏の地元だよね。だからより受けた。ロシアに関心ないのに、首突っ込んで記事書く記者たちの、見識の低さにとまどう。
-----
ファクトベースで見れば、答えはおのずと見えてくるのに。
日本のマスメディア、ロシア叩きたい人も、逆に擁護したいけど、プリは裏切ってなくあれは演技で、宇を騙して、またプーチン側で戦うんだ、なんて言ってる人も、

目の前の現実を見る、よりも、対象を鏡にして、自分の願望を見ている、様な気がした。
自分の空想でなく、大元のデータをまず見れば。今回は、以前のでなく、直前のプリのコメント見れば、冷静な目で見れば、軍人に有るまじきこと言ってるとか、宇のカラー革命の深層を知ってる人なら、核心からそれた、おかしな話をしていると分ると思う。

統一教会員だって洗脳がなかなか解けないし、幻想っていうのは、そんなに簡単に壊れないものかもしれないけど。でも、プリ氏程度に幻想抱くのって、判断してる人の人生経験を疑う。(自分の周りにも、ああいう人はいないわけではなかった。かも)
----

苦笑したのが、プリのクーデターが無くなって、悪党ゼレンが「失望した」って言ったのも報じられてる事。いちいち取り上げなくてもいいのに。
でもこれで、プリの反乱は、西側の策動だったことは、ほぼはっきりしたんじゃないかな。

結局、「反転攻勢」がうまく行かないので、プリ氏に反乱させて、「ロシア国内に反政府勢力が~!」と、またまたウソ劇場しようと期待してたのが、うまく行かなかった、ということだろうけど。

TVで「ロシア国内に反政府勢力が」ってストーリ語ってるのは、あれは、フィックショ~ン!ですから。戦隊ものとどっちが面白いか、位の感じかな。
プリコジンの反乱は、逆に、そこまで西側が追い詰められてる、プリに頼るほど、弾薬がない!(だから日本や韓国にも話が来る!もうやめよ~よ~、こんな猿芝居。国際金融資本がもうかるだけの戦争。)という事を、あらわにしてしまった気がする。

--
ただ、この間、こんなのよりずっと心配していたザポリージャ原発とか、生物兵器とか、ゼレンの顔見れば、超追い詰められてる宇国&NATOが、次に想定外のとんでもない事件を起こすんじゃないか!?(それをロシアがやったと必ず言う!)
と、心配してるので、プリ活躍(?)の間は、時間稼ぎというか、本当に深刻な事態は起こってなかった。

プリ反乱が失敗し、あきらめない国際金融資本にケツ叩かれ、宇&NATOが、ど~んな「新たなる悪だくみ」を展開するか、7月11日からのNATOサミットも迫り、気が気でない。

とりあえず、
アメリカは「自分は関係ない」とうそぶいてるが、皆ぐるでしょ。
露のクーデターはメディアの期待に反し、収束。そして、露を転覆させたい西側と宇の陰謀は、まだまだ続く。
戦争に反対です。武器や弾薬や元をおくるのはやめましょ~!早く停戦せや!

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罪と罰

2023-06-26 00:40:46 | Weblog
【安倍街頭演説へのヤジに、警察対応、違憲→合憲の、2審判決】
正直、ちょっとヤジしただけで、もっと暴力的な対応って見たことあるし。
1審が違憲だったのが、2審は、女性は違憲のままだけど、ちょっと、安部演説にヤジして。警察に囲まれ対応された男性は,違憲、だったはずの判決が覆って、合憲!になってしまったけど。

あんなの、「増税反対」とか、もう一つ何か言ったくらいで、あんなで警察官たちに囲まれるのって、合憲って、違うと思う。

こういう国内問題が、ニュースで取り上げられない。

【罪と罰】
ロシアのプリコジンの反乱ショーは、茶番だったが、丸く収まって日本のネット民は平和で良かった、って反応。

気持ちはわかるが。
でも、プリコジンの、反乱決起前の投稿見て、仰天した。
目を疑うような、もうロシア人じゃない!っていうような、ウク政権の人と同じ主張。

そして、大金も出てきて。
ロシア人は肝要だけど、プリコジンは、祖国を裏切ったとみて間違いないと思った。
何より、彼には、大義がない。

金で動く男。

ロシア人は優しいけど、自分は、この男は刑罰を与え、誰がどんな手口で裏切りを誘ったのか、尋問した方が、露の為、いや、世界の為になると思った。自分はやさしいロシア人とは違うので。

ウクは、ブラックロックの支配下にあり、ブラックロックの社員は、戦争は本当に儲かるので、ウクには継戦してほしい、と言っていた。

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時短収束

2023-06-25 18:17:46 | Weblog
【とりあえず、平和的結末】
昨日の、露のワグネルのブリ氏の反乱もどき行動については、1日で、無事に収束してしまい、日本の大手メディアががっかりする結末で、ショートショートに平和裏に終わってしまった。(今の所は)

あはははは、視聴率上がりそうな騒乱、混乱を期待し、下らん報道ばっかりやってる、マスごみ、ざまあ!
(くっ、ブログに書かなきゃよかった)
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【別件。日本の裁判はスルー】
別件で、宇優先の報道で、取り上げられないのが、安倍首相時代の、安倍演説へのヤジの男女に警察が絡んだ件。一審の違憲が男性の方は2審で覆った。酷い判決だが、メディアは芸能人の不倫とか殺人とか宇問題とか、ばっかりで、国内政治問題は取り上げないらしい。
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【ルカシェンコ氏の活躍】
話し戻して、露の問題解決の件。日本時間で昨日の深夜段階で、ベラルーシのルカシェンコ大統領の仲介で、今の所、おとがめなしで、丸く収まったらしい。

・一報を聞いて、安心はしたけど。
その段階での印象は、まず、ロシアのクレムリンだけじゃなくて、プーチン大統領の外交力、もめ事を丸く収める力、みたいなものに、感心はした。
あちこちの国家元首と会議会談、いっぱいこなしてるプーチン氏。この1年、その仕事量の多さに驚いている。よく働ける人なのね。そして今回は、今までのたゆまぬ外交努力が、役に立った、かな。

前々から思ってたけど、アメリカは、戦争にするのは上手いし、ここぞ!と思った所や人を攻撃したり殺したりするのは、驚異的にうまい。(ビンラディンも周囲も殺したし。)ただ、もめ事をうまく丸く収めるとか、そういうのは、っていうと・・・・。

破壊と建設で、アメリカは、破壊は得意、一方で建設、再建は、あまり得意ではないのかも、って。アフガン失敗とか。
アメリカは破壊が得意で、ロシアは割と建設も不得手ではない、とは前々から思ってた。

で、今回みたいに、「法の支配」の理屈で言ったら、裁かざるを得ない者(プリ氏)を、ベラルーシの役にたつ男・ルカシェンコ氏が入ることによって、うまく丸く収めていて、今の所は感心した。

で、ベラルーシのルカシェンコ大統領って、去年かその前かに、日本のメディアでベラルーシの独裁者と紹介されていて、そういう目で見ていたのが、昨年、1年超前の、ザポリージャ原発の電源の問題が発生した時に、露大統領が友邦のベラルーシのルカシェンコ大統領に頼んで、原発を冷却するための電源が失われないようにしていた、って事があって。

へ~、ルカシェンコ氏って、役に立つじゃない、って感心してた。
逆に、ウクは知らんぷりで、全く役に立たないし、倫理観、仕事に対する責任意識が欠落して見えて、どうもこの国は、大事になった時に、頼りにならないと判明した。原発の問題なのにね。何かあっても、どうせ「露のせい」としか言わないのは、目に見えている。日本は福島の原発事故を経験しているので、あのウクの責任意識の低さは、これはまるで、国際問題において、相手にならない国、としか見えなかった。

問題を解決するのが肝要なのであって、誰のせいとか、そういう話をすれば事足りるというわけではない。
以来、ウクの「原発」への意識の低さは、禍根を残すと思ってる。

で、未だ、ザポリージャ原発は心配なのだが。それは置くとして。

---
このルカシェンコ氏、ベラルーシの主権の面でもしっかりしていて、露と友好的ではあっても、一方的に露側の軍事的要求で譲歩を繰りかえすのでなく、あくまで、ベラルーシの利害をメインに、露との安全保障環境もやっていていて、そういう面でも感心していた。そんなルカシェンコ氏が戦術核を置くようになったのは、今の緊張状態で言ったら、バランス的にはそういうことになるのだろうと、一定の信頼感は、今迄の在り方を見て、持っている。

★そうとは言っても、プリ氏は、「僕は問題児」のような人には見える。ので、・・ルーさん、大丈夫?
プリ氏は露大統領から、ルカシェンコ氏へ、実質的な管轄が移るのかな?とは思ったけど、今回、プリ氏個人には、ムムムな話も(後に書く)出ているので、器量は小さくないルーさんんだけど、ちょいやばそうなプリ氏、うまく御せるのか、少し心配。

------
まあ、残念ながら今の所、プーチン氏あってのロシアで、彼がいなくても今回のように収束できた保障はないように、見えた。
本当は、為政者が変わっても、政治軍事の関係各位がしっかりしてて、大勢に影響ないのが、理想なんだけど。

プーチン氏、ルカシェンコ氏、ショイグ国防相、ゲラシモフ氏、最後に「今回の事は不問にする」ような話を広報したぺスコフ氏、
それぞれが、持ち場でうまく機能して、下の兵士たちが困らない解決に至ったのは、正直、ちょい感心した。てっきりクーデター未遂でプリ氏が重罪になるのかと思ってた。誰も傷つかない結果になって、さすがだな~と思った。

------
【プリ氏】
プリ氏のこの頃の言動で、不穏さに
気づいた人はいると思うけど。
サンクトペテルブルグのワグネルの本社に、家宅捜索が入って、数十億ルーブルの大金が見つかったとか。
証拠も出ちゃったね。

「私兵」が、皆悪いわけではないと思うけど、「民間軍事会社」は、やはり、正規軍と違い、「民間」なので、自前で社長はお金の工面もしなくちゃなんないし、色々あるみたいです。特にワグネルの場合。

で、こいつ、バカか!?と思ったのが、宇大統領ゼレン。プリ氏の「クーデター宣言?」は、腰砕け的で、とてもとてもことをなせるようには見えなかったのに。そのプリ氏の「反乱」ショーの途中で、

敵国のはずのウクのゼレンが、「プリ氏の反乱を、支持する」って言っちゃったんだって!・・????でも、でも、うわべは、いちおう、宇のゼレンと露のプリ氏は、敵対関係で、戦って、いた、はず????

ゼレンはいい加減な奴だから、ゼレンのせいで死んだ兵士たち、軍最高司令官が撤退を進言しても撤退せず、多くのウク兵士が、まさに肉壁として死んでいった、凄惨な戦場、あのバフムトの戦いを、もう忘れたのか!?

そこは、まさにワグネルの担当地域。バフムトで、プリ氏の軍は、ウク正規軍と戦った。敵と味方なわけで。
たくさんの兵士を殺した敵将、それがプリ氏。それが、一般的には、ゼレンの立場のはず。(こいつには愛国心が微塵もないのか!?)
それなのに、ゼレンが、プリ氏支持を表明してしまうと、ますます、怪しいよね。

大金も見つかってしまったことだし。

まあ、「民間軍事会社」の事情は色々あるみたいなんだけど、前から、プリ氏が、国防相とかに武器が足りない、くれっていってたけど、どうも、それもウク側に横流ししてないか?とか、噂レベルでの疑惑はあったみたいです。(一方で、やっぱり私兵なので、経営、お金のやりくりの問題は、ついて回るのかも。元々米国側から大金が投じられてることが明らかになってるウクの民兵組織とは、懐事情が違うのでしょうし、逆にウクの私兵の一部が金満なのみたら、自分も、ってなっちゃうかもしれないし。

自分も、ゼレンや米側が、プリ氏抱き込みでもしたのかしら?って、半分くらい疑ったけど。それは、ロシアの捜査当局が調べてくれることでしょう。我々迄情報は来ないかもしれないけど。

しかし、ゼレンもバカな奴。余計なこと言うと、プリ氏が裏切り者だって、ばれちゃうじゃん。
------
ま、プリ氏の茶番劇のお騒がせはともかく、プリ氏は、ちょっと気を付けた方が良い人物かも、で、ルーさんこと、ルカシェンコ大統領、この海坊主みたいな人を、うまく御しえるのか?とばっちりないように祈るばかり。プリ氏も、やばい橋渡ってルーさんのおかげで首がつながったんだから、今後はおとなしくしてればいいんだけど。

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【西側の外れ予想】
はずれ馬券が風に舞う、というセリフがあるけれど。
今回、日本の大手メディアが期待したのは、「露の不満分子が」というストーリー。ただ、ワグネルの居たのはバフムートでモスクワではないし、露国内の、犯罪者でもない一般人と、ワグネルは遠い存在。むしろ、待遇改善を期待しての行動のようにも見えたけど。

今回は、プリ氏の茶番劇に終わってしまったし、「クーデター」と言った割には銃撃戦とか、爆撃とか目立つ動きも流れてなかったし、しょぼい内容だった。ほぼパフォーマンスで終わったし、プリ氏が「25000人は集まる」と言ったのに、実際に集まったのは、50人程度。
それと、最初の決起場所?が、「ロストフ州」って?ここでは、モスクワでもないし、本気の軍事行動って、想定できないんだけど。

プリ氏は、結局、こういう性格の人だったのか~、と思ったし。器、器量。ここどまりの人でしょうね。「俺が‼俺が!」という感じの人。
一方で、厳しい戦場からの投稿では、プリ氏は親分肌だったり、民間独特の、昔の中小企業の社長みたいな温情ある人柄も見せてはいたけど、結局中身は、こういう人、って、ちょっとがっかりしたけど。日本人でも、こういうことって、ある時はあるし。
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日本人で、今回の未遂反乱の件を投稿、コメントしてた人々の中で、おひとり、ちょっとこの、プリ氏の発信に寄り添い気味の人がいた。年配者なのに、人生経験値が足りないし、こんな判断力の無さでは、まずいと思った。

組織に、もまれたりせず、自由人で生きてきた人には分りにくいのかもしれないけど。プリ氏みたいのは、結局は問題児、ってのは。

プリ氏みたいな人は、一見、良さそうに見えるときもあるけど、結局、野心も私利私欲も自己顕示欲もでかでかあって、公的な立場、利益を大きな目で見て判断することは、長い目で見ると難しいかもしれない。狭量っていうのか。限界のある人。それに、自己過信が過ぎる。
茶番にしか見えないクーデター騒ぎだったんで、「プリ氏は戦争でPTSDきちゃったのでは?」って投稿も見たけど。半分、それもありかも?

でも、人間的に、敵を作りやすい、男性同士の対抗意識の強い人には見えるので、大組織の論理にはそぐなわなさそう。
ただ、もしそういう存在を、露が手放し、ルカシェンコ氏が使いこなせるならば、丸く収める形にはなるので、確率半々で、自分の生きてきた西側の論理とは異質な収め方で、半分感心したが、ルカシェ氏のリスクは残りそう。
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日本メディアの期待した「ロシア国内の反乱分子」なんて、無いので。(苦笑)プリコジン氏や刑務所帰りのここの私兵たちのような、ハードな経験は一般市民は持ってないし。むしろ、ロシアの国内は、ここ数十年、以前のような内戦とか砲撃とか無縁も多くなって、平和慣れしてると思う。

厳しい戦場を戦った、ワグネル兵士と、意識が同じであるはずもない。戒厳令にもなってないし。
それに、ロシアを解体するとか、ロシアの富を簒奪するとか、西側の上と、その手下が不穏な発言を繰り返しているので、今はロシア人は結束して、西側の悪徳から、国を守らないと、次に攻撃されるのはロシア人だよ!私は日本人だから、両方の情報取れるし、それが見えるから。

誰も、自分を攻撃も、迫害もされたくないし、今NATOがやろうとしてるのは、ロシアへの攻撃(ドイツの上の人がそれっぽいこと言ってたよ)。ロシア人を排除し、ロシア人からその富を奪おうとしてるだけなので。ロシア人が何でそういうのに加担するかね。そんなの居たら、変な人かお金貰ったか。

そんな中で、ロシア国内に、反政府クーデターなんて、それは、もしそんなのあったら西側の回し者だよん。それ以外にあったらあたおか。日本のマスごみって、頭悪くて疲れた。この頃、思考が幼稚になってませんか?って。

【安住紳一郎の土曜夜発言】
キャスターしていて、・・・、この方、ウクの紛争って、ウクの私兵、「民兵組織」が大量に動員されていて、それも、問題を大きくさせた一因になってるって、全く知らない様子で、逆に驚いた。この方が知らないとすると、他の、他局のキャスターも、知らない、のかも。

ワグネルも民間軍事会社だけど、敵方のウク軍も、ウク正規軍だけじゃなく、ウク民兵組織(有名なので、「アゾフ大隊(大隊か連隊化、今現在どうか知らん)」がある。これは、TVで何度も取り上げられた、正規軍以外の民兵組織なので、キャスターが知らなかったら、まずいと思うが、・・・この人以外も含め、キャスターもディレクターも、知らないのかも。)

ウクの「民兵組織」が大いに問題があるのは、例えば、2022年春、なんと、「NATOのHP」に、ウクの民兵組織の若い女の子(10代位?)が写っていて、その軍服の胸に「ネオ・ナチスの記章:黒い太陽」がついてるのが写ってた事!とか、色々と、やばい組織なので。
なお、これが発覚したのは、見た市民からの指摘で、削除された。この話は、日本語でも、去年、ニューズウイーク日本版で記事掲載していた。

で、これだけじゃなく、ウクには元々、ネオナチはいるので、それは2010年代半ばのNHKでも言ってたし、公然の事実だったんだけど、去年の最初の頃、日本のTV報道では、ウクにネオナチはいない、と大ウソをついていた。間違いを放送するのは、やめてほしい。

ウクに元々、ネオナチがいるのは、それなりの歴史的経緯がある。(割愛。)

で、ネオナチも、それ以外のウクの民兵組織、例えば、元日本の公安にテロ組織と認定されていた経緯のある「アゾフ大隊」も、もう何年も、ウクの内戦でご活躍。

ネオナチだけが問題なわけでもなく、それ以外も極右団体、というか、極右団体と言ったら、他国の極右がいっそ気の毒な位、ごろつき、やくざ、みたいのもいるし。

ウク軍は、民兵組織だけが悪かったわけでもないと思うけど、よく言われる、この9年間位の、ウクの東部南部での虐殺事件、ウク軍は民兵組織が多かったことも、残虐さに拍車をかけることに、ひと役買った(?)のかもしれなくて。(正規軍が全部正しかったわけでもないだろうけど)

例えば、東部で数年前に、地域の住民たちが拷問の末、焼き印を押されて、縛られた状態で銃殺された遺体の集団墓地が見つかったり、とか。
ウク軍の残虐行為は、国連の方の文書にも出てくるので、一応、英文のを1つ読んだけど。長いし、内容がゲロゲロで、ウクという国に対するイメージが180度、変わった。レイプなんてのは、ウクではむしろ、当たり前に出てくる。それだけでは話は終わらない感じ。

ウク軍が、ウク国民を虐殺も惨殺もしている。これの一部は民兵組織の手によるのかもしれないが、ここ数年の欧米の傀儡政権下では、惨殺者は、裁かれることはなかった。

他にも、アムネスティにも、ウク軍のウク住民への残虐行為についての記述はあるけど、自分はこれは読んでない。国連のを読んで、もはや撃沈。

という事で、民兵だったことがどれほど悪かったのかは不明だが、ウク軍は正規軍だけでなく、色んな民兵組織、民間の兵も多く活動しているので、露ワグネルだけが私兵というわけでは、ない。キャスター連中も、いや、ディレクターも、勉強が足りないよね。

ゼレン政権の出してくる映像を、裏どりもせずすぐそのまま放送するのは、もはや有害電波。
わ~ははは、ロシアが崩壊しなくて、残念でした~!

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【プーチン演説】
プリ茶番劇を救世主?ルーさんの仲介で、当座は解決(?)してしまったが。

その前に、昨日、露プーチン大統領の演説、長いの全文を拝読した。正直言って、感動したっていうか。自分も、おなじようなこと、思っていたから。

プリ氏の軽挙妄動をいさめる話ではあったが。
その中で、露正規軍だけじゃなく、ワグネルの兵士たちに言及していて。

今回のプリ氏の反乱騒動は、ワグネルの、バフムートで戦って亡くなった戦士に対しても、裏切り行為だ、というような趣旨の事を違う言葉で言っていて。

今回のプリ氏の行動は、正体見たりで、がっかりしたけど、ただ、ワグネルは、厳しい戦場で、戦死者も出して、結果を出した団体で。
なまなかでない成果をあげられていて。その辺に対して、それが今回の事で、ワグネルの評価も下がるし、ちょっと自分も複雑な思いがあった。

プーチン氏の演説内容は、生きて戦果で褒められる兵士だけでなく、もう亡くなった兵士にも、思いを傾けるもので、感慨深かった。
何のために戦ったのか。
バフムトは、ウクの兵士の状況が悲惨すぎて、露の、ましてワグネルの戦死者に思いをはせるものは多くなかったかもしれないが。
ウク兵の死屍累々に比べれば、それよりは少なくても、激戦地で、そこにいた人にしか分からない、厳しい戦場で戦って、亡くなったワグネル兵もいた。

ワグネルは、日本ではワイドショーが散々、刑務所から出た人が兵をやってる、と宣伝した為、何となく、縁遠い物を感じていたけれど。

そして、プリ氏は、ゼレンと同じで、凄く「投稿」「発信」する人、それも西側のメディア好みなのか、西側メディアで取り上げられることが多かった。よって、自分も、ワグネル兵の様子を少しは見たし、ちょっとほっこりする動画もあった。

プリ氏はもう、やったことが事なので、✖だけど、でも、あのワグネル兵たちの中には、人生しくじって刑務所行って、でも、凄絶な戦場を生き残れば、もしも解放されれば、第二の人生がひらけるかもしれない?人たちも居るんだなとも思ったし、それにしても、プリ氏も含め、この人たちは一種のはみ出し者で、ワグネルが、彼らの生きる場所なのかも?しれないし、

プリ氏が親分やって、彼らを率いて、そこには、そこそこの秩序感もあるし、彼らの生活があって、彼らはワグネルで生きて行っていたのに、プリ氏がこんな行動して、この人たちは、この後、どうなるのか?とも思ってたので、とりあえず、丸く収まった?のは良かったのかな?

生き残った兵にはこれからの生があるけど、
プーチン氏が、地獄の戦場で亡くなったワグネル兵を、祖国のために立派に戦った戦士として扱い、今回のプリ氏の背信行為は、彼ら、この戦いで命を落としたワグネル兵たちに対しても、背信行為だ、という意味のことを言っていたのは・・・・

なんとなく、為政者としての、生者にも死者にも、温情を感じるし、事の重大さを感じ、こんな事態になって、亡くなった兵たちに対しどうなのか、彼らは何のために戦ったのか、

プリ氏の功績を理解するゆえに、今回の軽挙妄動との落差に心を痛めながら演説してるような、っていうのか、そんなことを感じた文章でした。

プーチン氏のこういう時の演説って、今回に限らないけど、長文で、全文読んだ方が良さがよくわかると、何度か思ってたりする。

【反省】
あの、面白い昔のプーチン氏はいなくなってしまい、ひたすらご立派な演説するプーさんになってしまった。

しまった!プーさんを褒めてしまったではないか。
私が、大統領就任当時からプーチン氏を嫌いだった理由:彼は柔道の愛好家であって、バレエファンではなかった!
(この方以外の、ソ連・ロシアの歴代国家元首は、バレエ好きそうな人が多いように思う。なのに、この人だけ、何で柔道?って思ってた。)

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情報、早っ!

2023-06-25 01:22:50 | Weblog
【国際、速報性】
バレエの話をするつもりだったのに、24日夜のNHK,テレ朝、TBSで、「ロシアのもめごと、歓迎♪」と言った調子の露関係の報道をやってて、その嬉しそうな取り上げ方に、やれやれ、だったのが。

もう自分は、ウク問題でNHK等大手TV局や朝日新聞その他マスメディアを信用してないんで。
時間がたてば、分ることもあるだろう、位に思ってたのに。

このごろ、大手メディアとは別に、こういう国際系のニュースについて、取り上げ発信する人々もいて。

今回の、露のプリ氏と国防相と、そして大統領の決断に絡んで、もう、速報で出してきてる人も居て。
仕事、早っ!

感心しました~。

自分も、現時点でそう思っていたけど。
発信された解説によると、クーデターもどきかと思いきや、今の時点では、そこまでのことではなかった、らしいというような話でした。
(未確認情報もあるので、以下次号、らしいが。)
TVのニュースが頼りにならない今、こういう発信は有り難い。
-----
いつもながら、露大統領の演説は、常識的なセン。
ちょっと、厳しい裁定が出るかもしれない、と現時点では思うけど。

色んな事があるな、って感じ。これでポシャッタら、プリ氏は、・・・個性的だけど、逸脱しちゃったかな、という感じ。
(でも、「ロシアでは明日何があるか分からない」というから、我々の想定外も、明日以降あれば、それはそれで。)

---
ちなみに、今回、プリ氏の話に出てきた、ショイグ国防相については、あの、この頃でなくなったと言われてる、宇のMO2と言われた元最高司令ザルジニー氏が、「撤退の判断はとても難しいんだ」というようなことを言って、その戦略上の判断で、ショイグ氏をとてもほめていた、という、ちょっと変わった話がある。

(敵なんだけど、「撤退」の難しさを語って、宇の最高司令官が露の国防相を、褒めていた。(多分、露は戦略上うまく撤退した時があったが、バフムトでは撤退を進言しても聞き入れられなかったことで、宇司令官ザルジニー氏は、露のショイグ氏が羨ましかったのでしょう。)
-----
だから、プリ氏から見たら、色々思いはありましょうが、第三者的に見たら、ショイグ氏は軍事専門家から見て、高い評価を得られるものはある人、のように思いますが。(私如きが言うもなんだが)

私の生きてきた仕事の世界でも、こういう事あったな~、なんて思ってしまった。
優秀で大きな実績を上げた中間管理職が、もっと上と衝突して、出ていったり、とか

実力ある人、結果出せる人はストレスも高いし、それに、プリ氏は、公的機関の論理からは多少ずれてたりとかって、ありがちな気がした。
戦場では例外的な戦果を挙げたことは言うまでもないし。なんとなく、人間的に、こういう展開って、分るような気がする。

プーチン氏が、いつものように、「法に基づいて」厳正に処断するか、な。?
自分は、所詮は組織の人間何で、そういう、ルールに基づいた判断て、理解できてしまう立場なのだけど。

でかい仕事する人には、個性派もいる。
ただ、今の露の状況から行って、甘い判断できるものではないのは、当たり前だと思うし。

自分も長く生きて、随分色んな仕事人を見てきてしまったんだな~と思ってしまった、プリ氏のニュースなのでした。
大局に立って、プーチン大統領が、政治的必然と思われる判断をするでしょう。

(一方の、チェチェン共和国の組織は、順当にご活躍のようで。)

情報早く、仕事早かった人に感謝。

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予定

2023-06-25 00:32:48 | バレエ
【パリ・オペラ座バレエ団来日公演】
既報ですが。先の話だけど。
2024年2月に来日予定。
演目が、ヌレエフ版「白鳥の湖」と「マノン」、というので、ふうん、って感じ。
芸術監督ジョゼ・マルティネスで、

そういえば、上野水香と、東京バレエ団の「白鳥」全幕踊ったことが、昔あったな。

この所、ロシアの「白鳥」持ってくる、マリインカもボリショイも来日がなく、「白鳥」全幕の来日公演が手薄な状況なので、こういうチョイスも、いい、の、か、も???
詳細は7月発表かな。
【東京バレエ団「眠り」全幕】
ちょうど、WEB予約が始まった所。公演日程は。東京文化会館で
2023年
11月11日(土)14:00   オーロラ姫:沖 香菜子 デジレ王子:秋元 康臣
11月12日(日)14:00   オーロラ姫:秋山 瑛  デジレ王子:宮川 新大
11月17日(金)13:30*  オーロラ姫:沖 香菜子 デジレ王子:秋元 康臣
11月18日(土)14:00   オーロラ姫:金子 仁美 デジレ王子:柄本 弾
11月19日(日)14:00   オーロラ姫:秋山 瑛  デジレ王子:宮川 新大
なんだけど、確か、これと別に、横須賀公演があった様な気が。横須賀芸術劇場も、海に近く、色々楽しい思い出のあるホール。(席によって見切れがあるけど。)

これって、プティパの版だけど、「演出」が、斎藤監督になってるので、少し新しいかな?それと、衣装と衣装コンセプトの人が違ってたり、装置も。ちょっとどんなのか、興味。
(今年は値上げ攻勢が凄いので、バレエ控えようと思ってたんだけど。その時になって見ないと節制できるか分からない。沖香奈子さんで見たいかな?って思ったけど、金曜は学校向けメイン。初日は冒険過ぎるしで。)

【東京バレエ団/目黒バレエ祭り】
今年の予定を見たら、充実の内容で、今どきのバレエ少女がひたすら、羨ましい。去年までもあったけど、パワーアっプしてるように見えた。

中に、BON踊りっていうのがあって、予約して浴衣来ていくと踊れるみたいだけど。小林十市さんと宮川さんの振付だったか、指導が入るのか?忘れたけど、ちょっとどんなのか興味。この日は行けそうにないが・・・。
------------
【おまけ。以下、時事系雑感】興味ない人はスルーを。

ウクと契約した、今後宇の資産管理をするブ〇っくロック社が、ジャーナリストの取材に引っかかって、本音をベラベラしゃべってて、
「大統領が誰なのかが問題でなく、大統領の財布を握っているのが誰なのかがカギ」とか、(当社や金融会社が握ってるってことのようです)

「戦争は本当に儲かる!だから、ウク戦争はなるべく長く続けてほしい(!!)」と爆弾発言してた。私もそれを直接見たので、ショック。

傀儡と言われる宇大統領ゼレンスは、カネの問題で首根っこ押さえられてる、こういう西側の会社のいう事を聞く立場なんだろうし、
ゼレンが提携した、宇の資産管理を任されたブ〇っくロック社が、「戦争は本当に儲かるので、なるべく長く戦争継続してほしい」というなら、
残念ながら、宇の泥沼戦争は、今後も続くという、暗い見通しに。で、日本はこの国に支援はやめるべき。ばかばかしい。

宇の政府高官が金満で汚職まみれなのは知られているけど、それだけじゃなく、あのアゾフ大隊の男が、休暇は高級外車を乗り回していた(戦争中なのにね)、とネットでチクられていた。政府高官だけじゃなく、民兵組織のアゾフまで!

こんな国に、何で支援金送るんだ?!ニッポン!
----
宇の戦争は、大統領の意向で終わらない。バックには西側の大手金融会社。
宇の次回大統領選での、ライバルのキエフ市長・クリチコが、「ゼレンが政敵を潰すために、戦争中なのに、こんな画策をしている」と、動画でゼレンの悪行を非難していた。ますます萎えた。

心配なのは、軍事的にうまく行ってないのを、起死回生でザポリ原発に放射能出す汚い爆弾を放つとか(それで、露がやったというにきまってる。日本のメディアも宇のビデオをそのまま流すであろう。)、追いつめられたゼレ政権が、とんでもない行動に出るのでは?と、懸念する人が複数あること。

---
露大統領が、相手がサインしたという、和平協定書を、グローバルサウスっていうか、非西側との国際会議で提出していて、悲しくなった。
ほんとは、宇露、トップの承認があって、停戦するはずだった。でも、「戦争はとんでもなく儲かる!」と主張する「西側」の力持ってる企業等々が、それをさせなかった。

---
日本のメディアが露国内の話をこぞって取り上げていたが、そんな事より、宇の洪水やらかしの次なる悪事が、気になる。
放射能拡散は、特に。

TBS安住が、よく知らない話をやらされて、ショイグ国防相を「ジョイグ」と言い間違え、さらに一介のキャスターの分際でプーチン大統領を呼び捨て。TBSのおごりは相変わらずだが、TVで、堂々と初歩的な間違いを流すのが恒常化してるのは、勘弁してほしい。仕事にプライドがないのか?

NHKだって、テレ朝だって、似たようなもんだけど。間違わないように仕事する、というプライドが、TVの世界から、なくなってしまった。

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マイナンバーカードを返納するなら

2023-06-22 23:22:14 | Weblog
【マイナンバーカードを返納するなら・・・】

もし、もうマイナカード持ってるけど、やめたい場合とか、

自分はマイナポータルまでやってなかったけど、それも全部手続した人が、「やっぱり、今回の騒動でマイナやめたい」と思った場合は、

ネットで、マイナポータルから口座情報を削除 マイナポータル利用者登録を削除をしないといけないので、
役所に返納に行く前にそれをやってから行った方がいいのかも。

そして役所に返納へ、個人番号カード返納届と電子証明書失効申請書を提出 返納理由の欄は、自治体によって選択式や記入式とか。記入の場合は、「情報漏れが恐い」とか、あってそうな理由を書く。

受付ブロックあるとは聞いてないけど、抵抗されたらマイナカードは「任意」であるという事で、通してもらうとか、ですかね。
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自分の税金は、高くなったと思う。

ところで、反転ってのは、負けてるから反転なんだけど。ウク負けてて見通しもないのに、そしてまだ停戦とも言ってないのに、復興で日本企業が活躍するような話をWBSでやってて、・・・。

あの戦争は、嘘つきの戦争だけど。そのうち、そのことも書くかな。知ってる人はもう知ってる。
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それにしても、なめてる政府。ウクに関係ない日本が、復興で、力強くどうのこうのするって、林外相がニュースで何か言っていた。
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そういうことやりすぎて、大事なグローバルサウスの、インドの首相とは、日本の首相は隙間風。

そして、私たちの税金が、勝手に使われていく。イラっとしてる。

岸田政権打倒希望。
そして、ウク支援の考えの政治家には、野党でも自分は投票しない。
新社会党さんとか、候補者たててくんないかな。

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さっそく

2023-06-22 00:07:49 | Weblog
【マイナ総点検?】
よく分かんないマイナ不祥事、迷走中。終わらないミス報告。マイナやめていい。なくても困らん。

【お金の問題】
☆意外だったのは、宇反転攻勢が、うまく行ってない、と日本のマスメディアにも出て、そして実際、成果が上がってない事。
そろそろタイムリミットで、兵士を犠牲にしても結果を出すと思ってた。マリャル国防次官が6月4日に反転開始と言ったから、はや半月。

前線のウク兵、エリート部隊も含め、生き残った者は捕虜や投降者もだいぶ増えてるそうで、この戦争に大義はないから、前線の兵士は生き残れるものなら生き延びた方が良い。万歳突撃って、…戦前の日本軍の特攻みたいで、嫌だった。全部、上の責任だから!

★しかしながら。日本にとって、まずい問題が。

昨日、NHKの番組「ショック・ドクトリン」第三回放送の話を雑に書いたばっかりなのに、もう、こんな話が。

あの放送内容の中で、「紛争が終わらないうちから、『復興計画』の話が出てくる」、と指摘していたが、まさに。

あくどい西側の上の連中が、ウク復興に幾らかかって、どうのこうの、と算段会議。53兆だったかな。
まだ紛争終わってないし、反転もないのに。金に汚い連中が、あざとい銭勘定!

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なんとなくこういう報道をすること自体が、「日本に『払え!』って暗示」してるような気がしてるんだけど。

で、色々気になってるのは、ウクへのNATO国の軍事支援、武器供与も兵の教育訓練も、無償ではなく、有償、なのか・・・?
では、戦争が長引けば長引くほど、ウクの「借金」がふえるの、か、な?

それも怖いものがあるし。

それで、こないだの岸田の日本からウクへの水害支援金の500万ドル(!)も、それより前の支援金も、岸田政権のは、「無償」って書いてあるのが多かったような気がする。

日本は「無償」で、他のNATO国は、もしかして「有償」なの?

もし、そうだとしたら、「なんで??」という、納得いかない気分。

(ただ、以前、日本から宇への円借款について、担当者の日本人がウクの担当者に、「円借款を返済してほしい」と言ったら、のらりくらりはぐらかして、返してくれなかった、と言っていたので。あの国に、お金を貸すと、返済も大変そうだったけど。(担当者は困って、正規ルート以外で、「円借款を返して」と言ったら、謝って返してくれたそう)政治家の腐敗が進んでる国だ。 なので、「貸付」にしてしまうと、後が大変かもだけど。)

宇の戦争で、米国や仏の企業は大儲けしてる。日本はそういうのないと思う。
他国が、お金を貸した形で、日本は「無償援助」だとすると、それ自体、ゆゆしきこと。

マイナも反対。ウク・キーウ政権への支援金も反対。

ウクの「復興」で、日本の金が、あてにされてそうで、日本人はこの理不尽に、異を唱えるべきと思う。
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ついでに、電力料金値上げについては、世界のエネルギー事情で、天然ガスだったかな、今は値下がりしてるのもあるって言ってた人が、電力料金上げなくても良くなったのが、値上げは便乗では?って言ってた。もしそうなら、由々しき事。
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ウクは、1年以上前から「西側」の言ってたこと、全然、その通りになってない!
こんなにも「結果を出せない」首脳陣って、自分の生きてきた仕事の世界なら、とっくに首とか、この責任を問われてる。

西側首脳と悪党ゼレンで、自腹でウクへの支援金出せばいい。
無能で悪辣な、西側首脳の勝手な取り決めで、我々の税金が上がり、社会保障が削られる展開には、納得できない。

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各有力軍需産業の、株価が10倍とか、この紛争前から爆上がりしてる物が、色々あった。
日本が、ウク復興の金を追う必要なんかないし、こういうの、国民の意志を問わず、岸田内閣で決められてしまうようなら、それって何?と思う。
税金の使い道を、政府で勝手に決められるのはおかしいと思うし、野党も同調しそうで、
とりあえず、このおかしな流れ阻止で、ウク問題の真相って、開示しないといけないのかなって思う。
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それと、「NATO各国に、既に多くの戦術核が配備されてる」って、自分は知らなかった!数量が、とても多い。
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復興のカネ問題は、また悪徳の栄えな気がするが。
一方、軍事は、思ったより宇の攻勢が成果乏しく。

軍事はいいんだけど、心配の一つは、宇のバイオラボ、生物兵器研究所の事。鳥を研究して、その飛んでいく先を観察し、とか、そんなのやってたというから、例えば、致死率の高いウィルスを鳥に注入して、野に放てば、露方面に飛ぶ習性の鳥ならば、自然に人口のウィルスを拡散できる、とか、そういう事かと思ったし、他にも色々研究あるみたいなので、メディアの「宇の応援」でなく、宇と米のこういった水面下でやってた研究とか、暴かれないと、先々地球環境がやばい、新型コロナだけでも散々なのに、って思った。

最近、「国連」が、グテーレスとか、いう事が変になってきていて、連中の圧力に負けたかな?と思った。
ヘルソン水害の件で、宇軍が、避難民のアパートを爆撃した件で、死者も出ているのに、そして、宇が水害を企図して一回去年練習して、今年実践し、被害が出ているのに、「国連の支援を露が入れない」とか国連側がわけわかめな話を主張してるようなこと、ニュースでやっていて、首をかしげたくなった。私が露側でも、この情勢なら、国連の「支援」なんか、入れないような気がする。だいいち、去年露側がこの陰謀を察知し、国連に訴えた英文の正式の文書の書面も見たし、それを国連側が無視したなら、由々しき事。

宇が、結果を出せなければ出せないほど、西側も国連も、おかしくなってきてる。

一方で天皇夫妻のインドネシア訪問って、落ち目の西側から、グローバルサウス側に目を向ける動きかと思ってみてるけど。
もう、西側一辺倒でなく、広い視野が望まれる。
そういえば、アメリカは、また利上げすると速報。

★時に、バイデン氏は、‥‥認知症の症状でしょうかね。サミットでも、岸田氏の事を「岸田大統領」と3回もいってた、とか・
民主党大統領候補に名乗りを上げた、ケネディ元大統領の甥、RFKジュニアが、ケネディ大統領は、ほんとはベトナム戦争する気なかったとか、爆弾発言をしていた。こっちの候補がましだけど、でも、民主党はバイデン氏が大統領候補で選ばれそうらしい。

★ノルドストリーム爆破の真相を、人に説明したら、相手が「真相」にショックを受けて、「そんなことをやるのは人類のおごりで、そんなんだと人類はそのうち滅ぶ」と言っていた。

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★関係ないけど、国会で福島瑞穂氏が、関東大震災の時に、・・・警察が朝鮮人についてデマを流してた、という、具体的にみるとちょっとショック受けちゃうような内容をアナウンスして、入管問題を正していた。

・・きっと、そういう事あったんだろうと思うけど、酷いし、ショックだった。
各国の財界の顔色をうかがう、西側首脳陣が、宇の復興支援でも何でも、自腹でお金を払うといい。
私はそんなものに税金使ってほしくない!西側報道の嘘に呆れている。「露の軍事侵攻」以前に、ゼレンが国境に10万の軍を集結させていたこと、この9年間、ドンバスでは連日、キエフ政権側からの砲撃があること、大前提が崩れた。

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100分de名著「ショック・ドクトリン」第三回と現状

2023-06-20 16:13:06 | Weblog
録画したTV放送分と、関係ないけど他人のブログの内容見て、20年前の話を聞いても「今」の現実の事を考えてしまうって思った。
【NHK Eテレ、「100分で名著」】
余談。出演の伊集院氏って、・・・結構スルドイ?ことを時折言うかな?(でも、こんなこと書くと、そのうち、日曜午前のTBS番組で忖度工作員化しても嫌なので、あまり言わない方が良いかな?)

【第三回】
ナオミ・クライン著「ショック・ドクトリン」の第三回の舞台は米国。レーガン~ジョージ・W・ブッシュ大統領時代の事案など。
https://www.nhk.jp/p/meicho/ts/XZGWLG117Y/blog/bl/pEwB9LAbAN/bp/p3zjVmO7p3/

時間ないので雑にメモ。言葉文字おこし程、正確ではないので、少し違ってたらごめん。正確には、上記の番組HPまで。

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言葉だけ何となく知ってる、「新自由主義」「ショック・ドクトリン」といった考え方、見方が、実際に世界の具体的な事例に則し、どのように連関してるのかが分りやすい番組、かも。自分的には「新自由主義」が、ここまで浸透し、様々なレベルで社会に影響を与えているって、分ってなかった。

フリードマンが提唱した「新自由主義」(規制緩和、民営化、社会保障の削減等を推奨、この実践者がシカゴ学派とか言われ、英サッチャー首相らは、フリードマンの弟子だとか。)、
カナダ人ジャーナリスト、クラインの著書「ショック・ドクトリン」の各国の事象への分析などの話が、毎回国替わりで出てくるが。今回のは米。
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【「テロとの戦い」商法】
番組で言ってたわけじゃないけど、米9.11で、米大統領が「テロとの戦い」と言ってたのは、当時、私的には「変だ」と思ってたけど。
これは、れっきとした商売の方法、なんだなあ、と分かった。心理学も良く研究されてます…。トホホ。「テロとの戦い」商法。

で、米9.11同時多発テロで、アメリカは、セキュリティー強化、情報統制で、至る所に監視カメラが置かれる国になったらしい。
テロのショックで、国民のデータを集めるのは利益に適うと思われ、自分らも監視されっることに意識が行きにくく、
知らない間に情報が全部取られるのが正当化された、とか。それと、このころ以降の流れで、グーグルなどのビッグテックが、個人の監視の役割も担うようになったのかな。軍事予算だけでなく、セキュリティーにも莫大な予算が割けるようになったみたい。

(もっと細かい話もあるが、9.11話は割愛)

で、その9.11で、ブッシュ大統領の「テロとの戦い」で、「戦争の定義が変わった」と番組で言っていた。
国と国の戦争には終わりがあるが、テロとの戦いならば、終わりがない。「あの国にテロリストがいる」で、国家予算を出せる。

言い換えると軍事予算が無制限に出せる!軍需産業、セキュリティ産業、予算だせる。
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それと、フリードマンの新自由主義は、民営化を推進するので、軍人も派遣社員にすればいい、とか。今まで国家として公務員とかでやってたのも、何でもかんでも、どんどん民営化していく話が、9.11の前からあって。それを推し進めると「国民国家とは何か」という問題に行き着いてしまう、という興味深い示唆も。
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新自由主義を推進した有力政治家で、ラムズフェルド国防長官、ジョージ・W・ブッシュ(テキサス州知事から大統領へ)チェイニー副大統領
三人がそれぞれ、民間の有力企業の人だったりして、政府と企業の間に、あたかも回転ドアがあるように、政府と有力民間企業の間を行き来できて、それで、政府の要人が、自分の関係ある会社に都合のいい法案を通したり、利権な話が出てきた。

(この3人が関わった企業は、世界120の国にあり、300の国に子会社があるんだかの巨大エネルギー産業、薬品会社、セキュリティー会社
3人が集まると、この国の医療、国防、エネルギーの事を握ってる人が結集してるので都合が良かったような話も。
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【イラク戦争】
で、彼らが活躍したアメリカで、ブッシュ大統領は、「テロとの戦い」と、世界に営業して、イラク戦争に突入した。
以下、番組から。(クライン「ショック・ドクトリン」の引用あり)
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「サダム・フセインは民主主義の敵だ」と主張、アメリカ軍はこの時の作戦を、衝撃と恐怖と呼んでいた。
これは、「敵の国民の抵抗の意志に直接狙いを定めて」巧妙に練られた心理作戦だと彼らは主張する。
「つまり、混乱と退行を引き起こすための感覚遮断と過負荷だ。(略)敵の状況把握能力や認知力を麻痺させ、(略)「敵をかん全に無能な状態にする」

そして、アメリカ軍はバクダッド入り。
イラク国内では略奪行為が行われていた。アメリカ軍は、略奪を意図的に放置し、博物館やモスクから重要文化財が持ち去られる様子を無視した、このアメリカの措置について、
クラインは、”文化、や伝統、歴史、宗教など、イラクの人々の民族的アイデンティティーを、白紙状態にしようとした”と分析する。

そのうえで、ブッシュ大統領は、イラクに、国防総省傘下の、連合国暫定当局(CPA)を設立。新たなルールでの統治を進めていった。

【連合国暫定当局(CPA)あらたなルールでの統治】

代表に任命されたポール・グレマー(米911の時に出てきたセキュリティー会社の人だったかも)は、フリードマンの新自由主義の理論に沿って、徹底的な経済改革を行う。
国営企業200社を、即座に民営化、貿易を自由する。

外資に搾取されつくしたイラクは、混迷状態に陥り、反対勢力との間で、泥沼の戦闘状態に入った。

クラインは、CPAがイラク国内の復興や治安維持に力を入れず、経済面の政策だけに偏っていたことを指摘。
「イラク復興の壊滅的失敗は、最も破壊的なしっぺ返し-すなわち、イスラム原理主義の台頭と、宗派対立の激化を招く、直接的な原因の一つとなった。

占領当局が治安維持などのもっとも基本的な業務すら遂行できないことが明らかになると、その空白を埋めたのは、モスクや各地の民兵組織だった。」

【戦争と再建のビジネス】

イラクで試された「戦争と再建の民営化モデル」は、その後ビジネスへと変化していく。

アメリカ主導による、攻撃を受ける可能性のある国の想定。

アメリカ政府は。その国の復興計画を、民間事業者に発注する、と発表。まだ破壊されてもいない国の復興計画を企業に作らせ、しかも、政府が公的資金で契約するという、新たなモデル経済が誕生した。
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攻撃と恐怖の作戦で、白紙の状態にして、戦場で、ビジネスにする、復興もビジネスにする

例えば占領の所では、今迄だったらIMFとか世銀とか、或いは幾つかの国とかが必ず入って交渉にあたる、交渉のステージが必ずある。
それが、今迄はあった、そういう交渉とかを、全部すっ飛ばし、全部民間にビジネスとして発注するので、だから、非常にスピーディー。
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さらに、爆撃、占領、復興って、では、誰が決めたのか?
→アメリカの財務省。

アメリカのアメリカによるアメリカの為のビジネス。
という事で、非常にスピーディーにやってしまう。

破壊して復興する、というのが、先物商品のようになってしまって、
復興計画は、先に作っておいてね、で、国の予算で発注する。後は破壊を待つだけ。


伊集院「経済的には復興しました。で、安易な考えだけど、経済の復興すると、豊かになるんだから、それで色んな所も全部復興するだろうと、雑に僕は勘定してたけれども、そこに強烈な貧富の差がもたらされていく、となると、「家族を失っていき場がない子供が、とか、地域として貧困だった所が、とか、もう、元に戻らない・・・」

→そういうことが。先物商品みたい。復興のウエイトは低い。

なぜこの時、新植民地主義という言葉が生まれたかと言いうと、現地の人は参加してないから。だから、イラクの政府だったりイラクの公務員だったり、国内企業の社長さんだったり、国内企業の被災者だったり、そういう人たちの声は一切蚊帳の外。

では、誰が入ってきたかというと、アメリカのファーストフードのの会社のチェーン店が入ってきたり、イギリスの石油会社が投資してきたり。

イラクという白紙になった所が、まるで、いわば「新興株」のように、外国から皆入ってきて、イラクが草刈り場になった。

【納税者】
もう一つは、納税者。
アメリカの納税者。莫大なイラク復興予算が、国家予算で承認されて、そっちに流れた。だから社会保障は減らされる。よってアメリカの国内は、ますます貧困大国化する。

この時間違っちゃいけないのは、「アメリカが加害者でイラクが被害者」ではない!ということ。

アメリカ国内でも、市民が被害者になっている。
以上、番組からでした。
-----
【終わりに】
時間が無くなってきてしまった。国民国家とは何か、ってドキッとした。

この、新自由主義者たちの戦争と再建の実験、新たなるビジネスモデルの構築は、実は、昨日見た、とある人のサイトの、全く別の話にぴたりと符合するんで。


あ、そうだ、ウク情報、結局、今迄の反転攻勢は上手くいかなかったので、場所をヘルソンの方かな、こないだ水害のあった方面に移して、そちらの攻撃の見通しがあるみたいです。これも、欧米の指導で、場所を変えたみたいで、もう何もかも、欧米の指図や支援なしにはできない宇。

以前のNHKでは、ウクのネイションビルディング、国民国家の創設のような話をしていたんだが。
とんでもないですね。30年ほど前、国民投票で主権国家として独立したはずが、結局、ネイションビルディングなんて、夢のまた夢。

そう、上記の戦争と再建のビジネスモデルは、ウク大統領が、米ブラックロック社と契約した(大統領HPに出てる)話で、ありありと感じられるんで。頭が痛くなってきます。
ウクは、外資に買い叩かれる国だということで。
さっさと戦争やめればよかったのに。

なお、30年ほど前の国民投票でウクが国として独立した際、元々、歴史的には、帝政ロシア時代はウクでなくロシア領だったクリミアについては、ウクに混ざらないで、ウクがロシア連邦を離脱するなら、分離してロシア連邦の一員になる、という方向で地元クリミアの政治家が動いてたのが、例の、エリツィンの登場の時のゴタゴタ、あれやこれやで、頓挫した経緯がある模様。

無知で、現地に思いの無い日本人が、歴史も何も学ばず、或いはTV工作員に騙され、自分の妄想や空想で、戦隊もののショーのような好戦的な内容を事実と勘違いしてる間に、ウクは破産寸前だとか。

(あらゆる経済指標で、破産寸前だそう。それとやっぱり気になってるのは、戦争代、って、付けなのか?欧米への)

、まさに、上記の破滅待ち。そして、まだ戦争終わってないうちから、民間企業が復興計画を立ててるのも、上記の戦争と再建のビジネスモデル、そのもの。)

なお、ウクの経済がとても悪かったのは、今回の戦争でそうなったというより、元々、現大統領時代も、前大統領時代も、ウクのGDPとか、経済状態は、かなり悪かった。)
ウク信には、現実を見ろと言いたい。

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