懐かしのバレエ

バレエ、パフォーミングアーツ等の感想、及び、日々雑感。バレエは、少し以前の回顧も。他、政治、社会、競馬、少女マンガ。

未解決事件File.10 下山事件

2024-03-31 03:23:31 | Weblog
NHKの「未解決事件」シリーズのFile.10で「 下山事件」の事を取り上げていて。

帰宅して第二部の途中から見たけど、最初は見る気なかったのが、惹きつけられて最後まで見た位なので、
番組としては、文句なしに面白い!
けだし、迷宮入りの事件の真実は、背筋が寒くなるようなものだった。
第一部は事実をもとにしたドラマ、第二部はドキュメンタリー形式のもので、調査報道みたいなの。

これ作った人たち、凄い。アメリカへ現地取材の追いかけ方、執念で証拠を集めていて。

(内容は、昔の国鉄総裁の下山氏が、線路で列車に轢かれバラバラの遺体になったものを捜査、追及していく検察や新聞記者らの奮戦を描くもの。ただ、それも最後に圧力かかって迷宮入りに。その背後に、敗戦した日本への、アメリカの占領統治政策があって。戦勝国の中での覇権争い、米ソの熾烈な争いがあり、アメリカGHQの下部組織の諜報機関が、国鉄に10万人解雇させようとし、それに抵抗した下山総裁が殺された、のと、この殺害をソ連のせいにして、罪を擦り付ける工作もして、一度は、「共産主義者が下村総裁を殺した」と捜査関係者に誤認させることに成功した、・・・はずが、途中から、本当はアメリカの諜報機関の謀略、とバレそうになり、トップダウンで捜査終了になって、事件は迷宮入り。)

凄い内容で、力作でした。
下山総裁は、殺されてから線路に運ばれて轢かれてると、遺体を調べると分るそうで。残忍な殺され方をして、遺族は遺体と対面する時、それはそれはつらい思いをしたんだろうなと思ったし・・・。アメリカの諜報は、朝鮮戦争の準備中だったとはいえ、冷酷非情でひたすらこわい。

要するに、アメリカの諜報は、自分たちのいう事を聞いてくれる人が良くて、思い通りにしてくれない人は、時に謀略で暗殺し、米ソ冷戦だから、それをライバルのソ連のせいとか、共産主義者のせいにして、まんまと一石二鳥、しようとしたとかが、あぶりだされてくる。

私の説明はへたくそで申し訳ないんだけど、、作品はみるととても面白い。最近のNHKは、くだらない番組は本当に下らないんだけど。
同じNHKでも、こういう番組を作れる人達も、いるんですねぇ~。

NHKプラスの見逃し配信で、1週間は見られる模様。

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未来と過去/ガザ飢饉危機、UNRWA(アンルワ)事務局長来日

2024-03-30 01:38:58 | Weblog
【5回転】
フィギュアスケートの男子シングル、イリヤ・マリニン選手は、世界選手権でFSは世界最高得点達成したばかりなのに、メディアでは「次は5回転?」なんて言ってる。体壊れなきゃ、やってもいいんだけど、今の技術だけでも、「人間にできるワザに見えない」レベルなんで、体壊さずに今の4回転神レベルキープでも、ぜんぜんいいんだけど。は~、5回転って・・・。そんな未来は自分には予想不能。

【ガザ飢饉危機、UNRWA(アンルワ)事務局長来日】
極右の居るイスラエル政権と軍が非人道的な路線を突っ走って、ガザは飢饉になるとかTVニュースで言ってる。ここに書くのも、ネットで、ガザ飢饉とか、UNRWA(国連パレスチナ難民救済事業機関)ってワードで、発信が増えれば少しは圧力になって、アメリカとか親イスラエル国が、危機回避のためにユダヤ資本に媚び過ぎず、譲歩してくれないかな~~という、その思い一点であって。

上川陽子ってこないだ「イスラエル支持」って言ってたから大嫌い。しかし、この人も二枚舌だなあ。ま、こんな冷酷非情女はどうでもいいが、UNRWAでもどこでも、ガザの危機回避で動いてる所には、「ガザの非人道的な状況を、なんとかしてくださ~い」という思いしかない。

あんな酷い人権蹂躙、戦争犯罪を黙認して、というより、アメリカはガザへ地上侵攻したイスラエルを武器支援してるっていうから。
バイデン氏の選挙向けポーズでもこの際構わんので、世界各国首脳がイスラエルの戦争犯罪を非難し、ガザへ水・食料その他届くように急ぎ行動してほしい。

ガザを見て、帝国主義列強、西側って、酷いこといっぱいしてきたんだなって、再認識した。(イスラエルを非難すると、だいたい「それは、歴史的にはイギリスが悪い」って言われるんだよね。そして、イスラエルはアメリカに、「アメリカだって同じような事やってきたじゃないか」って言ってたし。(米国人が先住民のアメリカインディアンを虐殺とかした歴史がある)フランスもアフリカを搾取して今日までの繫栄があったりとか。

【過去】
FTXの創業者に判決が出てた。
>米ニューヨークの連邦地裁は28日、2023年に経営破綻した暗号資産(仮想通貨)の大手交換業者FTXの共同創業者、サム・バンクマン=フリード被告(32)に対し、顧客や投資家をだました詐欺の罪で禁錮25年の判決を言い渡した。また、110億ドル(約1兆6600億円)の資産没収も命じた。

一昨年位だっけ、一瞬、脚光を浴びて、あっけなく沈んだ。余談すると、この方は確か、当時、母親がバイデン氏の支援者って聞いたんだけど。
それと、ウクライナが、米国の支援金についてFTXを使ってた。(ローリスクローリターンのを使うんじゃないのね?)
ついでに言えば、そのウクライナがFTX使ってたお金に関して、だったと思うけど、元のお金は、米国の発表したウクライナ支援金の金額と、ウクライナ側が受け取ったと言ってる金額が合わないんだって、調べたジャーナリストの人が言ってたことがある。差額は何?あまり話題にならないが。

ウクライナは、スターリンクもFTXも、何かと新しいものを使うなあ、ってのは、傾向としてちょっと思ってた。

話を仮想通貨に戻すと、自分なんかは、やっぱり暗号資産って…、って思うのだけど。FTXも、雨後の筍のように現れ、結局訴えられて終わったし。
でも、最近でも20代の男性が、暗号資産の話をしていた。度胸というか、バクチ的というか、自分はそういう感想しか持ちえないのだけど。

※ジミン党は、この機に乗じて岸田首相が排除したい重鎮議員を追い詰めてるのかな?
二階氏とか安倍派とか、斜陽な自民重鎮議員よりも、それで次に誰が出てくるかが大問題。
例えば上川陽子が首相になる位なら、私は辻本清美でも野田聖子でも、も~何でもえ~わい、という気分になってくる。別に女じゃなくてもいいんだけど。

上川? 操りたい力のある方々が、操りやすそうな人物。岸田文雄首相よりも、もっとやってはいけないことをやりそうな悪寒。
見りゃ~分かるでしょ~、と昔の人の迷セリフ・・・。

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別のルート

2024-03-29 03:40:56 | Weblog
モスクワのコンサートホール、クロッカス・シティ・ホールの襲撃テロ。
既に140名以上が死亡で、劇場が襲撃されるのも、劇場好きの私らからすると、心穏やかでない。

痛ましい事件で亡くなった方、ご遺族にお悔やみを申し上げたい。

そんな中、劇場にやとわれた15歳のバイト少年が、テロ発生の危機の中、機転を利かせ、犯人の侵入口の正面玄関とは別の出入り口から、100名位、観客の方々を逃がしたそうで。15歳でこのとっさの判断、実行力。まだ少年と思っても、中身は大人顔負け。
一方で、実行犯は、行きかえりの車が同じだったり、専門家から見ると、割とずさんな計画に見えるようで、それで、テロのプロじゃない、やとわれの人々と分かる様子。

(自分から見ると、この所、日本で、都会の宝飾店などで、強盗して捕まってる、闇バイトのネット広告で雇われて、雇い主を詳しくしらない強盗の人たちに、やや似てる様な気が)
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この襲撃事件の第一報が出たころ、ネットの投稿でいくつか見たのが

まず、「アメリカがロシアに、近々にモスクワでテロがある」と注意喚起」のニュースに
→なんで?何でアメリカは事前にテロがあるって、分ったの?

→アメリカは、なんでロシアにこんなこと言うの?。
---そうなんだよね。
アメリカって、今までさんざんロシアに敵対関係してきたのに、急に親切にするの変。

⇒と、考えると、これは、本当は、やったのが(指示役が)黒幕が、アメリカだから!って思っちゃう。

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そして、「カルトならテロの後、自爆するが、自決用の爆弾もなく、逃げている」というスルドイご指摘が。

確かに、(あまりいい話じゃないけど)、例えばアメリカの9.11のテロで、犯人は飛行機ごとビルに突っ込んで死んでるし。

もっと昔でも、例えば日本赤軍のテルアビブの空港での自動小銃乱射事件の時、テロ決行の3名は、テロした後、自爆死する予定で、実際にも2名死亡(1名は自決前にイスラエル側に捕まって拷問されてた。)

対して、今回のテロ実行犯は、テロ後自殺する予定はなく、逃走する、生き延びようとする人たちだったので、
つまり、金で雇われたと推察される。(だから、アメリカが言ってるISISとか、ダーイッシュでなく、鬼畜英米とウクライナのしわざ、というのが、一番自然でしっくりくる。)

さらに、ラマダンの最中にテロ決行って、ほんとのイスラム教徒なら、やらないんだそうで。
綻びが、ポロポロと・・・。

犯人はウクライナへ向かって逃げ、ウクライナってロシアと国境接してるのが、ウクライナ側は犯人の逃走に合わせて、窓口を開いてたって。バレバレ。

日本の政治とカネか、鬼畜英米ウクライナの、ごまかしか、っていう位、ずさんで分かりやすい展開に。

当初、ネット民が指摘してたことが、犯人が捕まってしまって、供述が出て、裏付けられている。

結局、ウクライナ側はちゃんと国境の窓口を開いて待っていてあげたのに、犯人が逃げ切れなかった、という事か、ロシア側で犯人を拘束した人々、アフマトのカディロフ氏含む人々が優秀だったという事か、ウクライナ国境近くまで行ったのに、その手前で犯人は拘束されてしまった。

(いつもながら、何でこんなに分かりやすいんだろう??)
正直、片腹痛いというか、我々を舐めてるというか。

ちょっと前に、ここで、フランスが関与?って書いたけど、

やはりメインはアングロサクソン系、米英の指示役みたいなことが今言われてて、内心ほっとした。(フランスも最近、異様に好戦的だけど、以前はフランスって米英に比べ、そこまで好戦的な国、というイメージがなかったので)

ただ、実行犯の背後に居るのは、今言われてるのは米英ウクライナだけど(ウクライナだけは表面化していて、実行犯がウクライナへ逃げようとしてたことと、ウクライナ側も彼らが逃げてくる所で、国境の窓口を開いてたそうだから。)

同時期に仏独も動きがあったように出てたので、残念ながら、彼らも無関係ではないんでしょうね。(NATOグル?)

米英は、随分色んなことやってきてるので、自分的には今さら彼らの悪事の話が増えてもどうこう思わんし、そういう連中だってもう分ってるから、英米が背景に居ても悲しくないけど、フランスが背景に居たら、少し悲しいかな。でも、マクロン氏がウクライナ派兵とかいってたから、フランスも悪の枢軸参加決定、ってことで、そういうの悲しく思わないようにしないと。頭切り替えないとね。

ドイツも、こないだの空軍幹部の謀議、流出音声には、度肝抜かれたし。

(ドイツ首相も国防相も知らない所で、軍人たちがウクライナへタウルスを供与しクリミア大橋やロシア本土をドイツ製のタウルスで攻撃し、成功するためにはどうしたらいいかの相談をしていた。

しかも、ドイツ軍人が関わってるのを、ウクライナ軍がやってると見せかけるためにはどうするかについても、相談していて。(もうバレバレなんだから、そんなごまかさなくても、って思うけど、やっぱロシアにドイツが攻撃されたくないので、そう思うのか、なんか知らんけど、卑劣にもほどがある)

“アメリカ訛りのウクライナ軍服を着た人が居るので、真似ればいいんじゃないか”、というような謀り事も巡らしていたので、

それで、逆に、アメリカ訛りの人、つまりすでに、ウクライナ軍服を着た、ウクライナ兵の振りをしてるアメリカ兵が居るのね、と分かる。

二重三重に西側の嘘つきぶりが露呈した、流出音声だった。ドイツ首相側は、この音声を本物とした、と報じられてる。

こんな、NATOを、にわかには信じられない。ちなみに、日本はNATOには入ってないんで。)

・・・
モスクワの劇場テロの実行犯が捕まって、供述も出てきて、最初のネット民の指摘が当たってて。

実行犯はタジク人で家族もいて、約82万円の報酬を約束された、その半分を前金として、カードで支払われた、と供述。金目当ての犯行だった。主義主張の為とかカルトとかでなく。(手にした金額は、たったの40万かと思うと・・。貧しく、家族もいて金の為にそそのかされて犯行に及んだと思われる実行犯も、少し気の毒な気もして、こんなことをやらせた連中こそ、断罪されるべきと思った。)

指示役と推察されるもののうち、証拠が挙がってるのはウクライナ側だけど。(国境の窓口を開いて、逃走する犯人を待ってたわけだから。

あ、でも、米英も、ロシア領内の自国民に、この日あたりに、モスクワでテロがあるので、そちらへ行かないように、と言った注意喚起メールを送ってたそうなので、それって証拠よね、と思った。(日本は米国から連絡が行ったらしく、日本人にも同様のメールが来たそうで。)

それにしても、最初のアメリカ側の言ってたこと、「何日ごろにモスクワでテロが計画されてるので気をつけろ」という趣旨の事をロシア側に伝えたと西側メディアに報じてた(確か、ロシア側は、そんな連絡きてないといってたかも)のが、

最初から苦笑もんだったけど。
ロシアを潰すとか、殲滅するとか、最初の頃でも弱体化させるとか、ロシアが消滅するとか、さんざん言ってきた米国側が、ロシアの心配してる振りをしてるみたいな話で、…呆れるというか。

以前、アンゲラ・メルケル元首相が、「私たちはロシアを騙していたのだ!」と衝撃発言して、仰天した。

欧米側は、ロシアを騙していたのかもしれないが、それだけではなく、本当は、私たちをも、騙していたのだ。

分っちゃうと、あ~不愉快。

ただ、今回のテロの謀略については、先に辞任した、嵐を呼ぶ女・米元国務次官、ヌーランドらが仕掛けたものが実行されたんじゃないか、とか言ってる人も居て、

ヌーランドが首になったからって、安心はできない、という事を示してそうで、今後の事が懸念される。

ロシア側は、報復攻撃はするだろうし、もうしたのかもだけど、
西側の私らが懸念している第三次世界大戦への道ということでは、まだロシア側は自制があるみたい。(プーチン大統領の直近のコメント見た限りでは)

今回の凶悪な事件に、米英とウクライナが関わって、そして、独仏がそれぞれどんどん好戦的な事を言ってたりやりそうな状況なので、ロシアばかり自制しても、テロとかの犠牲が増えるか?とは思うので、自制がいいのかどうかは、自分にはもう分らないが。

今回のテロについては、ヌーランドは、予言のようなことを言ってたのは、覚えてる人も多いと思う。
他にも、ウクライナの人だったかな、何かそれっぽいこと、言ってた高官がいたような。

こんな状況なのに、ISISがやったとか、って、そらぞらしい。
ほんとの所、「モスクワでテロが計画されている」と言い、テロ決行後は、「ISISがやった」って言ってる人たちが、やった、ということかと。

見え透いた嘘が、見ていて恥ずかしい。

米英ウクライナのテロ攻勢も、やめてほしいけど、ドイツのタウルスでロシア攻撃も、フランス軍をウクライナ派兵も、やめて、停戦して和平してほしい。

ウクライナは、2014年に、民主主義の選挙で選ばれた大統領を謀略のクーデターで引きずり落とした後は、選挙で選ばれたのでなく、米国側がいいと思った人を大統領にしたって事なんでしょうから。そして暫定大統領の後に大統領になったポロシェンコの時代だったと思うけど、ウクライナ東部の社会保障を切った。

社会保障を切った、というのは、もう、国としての義務とか責任を果たしてなかったように見える。そして東部をキエフ政権が砲撃した。ウクライナは8年間、内戦だった。
そういう背景を知ることもなく「一方的」な空想のような事を現実と勘違いしてる、西側の一部の人とか嘘つきTV新聞とか、事実を捻じ曲げるのに一役買った。

ただ、国としての義務・責任を果たしてない側が、ことさらに権利ばかり主張するのは、正しいとは思わない。奪還って、ほんとは、自分らウクライナ語圏が1等国民で、ロシア語圏が2等国民、そういう構造を実現するため以外に、何かあるの?って、自分なんかは思っちゃう。

他国に、いつまでも「援助してくれ~」と言い(その金は他国民の血税だなんて認識してないというか、気にも留めてないウクライナ)、最後の一人まで戦うとか、非現実的な妄想を語り続けるウクライナ。(ウクライナ国民は、最後の一人迄死んでいいとは思ってない。だから、逃げようとする男性が後を絶たない。)

そういうのいい加減にやめて、現実的な落し所を探ってほしいんだけど。

でも、この戦争で儲かった企業様が、「ウクライナには継戦してほしい」って言ってたから、簡単ではなさそうですが。

何とかして、世界戦争への道をやめさせたいし、鬼畜たちのロシアへのテロもやめさせたい。

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バレエの饗宴2024、東京シティ・バレエ団「ルール・ブルー」

2024-03-29 01:19:28 | バレエ
ごちそうが色々あって、観る時間が足りない(?)

・今年の「バレエの饗宴」公演は、TV放送で見た限りでは、最初の演目、東京シティ・バレエ団「ルール・ブルー」が秀逸で、これだけ見ただけでも、お腹いっぱいに。この作品を振付家と皆で創造するために、莫大なエネルギーを使ってる意欲作に見えました。商業主義に乗っかる作品ではないので、芸術家集団、東京シティ・バレエ団ならではの作品。

「ルール・ブルー」とは、黄昏時、のような意味だとかで、舞台から日常へと戻る、ダンサーの、非日常と日常の境界のような時間、という意味で使ってるらしい。

(最初、作品の内容を分らずに、家事しながらざっと見る中でも引きつけられて、で、その後、振付のイリ・ブベニチェクのインタビュー見たら、フランスでルーブル美術館によく通って、作品作りに必要なインスピレーションを得ていたらしいんだけど。その絵をみていて、「もし、この絵の中の人々が抜け出てきたら」と考えて、それが作品のアイデアに。)

言われてみれば、確かにそんな感じの作品で。それにしても、ダンス・クラシックの技法とコンテの技法を融合させただけでなく、時に演劇系の身振り(演劇実験室・天井桟敷を思い出させたようなのもあった)も入って、ダンサーたちそれぞれに合った振付になってたようなのと、振付と照明、装置、音楽、衣装がとてもあってて唸らされたり。
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・以前の「バレエの饗宴」で、「牧神の午後」が印象的だった、小尻健太振付「幻灯」(改訂版)も、相変わらずいい味だしてました。小尻氏は、ダンサーとしても、純クラと違う動きの美しさがあって、見入ってしまいます。

そうはいっても、古典もやってくれて良かったけど。
ロシア勢はなかなか来てくれるのが難しいのかしら??と思ってたので、僅かでも来てくれると、ちょっと嬉しい。

(そうはいっても、日本の洗脳みたいな雰囲気も2年を超えてて、こんな状況では不心得者が出やしないかという不安もあるので。ロシアバレエはネット画像や、過去のビデオDVDで見て、やせ我慢。)

新国立劇場の「ドン・キ」は、頑張ってたけど。バジル役速水さんは、エネルギッシュに技巧を見せたけど、ごく私的には、以前やってた牧バレエの「ドン・キ」の統合性も好き。グランド・バレエは一朝一夕で成り立つものでない、ということかな。牧バレエは、あれをず~っと上演してきて、守られてる歴史と伝統みたいのがあるのかも(?)

クラシックバレエは、経済効率性からは遠いものだから。今や、グランド・バレエを上演するだけでも有り難い感じもする。
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過去の映像や、今のボリショイ公演の映像など、時々見ている中、

1980年代の、モスクワ音楽劇場の日本公演『ドン・キ」全幕(TV放送分の録画のを、人から貰った映像)が、今見ても全体的に面白く、きれいなバレリーナが出てきて・・・この頃のバレエ公演は、本当に素晴らしかった、と思い出していた。技術に優れたボリショイの『ドン・キ」も盛り上がるし、いい感じなんだけど、ダンチェンコのこの頃の『ドン・キ」って、ボリショイとは異種のワクワク感があって、ちょっと感心してしまった。
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本日も、やくたいもなく散漫感想。
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おまけ。
バレエと関係ないけど、自分の生活上、4月から法令が変わって、3月までにやらなきゃいけないことがあったのを知らずに来て往生した。
この頃、ニュースとかで、法令の改正などの、自分の生活に直結する情報をやってくれなくなって、大谷サンとか、そういうのが多く、困った傾向だと思ってる。

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氷上に寝る男/テロから戦争への道を回避したい

2024-03-25 04:10:48 | Weblog
フィギュアスケート世界選手権、男子フリーの、イリヤ・マリニン
形容をすぐ思いつけない程、物凄い”4回転の神”ぶりを披露して、・・・・
果てしなく凄かった。

世界最高得点更新。難しすぎるプログラム、ジャンプはこの上ない成功と言っていいと思う。
素晴らしすぎて、感無量の演技。でも、全てを出し切って見事な演技で終えた後、感極まって頭を抱え、そのまま,氷上に倒れこんだ。
ありえない名演の後、急に19歳の年齢相応の何やらお茶目というのか、かわいらしい姿を見せていて、こういう、あまり見たことないフィニッシュのリアクションも、偉大なスター選手をさらに魅力的に見せていた。

のは、良かったんだけど。
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何か、そういう素晴らしい試合の余韻に浸ってられないような、戦争への道をひた走る西側の怖さがあって。

ロシアのコンサート会場でテロがあり、痛ましい形で死傷者が多数出たというニュース、犠牲者がお気の毒でならないが。
日曜の朝の問題番組、欺瞞のサンモニから始まって、日本の嘘つきTVの、この件への報道が、ひたすら偏向路線ぶっちぎりで、気持ち悪さ満開。
朝日新聞も大きく取り上げていて、ロシアざまあ見ろとでもいいたいのか?!何が起こったのか全く分かってない、戦争への道を煽るメディア群。

今はロシアが傷ついても、明日は、逆のことがある。そして、日本だって、こんなことばっかりやってたら、第三次世界大戦になった時、泣きをみる立場になるかもしれないのに!

ISが犯行声明、だっけ。悲しい事に、その背後にフランスがいるのでは?という疑惑が浮上だとかで。
(言われてみれば、かつてフランスでコンサート会場でテロがあったことがあるので、今回と似てるので、そういわれてみれば、・・・)

プーチン大統領は23日、動画メッセージで「テロ攻撃の背後にいるすべての人が罰せられる」と非難。実行犯の逃亡にウクライナが関与していた、そうで。

フランスのマクロン大統領が、この所、急に好戦的な事を言い出したのは、まだ利権持ってた、旧宗主国としてアフリカがフランスの影響下から離脱しようとしてるのをとどめたいという、帝国主義時代の名残の、フランスのエゴというか、利権が絡んでるような主張を読んだ。

もし今回のテロで、ロシアが報復して、第三次世界大戦へ繋がったら、今回のテロは、第三次世界大戦への引き金になった、という形になると思う。実行犯だけでなく、背後にいる者は、罪が深い。

というか、第三次世界大戦への道を画策する戦争屋・国際金融資本等の仕向ける、戦争への道を、何とか回避して第三次世界大戦になるのを、やめてほしい。

マスコミの偏向報道の一例↓ 知らない方の投稿より。
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ロシア在住です2
@jupiter_russia2
·
3月15日
日テレが公共の電波を使い何の落ち度もないロシア在住の邦人に圧力をかけている。西側は2004年のオレンジ政変から大使館やメディアを使ってウ国民を「良い国民」と「悪い国民」に分断してきた。その手法と同じ。全文はこちら↓
note
https://note.com/jupiter_russia/n/n6035f10257ab
良い国民と悪い国民
ちょっと日テレの動画を見て下さい。
ロシア在住の邦人がロシア政府のプロパガンダをしているとハッキリ言っています。

https://youtu.be/2_ZHaH5DmdY?si=-MFzv41UrqaVOYvZ
(25分頃)

これ大変なことですよ。何の落ち度もない一般の邦人が公共の電波で圧力をかけられているのですから。

ロシアに残った邦人は少ないですし、発信者となるとさらに限定されます。

全体的に欺瞞に満ち満ちているけど、特に腹が立ったのは読売の飯塚という人の発言です。

「ウクライナを支援するなら能登半島にお金を使え」というのは納税者である日本人の普通の感覚なのに、この人はこれを「ストーリー」と呼び、この「ストーリーが2月にすごい出回った」と、まるでロシア発のプロパガンダであるかのように主張しているのです。

明らかに、「これを言ったらお前はロシアのプロパガンダを流布する悪いヤツ」という圧力をかけてるじゃないですか。縁もゆかりもない人に「説教」されるのは本当バカバカしい。皆んなはこれでいいの?

この動きは2004年のオレンジ政変(2014年のマイダンではなく)の時のウクライナと同じなんですよ。西側エリートは大使館やメディアを使ってウクライナ国民を親米オレンジの「良い国民」と反米反オレンジの「悪い国民」に分断したのです。その結果はご覧の通りです。

さて、この動画は先週の金曜日のものですが、私はこの前後から工作アカウントに活発に付き纏われました…。あまりにひどいのでXで書かざるを得ないほどでした。つぶされたみたいです。

全体的に年明けからXで工作アカが増えてきましたよね? 残念ですが、Xは完全に汚染されています。なので、メインはテレグラムとnote にしようと思っています。

ひっそりサブアカ
https://x.com/jupiter_russia2?s=21


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昨日と今日・・・

2024-03-23 03:25:37 | Weblog
フィギュアスケート世界選手権開催中、ですが。

他の事が吹っ飛ぶほどビックリしたのは、男子シングルSPの、アダムシャオイムファ選手・・・。特に好きな選手ではないんだけど、しかし、
予定のジャンプすべてにミスが出て。今季、GPシリーズの頃は、一瞬、点数や順位だけで見ると、この調子ならこのまま世界一になってしまうかも?と、人によっては思ったかも?‥だった時期もあったのに。(何か事情があったのかもしれんが、個別選手事情知らないんで、驚。)

好調を維持し、長く走り続けることの難しさを感じさせる事態に。19位だった・・・。

(世界選手権の巻き返し劇では、かつて、トゥルソワのSP12位から、FSで怒涛の巻き返し、まさかの総合3位入賞!という、ありえない漫画みたいなドラマがあった。けど、彼女はかなり特殊なケースで、今後も、彼女以外にあんなウマい話はないだろうから)

こんな状況を見ると、イリヤ・マリニン選手の、今日もきっちりジャンプノーミス、って見て、・・・凡人なので、尊敬~というか、さすがというか、高め安定がえらい。内面が変化・成長し続けるお年頃なので、表現は日々変わってきてると思うけど、ジャンプが安定してるのは、誰に限らず見ていてほっとする。(マリニン的には、それはできて当たり前なのかもしれないし、もっと目線高いんだろうけど。それを実現する努力をしてきてるんでしょうねぇ。・・・)

試合の細かい話じゃないけど、一番びっくりしたのは少し前一番だった選手が、順位大幅に落とした件だったんで、思わず書いてしまった。
FSは、宇野選手安定か、波乱か?(我ながら、ノリが競馬の話みたいになってしまった)


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遅ればせ、日銀の政策変更。

2024-03-23 02:54:16 | Weblog
※日銀がマイナス金利政策を解除。その件での雑談です。(投資には役に立たない与太話)
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それでも、”政策は変更したけど、金融緩和は続く”との日銀総裁のコメントで、市場は円安が進んで、株高も。
日経平均株価は、上がってるけど、なんとなく不安が消えない。

(アベノミクスは失敗だったけど、なんとかやっとソフトランディングで政策変更。過去の経済政策の総括とか反省とかもなく、なし崩しに投資を煽る日本の政府とマスコミ・・・。)
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「日銀がマイナス金利政策を解除」は、先週言われてた通り、。それについて、
植草一秀氏のブログ記事を見たんで、なんとなく↓転載。
「信じるか信じないかは、アナタ次第です」、って、藤原竜也のTVCMがあったけど、そんな感じ?
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2024年3月19日 (火)
適正な日本銀行の政策修正
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2024/03/post-adf2eb.html

日銀が政策修正を決定した。
マイナス金利を解除し、イールドカーブコントロールを撤廃した。
想定通りの政策修正である。
日銀の政策修正は当然のもの。
遅きに失した面が強い。
理由は安倍内閣がインフレ誘導をゴリ押ししてきたことにある。
インフレ誘導は庶民にとってメリットのある施策ではない。
2%程度のインフレ率が安定的に維持されることは悪いことではないが、インフレの亢進そのものは弊害が多い。
物価上昇率が2%程度ある状況は悪いことでない。
財サービスの価格が平均で2%程度上昇する状況下では相対価格の調整が円滑に進むからだ。
モノの値段は上がるものもあれば下がるものもある。
全体のインフレ率がゼロであると相対価格の調整が進みにくい。
理由は価格に下方硬直性があること。
値段が上がることは普通だが、値段が下がることは起こりにくい。
値段が下がることが少ないと、平均インフレ率がゼロの場合、相対的に値下がりするべきものの値段も下がらず、価格のばらつきが生じにくくなってしまう。
平均で2%程度のインフレがあると、相対価格が下がるべきものの値段が下がらず横ばいであっても、他のものが2%値上がりしたり、4%値上がりしたりすることにより、相対価格の調整が円滑に進む。
価格変化のばらつきが広範に広がることが相対価格の調整の進展で資源配分の適正化に資する。

この意味で2%程度のインフレ率が安定的に維持される状況は悪いものでない。
ただし、インフレがどんどん進行することの弊害は大きい。
インフレとデフレは経済に影響を与える。
ある者にとってはプラスに、別の者にとってはマイナスに作用する。
インフレで利益を得るのは賃金を支払う者と借金をしている者。
逆に賃金を受け取る者と預金している者はインフレで損失を蒙る。
デフレはこの逆。
デフレになると賃金を支払う者と借金をしている者が損を蒙る。
逆に賃金を受け取る者と預金をしている者は利益を得る。
2012年12月に発足した第2次安倍内閣が「インフレ誘導」の旗を振った。
この「インフレ誘導」で利益を得ることを期待したのは企業と政府だった。
企業は支払う実質賃金を抑制できる。
政府にとっては、借金の重みがインフレ進行によって軽くなる。

2022年から2023年にかけて、日本でも激しいインフレが起きた。
4%を超えるインフレだ。
このようなインフレを日銀が容認するのは誤り。
日銀総裁が代わり、ようやく金融政策正常化が動き始めた。
黒田東彦氏は安倍晋三氏と手を携えてインフレ誘導を目指した。
不幸中の幸いで、その政策目標は実現しなかった。
インフレ誘導政策を強行したがインフレ誘導は実現しなかった。
ところが、2022年から23年には特殊な要因でインフレが生じた。
このインフレを抑止するのが日銀の役割。
黒田東彦氏は自身が提示した路線に執着して、最後の最後まで政策修正を断行できなかったが、日銀総裁が交代して、ようやく異常な金融政策運営に終止符が打たれつつある。
この日銀政策修正を批判する者がいるが間違っている。
インフレ誘導を推進する人々は、当人が大きな借金を背負っている場合が多いと言われてきた。
インフレが生じると借金が目減りするからだ。
しかし、一般的な庶民にとって、インフレは百害あって一利なしである。
このことを正確に認識しておかねばならない。
日銀が政策を修正し、インフレ抑止の姿勢を持つことは正しいことを認識しておかねばならない。

ついでに、この植草ブログ、少し前の日記で、民進党の野田政権の終わり方を非難して、あの自爆解散やった戦犯・野田佳彦が今さら政倫審で偉そうなこと言ってたのを、“お前が言うな!“的にボロカス言ってたのは、全く同感だった。

植草氏発言全般だと、自分感想では、いいことも、ちょっと違うかなと思うことも仰ってますが。

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一方で、日刊ゲンダイさんの記事↓
“日銀マイナス金利解除で…年金生活者を待ち受けるのは「賃上げ値上げ」の地獄”
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/337708

てのもあった。


もう一つ言うと、経済アナリストの森永康平氏、この日銀の政策変更に関して、「決定前にマスコミに書かれてるのは、情報漏れ過ぎ」ッて主旨のこと言ってたけど、

むしろあれは、たぶん、(政府の他の政策でも、しょっちゅうやってるけど)決定前に、観測気球をあげて、周囲・世間の反応というか、市場にもこういう事態に慣れてもらって、ソフトランディングにする、という意図で、わざとマスコミに事前に情報流させてるんじゃないの?

って思ったんで、この森永氏、よく知らないし特に悪く思ってるわけでもないけど、この今回の氏の批判は当たらないというか、事前にメディアを使って情報流して、うまく行くように誘導する、という手法は良く出てくる気がするので。

そういうの分ってないって、ちょっと経済アナリストとして、その部分に限っては不足があると、自分でも言えるかも。それ以外の経済予測とかは、自分には分からないけど。

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補記

2024-03-22 01:29:04 | バレエ
前回書いた、「バレエの饗宴」のTV放送。

4月に再放送予定のように書いたけど、昨日見たらNHKのHPに4月の再放送まで出てないので、
(この番組自体、元の放送予定日から変わってるものだし)気になる向きは、4月の放送予定については、近い時期で番組HPでご確認いただいた方が固いようです。以上、補足。
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余談
フィギュアスケート世界選手権は、イリヤ・マリニンが出るから見る位で。

一方、ロシア選手権でも入賞してた、ジキッジ選手って知らない選手が、3月に練習で4A跳んだ動画を公開していて、・・・。
羽生結弦が4A跳ぼうとしてた頃は、自分は頭固くて、無理なんでは?と思ってたけど、

パイオニアがいると、後に続く者が出るもんなんだな~と感慨。(自分なんて、羽生とマリニンが特別、位にしか思ってなかったから、他にもやる選手が出て意外な感じ。)

フィギュア女子シングルは、ロシアが世界選手権等に出なくなってから、…ただでさえ男子と差があるのが、ますます差がついてる感じがして、以前のような熱量で見ることが無くなった。ロシアの女子も、世界選手権出られないとなってから、前ほど攻めのプログラムでもないかな?(でもやっぱり、ロシア女子は、見ると魅力はあるけれど。アイスショーでバレエの舞台みたいのやってるのも、好き。)

ジャンプがすべてでもないけど、努力して地平を切り開くエネルギーには、思わずそっちを見てしまう、引き寄せられる。

あ、バレエの話じゃなかった。

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「バレエの饗宴2024」のTV放送

2024-03-20 03:27:04 | バレエ
バレエファンは既にご存じと思いますが。
同時期に、フィギュアスケートの世界選手権があるので、自分がバレエ見忘れないように、メモがわり記載。

【「NHKバレエの饗宴2024」のTV放送予定】
3月24日(日) 午後9:00 〜 午後11:30 Eテレ 「クラシック音楽館」

1.東京シティ・バレエ団 ルール・ブルー 
2.永久メイ&フィリップ・スチョーピン「眠りの森の美女」から 
3.金子扶生&ワディム・ムンタギロフ「くるみ割り人形」から 
4.中村祥子&小尻健太/幻灯 
5.新国立劇場バレエ団 米沢唯、速水渉悟「ドン・キホーテ」第3幕
指揮=井田勝大、管弦楽=東京フィル

※「前回2022年の公演でご好評いただきましたパ・ド・カトルを番組内で再放送致します。」と告知あり。
4月14日(日)14:30~にもう一回放送あり。
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【今後の鑑賞予定?】
こないだのパリ・オペラ座公演の感想も書いてないのに、
4月は、東京バレエ団のブルメイステル版「白鳥」全幕、行けたら行くかもで。
(自分は行けないけど、この時期の東バ「上野の森バレエホリディ」という企画は、バレリーナを目指す若い方にはなかなか良い企画っぽい。)

5月新国立「ラ・バヤデール」、迷い中。
8月頃の世界バレエフェス、スミルのワが嫌いなので、彼女が出るから行くのやめようかと思ったけど、これも、保留。

でも、ボリショイの動画で、自分の知らない今の主役たちの全幕公演の踊りの数々を見ていると、とりどりに魅力的で・・・。
特にどのダンサーが、というのでなく、それぞれが魅力的で。
若い子に交じって、昔から活躍してるベテランの踊りもいいのがあったりして。

こないだ見たパリ・オペラ座も良かったけど、ボリショイって、バレエ団自体は衰えてなく、むしろ発展してる、前進してる様子で、相変わらず素晴らしい。演奏との一体感も良いし。垂涎。

それぞれ演舞はいい感じなんだけど、名前がな。なかなかプリマの名を覚えられない人が何人かいる。うまくて、長く憶えにくい名の人たち。
動画がこれだけ良いと、国内の公演、わざわざ何度も見に行くほどの物かな~?という疑問もわいてきたり。

★ボリショイの前総裁が、やはりいなくなってて、ゲルギエフに代わってたみたい。そうなりそうだとは思ってたけど、あえて確認してなかった。
去年、前総裁が「日本の観客の印象」をコメントしてたのは、もうすぐ総裁職を降りる、って決まってたからなのかな?

ゲルギエフは指揮をしてると確かに、最上級の芸術家、という感じがして、見るべきものを見た気にさせられる人物ではあるけれど。
前総裁は好人物で、かつ、仕事でも優秀な人らしかったし、私的にも、ダンチェンコ時代から愛着のある人だったので、この方が居なくなったのは、ちょっと寂しい。

★去年のムンタギロフ・ヌニェス客演の牧バレエ「眠り」全幕、行かなかったのは、いまさら後悔。

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政倫審18日/選挙と日本のメディア

2024-03-19 03:04:09 | Weblog
またぞろ時事で、恐縮。
【18日政倫審】
下村、不発。期待された新しい証言は、なし。そんなもんか。次は証人喚問って、やるんでしょ~か?(政権交代できる、受け皿が欲しい)
維新の質問は、“安倍元首相は悪くないのに、彼はやめようといったのに、継続にした者が幹部に居て、そのせいで不正が続いた”ような言い方だった。でも、実際には裏金はずっと前からで、安倍元首相は、その罪を免れる立場にあるとは思えん。維新は安倍しんにべったりだったから、安倍しんだけ庇い立てするのかな、と思って興ざめだった。

【銀行馬券のように】
露大統領選。プーチン氏圧勝。競馬で言えば銀行馬券みたいな。関係国から祝意。

日本の嘘つきメディアざまあ!と思ったのは、私だけではないだろう。
その日本の嘘つきメディアの負け惜しみ報道が、事前・事後とも,五月蠅かった。

でも、反露ネガキャンの日本のメディアがこんなに現地の各投票所の中に入り込めるんだから、ロシアって随分自由なんだなと思った。NATO対ロシア一国の、深刻な戦争の、一方の当事国なんだから、日本が戦争中どうだったかと思うと、まあ、ロシアって自由で苦笑。

その日本のTVニュースで、ロシアの選挙の投票所で、投票箱に火をつけて燃やしてるのとか、投票箱に黒い液体入れて、謀略する人が選挙妨害してるのを、日本のTV局が、堂々と、あたかも正しい行動のように報道していて、唖然。

それって普通に、民主主義への否定の行動なんで、日本のメディア関係者が、それが反民主主義の行動だって、気づかないのが凄い。

(あんなことやったら、その直前に本気で投票してる人がいたら、無効票になりかねないんじゃ?私が選挙民なら、そんな行動されたら怒る。大事な一票なんで、TVマンの異常さに暗澹たる思い。それで民主主義を擁護してるツラすんなって。)

そういうの日本で報道して、さらに攻撃的なコメント言ってるのって、内政干渉。

事前にも、日本のTV番組で、”ロシアで投票を呼び掛けていて、投票した人にプレゼントがある”
ような話をしていて(日本のTV番組で言ってたんで、ほんとかどうか知らん)

コメント言う脚本家が、「それって選挙違反」とか言ってて。
でも、実際には国が違うんでそんなこと言うのは、筋違い。コンプライアンスに関する基礎理解がない。

そんな基本事項にも気づかないのが、バカさ加減が半端ない。(それに、「特定の人に投票して景品がもらえる」というのとは違うので、ストレートに選挙違反、ということとは違うと思うんだけど。何かその辺の、論理のすり替え、印象操作も物凄い。TV報道がおかしくなったのって、民主党政権のあたりから記憶があるんだけど、どんどん異常体質がエスカレートしてる感。)

それと、もう一つ気になったのは、こういうの、れっきとした内政干渉っぽいのが、事例一つでなく複数あるのも気になってるしで。

日本のソフト全体主義化に違和感を覚えるのは、こういう、ちょっと良識から外れた、こうした独善的な判断を、TVで連日、延々と垂れ流すことによって、一部国民の意識を変えてしまっていることで、この調子で今後も延々と続くと、取り返しのつかないことになるだろうと思う。

マスコミ、特にTV局と大新聞の罪は、限りなく深い。

「ロシアによる、一方的な~」って、毎度言って2年超えるけど、それで言うなら「TV局による一方的な~」とか、「朝日新聞による一方的な~」こじつけ論の押し付け報道が横行して、2年も見てると気分悪い。(私が朝日新聞の内容知ってるから書いてるだけで、他新聞も同様らしく、他新聞の読者がネットで新聞の偏向報道への愚痴を投稿してて,同じ様な事思ってる人って多いらしい。)

まあ、2010年代のウクライナに、アメリカの政府関係者や政治がが出向いて、反政府デモにいって、大衆を扇動してたのも、内政干渉以上だけど。(ヌーランドさんとか、マケインさんとか)

日本の反政府デモに、中国の高官が来て「賛成!」って言って拍手したら、日本人や日本のメディアは、どんな気持ちがするか、考えてもみろ、ってことで。

もっと言うと、2010年代のウクライナでは、民主主義の選挙で選ばれた大統領の下に、政府高官だったヒラリー・クリントン氏が行って、「我々に従うように」って言って、従わなかったら、クーデターの謀略があって、ウクライナ国民が選挙で選んだわけじゃない人が大統領になった経緯がある。

ウクライナって、一部の日本人が幻想持ってるような、民主主義の国ではないんよ。
(このヒラリーさんは、やってる事、内政干渉以外の何物でもないし、私はヒラリーさんって、こんなに悪い女だって、大統領選の頃は知らなかった。ヒラリーが大統領にならなくって、ほんとに良かった。)(でも、その後バイデン氏が大統領になって、世界では、あっちこっち戦争が起こっちゃったけど)
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(米大統領選は、そんなにシンプルではないみたい。穴党の付け入るスキが、ゼロでない競馬みたいに。

ウクライナ大統領の任期は確か今月で切れるはずだけど、やったら現大統領が落選するせいか、やらないみたい。

首相を辞めたら逮捕されるので地位にしがみついてガザで大虐殺をしているイスラエルの首相ってのも居るので、強権政治で権力にしがみつくのは、ゼレンスだけではないが。

ゼレンも世界の迷惑だから、早くやめればいいのに。いや、NATO国がウクライナからもっと簒奪するまで、ウクライナ傀儡政権については、NATO国が辞めさせないか。

ウクライナが2022年春に停戦の約束をロシアとした頃、英国ジョンソン首相が飛んできて、ゼレンすきに、その約束を反故にさせた。

その時、和平交渉のウクライナ代表団のデニス・キリーロフだったと思うけど、ウクライナの路上で暗殺されている。邪魔者は、消された。
そして戦争は継続になり、欧米の軍需産業は儲かった。米英の国際金融資本も。

ついでに、ウクライナに「供与」されてる武器や、その使用法の教育費は、ウクライナが欧米に借金した形になっているので、戦争をすればするほど、ウクライナの借金は増えていく、ということなのでは?ここらでやめないと、一体いくらにつくのか?。

ウクライナに対するIMFその他の欧米側は、ウクライナのようなGDP世界ランクの下位国が、借金返せないと分ってて、ウクライナが借金返せなくなったら、借金のカタにしてるウクライナの財産を、まんまと手にできる、という見通しらしい。

そう、ウクライナは、外資に買われてる。

(そして、そのウクライナの債務について、日本は債務の「保証国」になっている)

戦争をすればするほど、欧米の金融資本、軍需産業、農業コングロマリット等々は儲かる、ということ。欧米の大企業で、一握りの勝ち組がいる事を、忘れてはならない。

この戦争で得をしたのは、得をするのは、誰なのか?

頭冷やして、よく考えてみればいい、と思う。

こういった経緯を見ていると、ウクライナに国家の主権がないように見える。だからゼレンの政権は、傀儡政権と見ている。
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【フランスの好戦派転向?】
おフランス大統領マクロンが、「フランスは核持ってる」、と不穏発言。仏軍のウクライナ派兵とかも言ってる。フランスのせいで、核戦争の可能性アリ?の事態。(世界のご主人様から、今度はフランスに戦争指令がくだったんでしょうね?)

そんなこと言うならパリ五輪やめろと言いたい。核戦争、冗談じゃない

【薬が不足気味で…】
お医者さんが、今、一部、薬局へ行ってもなかったり、品薄になってるのがあって、そういうの、TV等でもっと報道すればいいのに、と言っていた。

風邪薬他、漢方薬とかでも、中国で今、あまり作ってないのとかもあって、漢方薬も品薄気味のがあるそう。

(ゼロコロナ政策後の低経済の影響とかって、関係あるかしら?)

【岸田支持率と野党支持率】
岸田支持率が低いのは織りこみ済みとして。

ホンマかいな、と思ったのは、
次回選挙の投票先のアンケートかなんかで、立民の数字が自民に肉薄してるっていう調査結果。(ほんとならいいんだけど、泉体制は超弱いんで、にわかには信じられない)そして、共産党の%が、2ケタ台に躍進、というもの。

うたぐり深くなっていて、にわかには信じられんが。

枝野が、次の選挙は自民は岸田首相では戦えないから、別の人に変えてくる、と言ってたそうで。
そんなのじみん党が決めることだから。(ついでに、枝野予想は、上川が首相になる、という、岸田以上にやな奴の名前が出てて。自民党って、そんなに人材がいないのか。)

(上川は、絶対に総理になってほしくない女。何で、イスラエルにすり寄り、イスラエル支持って言った非人道的な女を首相にせにゃならんのか?!日本って、そんなにも終わってる国なのか?!ガザの死者数は公表よりずっと多いって言われてて、3万人どころか、20万人超かも、とかも言われてて、何より、最近の映像の人々や赤ちゃんの姿が痛々しい事限りない。上川の冷酷さに寒気がする。)

(立民の泉執行部は良くないけど。日和るし。
首相候補がいないなら、山本太郎は首相やりたいようだから、あの人をじみん党がスカウトして首相にしても、自分的には構わん。(れいわも自民も嫌がりそうなことを書いてしまった。れいわは櫛淵がいるから、自分は投票しない。櫛淵って「脅威って、ロシアですよ」って言ったから。無知が多くて困る。)

私思うんだけど、枝野氏って、自分が首相になりたい、どうしてもなりたい、とまでは、思ってなかったんじゃないかしら?(どうしてもなりたいくらいの強い気持ちがないと、今どきの首相職って駄目なんじゃないかと思う)

関係ないけど、今回のロシアの大統領選で立候補してた落選した人たち、ロシアって「自由民主党」ってあるんだ、って知った。後はロシア共産党の人とか。(党名だけは、日本のと同じで、へぇ~と思ったけど、日本のマスごみはプーチン氏を偏愛していて、写されるのはプーさんばっかし。もはや日本の裏アイドル。)

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