懐かしのバレエ

バレエ、パフォーミングアーツ等の感想、及び、日々雑感。バレエは、少し以前の回顧も。他、政治、社会、競馬、少女マンガ。

春天はフェノーメノで

2013-04-29 02:45:13 | Weblog
天皇賞。
勝ったエビショーは、直線が長かったと言っていたけど、見る側には、そこがまたいいのよね。騎手には過酷だけど。

先週、クラシックを見ると、クラシックは良いな ̄と思ってたけど、春天を見ると、こういうロングなレースも競馬の醍醐味、と思ってた。

3強の馬連BOXで、平易な予想で馬券はとったけど、血統の良いフェノを、私は信じてなく、ゴールドシップが勝つかと思ってた。凡庸。

時々しか競馬を見ないので、自分が競馬見た時に、エビショーが勝つのを久々に見た。
C・デムーロみたいな若武者勝利もいいけど、ベテランが勝つと、どこかほっとしてたりする。私も職場の22才男性社員に負けないように頑張るわ、な~んて。

ゴールドシップは、からくも5着。負けても可愛い瞳。

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誰がために

2013-04-28 01:34:47 | Weblog
友達の女性が、突然、「婚活でもしようかしら」と言い出した。

彼女は、実年齢よりかなり若く見えるけど、齢40過ぎ独身OL、彼氏なし。美人で見ため女らしくて、家事得意。

でも、ふつう、20代位までに、恋愛とかするんじゃないのかしら?。
草食系、とか?

なんのための美しさ?って思うんだけど。命短し、恋せよ乙女。

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書店のスター

2013-04-27 00:55:24 | Weblog
立ち寄った都心の書店にて。

別冊太陽と、もう1つ別の雑誌が、寺山修司の特集だった。

この人も何年かサイクルで、ブームが来るのか(?)、時々、こんな風に本屋さんで何かの雑誌で見かける。
今回は、没後30周年だったっけかな。

一時のブームが去っても、復活、再浮上が周期的にあるような気がするのが、面白い。

自分にとっては、亡くなった後も、本屋さんに行くと出会えるような人、みたいな。
ファンだったので、雑誌の特集内容はだいたい既知事項が多そうなんだけど。

横尾忠則の話が、目新しかったかな。
天井桟敷の演劇公演のポスター制作した時の、エピソード。

実は、「劇の内容詳細を、そんなに知ってたわけじゃない」んだって。これは、聞かなければ分らなかった。

あの独創的なポスター、横尾の奇才の発露と天井桟敷の劇への誘いと、両方の機能を見事に果たしていて、横尾と、彼を使った寺山の双方の才能に圧倒される。

一方、そんな天才たちの間で、板ばさみで苦労していたらしき、東 由多加のことも。

今回は、天才・横尾サイドの話だったけど、
昔、逆に、当時の演出助手だった東由多加が、「天井桟敷からの遁走」という一文で、東の立場から当時のことを語ってるのを読んだ事があり、今回横尾側のコメントを見ながら、ちょいほろ苦い気持ちになった。

公演の舞台美術を横尾が作ったら、東が「大きすぎて入らない、作り直せ」と言った、とかって話。
公演が迫った日々の、気ぜわしい状況の中でのことなのだろうけど。
きっとテンパってたであろう東と、一生懸命作った美術を否定されて、むっときてたであろう横尾。第三者から見れば、どっちも理解できるけど、その劇場の舞台からはみ出しそうなほど大きかった横尾美術、見てみたかったな、と思う。

東自身は、この当時のことを、横尾や丸山明宏とか、天才たちに囲まれて、大変だったみたいに素直に回顧してたけど、一方、その後、東京キッドブラザーズを立ち上げ、もっと自分に等身大の表現が、若者受けして、そちらで伸びやかに咲いた。
その劇団からは、今もゴールデンタイムの俳優として活躍する柴田恭平らも輩出した。

そういった活躍ぶりから見て、東自身も、別の才があったということなのだろう。
東の語った、「桟敷をやめて、東京キッドを作ったいきさつ」の文には、

マルチに才能を発揮した寺山修司の、知られざるエピソードもあった。
東が桟敷を辞めると告げた時。
「今まで誰にも言わなかった。あの時、寺山さん、泣いたんだよ」って書いてあった。

私は、そんな寺山修司が、大好きです。
ファンですから、もちろん。

東にその時、誰にも言わない気にさせるような人だったことも。
その時、意外と泣いたりする面もある所も。

才能ある人々が好きで、それが開花するのを見るのが好きだった寺山さん。
天井桟敷にわらわらと人が集まり、そしてそこからまた出て行った人も、それぞれ咲くべき場所で咲いた。自分は寺山のファンだから、そんなこともまた、寺山の魅力の一部のように、受け止めてやまない。

本屋に行くと、会える人。
亡くなってから随分時間がたって、さすがに私も寺山修司のことを忘れていると、思い出せと催促するように、本のタイトルと出会う。

★寺山追悼イベント関係で、全く出てこなかった作品に、田中未知さんの作った「質問」というドキュメンタリーの映像がある。これは、寺山修司を知る上で、ぜひ見ておいてほしい興味深い作品なのだけど、死後からずっと、これだけは見たことがない。
どこかで保管されているようであれば、これも出して欲しいと思ってる。

ところで、私が競馬ファンになったのは、寺山修司が競馬の話をよく書いたせい、ということもある。さて、今年の天皇賞はいかに。






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世の移ろい

2013-04-25 01:15:34 | Weblog
・演劇界の話題で、・・・既出ですが。
ネガティブな話になっちゃうけど、主役の俳優さんが、開演時間に来てなくて公演が中止になった、しかも、ただのうっかりミスらしいけど、お客さんからは同情論が多い、という・・・・

人気があるのねぇ、とは思うけど、劇場側が、かわいそう。

ミスティクを責められない、と言うのは、今の日本特有の甘さに思えるけど、寛容なお客さんたちから見たら違うんでしょうね。

・バレエ界で、日本じゃないけど、今、芸術監督になったセルゲイ・フィーリンが、ダンサー時代に、なんと公演に遅刻した!(日本以外の海外公演だったと記憶)ってことはあったけど。

その失態以降、一時期、劇場側はフィーリンに冷たかったと言うし、その方が、はるかに常識的な反応だし。あの当時、公演に遅刻だなんて、前代未聞!みたいに、仲間内でも言われてた。
私も、大バレエ団の主役って、バレエ団員はやりたい人大勢居る中で、主役に選ばれてて遅刻って、主役じゃない団員からみたら、そりゃブーイングだろうと思った。

(でも、今回のみたいに、開演時間の1時間後に自宅で起床って程凄い話じゃなく、多少遅れた程度だと思うけど。相手役には迷惑かけたか、或いはもっといい代役が出て、ラッキーだったかは知らないけど。)

対して今回の演劇公演は、よく知らないけど、公演そのものが、そこまでの人気俳優に頼った形で成立してるから、比較的寛容な主催者側の対応になったのかもね??と思った。

人気力って凄い。

・関係ないけど、帰宅途中の電車の駅構内の広告に、「滝沢演舞城」公演のポスターがあって、ちょっと見たくなった。ジャニーズのファンじゃないんだけど、ここの事務所の舞台公演は、昔見たことがあって、スペクタクル道をエンターティーナーとして追求してて、スタッフに演劇界の私でも名前知ってる人が入ってて(或いは同姓同名の別人だったかも)特にジャニーズのファンじゃなくても、舞台好きな人なら「おっ」と思う工夫があるので、一見の価値ありなので。

・競馬界の元スター牝馬、エアグルーヴ号が亡くなっていた。美女傑ヒシアマゾンの次の代の、美貌と実力を兼ね備えた、華やかなスターであり、最初から最後まで話題満載の競走馬人生(馬生か、)だった。早すぎる死を悼む。合掌。

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宣伝について

2013-04-21 01:39:41 | バレエ
バレエ公演に行くか迷って、参考までに以前のバレエ画像を見た。
友人がくれた、過去のTV放送録画分らしいんだけど。

「シルヴィ・ギエム 限界への挑戦」というタイトルの、ドキュメンタリー。2009年フランスの会社の制作。

(DVDは、もしかしたら出てた?かも。今あるか分らないけど。バレエDVDは、品切れが早い。)

・2007年12月、来日公演の舞台の部分映像。
「白鳥の湖」共演ニコラ・ル・リッシュ、東京バレエ団

・2007年ヨーロッパの野外劇場での、アクラム・カーン振付のコンテ作品の舞台。
・日本での地下鉄や電車での移動風景。
・日本の公演の合間に、陶芸等でくつろぐスターの表情。
・抽象的な、ラッセル・マリファント振付のコンテ作品の舞台。

・そして、演劇的要素の入った、ルパージュ振付「エオンナガタ」。
初演までの練習風景。

ざっと、こんな感じの内容だったと思う。

この「エオンナガタ」は、その後日本でも上演されたんだけど、自分は行かなかった。
まず、主人公のデオン・ド・ボーモン、ルイ王朝時代のスパイ、この人に馴染みがなかった。
女装の騎士、シュバリエ・デオンの名は、興味本位程度の読み物で知ってたが、それ以上のことは、ぜんぜん知らなかった。

そして、なぜ、ギエムがこの女装の騎士を演じるのか?
それが、どうもよく分らず、昔のヨーロッパの女装の騎士、それに和物の女形風の意匠も加味する、というアイデアが、私には荒唐無稽に思えてしまった。

で、ドキュメンタリーを見ると、その辺の距離感をもう少し、縮められたかと思った。

ドキュメンタリーそのものは、大変よく出来ていて、ギエム、ルパージュ、マリファントの3人が、創造的な空気の中で作品をだんだんに作り上げていくプロセスが、映像として見ごたえのある写りになっていて、撮った人、上手いな、と思った。

TV放送は、必ずしも公演の上演前の宣伝の時期に行われるものでもないし、タイアップもしてないが。

名のあるクラシックダンサーの、コンテの幕物の公演。
上演機会が多くはないので、その際には、観客と上演側の距離感を縮められるような、作品の上手な紹介や、事前の宣伝があるといいかも?、とちょっと思った。

宣伝も大事だけど、一方、公演中のパンフの演目紹介も、もっと作品をわかりやすくきちんと紹介できる記事が書ければ、より良い、とは、公演に行ってパンフ買った時、思う。
(NBSさんは、どちらかといえば、公演パンフの内容は、しっかりしてる方だけど。日本のバレエ公演全体が、コンテの解説とかは、弱い傾向だし、舞踊ライターで新しい人が書いてもいいのかな?とか、主催者さんの方で関係者に取材して書ければ、とか思う。既存のクラシック系の批評家のテリトリーでは、ないのかも?)

でも、現実的に考えると、コンテの場合は、日本初演のものなど、紹介記事そのものが、主催者側にとっては、なかなか難しいのかもしれない。

さて。
私の疑問、なぜギエムが、騎士デオンの話を演じるのか?は、結局、分ったわけではなかったけれど。
興味本位の文でしか知らなかった、女装のスパイだったデオンの生涯については、このドキュメンタリーで、多少知ることが出来た。

このドキュメンタリーで、最も私的に感激したのは、ギエムの抱える衣装デザイナー(アレクサンダー・何とかという男性)の優秀さ、だったけど。

ギエムと踊る、4人の男性ダンサーたちとのデュオのドキュメンタリーでもあり、ギエムとそれぞれの男たちとの関係性の魅力が、よく引き出されていた。
また自然が随所に織り込まれ、映像の印象を上げていた。

いい公演は、いい宣伝があれば尚いい、と思うのは、コンテで、ピンと来ない作品もあるから、ということもある。良し悪しがはっきりあるのが、コンテ。贅沢ですが。

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春風

2013-04-19 01:13:33 | バレエ
この所、バレエの話題が少なく、こんな時ここに書くのも気が引けるのですが。

唐突ですが、忘れないうちに。

東京バレエ団の西村真由美さん、3月で退団だそうで・・・。
観客の思い込みで、"東京バレエ団の顔”の一人、と思っていたから、・・寂しいです。

昨年、公演でよく見る馴染みのダンサーさんが何人か退団されたため、
もしかしたら、と思っていましたが、ついに。

バレエ団事情に疎いので、退団状況わかりませんが。時は流れたということか?

熱心な固定ファンもお持ちで、一方、広く一般客にも愛された、名脇役のバレリーナの一人だったと思います。

私的には、”東京バレエ団の春風”、のような人、と思っていました。優しくふんわりした空気感を、舞台に現出するフェミニンなダンサーさん。
一方で「中国の不思議な役人」男装では、マニッシュな魅力も発散していた記憶も。

、バレエ団混合で、「ダンサー好感度コンテスト」やったら、上位に行きそうな人。
メインの主役ではなくても、広く観客に愛されたことが、これからの人生にもご本人の糧となるよう、祈っています。

一方、ホールバーグの怪我降板報は、よく見ると前からの怪我みたいで、ちょっと心配です。(ボリショイの古典全幕、姫の相手は、身体的にハードだったかな?)

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理想主義

2013-04-18 01:13:40 | Weblog
私が、皇太子殿下を良いな、と思う理由は、1つは単純で、

昔、雅子妃にプロポーズされた時、直接お電話して、「(あなたのことは)僕が守ります。」と言ったこと。(週刊誌か何かに、書いてあった話だと思うけど。)

民間から皇室に嫁いで、多々苦労はあるかもしれないけれど、
あなたのことは、僕が守ります、ということでしょう。

その約束を、皇太子様は果たそうとした、ということだろうと思ってて。

そして今、現状は、理想主義の教育で育った殿下が、その後、現実の様々な困難に直面している、ということかな~?と思うのだけど。

ほんとは雅子妃の昔のキャリアを思えば、そんな皇太子殿下をお支えするのに、充分なものをお持ちなのでは?と思うけど。

(そう思うのも、「心の病」を分ってない私の、甘い考えなのかな?)
なんかよく分らないけど、公務復帰とか?上手く行くと良いですね。
或いは、なんかあったとしても、なんとかなる寛容な世の中だと良いな、と思う。

後、皇太子殿下の、記者会見とかの、視線の飛ばし方が好き。いつも上手なので感心して見てる。

闘う理想主義。ままならぬも、また人生の味。
(世の中、なるよ~になるもんだとは、思うけど。)
上手くいくよう、お祈りしてます。妃殿下の復帰とか。

(ところでバレエの話が全然書けてない・・・・。ネタはあるんだけど。)

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逆転勝訴

2013-04-17 00:55:49 | Weblog
★最高裁で、水俣病の認定について、遺族側が勝訴した報道がありました。
遺族の方、良かったですね。
もう1件も勝訴らしい。

最高裁第3小法廷(寺田逸郎裁判長)って所だけ見たけど。

ネット選挙のニュースが出てたけど。選挙行くと投票は、議員だけじゃなく、最高裁の○×つけもあるのよね。最高裁の人名も出てくるけど、いつも誰が誰か分からずにいた。
だから、今回みたいな機会を捉えて、関わった人名を覚えておいて、誰を○にし、誰を×にするか、判断の一助にした方が、本当はいいんでしょうね、と思った。

なかなか、今までは裁判所関係まで、人名覚えてなかったけど。

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皐月賞、ロゴタイプ。

2013-04-15 00:32:38 | Weblog
レコードだって。直線、快調に抜け出すロゴタイプ。終わって見れば固い決着。
(血統がど~のこ~のって話は、ど~なったんだ。)

予想は当たっても、やっぱりコディーノは来なかった。(3着)
藤澤師・・・長くやってらっしゃるけど、牡馬クラシック勝つのって、難しいのね。(当たり前か)と思って、そこはがっかりしたけど。

競馬番組で井崎脩五郎が、3冠馬ナリタブライアンを引き合いにして、ロゴタイプを語っていたから、え?そんなに強い系の馬なの?と、見直す。
とりあえずさつきの1番人気馬、位にしか思ってなかった。

細江純子さんのナナメ45度の横顔も、番組に花を添えていたかな。

2着エピファネイア。迷ったけどこの馬、軸にしなかった。もし、かからなかったら次回は?、と思うけど、次回もロゴタイプにしちゃうかな~。

どの馬も見栄えがしたけど、勝った後のロゴタイプは、ひときわ。脚のはこびが軟らかく、羨ましい。
こわ可愛い、若駒たちの瞳。

デムーロ兄、(2週連続兄弟制覇、ちょっと悔しいけど)おめでとうっす。日本語がお上手。(ダービーは弟が乗るんだっけ・・・。そこは一考の余地?)

昔は、血統神話があった。今は崩れつつある、とか???いや、この馬は特殊?
決着は固いけど、予想が易しい気がしないレースだった。でも見ごたえありあり。

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藤澤センセイ・・・

2013-04-14 10:33:46 | Weblog
皐月賞。藤澤先生に勝ってほしい。

でも。

コディーノは、来ない気がする・・・。
ど~する、皐月賞。

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