懐かしのバレエ

バレエ、パフォーミングアーツ等の感想、及び、日々雑感。バレエは、少し以前の回顧も。他、政治、社会、競馬、少女マンガ。

浅田真央選手の「仮面舞踏会」赤いドレス

2009-04-19 15:17:23 | Weblog
フィギュアスケートの試合で、今回の浅田選手のまとった赤いドレス。

とても凝ったコスチュームなので、じっとりみてしまった。

以前は黒かったけど、今回は趣味の良い色味の赤。遠めにずいぶんキラキラしてると思ったら、赤でなく白っぽい光もの(ビーズ?)が無数にちりばめてあった。
透けて見える部分とそうでない部分の配分も絶妙。

ジャンプして宙で回転するときのスカートの翻りを良く計算した縫製になっていて、宙を舞うたび、腰のスカートのレースが花びらのように開いていた。

首に紋章をかたどったようなマークがあったり、(チョーカーっぽくしてる感じ)
汗かく競技には珍しそうな、首周りに繊細なレースをあしらったデザイン。

実は、前回負けた時の方が自分は(芸術として見るなら)感動してしまったのだけど、転ばないで良かった、良かった。

仮面舞踏会の曲想が独特で、前回はミスさえも、どこかに落とし穴が潜む現実を表現しているようだった。色もシックな黒。

今回は勝ちそうだったので、同じ曲でも、勝利の凱歌のように胸に響いた。赤いドレスが、このプログラムのラストダンスを華やかに盛り上げていた。

やっぱり衣装や音楽は、とっても大事。

ところで、前回世界選手権のキム・ヨナ選手の点数は、高すぎではなかろうか。
ま~自分の考えることでもないけど。

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桜花賞、差し馬ブエナビスタ鮮やか完勝!

2009-04-13 01:15:51 | Weblog
名牝の数だけ名レースがある?

強くて女らしい(と私は勝手に思っている)、日々これ好走・ダイワスカーレットのレースの感動、ウオッカのレースの、はらはらと手に汗握ってゴール通過を見守る高揚感、それともまた違うレースの楽しさを堪能させてくれる新しいスターホース、ブエナビスタ。

今日の桜花賞。好スタート後方2番手待機から、前が開かず大大外廻っても楽に勝ててしまうブエナ。

前が開かず、かなりのロスの大外廻りでちょいフェイントかましたのがご愛嬌。
どこにいったか探してたら、一気にごぼう抜き。探さなくても、待ってると前に出てくる馬。

勝ちそうで、やっぱり勝つ馬、今の所、それがブエナビスタ。
スペシャルウィークとビワハイジの仔だけど、親より強くね?

アンカツ。自信タップリタップリの勝利インタビュー。

穴党の怨嗟の声の中、若い牝馬らしからぬ1.2倍の1何人気に答えて危なげなく勝った。自分は穴党じゃないので、素直に参りましたっ!と勝者礼賛状態。

はらはらしないんだけど、勝てそうでやっぱり勝つんだけど、きっと勝つ、勝ちそうだと判っていても、見ていると抜く時の迫力、ダイナミズムに圧倒される。

ああ、それなのに、それなのに。

こんな面白いレースをリアルタイムで見損ねるとは。

今日は知り合いのやってたイベントに誘われて、そちらへ行って、馬券すら買えなかった。不覚!今日は易しかったのに~。

イベントは、知り合いがやってるんだしとおまけすれば、「刺激になった」という感想にしておこうと思っていた。やっぱり知人がやってると色眼鏡はある。

でも。

ブエナ鮮やか差し切り完勝の桜花賞を見ると、昼間見たイベントが急に色あせて思えたのだった。

オークスもブエナと2着の馬は堅そうな。

予想やさんが、オークスは2着馬の逆転もある!と言ってた。
今日のブエナビスタを見ると、オークスもこれじゃね?と思うんだけど。

昨日のレース、牝馬ステークスで1,2,3着がダンス、バレエにゆかりの名の馬だった。2着ザレマ、3着オディール。ちょっとこの2,3着は楽しい。

関係ないけど夜TVで映画『レッドクリフ」をやっていた。
三国志ってやっぱり面白い。

自分的には、この映画みたいに現代的な雰囲気より、時代がかってる方がもっと三国志っぽくて好きだけど。

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東京バレエ団、ダンサー中島周退団

2009-04-09 00:41:17 | Weblog
人気が出たとかで、一部で注目されて、引退されるまでの期間が早かった。

けど、個人の事情はイロイロあるのだろう。

古典より、ベジャールが似合う系のダンサーだった。

こないだのベジャールバレエ団と東京バレエ団とギエムのボレロ公演のTV放映の

いっとう最後に、「ショウ マスト ゴー オン」

~ショーは続けなければならない、という歌が歌われていたのが印象的だった。

ダンサーは去っていく、でも、まだショーは続けられねばならない、

そんなところかな。

惜しまれて第二の人生に進んだダンサーに幸いあれ。


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