懐かしのバレエ

バレエ、パフォーミングアーツ等の感想、及び、日々雑感。バレエは、少し以前の回顧も。他、政治、社会、競馬、少女マンガ。

秋の一番イベント・競馬G1「秋華賞」

2007-10-14 12:38:07 | Weblog
土曜日の自分予想は、ダイワスカーレット・ベッラレイアの馬連1点という、考えることを放棄したような代物だった。

競馬場行って買うと買う前に気が変わったりするのよね。

ウオッカは来て欲しいし好きだが。

夢のスターホース競演にそわそわ。






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「ニジンスキー・ガラ」~マラーホフに導かれて

2007-10-10 00:10:57 | Weblog
9月半ば、東京バレエ団&ゲストによる「ニジンスキーの伝説」公演に行った。

本来この企画のメインゲストだったマラーホフのコンセプト、「ニジンスキーの世界を我々に見せる」、という公演の意図は、よく伝った。

膝の再手術により降板を余儀なくされたマラーホフではあった。

が、その不在が、かえって公演の背後にあるマラーホフの芸術への情熱を意識させるものとなった。

同じような演目の公演は、例えば「ボルドー・オペラ座日本公演」などで見ている。

そして、かつて見た、くどい存在感のアンドリス・リエパの「ペトルーシュカ」の方が、今回よりも誰が主役なのか、はっきりわかる舞台だった。

にもかかわらず、改めて「ニジンスキー作品」を強く意識したのは、今回がはじめてだった。

ペトリーシュカの美術がひとつひとつ、心に入り込んできた。

冒頭の、不思議な、マンガのようでもありかつ詩情を湛えた目玉が飛び出し夜空を飛んでいるような不思議な絵。

人形たちの部屋の鮮やかな色彩の壁画。

くねくねと南国の植物が枝を壁に這わせ、背景が真っ赤だったような。

その前でムーア人とバレリーナの逢瀬が交わされる。

そのドアには、六角形の魔方陣のような幾何学的な絵。

振られるペトルーシュカが一人残される。

寓意に満ちたこれらの絵。

今までの公演では、一切意識したことはなかった。

指揮もバレエ指揮者ソトニコフで安心して見ていられる。

作品の内容に注目したのは、ヌレエフに強い影響を受けたイレールが、開幕前に作品への思いを語っていたからかもしれないが。

フォーキン「牧神の午後」も含め、これらバレエ・リュスの当時としてモダンな作品群が改めて「面白い」と感じ入った。

金のために芸術があるのじゃない、芸術のためにお金がある。

マラーホフの仕事を見てると、そんな気がしてくる。

ただ、食うために生活資を得るために日本に踊りに来た、そんな感じがいつも微塵もないダンサー。

名声を得て尚、「お客さんに質の良いバレエを見てもらいたい」と、志の高さを感じさせる芸術家、それがマラーホフだと思う。

でも。
私の行った日はいなかったが公演の後半、舞台挨拶に現れたそうで、来ないで欲しいのに・・。バレエファンとしては心配するじゃないか。
ドクターストップかかってるのにやめて欲しい。

2月の「マラーホフの贈り物」公演、、「ロビンスの牧神の午後」を無事に踊れますように・・・。

ダンス雑誌「DDD」最新号では、相変わらず憎たらしいくらい元気一杯、自信に溢れたインタビューと写真の表情を披露している・・。

どうも、公演前は「見なくてもいいか?」と思っていたマラーホフ「ペトルーシュカ」(ナルシスっぽそうで)、「薔薇の精」(若い頃の花には及ばない?)、
「レ・シルフィード」(同上)、怪我降板によって「とりあえず名のある代役で見たが、やっぱりマラーホフで見たかった」と私的感想が変化してしまった。
「牧神の午後」(普通のフォーキン版)は想像もつかないけど。

怪我の功名?

舞台は、1階前列のイレールのファンが、今、思い出すと微笑ましかった気がする。

「牧神の午後」はニジンスキーの映画の中で、初演の衝撃的なシーンが出てくるが、あの映画を見た日のショックと感動の方が、強かった。

もちろん、安定していい出来ではあったけど。

映画「ニジンスキー」の光景は、ただの舞台鑑賞ではなく「事件」だったのだ。
ニジンスキー役の若い俳優さんが、ひたすら純粋に演じていて、心を打たれた。
実際のニジンスキーはどうだったのだろうか。





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NHK土曜ドラマ「ジャッジ」

2007-10-08 02:18:50 | Weblog
西島秀俊がゴールデンタイムの連続ドラマで「主演」って珍しい気がする。

脇役は多いだけに、このドラマで、「主役」は、カメラが中心に取る役なんだ~

と、カメラワークの脇役との違いを実感。

この役者さんは、他の「テレビの役者さん」と明らかな異質感がある。

それが良く見える時もあれば、何となくいつも同型に見える時もある。

この役者さんには、自分が納得できるかどうかは大きなことのように思う。

殆ど棒読みやワンパターンに近く見える時もあるのだけど。

視聴者にとってわかりやすいフィクションをやろうとはしていない感じがする。

この自我の強そうな役者さんとおしゃれな浅野温子のツーショットシーンは見応え

があった。

ドラマは普通に見れるドラマ。

西島秀俊というと、「デュオ1/2」という映画で、「売れない俳優」の役で出て

いて、自分の与えられた役について、”あまり大した役じゃない、”というかくだ

らないとはいってなかったかもしれないが、あまり評価できない内容のようなこと

を言っていたシーンがあった。

その映画は台本を廃し、俳優が即興的にその場で自分が思ったせりふを言う、実験

的な手法の映画だった。

それでその言葉は、西島さんという役者さんの本音なんじゃないかと思ってドッキ

リした。

その、内容がくだらないと思った出演作品って、昔のヒットドラマ「あすなろ白

書」あたりじゃないかと思って。

じっさい、レンタルビデオ店でこのドラマのビデオのパッケージを眺めていた時、

キムタクが若いとは思ったが、(若い頃の木村拓也っていい役者だった)西島の役

の設定のくだらなさに閉口して、借りなかった記憶がある。

自分が下らないと思っても、世間では受けてヒットする。

なんでこれがヒットしたんだろ~~?と孤独を感じたが、自分が下らないと思うも

のを、やっぱりヒットしようが演る側だって、やっぱり下らないと思っているの

だ、と思ってちょっとほっとした。

「ジャッジ」はドラマそのものより、番宣で西島がしゃべってた内容が良かった。

裁判官の話。最初はこれが原因だと思っていたが、係争の相手と信頼関係が出来て

踏み込んだことを話してもらえるようになると、最初に係争の原因と思ったことの

向こう側にある別の事実が真の原因だったりする、ということを別の言葉で言って

いた。(具体的に言うと、お金の問題だと思っていたが、実は相手が行った一言が

許せなかったり、とか・・・)

「あすなろ白書」はともかく、昔のドラマの質のいいものは、いま見ても感心す

る。作り手が集中して創造できる環境があったのだろうか。

対して、今のドラマはドラマとしての内容だけでなく、フィクションでも現実のあ

る一つの業界の情報を少し出せる所が効能。

ドラマをストーリーとして見るより、女性のファッションなど、何気に良く見ても

いる。今日のドラマは情報を伝達する機能が強いと思う。

「ジャッジ」は、取材がきちんとしてその上で成り立ってるドラマらしい。

いじめられる裁判官の子の話など、そういうことかと。

きれいなグリーン系の海が出てくると、見てしまう。





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沢尻エリカ

2007-10-07 12:49:17 | Weblog
自分は実態を知らないからか、まあまあ可愛いと思っていたりする。

年頃で、普通に恋して、気が強くて自信家で、でも限界があったりする所が。

本当にしたたかな女性って、もっとしたたかだと思う。

資質だけなら学校でも、こういう女の子ってたまにいるなと思う。

態度が悪い所なんかも。

面白くていいんじゃない?

変に心と違う態度をとりまくるよりは。

って意見は通用しないんだろけど、「スマスマ」に出ていた時より、

キンキキッズが司会してる番組に出てた時の方が生意気でかわいかったから、

魅力を引き出せる人と出せない人がいるのでしょう。堂本光一が気を遣っていた。

生意気というか、率直で自分に自信があってそれを隠さない。なよなよしてない

人。同性に敵をつくりやすような人だ。

計算で行動できず思ったまま振舞って叩かれる所なんて、まだまだ可愛い状態の人

という印象。

昔の中森明菜みたいに叩かれてすぎて元気なくなるのと、尊大さが増強するのとど

っちがましかはわからないけれど。

少しばかり人より魅力的に生まれついた女の子なんて、ざらにいる。

その分、怖いもの知らずで自信ありな子も。

チャーミングな女の子を内面もぐっと魅力的に育てていくのは、舵取りが難しい作

業でもあるのだけど。

俳優業やって成功してちやほやされたあと、芸事をやる人がどう自分を育てていく

かは、その人それぞれの課題だと、色んな役者さんを見ていて思う。

生意気で面白い女の子を魅力的に変えるのは、いい恋か、度し難い仕事の苦労か?

~太陽が出ておいでと誘ってる

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不良馬場G1「スプリンターズステークス」

2007-10-01 01:49:47 | Weblog
中舘騎手おめでとうございます!

ヒシアマゾン以来の13年ぶりG1制覇。

不良馬場で、ピッチ走法でも来た3歳牝馬アストンマーチャン。逃げ切り。

調教ビデオ見て走り方がかわいいなんて思っていたら勝ってしまった。

スター不在といわれたスプリント戦だが、見ていて見ごたえあった。

2着サンアベィユは次回以降も買いか。

寒い

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