こないだの、トルコでの交渉で、ロシア・ウクライナのイスタンブール合意に基づき、まず、捕虜交換が行われるはず、だったり、ロシア側が戦場で回収していたウクライナ兵の遺体をウクライナ側に引き渡すにあたって、ウクライナ側もロシアと同数の遺体があるので交換する旨、当初は言っていたはずが、結局、同数はなかった模様。
トルコでのロシア.ウクライナ代表団の双方の合意では、捕虜交換も遺体交換も、同数で行われる約束だった。で結局、ウクライナ側にはロシアと同数の捕虜も遺体もないので、ある分だけ交換になった、ということかな。
ウクライナ側は、日本のTVニュースの発表の数字は押しなべて盛ってる数字だった、ということらしい。
ほんとは捕虜交換も、遺体交換も、同数じゃないと不公平なんだけど。
捕虜交換の方は、ネットに投稿してた人が、ロシアは約束通りの数のウクライナ兵士の捕虜を、約束の場所まで連れてきているのに、ウクライナ側が解放した捕虜には、ロシア兵じゃなくて、ロシアの民間人が含まれてた!と仰天してた。
つまり、ウクライナ側は、ロシア領クルスク州その他へ一方的な軍事侵略した際、民間人を多数拉致して連れ去ってたってことね。
それをここで出してきたのは、捕虜の兵の数が、足りないからでしょうね。
やってることがやくざ。
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そして、ロシア側は、戦場で、ウクライナ軍が退散する時、ほかって行った、ウクライナ兵士の遺体をわざわざ回収して、ご丁寧に冷凍保存までしていた。この辺は、おそらく、今のロシアは宗教があるから、キリスト教の死生観とかに基づいて、亡くなった人には魂があってどうのこうの、と思ってるからそこまでやるのかなと思うけど、
現実的に考えると、それはコストも手間も相応にかかる。
で、イスタンブール合意に基づき、ロシア側が用意できるウクライナ
兵の遺体が6000体。
で、冷凍保存してあったウクライナ兵の遺体を、クール宅急便のでかいのみたいな大きな車にのっけて、約束の場所まで来たのに。
なんと、ウクライナ側が、ウクライナ兵の遺体の引き取りを拒否!
約束に場所に、ウクライナ側が来ない・・・。
というような話だった。
最初は、自分も「え~、どうすんだ、冷凍保存の遺体!?」って思ったんだけど。
あとで知ったが、ウクライナ代表団がイスタンブールで捕虜交換、遺体交換を同数で行うことに合意した後、ゼレンスキーが、ウクライナ代表団に、「それはダメだ!」と通知したそうで。
で、なんでや?と思ったら。
まず、ウクライナの現行法では、戦争で亡くなった兵士には、ウクライナみたいな貧しい国にしては、超高額な、死亡給付金が遺族に支払われることになっていて、で、オールドメディアのウクライナ報道を見ればわかる通り、ウクライナ政府の正式発表の数字って、実数とは大きくかけ離れている。
実際問題、ほんとはもっと大量にウクライナ兵が亡くなってる事を政府が認めて、誰が死んだか明らかにしてしまうと、国家が破綻するほどの支払金が生じてしまう!
それやっちゃうと、ウクライナはデフォルト直行!国崩壊、ということで、さすがにゼレンスキーは国の財政全く知らないわけじゃないから、それはダメだといった、ということ。
で、ロシア側が親切心で手間もコストもかけて冷凍保存していたウクライナ兵の遺体6000体は、宙に浮いてしまった!
(もう一つ言うと、ウクライナ側は、ウクライナ兵士の死亡者数など、大幅に少なく発表してて、ロシア兵の死亡者数を実際より多く発表してるんで、こういう時に、ロシア側に6000体のウクライナ兵の遺体があって、ウクライナ側にはないとか、捕虜数も、ロシアとウクライナ側で違うとか、実際の事が表に出てしまうと、国際的にウクライナの大本営発表の嘘がバレやすくなってしまう、という事もある。話のつじつまが合わなくなるので。)
で、ウクライナ都合によって、イスタンブール合意の一部は反故にされそうになってしまった!のだけれど。
しかしだな、あの冷凍した遺体、わざわざクール宅急便みたいな車で持ってきたのに、ど~すんだ?!いつまでも冷凍で持つとも思えないし、と思ってたら。
イスタンブール合意の代表団の、ロシアのメジンスキー氏が、「ウクライナ側が遺体の引き取りに応じた」と発表したので、ほっとした。
差し当っての交換数は、ロシア側が引き渡したウクライナ戦死者1212体、ウクライナ側がロシアへ引き渡した戦死者27体(少な!)。
それでもそれでも、自分的には「あのウクライナへの冷凍遺体、ど~~~すんだ~~!?」と思ってたから、少し安堵。
でも。
ゼレンスキーは、その戦死者を遺族に返すわけにはいかないだろうな、と思うと、(高額の死亡給付金が発生するから)、せっかく、戦場のロシア兵たちが労力を割いて回収し、ロシア国家が予算を割いて冷凍保存してたウクライナ戦死者の遺体・・。
冷凍保存であれば、息子や夫が戦争に行ったまま行方不明とされていた家族の人が、戦死者の遺体と涙の対面を果たし、曲がりなりにも本人確認はできるから、それで死者を弔う事も、現実的には遺族が高額の死亡給付金を受け取ることもできるのが、それが、叶わない!
ロシア側は遺族に戦死者の遺体を渡したくてここまでやってたんだろうから、何か、とても悔しいものがあるが。
(ウクライナは、いついつまでも他国からのお金に支えられようとしないで、自前で経済回せるようにしていくべきで、この、超高額な死亡給付金については、もうはらえないからということで、減額やむなしと思う。)
実際には法的に、現実を考えると、高額な死亡給付金が絵に描いた餅で、確か、うまいこと払われないような仕組みがあったと思う。
ウクライナは、国家として、こういう話を聴くだけでも、まともじゃないというか、破綻してると思った。
ロシアの兵士たちに、ジャーナリストが、「なぜあなた方は、ウクライナ兵が逃げた後に残された、(ウクライナ兵が見捨てて行った)ウクライナ兵の遺体をわざわざ回収してあげてるんですか?」と尋ねた記事を見たことがあるけど、
問われたロシア兵は当惑して、「自分たちはキリスト教徒で、こういう風に教育されているから」と答えていた。
一方のウクライナ側では、もっと前から、2023年位からだったかもしれないが、夫や息子が徴兵された後、戦場から戻ってこず、消息不明だというウクライナのご婦人方が、自分たちの家族を返してほしい、という事で、ウクライナ政府に対し、デモを行ったりしていた。
死亡給付金も払えないのに、「最後の一人まで戦う」と言ったゼレンスキーは、ウクライナ大統領の器ではない。
(今だって、まともに死亡給付金払えないのに、これ以上戦死者が出たら、ますます払えない!)
全ての戦争には、
国の継戦能力とか、「引き時」がある。
ウクライナはとっくにキャパオーバーに見えるし、ウクライナはもっと早くこの戦争から引くことを考えるべきだった。
今さら言っても、もう手遅れかもしれないが。
日本はウクライナに、3兆円も支払ったそう。
(欧州は、ウクライナの借金にしてるのに、日本は無償であげちゃった。)
それで、昨日の国会で、首相の石破茂は「金がない」話をやりまくってて、不愉快だった。
前原誠司の代表質問、独身税について、こども支援金のために、一方の社会保障費を増額して払わせるのは、筋違いなんでは?という趣旨の事を言ってたが、例によって石破答弁、蛙の面に小便。
消費税減税もやらない。
給付金も出さない。
ウクライナに3兆円も払わなければ、財源あったんじゃないの?
(苦笑)
他国にむしられる愚かな国民と、どケチ首相。
うつくしいニッポン。
楽天がウクライナ復興支援に参画だっていうから、自分は楽天は利用しないことにした。