懐かしのバレエ

バレエ、パフォーミングアーツ等の感想、及び、日々雑感。バレエは、少し以前の回顧も。他、政治、社会、競馬、少女マンガ。

清水邦夫&蜷川幸雄「わが魂は輝く水なり」

2008-08-12 21:25:19 | Weblog
劇場中継で見ただけなんだけど、ちょっと引き込む力が強くて、ちょっと見には
面白かったです。

ちゃんと見たわけではないんだけど。

清水邦夫、蜷川幸雄の健在ぶりを見た。

自分みたいに、普通に会社で働いてる人間には、物足りない部分もあるんだけど。

変わらぬ清水・蜷川節も面白いけど、でも、歴史ものだと、

少女マンガの諏訪緑「時の地平線」の方が、権力者、為政者達が、どうやったら
国の運営が巧くいくか、試行錯誤の含め、真摯に集中しているさまが、

漫画、娯楽のレベルで楽しめるほどに、よく描けていると思った、。
「わが魂」との比較で。

「わが魂」の方は、木曾義仲、巴御前、他、集団を率いるものが、狂気めいたふちにいられるのが、まだかえってどこか作者たちに余裕があるように思う。
(違うかしら)

自分がただ働く人間だから、実効性のあるものに、より興味がいってしまう、ということかもしれないが。

清水邦夫、蜷川幸雄。青春っぽい世界だと思って見たりする。

引き込む力が強いのは、二人が舞台芸術世界のプロ中のプロだからに他ならないのでしょう。

ラストのおやじの若返り譚は、なんだかな、だった。(って冷たいかしら)

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