懐かしのバレエ

バレエ、パフォーミングアーツ等の感想、及び、日々雑感。バレエは、少し以前の回顧も。他、政治、社会、競馬、少女マンガ。

追加演目

2024-07-26 02:59:17 | バレエ
見落としてました。主催者HPで、

第17回〈世界バレエフェスティバル〉A・Bプロ 【追加演目】発表

~Aプロ~
「スペードの女王」(ローラン・プティ振付)
  マリーヤ・アレクサンドロワ|ヴラディスラフ・ラントラートフ

「アウル・フォールズ」(セバスチャン・クロボーグ振付)
  マリア・コチェトコワ|ダニール・シムキン

~Bプロ~
「ライモンダ」第3幕より(マリウス・プティパ振付)
  マリーヤ・アレクサンドロワ|ヴラディスラフ・ラントラートフ

「ジュエルズ」より"ダイヤモンド"(ジョージ・バランシン振付)
  永久メイ|キム・キミン

自分の都合で、日程考えて、Aプロはやめにして、Bだけにする気で計画立てて、かつ、別のバレエ公演のチケット買ったばかり。
「スペードの女王」(最近のポソホフ版じゃなくて、昔やったプティ振付)で アレクサンドロワ&ラントラートフなら、ちょっと観たいと思ってしまった。「ライモンダ」は、懐かしのバレエフェス、伝説のウヴァ様の白マント裁きには、誰も叶わんだろうからなあ。悪くはないけど。ラントラートフ、古典ご苦労様です、って感じ。

(古典持ってくるとは思ってなかった。暑いのに古典踊る組はえらい。)

去年のバレエ美神も、買ったAプロの「眠り」より、行かなかったBのドラマティックバレエ演目の方が、ベテランのコジョカルは良かったと思うし。今迄は、色んな公演でA・Bプロ、両方行くの当たり前だったけど、いい加減そういう道楽は控えめにしようと去年、方針変えた。後から追加で入る演目って、よく言えばサプライズだけど、もう行く日を決めてからだと、・・・。

思ったより、奮発してくれた、アレクサンドロワ&ラントラートフ!(アレクサンドロワ、今どんな感じか?とは思うけど)
今まで、「スペードの女王」は、日本でボリショイダンサーは殆ど踊ってなかったような気がするし、「ライモンダ」も、ボリショイの版のは良いと思うので。

ちょっと他のダンサーの一部の演目に、マンネリ感が否めなかった分、追加参加の彼らが、頑張ってくれた感じ?

勿論、コチェトコワ・シムキンの追加演目も楽しみになるし。

・・・ここで、「行かない」と決めたAプロ、初志貫徹か?それとも・・・・。
この内容先に分かってれば、夏休み予定変えたんだけど。煩悩・・・・。
(ここで予定変更なら、別のバレエ公演はやめないと…。10月の新国立「眠り」はやめるかも?)

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グランフェッテの妙技

2024-07-26 01:46:42 | バレエ
日本で見られる公演に、とりあえず行ったりしているが。

一方、手持ちの昔のバレエ映像や、ネット動画でバレエを見てると、いいのが色々。

webでは、興味関心連動型で、「あなたへのお勧め」等で、勝手に誘導されてしまったりして、生舞台では未見の若いダンサーの映像が続々出てくる。

(今度の「世界バレエフェス」とか、どうしても人選と演目が、守りに入ってる感じで、それと、以前は各公演、それぞれの個性がもっとあったのが、
あっちこっちの公演に、同じような外国人ダンサーが出てきたり。演目迄、他のバレエガラコンのと被る、とか。・・・なんだけど。(それを見に行く、自分。いいダンサー、呼んで良さそうな手堅いダンサーが、そんなに数多くないということか?)

寿司の鉄火巻みたいな。それと、年齢が超高いダンサーもご出演。ベテランもいいけど、若手のスターも見られたら尚良しで。)(そうはいっても、前回の「スーパースターガラ」は、もうバレエ団引退してるダンサーまで複数出てた割には、思ったより良かったので、公演って見て見ないと分からない。)
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この状況、幾つか別の要因はあるのかもしれないけど、一つには、ロシア勢が呼びにくくなった、っていうのは大きいかな。
一部、名の売れたベテランの人は、少しだけ呼んでるみたいだけど。

で、なかなか呼ぶに難しい状況はあるのかな?と思うが。

一方、モスクワのボリショイ劇場の若手ダンサーは、一人突出してるっていうより、何人も、みるとそれなりに良かったりする人がいるみたいで、生で見られなくて残念。

(それと、ロシアだけでなく、アメリカとかのダンサーも、昔より来なくなった、かな?これは、ロシアとは別の事情があるのかな?)

【32回転】
見ると切りがなくて、ボリショイの若手バレリーナの色んな演目の部分の踊りを見て楽しめる中で。

セヴェナルドだったかな、見せ場の32回転を、全部ダブルでやる!ってのがあって。

アッと驚く、超超絶技巧!いとも簡単そうにやってのけてしまって・・・。

(欲を言えば、世界バレエフェスに、こんな妙技やれる人が出て盛り上げても良いのよね。)

(世界フェスは、暑い8月で、ちょっと独特の雰囲気なので、バレエ団公演もやってない中でボリショイのフレッシュなテクニシャンが出ていいという場でもないけど、だから今の彼女に来てほしいってダイレクトに思ってるんでもないけど、例えば、こんな、皆をあっと言わせる珍しい妙技を披露できるダンサーが出ると、ちょっといいんだけどね)

この、ボリショイのバレリーナがグランフェッテ・アントールナンを、全部ダブルでやった踊りは、超絶技巧の凄さだけでなく、長い四肢を綺麗に使って、線の美しさ、軸もしっかり、回転が終始安定して切れも衰えずで、回転の質もそんな低いのではなかったような(自分が驚いてちゃんと冷静に見てなかったけど)

やってる事はすごく難しい、はず、だけど・・・・本人はスイスイ廻って、涼しい顔。いやはや、健脚。容姿もこれだけの技巧をやってる人にしてはきれいで申し分ない、と思う(ボリショイ詳しいファンは、異論あるかもしれんが。もう日本で、ロシア系バレエ団来ない状態で、多少レベル下げても行けた公演に満足してる自分から見たら、羨ましい世界。

【事実は漫画より奇なり】
これって、昔のバレエ漫画、有吉京子の「SWAN」の前半で、日本人のヒロインに対し、ライバルの外国人のバレリーナがコンクールかなんかで魅せた技術がこれで、その時は時代も違ったし、漫画だから、現実にはちょっとない技巧も描けちゃう、という印象で。

フィクションの漫画のストーリーの中で、32回転の所で、「ダブル!ダブル!全部ダブルでやってます!!!」って、見てる人たちが、あり得ない超難度技に度肝抜かれて、「おお~!」と盛り上がって、「まさか、最後まで全部ダブルでやる気?!」って固唾をのんで周囲が見守る中、32回転(64回転か)廻り切って、皆が驚いてどよめく、主人公は、ライバルがなんて難しいことするんだろうと思ってビビる、と言うようなドラマティックなシーンだったと記憶してる。

漫画としては面白かったけど、その時は、こんな技術、現実には不可能だと思って、漫画だからフィクションだから、って思ってた。

それを、いとも簡単にやってのけてしまうとは。

自分的には、この、32回転全部ダブルでやるのは、はじめてみた。
これって、練習すれば、他の人でもできる人はいるもんなんだろか?それとも彼女特有の技??

彼女に限らず、ボリショイの若手プリマたちは屈託なく、現代っ子の資質で健脚技を惜しげ無く披露していて、見ごたえある。
姿態にも恵まれてて舞台映えする。(皆、なぜか、ジャンプの着地音消さないけど。)

バレエ団公演があれば、それがニューフェイスの紹介になって、世界フェスに限らず、日本のバレエシーンに呼ばれて来られるフレッシュなプリンシパルも出てくるというか、次代のスターを育てることにも繋がるんだろうけど。

行くかもしれない日本の公演で、どうもベテランが多いなあ、とは思った。
(世界フェスは、加えて、演目が昔と変わらないのが凄く多くて隔世の感。昔は、世界フェスで初めて見た欧州の振付家のコンテで、とても良かった作品が、印象に残ってたりするんだけど。)

メジャー公演も、マイナー公演も、観劇予定あり。天候次第かな?

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世界バレエフェス、追加出演者が・・・

2024-07-24 02:47:26 | バレエ
世界バレエフェスティバル。

今年初めは行く気でいたのが、例のオリガ・スミルノワが出演と言うので、行くのやめて、その分、他の公演を物色することが増えた。
(一回前は、ボリショイのクリサーノワ、ラントラートフの手堅い技術を持つコンビが、フェスを盛り上げていたと評判だったので、それが・・・。テクニシャンで手足の長いクリサノワが、のは、凡庸なスミルノワになってしまうのは、痛手。

ところが、7月12日付けで追加キャストが出て、

https://www.nbs.or.jp/publish/news/2024/07/17-5.html
【追加出演者】
・マリーヤ・アレクサンドロワ(ボリショイ・バレエ)
・マリア・コチェトコワ ※Aプロのみ
・ヴィクター・カイシェタ(オランダ国立バレエ) ※Aプロのみ
・ヴラディスラフ・ラントラートフ(ボリショイ・バレエ)
ファンではないけど、ボリショイのラントラートフらが入るんなら。それに、コチェトコワも好きだし。

好き嫌いでなく、アレクサンドロワは、最近のボリショイの舞台に出てるわけじゃないみたいだし。
(ロミジュリ、ドンキ・イワン雷帝でザハロワ、ロミジュリでクリサノワは出てたようだけど。)
前回出ていたクリサノワとかの方が、自分は良かったけど、致し方ない。

コンテが増えるのは食傷気味で。

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と、文句を言えば減らず口になる、とか。

とりあえず、ボリショイ勢が追加でキャストされたので、やっぱ行こうかな?と思う気持ちが半分。

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10月の公演、追加情報

2024-07-17 00:53:52 | バレエ
バレエ公演チケット買ったばかりの所に、こんな公演情報が入ってきまして。
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「ザハロワ&オシポワ バレエ夢の競演」

2024/10/12(土) 17:00 開演 ( 16:15 開場 )
会場:ベイシア文化ホール 大ホール (群馬県)

[出演]スヴェトラーナ・ザハーロワ / ナターリヤ・オシポワ / ウラジーミル・シクリャローフ / 成田達輝

公演などに関するお問い合わせ先: ベイシア文化ホール(群馬県民会館):027-232-1111
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先約もあるし、ちょっといけないかもだけど、これが1週先に分かってたら、酔狂だけど行っちゃったかも(?)

ダンサーも4人しか書いてなく、今後もっと増えるのか?それとも4人で何か踊るのかな?(もしも4人だけで公演やったら、それはそれで新鮮?かも)

シクリャロフは、2023年11月のマリインスキーの大がかりな中国公演でもキャストされてて、(最近見てないから知らないけど、)バレエ団の主戦力、って感じの立ち位置なのかな?

これ以上の情報がまだ出てないですが、ちけぴで販売中。
バレエ公演と言えば、いい感じの花束作ってくれるフラワーショップが、お店がなくなっていて、残念。

お店単体がつぶれたのでなく、駅隣接の商業ビル1Fの花屋だったから、そこの全体の大規模改装で、入ってるお店が全部なくなって、リニューアルオープンしても、前と同じ店が入るとは限らないんだとかで。

都心は、変化激しい。
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一方、花束と言えば、私的に鉄板だった、日比谷花壇の帝国ホテル店の薔薇は、少し前に、1本1100円が、1500円に上がっていて、さすがに手が出しにくくなった。包装技術申し分なく、接客が素晴らしく、おすすめのお店だったんだけど。(高いの買う時だけ、利用するかも?)
私的には、日比谷花壇の中ではここが好き。

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【夏公演】イリーナ・ペレン ジャパンプレミア「ドガと踊り子」夢コンサート2024

2024-07-08 15:05:57 | バレエ
内容見てないのでお勧めかはわかりませんが、8月バレエ公演の紹介をば。

イリーナ・ペレン ジャパンプレミア「ドガと踊り子」夢コンサート2024

ミハイロフスキーバレエの、ペレンとシュミウノフの他、
人気ユーチューバー、マリーシュカさんや、ロシアと日本のバレエダンサーによる、バレエのガラコンらしい。

https://shibu-cul.jp/event/26914

●日 時:2024年8月28日(水) 開場18:00 開演18:30
●会 場:渋谷区文化総合センター大和田さくらホール(4F)
●入場料:自由席8,000円 指定席10,000円
●チケット:カンフェティ ℡0120-240-540
●問合せ:K&A: kaikk@sky.plala.or.jp 03-5500-0381

あ、マリーシュカチャンネル見て、そちらに連絡した方が、良い席が取れるかな?
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「マクロ経済スライドって、年金の減額制度だ」と、経済評論家が言ってた。
年金減る話してて、ショック~。
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蓮舫さん、最後まで挨拶とかちゃんとしていて、きれいで可愛くて感心した。
別にファンじゃないけど。


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ブノワ賞2024、ガラ公演

2024-07-04 02:20:30 | バレエ
既出ですが。
今年のブノワ賞は、東京バレエ団の秋山瑛さんが最優秀女性ダンサーにノミネートされ、それでボリショイ劇場のブノワ賞のガラ・コンサートに出演した様子を、北海道ニュースさんが動画アップしてくれて舞台の一部が見られた。インタビューもあり。

ガラの踊り
・「タリスマン」パ・ド・ドゥ:秋山瑛&宮川新大

・「かぐや姫」の抜粋:秋山瑛&柄本弾
(振付の金森穣氏も、最優秀振付賞ノミネート)
(※モスクワの観客や欧州も含めてのバレエ関係者が、この振付をどう感じたかな~?と思った。日本人には、「かぐや姫」は馴染みのある物語だけれども)
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ブノワ賞2024結果
最優秀女性ダンサー賞:マリインスキーのオレシャ・ノビコワ
最優秀男性ダンサー賞:ボリショイ・バレエのアルテミー・ベリャコフ

最優秀振付家賞:ネザーランド・ダンス・シアターのマルコ・ゲッケ 「In the Dutch Mountains」

インタビューの秋山さんは、ボリショイ劇場で踊れて嬉しそうで、オフステージではきれいで初々しい感じだけど、舞台では堂々として見えた。
この方は日本で他の賞も受賞してたような。

(ちょびっと、12月のくるみ割り人形、この方のキャストで見たいかな?って思ってたりしたのだけど。(この頃はなかなか、キャストで選ぶんでなく、行ける日で見るようになってしまってるので、その時次第。)その内、何かの演目で主役の日に見たいなと思ってたダンサーさん。)

他にも、モスクワ音楽劇場のダンサーさんが「雪娘」でノミネートとか、中国の男女もいたし。ポソホフ振付の「スペードの女王」が、やっぱり受賞は逃してたりした。(以前見た「スペードの女王」の動画、ボリショイの日本人ダンサー・千野マルクさんが踊ってる物は、ポソホフ版だったかも。振付としては中程度の出来か?。)

かぐや姫の方は、元作品のかぐや姫からは大きく飛躍して、金森氏の独自の世界観を反映したユニークな作品だったけど。「かぐや姫」に対して、「影姫」って名の姫が出てきて、輝く姫と、影の姫、って…。影姫が名前的に気の毒な感じ。

以上、散漫失敬。

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公演情報。スーパースター・ガラ2024

2024-07-01 02:11:13 | バレエ
今回はバレエネタです。要る方は、既にご存じかもしれませんが。一応、公演情報転載。

『スーパースター・ガラ2024』
https://super-stars-gala.com/
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『スーパースター・ガラ』再演決定!

2022年に大喝采を浴びた『スーパースター・ガラ』が装いも新たに、華々しく再演決定!世紀の舞姫スヴェトラーナ・ザハロワ、英国ロイヤルの名花ナタリア・オシポワ、パリ・オペラ座の女王ドロテ・ジルベールを中心に、世界的スターが再び集結!
6月22日より最速先行発売開始!
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(★eプラスで先行発売してる模様)
https://eplus.jp/sf/detail/3685320001?P6=001&P1=0402&P59=1
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国境を越えた豪華大スターたちの、夢と感動の舞台は必見。
スヴェトラーナ・ザハロワの代名詞「瀕死の白鳥」、オシポワが封印していたクラシックを復活、熱愛するパートナー、シクリャローフと「海賊」を踊る。
ドロテ・ジルベール×ムンタギロフ、パリ・オペラ座と英国ロイヤル・バレエ団スター、夢の競演。
今年5月、オペラ座のアデュー公演で観客を熱狂させたミリアム・ウルド=ブラムも登場し、まさにその作品、「ジゼル」を披露。
そして欧米で人気を高めている注目株、カザフスタン・オペラのアダムザンが初登場!どれもこれも、見逃せない。

公演日程・チケット
2024.06.212022.08.26
〔日 程〕
10月4日(金) 19時開演
10月5日(土) 13時開演
10月5日(土) 18時開演
10月6日(日) 15時開演

〔出 演〕
スヴェトラーナ・ザハロワ(ボリショイ・バレエ団 プリンシパル)
ナタリア・オシポワ(英国ロイヤル・バレエ団 プリンシパル)
ドロテ・ジルベール(パリ・オペラ座バレエ団 エトワール)
ミリアム・ウルド=ブラム(パリ・オペラ座バレエ団 元エトワール)
ワディム・ムンタギロフ(英国ロイヤル・バレエ団 プリンシパル)
ウラジーミル・シクリャローフ(マリインスキー・バレエ団 プリンシパル)
バクティヤール・アダムザン(アスタナ国立オペラ・バレエ劇場 プリンシパル)
パトリック・ド・バナ(フリーランス・ダンサー 振付家 本公演芸術監督)

指揮:渡邊一正
管弦楽:パシフィック・フィルハーモニア東京

〔会 場〕 
東京文化会館大ホール

〔料 金〕 全席指定・税込  
2024年7月13日(土)10:00一般発売開始
S席:22,000円
A席 :19,000円
B席 :16,000円
C席 :12,000円
D席 :9,000円

注意事項
※未就学児童入場不可
※車椅子席をご希望のお客様はS席チケットをご購入の上サンライズプロモーション東京へお問い合わせください。
※表記の出演者・演目は6月21日現在の予定です。出演者・演目変更によるチケットの払い戻し、日にち変更はお受けできません。予めご了承くださいますよう、お願い申し上げます。

〔主 催〕 朝日新聞社 / サンライズプロモーション東京 / MIYAZAWA & Co.
〔企画協力〕 ベルチエ・アソシエイツ
〔お問合せ〕  サンライズプロモーション東京 TEL:0570-00-3337(平日12:00〜15:00)

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チケット代は安くはないですが。
eプラスの先行って、手数料が高いような気がするが。見たらコンビニ払いで計1200円位手数料系がかかってた気がする。
でも忙しくてつい、一般発売日に買い忘れるとか、そう言う人には選択肢になるかな?
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なんだか呼び屋さんの回し者みたいな日記だが。
ただ、この所、行った幾つかのバレエ公演の中では,前回の「スーパースターガラ2022」は、思ったより良かったというか、今の、ロシアバレエ団来なくなった日本のバレエ公演状況の中では、比較的ましな方の公演だった。

今年もバレエフェスはパスだし、少し迷った新国立の眠りも、こちらへいくとなるとやめるかも?で。

前回、良かった点の一つは、ガラ物とはいえ、ちゃんとした芸術監督がついてる公演に見えた事。
逆に、ちょっと酷いなと思ったバレエ公演もあった。

本当に見たいのは、まともな全幕物なんですが。
最近、ダンチェンコの過去の公演(ブルメイステル版「白鳥の湖」全幕)の映像を見て、演奏聴いただけでも泣けそうに感動してしまった。演奏一つとってみても、心がこもってる感じ。主役もアンサンブルも、勿論素晴らしかった。

(ダンチェンコのは、白鳥の中でも、ブルメイステル版だから特に良いだけであって、別に「白鳥の湖」じゃなくても、良ければ何でもいいんだけど。)
全幕物なら、できればそういう、高水準のがみたいのはやまやまで。
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とりあえず、ご紹介まで。

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8月公開。映画『ボレロ 永遠の旋律』

2024-06-21 02:56:26 | バレエ
インフォメーション
8月9日より全国順次ロードショーの映画『ボレロ 永遠の旋律』。
短いかもしれませんが、バレエ「ボレロ」を元パリ・オペラ座のフランソワ・アリュが踊るシーンがある模様。

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https://fansvoice.jp/2024/05/28/bolero-release/
(以下、コピペ)

『ボレロ 永遠の旋律』8月9日公開決定!

不朽の名曲「ボレロ」の誕生秘話を描いた『Bolero』が、邦題を『ボレロ 永遠の旋律』として8月9日(金)より全国順次ロードショーされることが決定し、日本版本予告とポスタービジュアルが解禁されました。

スネアドラムのリズムに導かれ、わずか2種類の旋律が楽器を替えて繰り返されるという、斬新かつシンプルな構成が聴衆の五感を虜にし、17分間の作品を貫くクレッシェンドが、カタルシスに満ちた壮大なフィナーレへと誘う「ボレロ」。時代と国境を越えて愛され続けるこの曲は、生み出した作曲家モーリス・ラヴェル本人が最も憎んでいた曲──。

日本版予告編は、ラヴェルによって「ボレロ」の旋律が今まさに生み出されようとしていた時、最初の観客となる家政婦が「その曲好きです。胸が熱くなる」と語り、彼が安堵の笑みを浮かべる運命的な場面で幕を開けます。ダンサーのイダから自身のバレエのための作曲の依頼を受けたラヴェルは、試行錯誤の日々を経て、ついにこの曲を完成。ところが、初演の大成功によって激変し、「こんな悪魔のような芸術にするな!」と、自身のすべてを注ぎ込んで作った曲によってその人生が侵食されていくことを暗示するセリフやシーンが。予告編にはこの楽曲が全面的に使用され、本作がいざなう音楽的高揚感も予感させる映像に仕上がっています。

監督は『ドライ・クリーニング』でベネチア国際映画祭の金オゼッラ賞に輝き、『ココ・アヴァン・シャネル』や『夜明けの祈り』でセザール賞にノミネートされたフランスの実力派アンヌ・フォンテーヌ。

主人公ラヴェル役を演じるのは、主演作『黒いスーツを着た男』(12年)でアラン・ドロンの再来とフランスメディアに絶賛され旋風を巻き起こしたラファエル・ペルソナ。心身ともに繊細なラヴェルがその才能と人生を振り絞って音楽を生み出す姿を、青い炎のごとく表現しました。

ラヴェルの生涯にわたってのミューズにして魅惑的なミシア役には、『ベル・エポックでもう一度』でセザール賞主演女優賞にノミネートされたドリヤ・ティリエ。イダ役には、『バルバラ ~セーヌの黒いバラ~』でセザール賞主演女優賞を獲得し、ダンサーとしても活躍するジャンヌ・バリバール。ミシアの弟でラヴェルを温かく支え続けるシパ役に、『ダリダ~あまい囁き~』のヴァンサン・ペレーズ。

ブリュッセル・フィルハーモニー管弦楽団の演奏による「ボレロ」に加え、「亡き王女のためのパヴァーヌ」「道化師の朝の歌」などの名曲を、ヨーロッパを代表するピアニストの一人であるアレクサンドル・タローが披露。パリ・オペラ座の元エトワール、フランソワ・アリュが踊る「ボレロ」も必見です。

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バレエ難民、文化会館へ行く

2024-04-30 03:20:10 | バレエ
東京バレエ団が、ブルメイステル版の『白鳥の湖』全幕を、「上野の森バレエホリディ』という企画の中で上演していて。
最終公演日29日15時の回に、観てきました。(いやはや、行けて良かった。)

個人的な感想としては、とても良かったです。感動しました。
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自分がもう、ロシアのバレエ団来ないし、「白鳥の湖」を見る機会も少なくなって、酷いたとえだが、禁酒してるアル中の人がお酒飲んだ時みたいな状態になっているのかもしれん(?)が。

白鳥中毒患者の私が、「白鳥の湖」を観る。バレエ難民、東京文化会館へ行く、というような感じで。
3幕の悪魔舞踊団と黒鳥姫の場の途中で、とても主観的には盛り上がってしまったり、ラストの、お姫様を王子がリフトした所、愛の勝利の場面で涙ぐんでしまったり。

ロシアのバレエ団が来なくなって、或いは、バレエ界のスターの時代が終わり、自分らがかつて、当たり前のように享受していた、素晴らしい舞台の数々、そういう物が遠くなって、バレエから足を洗う人も居る中で、自分はまだバレエ道楽から足抜けできずにいるわけだけど。
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こないだのパリオペラ座バレエ団日本公演にも言えることだけど、世の中上には上で、だから、「それ以上」の者は、ありえるのかもしれない。

例えば、は良かったと思った2月のパリオペラ座公演も、私のような立場でなく、もっとパリ・オペラ座が大人気のスターを何人も輩出してバレエマニアが舞台に熱狂し追いかけていた時代に、パリ・オペラ座バレエ団のガチファンで、パリまで何度も見に行ったりしてるような熱いファン層の一部は、私が感動した舞台をいいとは言わないかもしれない。(私的に、それを自分は否定しないし、感動・感想はそれぞれの者だと承知してる)

それはそれで理解できるし、そこまでバレエに真剣になれるのって、そこにも価値はあると思うのだけど。

で、今回の、東京バレエ団のブルメイステル版「白鳥の湖」。本家のダンチェンコことモスクワ音楽劇場バレエ団の、1980年代位から2000年代以降までの、日本公演での名舞台の数々、そういうのを想起すると、昔のダンチェ公演を知ってる人からは、「もっともっと」っていうのはあるかもしれないけれど。

ただ、そういう話はちょっと横に置いといて、「これはこれで、とても良かった」し、何より、改めて、バレエって経済的には非効率なもので、手間がかかって、手抜きを基本としてる新自由主義が席巻した今の時代からは、かなり異質な物なんだろうな、という事を思っていて。

ニーナ・アナニアシヴィリがKバレエに客演した後の時期だったかな、「グランドバレエは消滅するんじゃないか?」という意見があるようなことを言ってたけど。で、パリオペラ座バレエを見ても、近年、コンテ中心だったかな?というのは、ちょっと思ってて、それは一理あるんだろうなと思うので。

見た方の感想はそれぞれだと思うけど、自分的には、今回の東京バレエ団の「白鳥の湖」、これほど手間がかかって手の込んだ、素晴らしい舞台を実現してくれて、そのことに、有難みを感じた、っていうのが、自分の気持ちです。

今振り返れば、本当に、本当に、奇跡のような素晴らしい舞台を数えきれないほどたくさん見てきた。当たり前のように、安価にそれらを享受できていた時には、分らなかったこともある。

-------
能書きが長くなりましたが。

・主観的には、楽しく舞台を見たが、もっと客観的にいうと、本日の公演の成功の、一番の立役者は、私的には、指揮者のアントン・グリシャニン氏だと思ってます。

・全体に、白鳥シーンだけでなく、カラフルな衣装の場面、1幕3幕も含め、コールドもミミックもソリストも、非常によく訓練されていて、ブルメイステル版の細かい所も皆が的確に動くので、かなり細かい所迄感心して見てました。

・初演時より新調した?らしき衣装は、特に1幕のソリストやコールドの、パステル調みたいな優しい色合いのも良かったかな(ダンチェンコは舞台向きにもっと光り物を使って派手な衣装だった。どちらも良かったけど、今回は「東京バレエ団のブルメイステル版」が、衣装も、一部の演技の段取りも、新しく育ってきてる感じがして、そういう所も面白く見た。変えなくていい部分もあるかもしれないけど、全部モスクワのと同じでなくてもいいんで。創造性が発揮されてるのも、それなりに面白かったりとか。

・1幕で、アダージョとかで、男性が女性を持ち上げて下す時に、割と長く女性を宙に留まらせてふんわり下ろしていて、(男性はその方が大変だと思うけど)きれいで感心した。見せ場の3人の女性のソリストたちは、踊りは丁寧で笑顔が印象的。

1幕、2幕の途中まで、全体的に踊りが丁寧で、パドブレとか細かく長くやるし、感心するところが色々あった。
踊りも演技も良かったというか、王子を囲む人々と王子の絡みの演技も、細かく見てると手抜きがないというか、丁寧で感心した。

・後、全体的に、ジャンプの着地音がしなかったり、しても小さめで、この所、ネット動画も生舞台も含め、ジャンプその他で着地音とか、足音がするのが当たり前みたいになってたので、足音しないとか、少な目っていうのが、新鮮だったり。

・作品全体で言うと、正直、初演の時より、作品が育ってきてるっていうか、全体に良くなってるような気がした。

・で、1幕2幕で感じたのは、舞台の上は、やるべきことはやってるんだけど、その割に、お客さんの反応が、そんなでもないかな?っていう感じ。

・2幕オデット登場、そして王子と恋に発展する二人の演舞は、この位できればいいんじゃない、って感じで。
プリマは初役らしいんだけど、バレエ団がしっかりしていて、それなりの人を選んでくるな、って感じ。
四肢が長く、その肢体を美しく駆使して、白のプリマの世界を築いていく。

白鳥の湖の主役は、凄く人を選ぶ役で、白鳥姫姿が似合って様になってないと話にならない。
その意味では、2幕、遠目に見て、榊さんは遜色なかった。
2幕、特に前半が良かった。後半も頑張ってた。
(こないだの、パリオペラ座バレエの主役オニールさんは、‥‥ごめんなさい、今日の主役を見てしまうと、イマイチだった…って言ったら怒られるかな?(誰に?)

榊さんは、白鳥姫姿が遜色なく、2幕前半の踊りが手堅く、長い四肢を生かしてきれいなラインも見せるし、何となく、遠景で見ていて、オデットの無垢、白のイメージが自然に備わっているように見えて、(そんなに強くないけど)、

沖さんの日に行けなくて、自分にがっかりしたけど、いや、今日来てよかったかも、って途中で思った。

・こんな感じなら、中島さんも見たかった。たぶん、ここは、バレエ団の上の人が、ちゃんとそれなり白鳥姫向きのプリマを、選んでくるバレエ団なんじゃないかと見えた。全キャスト見られたら幸せだけど、自分はスケジュール的にも、それは無理なので。

・そして、ベテランの王子を付けたのは、新人のデビューにあっていたのかも。
柄本さんの王子、色々楽しんでみたけど、特に2幕の後半のリフト、お客さんの拍手が大きくなってしまって、長く上げてないといけない状況になっちゃったけど、でも、安心して見ていられて。なんていうか、感心した。舞台経験豊富そうだな~って印象。

・・・・と、1幕2幕は、感心して見てたんだけど、あれあれ?と思ったのが、今日、この日のお客さんは、舞台の上は立派でも、反応がいまいち、そんなでもない、と。
一つには、昼公演にはありがち、というのと・・・。
「客層」って、毎度違うので、プリマ日替わりだと、必ずしも舞台の上の出来が全てではなく、凄く熱心に見て熱い拍手を送ってくれる客層もあれば逆もある。

白いバレエ、2幕のコールドには、この位やって呉れれば御の字、というものはあって、自分的には感心して見てたので、
この舞台のどこがいけないの?と、思った瞬間もあった。とりあえず、今日はこういう客層なのかな~と思った(客入りは良かったです。盛況。

・それが、3幕で変わった。
どうも、今日の客層は、白いバレエの静かな場面より、3幕の悪魔と妖しい舞踊団の、カラフルでダンサブルな踊りに反応するみたい。
加えて、グリシャニン指揮が、民族舞踊場面の途中から、音楽でとても盛り上げてくれて、舞台を引っ張った。悪魔役も舞台をよくけん引してたと思う。

指揮が舞台の成否の勘所を熟知していたことも大きく功を奏し、2幕で、舞台がいいわりに、観客の反応がそこまでではない、漢字が自分にはしたのが、3幕で一変。

3幕で舞台に火がついて、そのまま盛り上がって最終幕まで行って、カーテンコールは大いに盛り上がって、スタンディングオベーションも出て、そういう意味で、来場したお客様にも楽しめた舞台だったんじゃないかと思った。

・3幕の道化たちの細かい芝居が面白かった。皆良かったけど、自分の見た位置では、特にオレンジの道化役が細かい芝居をしていて、観てると笑えた。道化のボスの人は、1幕の回転技とか、全体に手堅い演技で舞台を引き締めていた。

・民族舞踊、ナポリの女の子が王子側じゃない方を向いた時、悪い女の子の目線をしていて、なかなかコケティッシュで踊りも良かった。

オディールも悪い女の子の雰囲気をよく出していて、悪女役を楽しんで踊ってるようだった。
王妃様が奈良さん。なんとなく、、いかめしいドレス姿の中に、王妃の孤独を感じてしまって、ダンチェンコと異なる面白さがあった。

・4幕。白鳥姫を裏切った王子を、白鳥の乙女の集団が拒絶し非難する身振りをする場面、何度も見てるけど、ブルメイステル版のここの演出って、秀逸だと思った。ていうか、見ていて王子だけでなく、観てる自分も、心にぐっさり来てしまう。

・個別のダンサーも色々良かったが、全体の良さも凄くあって、非常によく訓練されていて、アンサンブルの良さとか、なんでもないような細かい所迄、脇役やコールドらの動きが良く統率されて、ブルメイステル版をよく学習してる所とか、こういう真面目に作品を作ってある姿勢みたいなものに、感心させられることしきりだった。

逆に、お客さんが見てないような細かい所が、荒い舞台というのもあるので。

・既出かもだけど、齋藤監督になってから、女性のコールド、白いバレエとか、水準上がったと思う。今回もそういう良さは出ていたけど、再演を重ねることで、名版ブルメイステル版の精度が上がってると思うし、舞台の面白さも上がってる気がするのは、見に来ての収穫だったかも。
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何か書き忘れていることが、いっぱいあるような気がする。
「白鳥の湖」の素晴らしさ、そしてブルメイステル版の素晴らしさを改めて体感した観劇になった。

個別ダンサーの名も少し上げたけど、書いてない人にも良かった人はいると思う。
全体的に良かったので、その点に、非常に感心しました。

バレエ団にとってプラスかどうかは分からないけど、自分はこのブルメイステル版が好きなので、できればまた上演してほしい気がしました。

拙文失敬。














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東京バレエ団『白鳥の湖』公演中

2024-04-29 04:44:42 | バレエ
東京バレエ団が、東京文化会館で、名版『ブルメイステル版』の「白鳥の湖」全幕公演をやってくれてるので、行く気で、沖さん主演の初日のチケット持ってたけど、・・・結局行けなくて、29日の昼公演のチケットを買って、行こうとしてる、っていう、いささか悲惨な状況。
(オケピも使ってない。暇なくて。)

白鳥の湖が好きなので。見られたら幸い。

競馬、天皇賞は、勝った馬は良かったけど、人気馬が15着に惨敗・・・・。馬が熱中症だったって?

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