<右と左のはなし> の次は下(しも)のはなし。 <シモネッタの男と女>とのタイトルがついていた。
てっきり下ネタと思いきや、もちろん あることはあるが、ちらっと違う。 これがなかなか面白い。
書いているのは田丸 公美子。 イタリア語同時通訳の第一人者・翻訳家・エッセイストで結構人気があるという。
さすがイタリア男(フランコ)から300通ものラブレターをもらったという百戦錬磨の通称・シモネッタ女史。
本人曰く 苦節35年、アラ還を迎へお茶に誘ってくれる男もいなくなった今、つい都々逸が口にでるという。
≪口説いた男から 振った男を 引けば 夫が残るだけ≫ とくる。
夫とのやりとりも面白い。 夫によく皮肉を言うので 『罵倒(馬頭)観音』 と呼ばれているそうだ。
夫は離婚経験あり。 前妻にくらべ私なんか貧乏くじばかりと愚痴を言うと
≪ 前妻は前菜、僕の人生のメインディッシュは君なんだよ ≫ と夫が よいしょ する。
≪ 何? それじゃ私の後釜に、甘ーいデザート妻が来るってこと? ≫ と刃で返す。
忘れえぬ思い出も哀感胸に迫る。 イタリア人フランコとの16年もの愛と別れ。
当時幼子だったフランコの次女・ジュリアにSNS検索でコンタクトが取れ、フランコが3ヶ月前に他界したことを知る。
・・・・・・・・・・・・・。
今までにイタリアには70回も旅しているというシモネッタ女史。 素晴らしく痛快なエッセイでした。
てっきり下ネタと思いきや、もちろん あることはあるが、ちらっと違う。 これがなかなか面白い。
書いているのは田丸 公美子。 イタリア語同時通訳の第一人者・翻訳家・エッセイストで結構人気があるという。
さすがイタリア男(フランコ)から300通ものラブレターをもらったという百戦錬磨の通称・シモネッタ女史。
本人曰く 苦節35年、アラ還を迎へお茶に誘ってくれる男もいなくなった今、つい都々逸が口にでるという。
≪口説いた男から 振った男を 引けば 夫が残るだけ≫ とくる。
夫とのやりとりも面白い。 夫によく皮肉を言うので 『罵倒(馬頭)観音』 と呼ばれているそうだ。
夫は離婚経験あり。 前妻にくらべ私なんか貧乏くじばかりと愚痴を言うと
≪ 前妻は前菜、僕の人生のメインディッシュは君なんだよ ≫ と夫が よいしょ する。
≪ 何? それじゃ私の後釜に、甘ーいデザート妻が来るってこと? ≫ と刃で返す。
忘れえぬ思い出も哀感胸に迫る。 イタリア人フランコとの16年もの愛と別れ。
当時幼子だったフランコの次女・ジュリアにSNS検索でコンタクトが取れ、フランコが3ヶ月前に他界したことを知る。
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今までにイタリアには70回も旅しているというシモネッタ女史。 素晴らしく痛快なエッセイでした。
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