スノーマン見聞録

ジャンルも内容も気の向くまま~“素浪人”スノーマンの見聞録

母のいま

2019年05月25日 | 雑感
夜、私の母が入所している施設から、母が転倒し函館の病院に搬送されたとの一報があった。 

翌朝すぐ車を走らせ札幌から函館の入院先へ向かうことになった。 
 
大腿骨骨折という。 聞くところによると、椅子に座っていてバランスを崩し転倒したようだ。 
えっまさか! こんなんで骨折? 母はもうすぐ95歳になる。 歳をとるとは大変なものであるを実感する。

手術は急遽午後一番でおこなうことになったが、検査検査で疲れたとみえ、母は昼寝を決め込んでいた。

看護師さんが ” そろそろ手術しますよ~ ” って身体を揺するも反応なし。 夢の中だ。
仕方ないから寝たまま手術室へ移送、” これじゃ麻酔必要ないですね ” って言ったら看護師さんが笑う。 

私も幾度も手術を経験したが、結構覚悟して手術室へ入ったものです。 母にはいろいろ教わることが多い。 


横津岳の麓に位置する七飯町の実家、いまは空き家だがここに数泊した。

何があっても朝は来る。  早朝、いや薄暗いうちから山麓にフラーっと分け入る。 

  

ピー ピピ  鳥のさえずり ホー ホケキョ  うぐいす も啼く。  川のせせらぎの音に癒される。

さぁ 来るなら 来い !    令和に入ってからは、すべてを受け入れると覚悟したはずだ。 

ゆめ まぼろし

2019年05月11日 | 雑感
≪ 阿弥陀堂だより ≫ という古い映画がBSで放映されていた。  (南木佳士原作の映画化)

宿った命を失い、パニック障害に苦しむ女医の妻(樋口可南子)を連れ、売れない小説家の夫(寺尾聰)
が夫婦して東京から山村に移住、その村での阿弥陀堂を守る老女(北林谷栄)との交流を描いた作品。

映像もそうですが、穏やかな流れのなかでの人と人とのふれあい、そして優しさ ・・・。

あぁこんな自然豊かな場所で、こんな風に生きられたらいいなぁ。 そんな思いにいたるドラマでした。

優しさってなんなのでしょうね。

最近思ったのですが、事がおこるとその現象に、人はどうしても自分目線で考えてしまう。
相手の思いを 深く深く しかも穏やかに考えてみると、その現象さえまったく違って見える。


確かに見えた究極の優しさだったり。 人を信じるってそんなところにあるのかも知れませんね。 

今日からまた忙しく身体を動かすことに専念する。 嫌いな言葉だったが今は違う 救いにもなる。 
忙しいとは心を亡くすると書くらしいが、こころを空にし自念を払いのけるのもひっきょう。

クラブ野球もしかり、曲づくりに向けてのオカリナ・ギター・DTMにも挑戦したい。
拙い料理ですが日常作っているので、面白い美味のがあったらブログにも載せてみたい。 
ホノルルマラソンとやらにも出てみたいし、ピースボートに乗船し世界を巡りたいとも思う。  これみな 幻夢 ?

いいじゃないですか  この世のすべて しょせん ゆめまぼろしさ。 

阿弥陀堂だよりから ゆめまぼろしへと わけのわからないまま 屈折してしまいました。