8月24日付北海道新聞に、文化審2015年のユネスコ世界文化遺産候補として『長崎教会群』が推薦され、『道・東北の「縄文」』は落選との記事があった。
見送り理由は、【準備状況不十分に加え、なぜ道・北東北に限定(道6遺跡含む18遺跡)なのか理由検討必要】とあり。
1997年・当時の堀辰雄知事が遺産構想を発表してから16年にもなるが、お粗末としかいいようがない。
まあ所詮は世界遺産なんぞ、我欲・商業優先主義の最たるもの。
縄文人は≪そんなことどうでもいいや≫、、と思っているに違いないが。
札幌丘珠にある公園(サトランド)で縄文遺跡見学会があるとのことで行ってみた、、、以外に大勢の見学者が。
北海道6遺跡には札幌地区は含まれていないが、説明員によると札幌市には500もの発掘遺跡場所があるという。
北海道には、独特の擦文文化、アイヌ文化があるが、それ以前の縄文晩期の遺跡とのこと。
ここは北海道では始めてヒエ属種子も出土されており、また低地での発掘も珍しく貴重な遺跡とのことであった。
自然と人間と対等と考える縄文文化は、他から押し付けられたものではなく、他の神々を支配したりもしない。
人間だけを永遠の存在ときめつけ、人間がすべての動植物より優位であるとの、、、西洋哲学でもない。
縄文の思想こそ、、、蘇ってほしいものである。
縄文土器や文化の価値を見いだし、その復活を世に知らしめたのは、、ご存じ芸術家・民族学者の岡本太郎。
(縄文の美・火焔土器)
(縄文の美・遮光器土偶)
ぎょぎょ!、、か、いや、じぇじぇじぇ!、、か。とにかく縄文人にはかないません。
(ちなみに縄文の土器は、四大文明発祥より古いとのようです)
岡本太郎が、日本美術史にこれらを蘇えさせた功績は凄いものです。
太郎作品の(太陽の塔)も(明日の神話)も同時代の作ですが、どうみても縄文の影響大。
爆発だ!、、で有名になり、変なおじさんみたいなイメージが強烈ですが、芸術のみならず民族学・文化伝統・等に関する博識には凄いものがあります。
著書に『今日の芸術』 『日本の伝統』 『自分の中に毒を持て』などがあり、一読すればそのイメージが変わるはずです。
(明日の神話)は、岡本太郎が製作した縦5.5メートル、横30メートルの 巨大壁画。
作品は10年前頃メキシコシティで発見され、弟子敏子さんらの努力で日本に帰したもの、当時確か東京渋谷駅を結ぶ 連絡通路に展示してあり、早速観に行き感動したものです。
明日の神話クリックして下さい
原爆の絵で、福島のメルトダウンを予見させるような作品です。
福島事故以来、壁画の右下空白部分に何者かに福島事故の絵が付け加えられた事件もあったようです。
福島の原発事故も覚めやらぬ今、海外にその原発を売りに出している日本を、、、。
縄文人や岡本太郎はなんと観ているのでしょうか。
見送り理由は、【準備状況不十分に加え、なぜ道・北東北に限定(道6遺跡含む18遺跡)なのか理由検討必要】とあり。
1997年・当時の堀辰雄知事が遺産構想を発表してから16年にもなるが、お粗末としかいいようがない。
まあ所詮は世界遺産なんぞ、我欲・商業優先主義の最たるもの。
縄文人は≪そんなことどうでもいいや≫、、と思っているに違いないが。
札幌丘珠にある公園(サトランド)で縄文遺跡見学会があるとのことで行ってみた、、、以外に大勢の見学者が。
北海道6遺跡には札幌地区は含まれていないが、説明員によると札幌市には500もの発掘遺跡場所があるという。
北海道には、独特の擦文文化、アイヌ文化があるが、それ以前の縄文晩期の遺跡とのこと。
ここは北海道では始めてヒエ属種子も出土されており、また低地での発掘も珍しく貴重な遺跡とのことであった。
自然と人間と対等と考える縄文文化は、他から押し付けられたものではなく、他の神々を支配したりもしない。
人間だけを永遠の存在ときめつけ、人間がすべての動植物より優位であるとの、、、西洋哲学でもない。
縄文の思想こそ、、、蘇ってほしいものである。
縄文土器や文化の価値を見いだし、その復活を世に知らしめたのは、、ご存じ芸術家・民族学者の岡本太郎。
(縄文の美・火焔土器)
(縄文の美・遮光器土偶)
ぎょぎょ!、、か、いや、じぇじぇじぇ!、、か。とにかく縄文人にはかないません。
(ちなみに縄文の土器は、四大文明発祥より古いとのようです)
岡本太郎が、日本美術史にこれらを蘇えさせた功績は凄いものです。
太郎作品の(太陽の塔)も(明日の神話)も同時代の作ですが、どうみても縄文の影響大。
爆発だ!、、で有名になり、変なおじさんみたいなイメージが強烈ですが、芸術のみならず民族学・文化伝統・等に関する博識には凄いものがあります。
著書に『今日の芸術』 『日本の伝統』 『自分の中に毒を持て』などがあり、一読すればそのイメージが変わるはずです。
(明日の神話)は、岡本太郎が製作した縦5.5メートル、横30メートルの 巨大壁画。
作品は10年前頃メキシコシティで発見され、弟子敏子さんらの努力で日本に帰したもの、当時確か東京渋谷駅を結ぶ 連絡通路に展示してあり、早速観に行き感動したものです。
明日の神話クリックして下さい
原爆の絵で、福島のメルトダウンを予見させるような作品です。
福島事故以来、壁画の右下空白部分に何者かに福島事故の絵が付け加えられた事件もあったようです。
福島の原発事故も覚めやらぬ今、海外にその原発を売りに出している日本を、、、。
縄文人や岡本太郎はなんと観ているのでしょうか。