スノーマン見聞録

ジャンルも内容も気の向くまま~“素浪人”スノーマンの見聞録

破 天

2018年09月20日 | 雑感
雲の流れも空気も、札幌はもう秋です。    めっきり肌寒くなりました。 

今朝のジョギング、朝陽があまりにも美しく、撮影に夢中になり、1キロしか走れ(り)ませんでした(笑)。


 

         

最近読んだ本を一冊紹介します。
山際素男著 (インド文化研究家・ノンフィクション作家)『 破 天 』  副タイトル <インド仏教徒の頂点に立つ日本人>

インドに渡って40年、不可触民というカースト制度の外側にあって、ヒンドゥー教社会において差別されてきた
最貧民層の人々の為に生涯を捧げる人物(佐々井秀嶺 <Wikipedia>を描いた作品です。

      
   文庫本だが600ページにもわたる。      若き日の健さん、いや佐々井秀嶺さん。
   丁度半分ほど読んだ頃、偶然にもBSテレビ番組で彼を取りあげ放映されておりました。

インドでは不可触民解放の父、と言われるアンベードカル氏の後継者として、仏教思想の伝道者として、
波乱万丈の生涯を綴る。  最近ようやく本でも読もうかなと、秋の夜長の良書一冊でした。 


アンベードカル氏<Wikipedia>はあのマハトマ・ガンジーとも反駁しあった反骨の人。 

秋のつぎは冬かぁ!   北国は あっという間に雪だ。  音も無く降ってくる。