無風老人の日記

価値観が多様化し、自分の価値判断を見失った人たちへ
正しい判断や行動をするための「ものの見方・考え方」を身につけよう。

洗脳

2018年10月24日 | Weblog
私が「洗脳」という言葉を使い始めたのは、テレビ・大新聞が、政府のやろうとしている、もしくは、やること、やったことに対し、

≪大新聞≫

◎必ず、賛否両論を併記する。

◎必ず、最後に政府の言い分で報道・記事を終わらせる。

≪テレビ≫

◎「国民には低俗番組だけ流しておけばよい」というトップの方針(至上命令)が出ていた。(そのテレビ局を停年退職した人の話)

◎「一般国民は我々(テレビ)の情報によって動かされる人間だ。 日本は選ばれた人間である我々世の中を動かす側の人間(テレビ局の人間)によって白にも黒にもなる。」 (2010/4/1の入社式での会長訓示)

といった考えのもと、国民に事実を伝えないというか、物事を判断できない報道に徹しているからだ。

もう一度、何回も載せた外人さん(差別用語?)の下の言葉を載せておく。

日本国が国家として重大局面を迎えているにもかかわらず、何故、日本のメディアは国民に問題提起しないのか?
日本国民が判断・選択しようにも、日本のメディアが沈黙していては日本国民にその選択肢は見えてこない。
日本のメディアは最悪だ。
(アメリカの有力紙ニューヨーク・タイムズの元日本支局長)

さて、これから書くタイトル毎に実例を挙げていく前に、これも結論から先にしようと思う。

私が参考にしようとユーチューブでチャンネル登録をしておいたマスコミ批判のブログが、ここにURLを貼り付けようと開けてみたら、



と、ユーチューブの自主規制によって、見事に削除されていた。

この人の考え方思想は私とは根本的に相入れないものが有るのだが、政府・マスコミ批判は過激だが的を得ている部分がある。

ネトウヨ系のクレーマーが何人かで「著作権の侵害だ」と騒ぎ立てれば政府批判は全部、ユーチューブの自主規制で「削除」してしまえる様になってしまった、とんでもない世の中になったものだ。

仕方がないので、長くなるが、マスコミ批判の部分を書き下ろしておく。

日本の支配者層は、メディアを通じて私たち日本国民(大衆)に対して情報操作を行い、いつの間にか私たちには(自分に)「主体性がある」と思い込まされて、しかし知らぬ間に誘導されている訳です。

テレビ・マスメディアは少しでも真実を伝えて、この地上に正義を実現させん、という使命感を持つべきなのです。


(今まで述べてきたように)TPPの危険性・遺伝子組み換え食品の危険性・カナダで起きた裁判の事実・直近でマスコミに騒がれず短期間に強行採決で成立した「水道法改正」「種子法廃止」等については報道すべきなのです。

しかし、日本の、どのテレビも、どのマスコミ関係者も、これらについてはきちんと報道しません。


ならば、私たちが為すべき事は一つです。

“空気に支配される” “空気に流される”

これをやめることです。


【参考】「日本人とユダヤ人」
イザヤ・ベンダサン(山本七平)著

何か物事を決めるときに、特に日本人は空気に流され易い。
一方で、ユダヤ人には、「もしも全員一致ならば、それは(皆が)感情的になって判断を誤っている可能性があるので、全員一致は無効である。」といった考えがあり、日本人は空気に流されやすいが、ユダヤ人には空気に流されない知恵がある。



たしかに日本には“和の心”があり、日本人には調和を大事にする傾向があります。
勿論、それは自分を周囲に合わせようとする協調性であって“長所”でもあります。

この“和の心”による協調性によって、日本人は全員一致に向かいやすい傾向にあるようです。
しかし、それは“空気に流され易い”、“空気に支配されやすい” という短所にもなりかねません。

もしも情報操作を行なって私たち大衆の中に“空気”を作り上げ、そして大衆を誘導しようとしている人々がいた場合、この短所にして長所はとても危険です。

ならば、私たち日本人はユダヤの知恵にならって、空気に流されない、空気に支配されない、いや、自分の頭で考え、自分から行動するという強い意志を持たなければなりません。(中略)

長くなって、読む人も飽きてくるので、中略以降は文字色を変えて書いてみる。

どうか日本を守って下さい。

テレビには“真実”がありません。
テレビには“正義”と“勇気”がありません。

テレビは確かに芸術・文化・娯楽・そして偏った情報はあるでしょう。暮らしに役立つ情報もあるでしょう。

しかし、真実と正義と勇気という、最も大切なものがテレビには欠けているのです。

今のマスメディアにはこれらが欠けているのです。

だから選挙が腐っております。政治が腐っているのです。

「政治が腐っている」「日本という国が年々おかしくなっている」

そんな言葉をよく耳にしますが、しかし、本当はマスメディアに問題があるのです。特にテレビに問題があるのです。

マスメディア・テレビが情報操作の道具と化して、

大切な真実を

私たち大衆(マス)に伝えていないのです。



ですから「テレビ・マスメディアが伝える情報がすべてである」と考えることは本当に危険です。

私たち大衆(マス)が為すべき事は“たった一つ”です。

テレビを信じることをやめることです。
マスメディアを信じることをやめることです。

テレビを信じない、テレビを疑う、テレビに騙されない、そう私たち一人一人が強く心掛けることがテレビ・マスメディアの改革に繋がっていきます。

マスメディアの改革が行われれば、必ず選挙が正されていきます。

情報操作によって作り上げられる空気
大衆の中に作り上げられている空気
これによってつくりあげられる選挙ではなく、国民一人ひとりの強い意志のもとに行われる、一人一人が考えて行動する選挙が始まれば、必ずこの国は生まれ変わっていきます。

選挙が正されていけば、政治が新生します。

この国が生まれ変わっていきます。(後略)


選挙が始まってスグに日本の五大紙は同じ日に一斉に「自民党、過半数を超える勢い」と一面大見出しで大衆に情報として伝えた。

このマスメディアによって作り出された空気によって、選挙結果はご承知の通り有権者の半数近くが投票を棄権し、マスメディアが報道した通りの結果となった。

(余談)「池上彰のニュースそうだったのか」で某国際機関?の調べで日本は「完全な民主主義国」には入っておらず「欠陥のある民主主義国の23番目(?)位に評価されている。

その評価を下げている理由の一つに他の民主主義国の選挙では投票率が80%前後あるのに、日本では50数%しかない点が挙げられている。


長くなるので今日は、ここで筆をおくが、いずれにせよ、「このコンテンツは『著作権の侵害』をしているとの申立てが第三者から複数寄せられたため」削除されたのであるが、本日書いたようなマスコミ批判・政府批判が数人の手で簡単に削除されてしまう世の中に寒気がする今日この頃ではある。